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リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ 第12話

1 :名無し募集中。。。:2008/07/19(土) 16:42:15.91 0
<一体、何処に行くって言うんだ
   _, ,_
川*’ー’)<<胸の高鳴る方へ

前スレ
リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ 第11話
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/morningcoffee/1215432711/

まとめサイト
 PC:http://resonant.pockydiary.net/index.html
携帯:http://resonant.pockydiary.net/index.cgi

掲示板 (感想スレ、作品題名申請スレ、あとがきスレ他)
http://jbbs.livedoor.jp/music/22534/

テンプレ>>2-16ぐらいまで

438 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 08:38:47.09 0
ごめんなさい関係ないんだけど
>>437SaLPの懐かしさにに興奮した当時小学生の自分w

このスレの影響で生まれて初めて小説に挑戦し始めました
手始めにCPモノから書いてるけどいつかはこのスレに!
だからずっと続いて欲しい・・・朝だから許してホゼナント

439 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 09:39:06.44 0
自分の中で勝手に思い描いている加入順

高橋・田中により結成 → 新垣加入(潜入) → 亀井・道重加入 → 久住加入 → ジュンジュン加入 → リンリン加入 → 光井加入

440 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 10:53:04.02 0
ほぜなんと

441 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 11:31:41.60 0
>>439
加入順を見てるだけで脳内でストーリーが膨らんでくるw

ちなみに俺のパラレル設定
5期までが「M」→「M」が瓦解 →「M」のメンバーが次々とダークネスサイドに堕ちる → 安倍を追って新垣もダークネスへ →
高橋が独りで抵抗 → 新垣加入(潜入)→ 田中加入 → 亀井・道重加入 → 久住加入 → 光井加入 → ジュンリン加入

442 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 11:38:46.22 0
>>441
大体同じだけど新垣潜入はなんとなく久住加入の後な感じ

あと藤本が吉澤殺して寝返った設定借りたいんだけどここにどう納めたものか思案中

443 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 12:01:05.86 0
>>434
高橋愛と新垣里沙
各々の“チカラ”を「光と影」の擬えて交互に語られる2人の思い
【心の穴】そして『闇』
相克し相反する二つの真実
『共鳴』とは『光』であり『闇』でもある・・・

ある意味での世界観の根源を見せてもらったような気がしています

>>439書いたのですが 自分はリゾナンターの前身は特になかった脳内設定です
「前リーダー」や「かつてのメンバー」というものも存在しません
ダークネスにいる人も同様で「元リゾナンター」ではなく元々ダークネスです
里沙の潜入はリゾナンターに対してというより当初は「高橋愛」の監視という意味合いであったと考えています

444 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 12:44:00.48 0
>>442
>>441です。自分の場合かなり特殊で無理があるかもしれないけど参考までに

「M」が瓦解したあとも吉澤と「M」の別働隊だった藤本は反ダークネスとしてそれぞれ独自に活動
さらに吉澤はまだ未熟なリゾナンターの後見的な役割を担う
しかしダークネスサイドに堕ちた藤本の策略により吉澤死亡
で、[Darkness](08)323 『the revenger 前編』に繋がっていったりします
(吉澤がダークネスによって蘇生され再び戦闘ができる状態になるまでかなりのタイムラグがありますが)

>>443
いわゆる1のパターンですね
以前ダークネスのオリメンの話を書かれた方でしょうか…?

445 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 13:03:39.93 0
設定もそれぞれで面白いですね

446 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 13:06:24.76 0
>>444
>>442ですがやっぱりそんなとこですかねぇ
自分の場合は蘇生したよっさんはリゾナンターサイドの別働隊になったようなんですが

447 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 13:43:08.43 0
>>446
そういうストーリーもぜひ読んでみたいです
吉澤は当初OGの中で唯一リゾナンターの味方として描かれていたことですし
自分の設定はこのスレに無数にあるパラレルのひとつに過ぎませんから

448 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 14:03:14.55 0
>>447
正にそれw

449 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 15:25:33.34 O


450 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 16:03:52.35 0
早めに帰ってきたらスレが設定の話で盛り上がってて嬉しい限り
人それぞれ想い描くものは違ってその分だけ色んな話が生まれるってのは
このスレならではの醍醐味ですなぁ
自分の想い描く話を書き終わった時にはまた新たな世界を想像していくのもありかもw

451 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 16:41:00.49 0
自分は単発モノばかりだからそういう設定についてはちゃんと考えたことなかったな
皆さんの設定をいろいろ拝借して番外編みたいな感じで書く方が自分は書きやすいw


452 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 16:50:40.51 0
>>451
そういうのもアリなのがこのスレのいいところw
人の設定や世界観をアレンジして使ったりするのも楽しいからねぇ

453 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 17:02:42.85 O
逆に最近そういう単発モノが減っているのは少し寂しいね
同じ作者さんによる続きモノが読めるのはすごく嬉しいんだけど
「リゾナントした」他の作品が生まれにくいのが難点なんだよねえ

454 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 17:16:37.31 0
前は単発モノが多かったから続きモノを書いたんだけど
逆転しちゃったかな

455 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 17:47:41.00 O
また忘れられた頃に書きます

456 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 18:43:27.09 0
単発モノ1つ構想だけあるけど全然形になってない

457 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 19:27:24.94 0
リゾナントしました


458 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 19:32:53.11 0
設定話の流れに乗り遅れたのであとがきで語ってきたよ

459 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 19:39:04.65 0
>>453
>>451だけどテスト終わったら書くつもりですw
自分も最近は同じ気持ちで続きモノを読まさせてもらってますから
間に単発モノも入れないと続きモノ書きさんも
焦っちゃうんじゃないかなと思ったりもするので

460 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 20:36:16.52 O
ほぜな

461 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 21:15:31.22 O
んと

462 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 21:25:08.25 0
>>458
あとがきおもしろかったです
〔Michishige〕(10)065 『邂逅〜長雨の合間に〜』 好きなんですが
敬語タメ口には気付きませんでしたねえ
気付かなかったのに言うのはアレですがそういう間接的な表現すごく好きです

463 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 21:41:02.35 0
>>458
自分も気付かなかったけどそういう隠し要素的なの大好きです
あとがきを読んでから読み返すとあー!ってなるのも楽しいですよね

464 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 21:44:40.06 0
後書き書くよりも先に話を書きたいとずっと後書きを放置しているような作者もいるよw
…後書き書いちゃうと作者のバカっぷりに幻滅されそうだから書かないんだけどねorz

465 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 22:24:50.31 0
ほぜなん

466 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 22:25:00.81 0
あとがきってどこまで書けばいいかわかんなくなるよね

467 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 22:30:47.88 0
どこまで書けばいいというか何というか
あくまでも話の最終完成系は読み手さんの頭の中を想定して書いてるからなぁ
こう受け取って欲しいとかこういうことを考えて書いたんだよとか言わない方がいいのかなとも思う

というわけで午前0時か午前1時にないやいは続き物の続きを投下します

468 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 22:32:21.43 0
>>467を修正
最終完成系は読み手さんの頭の中にある、そう言いたかったorz
あくまでも自分は淡々とイメージした風景を文章にしてるだけなので

469 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 22:53:42.91 0

ttp://ohaoha.ath.cx/img/ohaoha12408.jpg

470 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 23:33:05.90 0
>>469
小春がどうしてもみうなに見える…

471 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 23:33:37.92 0
>>467ことないやいですが0時から1本投下します
注意書きは下記の通り

・短い(内容6レス分
・こんなのガキさんじゃないやい
・それぞれのあの夜がようやく終わります

以上です
ではまた後ほど

472 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 23:46:04.20 0
楽しみに待ってます

473 :名無し募集中。。。:2008/07/24(木) 23:49:22.27 0
ワクテカ

474 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 00:00:55.54 0
気まずそうにテレビのチャンネルをザッピングする愛の背中を見つめながら。
長いこと一緒に過ごしてきたけれど、そういえば愛はどんなテレビ番組を見るのだろうと想う里沙。
そういう話をしたことはなかったなと、小さく苦笑いする。

話す必要がなければ話さない自分の性格も問題だし、
第一、組織にあてがわれたマンションに居る時は音楽を流しながらひたすら、パソコンに報告書を打ち込んでいる。
報告するようなことがなければ精神干渉を応用した戦闘術の訓練をしているし、
訓練が終わればシャワーを浴びて眠りに着くだけ。

普通の人間のように、テレビを見たり趣味に打ち込んだりすることはない。
と、言うより。

今更普通の人間のような時間の過ごし方なんて出来ないくらい、能力者、そしてスパイとしての生き方が染みついている。
それはすごく寂しいことのように思えなくもなかったが、全ては今更で考えることすらむなしい気がした。

愛が振り向く気配がしたので、里沙はスッと表情をいつもの自分へと戻す。


「里沙ちゃん、何か食べたいものある?
よかったら買ってくるがし」

「うーん、甘いもの食べたいかも。
シュークリームとか、プリンとか」

「分かった、一杯買ってくる!」

「一杯って、あたし今そんな持ち合わせないんだけど」

「あーもう、病人は黙って寝てろ!
あーしの奢りやし、いちいちそんな細かいこと言うな。
そんなんじゃ、ただの過労でも入院が長引くわ」

475 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 00:02:18.13 0
財布を持って飛び出していく愛の後ろ姿に、里沙はようやく胸を撫で下ろす。
ずっと側にいられたら、自分の置かれている立場を忘れて縋り付きたくなりそうだったから。

忘れてはいけないのに。
年に一度帰ってくる里沙を心待ちにしながら、1人孤独に居住室で過ごしているなつみのことを。
なつみと出会わなければ、とっくに終わっていた命。

なつみの命を守る為、そして皆を守る為にも、スパイとしての任務を完全に果たさなければならない。
だが、それは自分を楽にする言い訳に過ぎないと心のどこかでは分かっていた。

ダークネス幹部が約束を守ってなつみの命を奪わないとは限らないし、里沙がリゾナンター側に属しようとしまいと、
最終的にダークネスはリゾナンター達を葬り去るべく動くに違いない。
それが分かっていても、従うしかないのだ。

現時点で里沙が出来ることはスパイとしての任務を完全にこなすことだけで、
例えそれが100%確実ではなくても、自分の大切な者を守るために出来る最良のことなのだから。

色々考えすぎて疲れたせいか、体が睡眠を欲している。
愛が帰ってきたらきっと、自分の弱っている部分がさっきのように表に出ようとするに違いない。
それを避ける為に、里沙は素直にその欲求に従い目を閉じた。


夢を見ていた。
なつみが笑っていて、そして皆も笑っていて。
夢と分かっていても、素直に嬉しいと想う。
本当にこの夢が叶ったらいいのにと思いながら、里沙はその夢を俯瞰する。

優しくて、温かくて。
この夢が覚めなければいいのに。
どちらも失いたくないと想う里沙の夢は、突然場面転換する。

476 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 00:03:29.33 0
吉澤が居た。
吉澤の右側には目を伏せて座り込むなつみの姿、そして左側には血を流し地面に膝をつく8人のリゾナンター。
その鋭い瞳は、言葉よりも雄弁に里沙に問いかけている。
お前はどちらを選ぶのか、と。
何も言えないままの里沙を一瞥すると、吉澤は禍々しい闇のオーラを解き放つ。


「…やめて!」


ベッドの上に身を起こした里沙は、自分の背中を滑り落ちていく嫌な汗に顔をしかめた。
どんな夢か思い出せないが、少なくともけしていい夢でないことだけは分かる。
頬を伝う涙の感触が気持ち悪くて、里沙は反射的に服の袖で汗を拭おうとして、動きを止めた。

里沙の利き手を包み込むように握り、眠っている愛の姿。
その寝顔は穏やか過ぎて、その手を振り解いてまで涙を拭くのは躊躇われた。
1つ深呼吸して、利き腕でない方の服の袖で涙を拭き、里沙は時計の方を見る。
夜の11時ちょっと前、随分長いこと眠っていたようだ。

部屋の電気は消されていて、寝る前には付いていたテレビももちろん消されている。
柔らかな月の光だけが差し込む部屋は、眠っている愛の吐息が聞こえてくるくらい静かで。
この時間を刻み込むように、里沙は静かに目を伏せる。

こんなにも静かで穏やかな時は、おそらくもう二度と味わうことはない。
ダークネスの元に帰れば、1人で眠り1人で朝を迎える。
どこを探しても皆の姿はなく、少し悲しそうに笑うなつみの顔を見つめながら。
皆を思い出しながら皆を忘れていくような、そんな日々が始まるのだ。

いつの間にか気がつけば、誰にも聞こえないように心の扉を閉ざしながら。
心の中でいつも叫んでいた、皆と共に生きていきたいと。

477 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 00:04:39.29 0
だが、それこそは叶わぬ願い。
リゾナンターが光ならば、紛うことなく自分はダークネスのスパイ、すなわち闇。

―――光と闇は共には生きていけぬのだ。


里沙の思考を遮るように、愛が飛び起きる。


「…里沙ちゃん!」

「ちょ、何なのよいきなり!」

「あれ、あ、夢か…てか、暗い」

「暗いに決まってるでしょーが、もう消灯時間とっくに過ぎてるし。
まったく、愛ちゃんは…」


怖い夢でも見ていたのだろうか、でも、自分の頬に伝う涙には気付いていなさそうな愛を見て。
苦笑いしてしまうのを止められないまま、里沙は愛の頭に手を伸ばしその柔らかい髪を撫でた。
ごめんと謝ってくる愛が幼く見えて、ついつい甘やかしたくなる。


「疲れてたんだからしょうがないでしょ、一々謝らないの。
ここのところ、ドタバタしたもんね」

「そうやね、でももう2人も落ち着いたし。
後は里沙ちゃんが元気になればリゾナンター全員集合やよ」

478 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 00:05:47.15 0
「そうだねぇ、本当皆には迷惑かけちゃったな」

「そう思うなら、ちゃんと人に頼りなさい里沙ちゃんは。
1人で毎晩寝ずの付き添い続けるからこうなったんだから」


甘やかすつもりが、逆にお説教されて。
その視線がくすぐったくて、里沙は話を逸らす。
短い髪の毛を梳くように撫でながら、自然と胸を浸していく温かい感情に蓋をして。

祈るように目を伏せる愛の表情はとても綺麗なのに、何故かその表情は里沙の心を優しく傷つける。
何か不安に思うことでもあるのか、愛の心は僅かに乱れていた。
どう声をかけようかと思った、その時。

―――里沙の心を切り裂く悲しい叫び声が届く。


何がきっかけだとか、そういうことは全く分からない。
ただ、3人は里沙がスパイであることに気がついてしまった。
リンリンの意識に触れた時には、まだ大丈夫だろうと思っていたのに。

静かに穏やかに過ぎるはずだった時間は、一晩さえ持たずに消え去った。
何と声をかけていいのか分からないといった表情で自分を見つめてくる愛の視線が辛くて、里沙は声をあげる。


「行ってきな、愛ちゃん」

「里沙ちゃん、でも…」

「でもじゃないでしょーが、あんたはリゾナンターのリーダーなんだよ!
あんたが行かないでどうすんのよ!」

479 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 00:07:41.68 0
「でも…」

「でもじゃない、行け!!!」


弾かれたように飛び出していく愛の背中。
その背中が消えて、部屋に再び静寂が訪れる。
自由になった両腕で、里沙は自分自身を抱きしめて呟く。


「何で…何でよ…」


ずっと一緒にいられるわけじゃなかった。
最初から、別れることは決まっていた。
いつまでもこうしていられるわけじゃないと、誰よりも分かっていた。

せめて、この時間が少しでも長く続けばいいと。
そう思う里沙の気持ちを打ち砕いた、3人の心の声。

3人が悪いわけじゃない、遅かれ早かれいつかはこうなる可能性はあったのだから。
ただ、バレてしまう前に任務終了となるか、バレて任務終了となるかだけの違い。
だがその違いは、とても大きな違いだった。
こんな風に傷つけたかったわけじゃないのに、何故こうなってしまったのか。

480 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 00:08:45.37 0
何故、ほんのささやかな願いすら打ち砕かれなければならない。
綺麗に皆の前から去ることすら、奪われて。
傷つけたくなかった皆の心を、鋭すぎる刃で斬りつけることになるなんて。

神様がいるのなら、問い質したかった。
何故、あなたはこんな仕打ちをするのかと。

むなしい問いかけが心の中を渦巻く。
何故あなたが裏切るのかと、3人の声が絶えず里沙の心を切り裂いていく。


―――考えることを放棄することすら出来ない痛みに、里沙はただただ涙をこぼした。


481 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 00:09:44.05 0
>>474-480
更新は以上になります
改行エラーで弾かれて最後の1レスを分割することになったのはご愛敬ということで

482 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 00:23:54.92 0
>>469
404なんですが(´・ω・`)

483 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 00:41:18.96 0
>>481
乙です
愛ちゃんの対になるように書かれているので
二人の思いが読んでいてとても悲しくて辛かったです
ついに次回から物語が進みそうですね


484 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 01:02:00.74 0
ホゼナント

485 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 01:49:01.35 0


486 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 01:50:22.79 0
>>433
です。
何だか設定のお話が出ているそうで。
自分はほぼ単発的なものしか書けないので
加入などの細かな事は省く事が多いです(汗)

>>422
ただ単発は設定的に1が書き易いかと。
長編としては3と4を混同して書いても良いですよね。

…そういえば、あとがきを書いた事がない(汗)

487 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 02:31:48.57 0
>>451だけど自分もあえて言うなら1になります
やっぱりそこは切り離しちゃった方が書きやすいですからね


488 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 03:33:20.22 O
寝る前のホゼナント

489 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 04:24:54.92 0
>>481
乙でした
最悪の事態のように見えるけれども、真実から
目を背けてきた二人にとっては、これが本当の
はじまりなのかもしれません
続きを待ってます

490 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 05:12:41.00 0
>>481
ないやさん、乙でした
ガキさんが心から笑える日が来る事を信じています

491 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 06:17:21.26 0
第5章、投下します
前回アンカー直してくれた人ありがとう
ケータイからだと半角ハイフンに見えたんですけどね…

1.>>242-244
2.>>250-253
3.>>317-320
4.>>372-375


 ―――愛がすべてを忘れていれば、こんなことにはならなかった。


裏での出来事が語られます

492 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 06:17:56.86 0
5.

「…なんで愛ちゃんは、わかっちゃうのかなぁ」

里沙は愛の目の前に立つ寸前、愛の記憶を書き換えていた。
里沙の声の記憶、顔や身体の特徴を、別の人間のそれへと。
顔や身体はこのローブで隠すことができる。
その上で声を書き換えてしまえば、とうてい気づかれないだろうと思っていた。

それなのに。

愛は、相手が里沙だとは気づかないまでも、何かを感じ取っていた。
虚ろな瞳に、必死に自分の姿を映して、探して。

全てのメンバーを術中に陥れることに成功した。
里沙に関する記憶を全て消し、私物やメールまで、あらゆる痕跡を消した。
案の定、翌日のメンバーの会話には里沙の話題はなかった。
だから、上手くいったと思っていた。

だけど、愛は行方不明になった。

まさか、と思った。
リゾナントの他のメンバーに顔は知られていない―――忘れられている―――のだから、
直接見に行って、確認するくらいはできないことはなかった。
だが、今さらあの中に戻って無関係を装えるほど、里沙は強くなかった。

里沙も、逃げていた。
断ち切った糸になるべく触れないように。
もう一度手にしてしまえば、絶対に戻れなくなるから。
やっとの思いでここまで離れたのに…それを無に返したくなかった。

たとえそれが、本心とは真逆の道を歩んでいるのだとわかっていても。

493 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 06:18:31.20 0
愛の記憶を操作することに躊躇いがなかったわけではない。
だが、実行しなければ自分だけではなく、愛をも傷つけることになる。
それは、避けたかった。
確実に愛の中にある里沙の記憶を抹消した―――はずだった。

それなのに、愛は確かに「ガキさん」と名前を呼んだ。
里沙が扱う能力のことさえ、狂いなく覚えていた。
それが記憶が消されず、いまだに愛の中で里沙が生き続けている、動かぬ証拠。

 …覚えてて、くれたんだね。

それを嬉しいと思ってしまう自分は、情けない人間だと里沙は思った。

もしかしたら、愛が里沙を想う心が、干渉を拒んだのかもしれない。
自覚は、あった。
いつだって近くには愛がいて、里沙がいた。
お互いを補い合い支え合って、何年も戦ってきたから。
里沙にとって、どうしても他のメンバーよりも大切な存在だった。
愛もまた自分に対しては同じような感情を持っていると、断言できた。

今まで数多くの敵を苦しめた自分の技をかいくぐってくれるほど、
愛が里沙を想ってくれているのだとすれば、それはこれ以上ない喜びであり…、
逆に、愛のような実力者に対しては自分の能力が発揮しきれないという、
まだ能力者としては未熟者であることを里沙は思い知らされ、落胆したのも事実。


愛がいなくなった原因が、里沙に見当がつかないわけではない。
里沙のことを覚えていないメンバー。里沙のことを覚えている愛。
その摩擦に加え、愛が頼りにしてきた自分が突然消えたとすれば―――

里沙は、力及ばぬ自分を責め続けた。
愛がすべてを忘れていれば、こんなことにはならなかった。

494 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 06:19:24.84 0
「…愛ちゃん、ごめんね」

小さなつぶやきは雨音にかき消される。
里沙は、胸につけられた小さなバッジに手を当てる。
それは、ダークネスの組織員である証。

ダークネスへ強制送還され、軟禁生活の日々が続いた。
得られる情報は少なかったが、幸運にもかつての仲間、あさ美に出会えた。
その知識と実績で、すでにダークネス内でも特別な科学者として一目置かれている。
そんなあさ美の元には、内外から様々な情報が集められる。
組織内部の指令、組織外部での事件、その他、特にリゾナンターに関する情報―――

―――その中に、愛の情報があった。

 [―――i914、拘束指令―――]

あさ美は、その指令書のコピーを里沙に見せた。
里沙はそれを読むとさっと顔色を変え、指令書を握りつぶした。

愛の居場所は、わかった。
しかし、ダークネスの指令に抗えるような立場にはないこともわかっていた。
自分は軟禁されている身。この施設を自由に抜け出すことなどできるはずもない。

それ以上に、リゾナンターのメンバーや愛に対してしたことを考えれば、
彼女の前にどんな顔をして出て行けばいいのかわからなかった。
愛とメンバーを引きはがすきっかけを作っておいて、
正義を気取って愛を助けに行くなんて、あまりにも都合が良すぎた。

…だからといって、このまま愛が捕らえられるさまを黙って眺めなければいけないのか。

途方に暮れている里沙に、あさ美はある物を無言で差し出した。
里沙はそれを受け取ると、部屋の外へと飛び出した。

495 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 06:19:58.74 0
あさ美が差し出した物の一つは、ワープ装置の鍵。
功績を認められて特例が下り、この研究施設内に設置された物だった。
これを使えば、他の組織員の目に留まることなく移動が可能になる。

指令書を目にして慌ててしまい、そのままあさ美の差し出す物を受け取ってはしまったが、
里沙は、あさ美に感謝しながらも疑問に思っていた。
なぜ、愛の情報を真っ先に自分に漏らしたのか。
なぜ、ダークネスの監視下にある自分を、簡単に施設外に逃したのか…

手渡された黒いローブと銀色の腕輪、そしていくつかの錠剤。
いずれも、里沙が研究室で目にしたことのあるものだった。

皮肉にもそれは、あさ美のリゾナンターに対する研究から生み出されたもので、
腕輪にはれいなの能力を模した力を、錠剤はさゆみの能力を結晶化させたものだった。

あさ美は、何も言わなかった。
だが手渡されたものを見て、すべきことが何なのかは自ずと理解できた。

黒のローブは、己の存在を隠す。
あの科学者はそうやってダークネス幹部としての任務を遂行していった。
あらゆるデータを集め、分析し、ダークネスの繁栄のためにと…


里沙がローブを纏った時、視界は開けた。
日の昇らぬ永遠の闇、荒廃の地。里沙は思わぬ光景に息をのむ。
だが、やがて耳に届いた男たちの怒号に、里沙は雑念を捨てて意識を集中させた。

増幅した力は男の神経へと攻撃を加え、その機能を停止させた。
数秒も経たぬうちに一切の行動はできなくなるだろう。

そして、瀕死の愛の意識下に潜り込み、里沙に関する記憶を書き換えた。
―――やはり、消えずに残っていた里沙の記憶に驚きながら。

496 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 06:20:41.83 0
>>492-495

497 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 07:26:12.04 0
>>496
更新乙です
ここからまた動きがあるのかな?
続き楽しみにしています

498 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 08:43:17.52 0
>>496
乙です
どうなるんやろ?これから
楽しみに待ってます

499 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 08:44:18.13 0
>>481
同一時系列の出来事が色んな視点で語られているので不思議な感覚です
この後それぞれの物語はどのように動いていくのでしょうねえ

>>496
鬱々としておりますね
2人の心に救いが来る日はあるのでしょうか

500 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 10:09:17.72 O
ほぜ

501 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 11:17:41.27 O
>>496
乙です
里沙の気持ちを思うと胸の中がぐちゃぐちゃになりそうですね…
次回も楽しみにしています

502 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 12:45:26.42 0
ホゼナント代わりの余談を
今週はずっと愛ガキ作品が投下され続けているという事に皆さんお気づきでしょうか?w
複数の作者さんがそれぞれの設定で描いておられますが、なんとも不思議な共鳴現象ですね

503 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 12:45:50.70 O


504 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 12:57:26.58 0
日曜日までに新作を投下します

505 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 13:22:07.06 O
>>502
自分も思ってました
これも一種の共鳴だったんですねぇ

506 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 14:40:33.14 0
りぞってるね

507 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 15:13:19.39 O
ほぜなんちゅ

508 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 16:34:45.52 O
第6章、投下します
またもやケータイ投稿

1.>>242-244
2.>>250-253
3.>>317-320
4.>>372-375
5.>>492-495


 ―――またすぐ、会おう。


葛藤と後悔の心理の中で…

509 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 16:35:50.64 O
6.

「…愛ちゃん」

ごめん。

その言葉は声にならない。
ローブの下に隠れた右手を探り当て、そっと指を絡める。
こんなことは卑怯だと思うけれど、彼女が意識を失っている今だからこその懺悔。

彼女の意図しないところで里沙の意識に触れてしまうこともあっただろう。
だから里沙がダークネスのスパイであることは気づいていないはずはなかったと思う。

だが彼女は一度もそのことに言及することはなかった。
いつだって笑って隣にいてくれた。些細な出来事も悩みも全部話してくれた。
決して、里沙を差別するようなことはなかった。
ダークネスの自分とリゾナンターの自分との葛藤。
すべてを包んで、里沙を里沙として見てくれていた。

それなのに。

「あたしは、結局最後の最後に…」

裏切って苦しめて傷つけて。
ダークネスに背反することよりも、結果的には愛の想いを踏みにじる方を選んだ自分。

自分の犯した罪を考えれば、何度謝ったところで足りるはずもないことはわかっていた。
ただ愛が目を閉じている姿を見ると、謝罪の言葉しか浮かび上がってこない。

自分が泣く権利などない。泣きたいのは、自分よりも愛だ。
それなのに溢れて止まらない、後悔と悔恨の涙。
里沙は、力なく横たわったままの愛の身体を強く抱きしめることしかできないでいた。

510 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 16:37:15.45 O
―――どれくらいの時間が経ったのか。
里沙は愛の体温を心に刻みつけるように、長い間そうしていた。

だが、これ以上の長居はできない。
ダークネスの監視下にある里沙は、毎日決まった時間までには自室にいなければならない。
タイムリミットが、刻一刻と迫っていた。

「…愛ちゃん、あたし、行くね」

里沙は愛の耳元で囁くように告げると、小さな機械箱を取り出した。
これも、あさ美から手渡されたもの。最近の研究で完成させたと言っていた。
いつか誇らしげにこの機械を手にして、あさ美がその性能を語っていたことを思い出す。

強い雨は、愛の顔に付いていた血を洗い流していた。
あの錠剤のおかげで、この雨に晒されていたとはいえ愛の身体に体温が戻ってきているのがわかった。
さすがは治癒能力の使い手…、そして、ダークネス最高の科学者、だと思う。

手のひらで愛の顔をそっと撫で、額と額を触れ合わせる。
一秒でも、惜しい。
できるならばずっと触れ合っていたい。
愛が目覚めたとき、それが受け入れられようと否定されようと、全てを吐き出す覚悟を持ってでもそばにいたい。

けれど、里沙はダークネスの組織員であり、軟禁を受ける者。
反逆は即刻の死。かつて凄惨な死に方をした反逆者を目の当たりにしてきた。
それを受け入れるのは、怖い。

愛の身体を包むローブを一度解き、愛の両手に機械箱を持たせた。
あとは里沙が持っているスイッチを押すことで全てが終わる。
 もう会えないと思っていた。会ってはいけないと思っていた。
 会うことがあったとしても、あなたはリゾナンターとして、あたしはダークネスとして。
 同じ死ぬなら、ダークネス反逆者の烙印を押されるよりも、いっそあなたの正義の光で私を貫いて。
 これでもう、あなたのよく知る新垣里沙は、二度とあなたの前には現れることはない―――

511 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 16:38:13.75 O
愛に背を向け、里沙は天を仰いだ。
目の奥が熱い。この涙を全て、冷たい雨が流してくれればいいのに。
目を閉じれば浮かんでくるのは、どうしたって愛の顔ばかりだった。
もう、忘れなければならない。これで終わりにしなければならない。

だから、せめて最後に一度だけ。

里沙は振り返るとひざまずいて愛の両手を包み、そっと頬を寄せた。
ありがとう、愛ちゃん。ずっとずっと、ありがとう―――


「…さよなら、愛ちゃ…、……?」


手を離した里沙は、ふと愛の身体のある部分が目に留まった。
身体の上に置かれていた手をそっと持ち上げたその拍子に、破れた愛の衣服の間から覗いたもの…
里沙は恐る恐る愛の衣服からそれを外し、手に取った。

紛れもなくそれは、見覚えのある白い布地と緑色の刺繍。

「…や、だ、…愛、ちゃ……」

薄汚れ、ところどころ破れてしまっている部分もあるけれど。
腰の辺りに提げられていた、愛と里沙をつなぐ大切な絆の証を。

「…こんな…、こんなの…って…」

だから、愛が自分を忘れるはずがなかったのだ。
愛は、里沙が思う以上に里沙を想っていたのだ。
守りたい絆を。途切れる事なき友情を。尽きる事なき信頼を。

すべてを、里沙の手渡したおそろいのお守りに込めて、肌身離さず身につけていたのだから。

512 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 16:39:04.70 O
「愛ちゃん…、あたし、あたしは……」

愛はどんな想いでこのお守りをずっとつけてくれていたのだろう。
どんな絶望の淵に落ちてもなお、手放さずにいたもの。
里沙は自分のポケットから色違いのそれを取り出し、二つを重ね合わせて胸に抱きしめた。

「さよならなんて…やっぱりイヤだよぉ…」

愛が、忘れないでいてくれるのならば。
里沙もまた、忘れてはいけないと思った。

「…愛ちゃん、約束するよ」

里沙は愛の手に、今まで自分が持っていた黄色い刺繍のお守りを持たせた。

「絶対に、また会おうね…
 その時はできれば…、…ううん、絶対に同じリゾナンターとして…
 実現したら、その時はまた、このお守りを…、さ」

“いつでも私があなたを守れるように”と願いを込めて、
お互いのイニシャルを刻んだお守りを持っていた。
今、自分のイニシャルのそれが手元にあることは、あの時の本意とは違ってしまうけれど。

愛がずっと込めていてくれた想いを、感じることができるように。
目を覚ました愛に、里沙の想いが届けられるように―――

「もう一度、交換しよう。
 それも、約束するから」

またすぐ、会おう。
それまでは少しの間、お別れだけど―――

513 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 16:40:08.85 O
 もう、こんな苦しみは味わいたくない。味わわせたくない。
 絶対に裏切るなんてしない。悲しませるなんてしない。

 だから。

里沙は愛の身体をもう一度抱きしめ、そして、自分の手の中にあるスイッチを押した。
機械箱が振動しだして淡い光を放ち始める。
あさ美が生み出したのは、愛の能力を擬似的に造り出し一度だけの瞬間移動を可能にする装置。
これを使えば、愛はこの闇から解放される。

里沙もまた自分のワープ装置のスイッチを入れ、愛の耳元で祈るようにささやく。
もう、逃げないから。迷わないから。
また会える。そう思うだけで、強くなれる気がした。

その瞬間、二人は強い光に包まれた。
二人がそれぞれの装置でワープに要する時間は一瞬。
互いの身体が光の粒となって消えゆく時、里沙の口元が動いた。
その声はかき消されながらも確かに届けられ―――目を閉じたままの愛が、小さく指先を動かす。

まるで爆発のようにひときわ強く辺りが照らされると、
愛と里沙の姿はほぼ同時に別の光の中へと消えた。


雨は上がり、雲は流れる。けれどそこに残るのは、闇。

二人がいたはずの場所は、愛の身体に無数に付けられていた傷からの血や、
里沙の目からこぼれた涙の跡さえも消え失せ、
辺りは何もなかったかのように、薄汚れた闇の世界に戻っていた。

風が吹き砂ぼこりが舞う中に、一片の布が浮き上がる。
それはボロボロに破れていた愛の衣服の一部だった。
今やそれだけが、愛がここにいたという事実を示していた。

514 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 16:42:49.68 O
>>509-513
改行多すぎエラーの対処に間違えて必要な改行削ってしまった
このスレ内で投下完了が密かな目標です

515 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 17:25:47.30 O
>>514
乙でした
倒れてもなおがきさんを動かす愛ちゃんの強い想いに泣けた…

516 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 17:28:12.46 0
ここであのお守りが出てくるとは・・・
ウマイ使い方ですね

517 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 18:31:46.27 0
>>514
更新乙です
強い想いがガキさんの心を動かす描写が素敵でした

518 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 19:11:34.54 0
>>514
乙です
泣けますね


519 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 19:59:33.53 0
週末のホゼナント

520 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 20:20:37.87 0
祭りでホゼナント

521 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 20:57:28.48 0
何の祭りかホゼナント

522 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 21:10:40.02 0
血祭りのリゾナント

523 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 21:23:53.72 0
コワスw

524 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 21:30:20.02 0
天神祭で人に酔いホゼナント

525 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 21:45:49.29 0
以前に[Niigaki](06)231 『里沙、孤島に囚われ(前編)』という作品がありました。

その作品は、ダークネスに裏切りがバレてしまったガキさんが、
孤島に囚われて拷問を受け、瀕死の状態を向かえ・・・危うし!ガキさん!ってところで一旦「続く」となります。

その時、私は“続き”が上げられるのを待ちきれずに自分で勝手に後編を書きました。
正に、人の褌で相撲を取るというヤツなんですが、保全の意味で上げさせて頂きます。

 *************注意事項*****************
 *                                 *
 *    少々エロ描写がありますので嫌な方はスルーして下さい    *
 *                                 *
 **********************************

『里沙、孤島に囚われ(前編)』ではエレクトロキネシスを使う女が里沙を手酷く拷問にかけます。
あ、ちなみにその女は仲間からも“電気うなぎ女”と揶揄されるほど性格が歪んでいる拷問のプロです。

私の書いた後編では“電気うなぎ女”が拷問を終えて一旦、独房を去り、
代わりに見回りの男が里沙の監禁される独房に入ってくるところから始まります。




526 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 21:47:50.61 0
独房の扉がきしみを上げて開くと、里沙はその音で目を覚ます。
男が入って来て、後ろ手に扉を閉め、ニヤリと笑って言った。

「注射の時間だ」

男は、里沙にモルヒネを打つ。
新垣里沙クラスのマインドコントローラーと対峙する場合、
数時間ごとに幻覚剤を投与し、その能力を抑制しておく必要がある。

男は、里沙の目が虚ろに変わるのを確認すると、ブラウスのボタンに手を掛けた。
薄っすらと汗をかいた里沙の胸元から腹にかけて、ゆっくりと舌を這わせる。
男は一度ブルっと身震いをして、ベルトを外し、自身の怒張したモノを握り締め、息を荒げる。
男は、己の欲情の高ぶりに合わせ、里沙の身体を何度も抱きしめた。
それでも、持て余し、男は里沙の唇に顔を寄せる。

その刹那、里沙の吐息が香った。

それは、綿菓子の様な甘く、懐かしい香りだった。
その香りは性衝動を瞬時に発火させ、図らずも射精してしまう。
男は自慰行為を終えると、そそくさと独房を出て行く。

527 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 21:49:10.47 0
監禁施設のあるエリアの、長く暗い通路を歩きながら男は考える。
(あれだけ大量のモルヒネを打たれて、まだ精神が崩壊していないなんて信じられない)
(ありゃ、化け物だな・・・・・・それにしても、あの肌。つや、きめの細かさ、もう一度、味わいたい)
(今、射精したばかりなのに・・・・・・また、股間がうずきやがる)

「オイッ!お前!何やってるんだ!」上階へと通じる階段を守っていた警備の者に、声を掛けられる。

「へッ?・・・俺?」男がまぬけに答える。

「その女を何処へ連れて行く?」

警備にそう言われて、男は自分が新垣里沙を抱きかかえて歩いていた事に、初めて気が付く。

‐――――――――――マインドコントロール!!!――――――――――――

男は、独房に入った後の記憶がまったく無い事に気付き、戦慄する。

警備の者が怒鳴る。「バカ野郎!操られたな。・・・モルヒネはちゃんと打ったのか?」
男は慌てて、里沙を床に投げ捨てると、ポケットをまさぐりモルヒネを取り出し言った。

「押さえて置いてくれ!・・・この女!舐めた真似しやがって!」

528 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 21:50:32.41 0
男達が里沙の身体に触れようとすると、だしぬけに里沙が言った。

「そうやって、怒るから……操られる」

「なっ、何ぃ!」

「原始的な感情は操作しやすい」

「頭きた!この女、ぶん殴ってやる」

「その怒りは誘導によるものだ。あなた達、さっきから喋ってばかりいて、動かないのは、どうして?」

「…………」

里沙は、男たちに“言葉の重り”を渡す。

「あなた達は、もう、動けない 」

その言葉を聞くと、二人は顔を見合わせて、鼻で笑った。が、それを最後に男達は、微動だにしなくなる。

里沙はふらふらと立ち上がり、階段を昇る。
数ヶ月ぶりに歩いたせいで、途中で何度も転び、最後には這う様にして階段を上がっていった。
重い鉄扉を肩で押し開け、倒れ込むようにして這い出る。

外の明るさに、視界が白く失われた。

波音が聞こえ、海鳥が鳴く。
戻りつつある視界に空と海の青が広がり、自分が伏している場所が、船上の甲板だとようやく気付く。
不帰(かえらず)の島――とは巨大な舟艇である事を知り、里沙は絶望する。


529 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 21:52:03.35 0
船内にサイレンが響き渡る。
大量の薬物によって、蝕まれた肉体は、もう立ち上がる余力さえ無い。
里沙は最後の力を振り絞り、甲板に仰向けになる。

もし、このまま果てるのなら、空を見ていたかった。

甲板に 軍靴の音が鳴り響き、たちまち取り囲まれる。
一人の男が里沙に歩み寄り、乱暴に幻覚剤を注射した。 鉛のような液体が、身体に染み込む。
やがて、里沙に、どんよりとした鬱が襲い掛かり、生へ向かう心を押し潰す。

すると人垣から、苦々しい表情をしたあの女が出てきて、里沙の顔を覗き込んで言った。
「上から命令が下った・・・もう、お前はいらないってさ。なぜ、死に急いだ?」
女はサバイバルナイフを取り出して、里沙の頬に滑らせる。頬が切れ、血がしたたる。
「どうした?得意のマインドコントロールは、もう打ち止めか?」

里沙の手に握られたお守りを、女が目ざとく見つける。
「何だ、コレ」そう言うと、女は、お守りを握り締めた手ごと、ナイフで突き刺す。
ナイフが骨にあたると、里沙は鈍痛に眉根を寄せる。
その表情を見た女は、満足気に笑い、今度は里沙の乳房に刃を突き立てた。
刃が肋骨にあたると、ナイフをひねり骨の隙間を探して肺に穴を開けた。
里沙は吐血し、薄れ行く意識の中、死を覚悟した。

里沙は深い、虚無に吸い込まれていくのを感じる。

周囲の歓声が遠のき、波音だけが聞こえる。

死への恐怖はもう、無い。

目に映る空がどこまでも、青い。

530 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 21:53:12.55 0
【これより先は、このBGMと共にお読み下さい】
http://jp.youtube.com/watch?v=4qjKk8BdyZ4

里沙が、深い眠りにつこうとした、その時。

空を、羽ばたく鳥影が見えた。

「まさか」

里沙が目を凝らすと、その影は、次第に大きくなり、人の形となる。

太陽を背にした人影は、やがて懐かしきシルエットを縁取る。

里沙の目が涙でいっぱいになる。

風を切り裂き、布のはためく音。

白と黒のブラウスをまとった高橋愛が 今、甲板に舞い降りた。

どよめく、船上。

高橋は、里沙を切り刻んでいた女の背中に取り付くと……消えた。
上空、数千メートル。 女を置き去りにして、船上に戻る。

高橋は、里沙の上にまたがると、
道重さゆみから託された、「治癒能力を封じ込めた布」を傷口にあてがう。

里沙が何か言おうとする。高橋は、その唇に人差し指をあて、黙らせる。
ふわりと、コーヒーの香りがした。
里沙は懐かしさに胸がいっぱいになる。

531 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 21:54:34.71 0
 高橋は優しげに微笑み「すぐに、良くなる」と、心とは裏腹に言った。
里沙の傷は深く、今は動かすことさえ出来ない。
見渡せば、甲板には100名近い敵。 里沙を守りながら闘うのは至難の業だ。
その上、何万キロと瞬間移動を繰り返し、ここに辿り着いた高橋に、闘う余力は残されて無かった。
瞬間移動する時には、いつも激しい痛みが伴う。高橋の身体はすでに、限界を迎えていた。

高橋は、取り囲む敵の心中を探る。

(i914だ!) (こいつが噂の化け物か) (電気ウナギ女を消しやがった)(次に動いた奴が消される)
             
(誰かが仕掛けるまで様子を見よう)(チャンスがあれば銃弾を撃ち込んでやる)
                                    ・・・・・
敵の能力者たちは、実態以上にi914の名前に恐れを抱いていた。高橋はそこに、付け入る隙を見出す。
高橋は取り囲む敵を、ゆっくりと見回した。
ライフル銃を向ける男と目が合う。 
高橋の姿がわずかに、瞬いた。 刹那、男の手にあったライフル銃は、消えた。

高橋が奪い取ったライフルを肩に担いで言った。

「次に、攻撃の意思を浮かべた者から・・・殺す」

能力者たちが震え上がる。

次の瞬間、上空から女の叫び声が聞こえた。皆が空を見上げると先程、高橋に連れ去られた女が落下して来るのが見えた。
女は大きな水柱を立てて、海面に落ちた。

(電気ウナギ女が、一度も能力を使わずにやられた!)(俺のかなう敵じゃねえ)(早く立ち去ってくれ)


532 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 21:55:57.55 0
敵の心は既に、この場から逃げ出している。
もう、瞬間移動は使えない。このチャンスを逃せば、この船から下りることは出来ない。
そう判断した高橋は、取り囲む敵に大声で尋ねた。
「異能の者たちに問う!何故、海へ出た?」
船上に集った男達の顔を見渡して言う。「声を出す必要は無い。  読み取る!」

(何を始めるつもりだ?)   (早く帰れよ)   (上からの命令だよ)
      (俺は志願した)(船に乗りたかった)(海で働きたかった)

「さらに問いたい。この船の行く先について……」

荒くれた海の男が肉声で叫ぶ。
「決まってんだろ!世界を奪いにいくんだよ」

「世界はお前の中にある。海になんかに、浮かんでない」

「女はこれだからな・・・男はみんな海賊なんだよ。世界を奪うため、七つの海を渡るんだ。わかる?」

「誰かから、何かを奪うために海に出たのなら、そう遠くには行けまい。すぐに陸が恋しくなる」

「何だと!」

「誰かに何かを与える旅なら、嵐に巻かれ、大波に飲まれようとも、その先を目指すだろう」

「…………………………」静まり返る船上。

「ねぇ、世界征服なんて止めにして、うちでコーヒーでも飲まない?」高橋は微笑んだ。

その笑顔があまりにも爽やかだったので、男たちはそこに真実のかけらを見た……様な気がした。

533 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 21:57:30.01 0
笑顔の下、高橋の肉体は悲鳴を上げていた。
船の揺れに合わせ、踏ん張る度に身体がきしみを上げる。
取り囲む能力者の何人かは、高橋の様子がおかしいのに気付き始めている。
〈時間が無い。誰か……早く。〉
高橋は、まだ傷口の塞がらない里沙を抱きかかえ立ち上がると、取り囲む敵に言った。

「道を開けろ!」前列に居た者たちが、後ずさり道が開かれる。

高橋はゆっくりと避難用のボートの前まで行き、振り返り、あらん限りの声で叫んだ。

「新垣里沙は、私が貰い受ける!異論のあるものは居るか?」

(薄汚い、マインドコントローラーか)(とっとと、連れて立ち去れ)  ((羨ましい……)) 

            (あんな、裏切り者の為によく敵艦に乗り込んでくるな)

 
     ((羨ましい……命掛けで助けに来る仲間がいて。 俺がもし、仲間だとしたら……))


「助けに来るさ!・・・あんたが仲間ならば」高橋は、一人の男の方に顔を向けて言った。

 甲板に海風が吹き抜ける。

里沙を抱きかかえる高橋がバランスを崩し、今にも転びそうに、よろけて歩く。 


534 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 21:59:10.35 0
人垣を掻き分け、出てきたその男が高橋の腕をつかんで、支えながら言った。
「あんたは、強いからそんなことが言えるんだ」

「私が、強い?・・・まさか・・・今だって震えてる」高橋はそう言うと、男の手を振り払う。

よく見ると、高橋の小さな肩は、小刻みに震えていた。

「怖いのなら、何だって、こんな大軍の中に一人で乗り込んでくる?」

「群れるとよけいに、怖くなる」
そう言うと高橋は、真剣な眼差しをして男を見据えた。

男が眼差しの強さに、思わず視線を下げると、高橋の足元に血溜りを発見する。
里沙の身体から、いまだ滴る血液が、高橋のブーツを濡らしていた。
高橋もそれに気付き、里沙を避難用の小型ボートに静かに乗せた。
自分も飛び乗ろうとしたが、腕に力は残されておらず、上手く這い上がれずにいた。
男はその様子を、唇を噛んで見つめていたが……やがて、男の瞳から迷いの色が消える。
男は高橋をヒョイと持ち上げ、ボートに乗せてやると、皆に聞こえる様な大声で言った。

「俺も乗せてくれ」

どよめく群集。
(裏切るのか!)(地の果てまで追われるぞ)(死ぬ気か?)(バカ野郎!何故!?)

「その船の方が、遠くに行けそうだ……それに……あんたの店のコーヒーが飲んでみたくなった!!」
そう言って男はボートに飛び乗り、固定具を素早く外すと、リフトの操作をし始める。

ボートが着水し、男がエンジンを掛けると、高橋は船に残された者達に叫ぶ。
「私たちを追う者は、煮えたぎる火口を見る事となるだろう!」
ボートは海面を滑り出し、地平線に消えて行く。

535 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 22:00:52.79 0
男はボートの舵を取りながら、興奮冷めやらぬ様子で言った。
「信じられない!ハハッ!俺がこんな事……あんたのせいだぜ。
 あんたって人間が気に入ったんだ。i914。俺は……えっ?え?え?え?え?え?え?」

 男が高橋の方を見ると先程までの、凛とした佇まいのi914は居なかった。
直射日光を避けるため、タオルでほっかむりをした高橋は、まるで農村の老女のようにも見えた。
「何か、悪かったのぉ〜あっしの為に巻き添えにしちゃって」
先程、見つめられたつぶらな瞳は消え、陽光にキツネ目をしばたたかせていた。

「えっ?……い、いやぁ……アレ?i914?なんか…………雰囲気、違うね…………」

「あっし、ほら、このボートをどうやって下ろすのかさえ分からんかったから」

「………………」

「エンジンの掛け方も分からんかったもんでのぉ。本当にすいやせん」

「ええええええええええええええええええええええええええ」

 高橋は、ニタリと照れ臭そうに笑って頭を掻く。
「あの場では、言えんかったもん。誰かボートで送ってくれる人いませんか?なんて……」

「ええぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇえええええぇえぇええええええ」

「ホント、すいやせん。あんな大きな組織を敵に回させちゃって!この通りやて。堪忍してのぉ〜」

「えええええええええええええええええええええええええええええええええええええ」

 小型ボートの上、土下座する高橋の小さな背中が、波に揺れていた。           おわり



536 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 22:09:35.55 0
もしや連投規制ですか?

537 :名無し募集中。。。:2008/07/25(金) 22:11:27.71 0
すいません
終わってます
お目汚し失礼致しました

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