20年位前の話。

当時中2で、そこそこの私立に通っていて勉強や運動の成績もそれなりで、
素行も悪くなかったんだけど、その年代特有の良い子でいるのが疲れて
両親共働きだったのをいいことに、ある日1日だけ学校をずる休みしてゲーセンだのなんだの遊び歩いてた。
それが、買い物してた父方の婆ちゃんに見られてたらしく、親にちくられて当然すごい怒られたし、殴られた。
それをあろうことか婆ちゃんのせいにして殺そうかどうかまで考えた、逆恨みもいいところ。
結局それは思い直したけど。

すると、2週間くらいしたら婆ちゃんが家で強盗に遭って殺された。
犯人はすぐ捕まって(確か近所に住んでた30代無職の男)、その殺され方が
鈍器で頭を殴られたあと、息を吹き返さないように刃物でメッタ刺しにされたというものだけど、
それが自分の考えた殺し方とほとんど同じだったということ。

今でも自分が殺したものだと思っている、あんなこと考えなかったら殺されずに済んだかもしれない。