5ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

リゾナントブルーAnother Versからストーリーを想像するスレ 第11話

66 :名無し募集中。。。:2008/07/08(火) 02:37:47.28 0

ソファに寝転がる小春ちゃんと、隙間に浅く腰掛けるさゆみ
地球上の酸素が重みを増したような、沈黙。その沈黙を破ったのは、小春ちゃんだった。

「すみません、道重さんの回復、一回体験してみたかったんです」
なんなの、それ。すごく身勝手。
それじゃまるで、さゆみの力への興味で…怪我したっていうの?
さゆみが、どんな気持ちで回復してるか。どんな気持ちでこの力を使ってるか。

「っ…!」
気付けば、小春ちゃんの上に乗って襟元を掴んで引き寄せていた。自分には到底似合わない行為。

やっぱりこの子のことなんか、全然わからない。わかりたくもない。
へらへらへら…それは許せる。でも、これだけは許せない。
命を軽がるしく扱う人間は許せない。それが自分の命でも、人のものでも。

「痛いです、道重さん。」
出来うる限り睨みつける。出来うる限り、力をこめる。

「ええと…小春、道重さんに回復してもらったら、もう少し近づけるかと思ってました」
やめとけば良かったですね。痛かったですし。ははは…
その言葉に、さゆみのなかの怒りが消えていくのがわかる。

「道重さん、私のこと嫌いなのかなって。」
あ、小春、誰かが自分をキライならキライで良かったんですよ、今まで。
でもあの時、道重さんがピンチなの見て、迷わず体が動いた。
そんな自分が嬉しかった。そしたらどうしても、試したくなった。


334 KB
★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50


read.cgi ver 05.05 2022/08/31 Walang Kapalit ★
FOX ★