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【学園都市は範馬勇次郎により地獄絵図と化した】

1 :マロン名無しさん:2010/07/25(日) 23:29:21 ID:LfL/FnQM
学園都市は範馬勇次郎により地獄絵図と化した。以下がその結果である。

某日の昼下がり、学園都市のゲートに範馬勇次郎は突然に現れた。
ゲートに近づく範馬勇次郎に対し静止を計ろうと係員は試みたが範馬勇次郎を間近で見た瞬間に
言葉を無くし腰を抜かし震え上がることしか出来ずにへたりこんでしまったのである。
そして範馬勇次郎はゲートを鬼の拳の一撃で完全破壊し学園都市へと堂々と侵入した。

ゲート破壊の粉塵と煙の中、仁王立ちで破壊されたゲートの前にて構える範馬勇次郎。
すぐさまにゲート破壊を受けアンチスキルたちが集まり範馬勇次郎の前に陣形を組む。

しかしその次世代兵器等の攻撃手段は全て範馬勇次郎の前には無力そのものであり
鬼の光速をも何をも超えた鬼の速度での範馬勇次郎の素早さの前に掠らせることも出来ずに
一瞬にてアンチスキルたちの体は肉塊となって道路に散らばったのである。

アンチスキルたちが虐殺され周りの野次馬たちは悲鳴を上げながら逃げ去りそこには再び範馬勇次郎だけとなった。
アンチスキルたちの肉塊を踏みつけながら目の前の道を闊歩していく範馬勇次郎。

しかしその姿は突如、巨大な爆音と舞い上がる爆炎と煙にて掻き消えたのである。
爆心地の上空には学園都市の開発した爆撃機が役目を終え帰還の路につこうとしていたが
パイロットは次の瞬間、驚きの声を上げたのである。視界の目の前に突如、不敵な鬼の笑みが現れたからである。
そう、範馬勇次郎は爆撃機の爆撃などでは皮膚に傷一つつかずにすぐさまに鬼の跳躍力にて爆撃機に飛び乗っていたのである。

窓ガラスを一撃で叩き割り絶叫するパイロットを投げ捨て、爆撃機内へと侵入する範馬勇次郎。
無線を手に取り理事会へと繋ぐと「今からぶち殺しに行くから全ての戦力をガンクビ揃えて待っていろ」と告げ
爆撃機から手近のビルへと飛び移り、コントロールを失った爆撃機は墜落し炎上したのだった。

2 :マロン名無しさん:2010/07/25(日) 23:30:51 ID:LfL/FnQM
侵入者が範馬勇次郎であったことから爆撃機をすぐさま出動させた理事会であったが、それはいとも簡単に攻略されてしまったのである。
範馬勇次郎を食い止めるために理事会は全ての戦闘機、爆撃機、戦闘ヘリ等、そして一方通行、美琴等の能力者も結集させ
範馬勇次郎を何としても殺害してでも静止させよと命じた。

全ての戦力を結集した理事会の元へと闊歩していく範馬勇次郎。
入り口付近にて飛び回る戦闘機等を見つけ鬼の笑みを浮かべると、一瞬の間を置きその姿は掻き消えた。
それとほぼ同時に戦闘機の一機が爆発炎上し墜落、そこから鬼の虐殺撃の火蓋が切って落とされたのである。

鬼の超速度にて一気に戦闘機群の元へと移動し手始めに一機を粉砕した範馬勇次郎。
突然の攻撃にうろたえるパイロットたちであったがその間に一気に範馬勇次郎は戦闘機たちに次々と飛び移り
その度に戦闘機等は粉砕墜落していったのである。一分を待たずして全ての戦闘機は鬼の究極の暴力の連撃にて
粉砕され全て地に落ちたのであった。

想像を遥かに超えた鬼の超戦闘力にモニター越しに青ざめる理事会たち。
そして範馬勇次郎は建物内に堂々と闊歩しながら進入したのである。

薄暗き建物内を闊歩していく範馬勇次郎。建物内には人一人おらずに物音は範馬勇次郎の鬼の歩み唯一つであった。
しばらく進んだ所でその鬼の背中に突如、眩い電撃が直撃したのである。

範馬勇次郎は体から煙を上げつつ、ゆっくりとその両膝をついて床へと座りこむ形となった。
それを確認し物陰から姿を現す美琴。尚も煙を上げている範馬勇次郎の背後へと近づこうとしたその時
突如、範馬勇次郎の鬼の背なの筋は一気に隆起しその背中に鬼の貌を造り出したのである。

範馬勇次郎はゆっくりと立ち上がると美琴の方へと向き、上半身の衣服を破り隆起した筋肉を見せ付けるように
仁王立ちした。そして美琴をあざ笑うかの如く、不敵に鬼の笑みを浮かべたのである。
驚愕を表情に浮かべながらも体勢を立て直し電磁砲を撃とうと構える美琴。しかし一瞬にて間合いを詰められ
その体は範馬勇次郎に抱きしめられるかの如く、鬼の両腕に締め上げられると白目を剥き失神したのである。

3 :マロン名無しさん:2010/07/25(日) 23:32:05 ID:LfL/FnQM
美琴の奇襲も虚しく失敗に終わりモニター越しに再び絶望の色を浮かべる理事会と能力者たち。
範馬勇次郎は美琴を抱きしめる格好のまま自身にレンズを向ける監視カメラを見上げ不敵に笑うと
一気にその場に飛び上がり天井をつき抜けたのである。

あまりの予想外に絶望から驚愕へと変わる理事会等。その後も天井を打ち破っていく音は響きどんどんと上に向かい上がってくる。
そして、ついにその音は自身等が立て篭もる形の階へと響き静止したのである。

一瞬にして緊張に包まれる室内。そこに向かいゆっくりと足音が近づいていく。
足音が一歩、また一歩と段々と近づくほどに室内の者たちは心臓の鼓動を早め、全身からは汗が吹き出ていくのであった。
そして足音は部屋の前で止まりゆっくりと扉は開いたのである。

室内の者たちが各々身構え攻撃姿勢をとるも、入ってきた人物を見るとそれは一瞬で解除されたのである。
入ってきた人物は美琴ただ一人だった。美琴はフラフラと部屋の中心まで歩くと崩れるように倒れ横たわった。
すぐさまに黒子を始めとする者たちが駆け寄り、美琴に声をかける。
しかし美琴は自分を殺せとうわ言のように繰り返すだけであった。そして次の瞬間に美琴の腹部は内側から何かが
飛び出してくるかのごとく大きく膨張し美琴は激痛に白目を剥き絶叫を上げ手足をバタつかせ暴れまわったのである。
周囲の者が取り押さえるも美琴は痛みのあまり暴れ続け腹部は膨張を続け、遂にその限界点を超えたのである。

美琴の腹部を突き破り生まれでた赤子はそのままその殺戮本能のままに黒子の喉笛に噛み付き一瞬で喉を齧り食い、黒子は絶命した。
すぐさまに赤子に向かい一方通行等が攻撃を加えようと仕掛けたが赤子は眼にも留まらぬ速さで動き周り、全く攻撃を当てることはできずにいると
その赤子は次々と他の能力者や理事会の者たちに齧りついていきある者は頭蓋を脳みそごと齧り食われ、ある者は心臓を引き摺り出され食われ死んでいったのである。

そして遂には残りが一方通行、インデックス、上条となり赤子は口元から血を滴らせながらゆっくりと三者に近づいていく。
しかしその時、閉じかけたドアがゆっくりと開き屈強な人影が現れる。そう、それは言うまでもない。地上最強の生物範馬勇次郎である。

4 :マロン名無しさん:2010/07/25(日) 23:33:16 ID:LfL/FnQM
範馬勇次郎は血に塗れた室内を見回すとニヤリと笑みを浮かべクスクスと鬼の嘲笑を漏らした。
その存在に気がついた赤子は本能のままに新たな獲物へと俊速の速さにて喉笛へと飛び掛ったのである。

それに対し範馬勇次郎は何も構えずに仁王立ちであったが、赤子がその目前までに近づいた瞬間、赤子は大きく進行方向を変え
床へと叩きつけられ失神し痙攣しつつ倒れこんだのである。範馬勇次郎はその鬼の速さの平手にて我が子を叩きつけると
痙攣する姿を見下ろし小さく「アホウが」と呟くと目の前に身構える三者を見据えた。

上条がその声に怯えを隠し切れずにも美琴について問うと範馬勇次郎は不敵に嘲笑を上げると自身が犯し孕ませたと告げる。
その言葉に怒り無謀にも飛び掛ろうとするもそれを一方通行が静止し、一方通行は範馬勇次郎の前へと走り出すとその反射能力を全快にし
範馬勇次郎を弾き飛ばそうとした。それに対し範馬勇次郎は両手を大きく広げ静止し、一方通行が間合いに入った瞬間にその両手で
一方通行の頭部を叩き、一瞬で一方通行の頭部は跡形もなく潰れ肉塊となったのである。

一方通行に反射能力があろうとそれを遥かに超える範馬勇次郎の究極の暴力こそが真の最強のいかなるものも防御不可能の
究極の一方通行攻撃であり、一方通行の反射など存在しないも同じであったのである。

蚊の如く無力に潰され死んだ一方通行の死に様に先程の怒りも忘れたかのごとく腰を抜かし失禁しガタガタと震え上がる上条とインデックス。
その両者の前へとゆっくりと近づいていき範馬勇次郎は目の前へと立つと、上条にしゃがみ込み耳元で小さく何か呟く。
そして上条はインデックスの方を向き数秒、狂気の眼で見つめると一気にインデックスの首を両手で締め上げたのである。

暴れまわるインデックスであったが上条は自身の力を全て込めインデックスの首を絞めつけ、遂にはインデックスは動きを止め
虚ろに眼と口を開いたまま事切れたのである。大きく肩で呼吸しながら範馬勇次郎に向き直り「これで俺を」と何やら言いかけた所で
その目前に範馬勇次郎がその鬼の人差し指を丸め、それを親指で抑える形にし突き出したのである。
上条が呆然とそれを見つめると次の瞬間に人差し指は力強く弾かれ上条の頭部の上半分は肉霧となり飛び散り上条は絶命したのである。

5 :マロン名無しさん:2010/07/25(日) 23:34:16 ID:LfL/FnQM
範馬勇次郎の進撃による異常を感じ多くの者たちが都市外へと逃げようと殺到したがそれは全て無駄に終わったのである。
既に学園都市の周囲全てはストライダム率いる米軍の包囲網に包まれており、脱出しようとした者は容赦なく打ち殺されたのである。

多くの者たちが逃げることも適わずに混乱する中、範馬勇次郎は最後の仕上げへと向かっていた。範馬勇次郎が仁王立ちし前には
溶液の中に浸かりしアイレスターが逆さまのままに範馬勇次郎を見つめているのである。

アイレスターは範馬勇次郎に対し完全降伏しあなたにこの都市の全てを差し上げると命乞いを醜く繰り返したが
範馬勇次郎は不敵に笑みを浮かべつつその体を大きく後方に捻り一瞬静止する。尚も命乞いを続けるアイレスターであったが
その命乞いは間もなく静止した。範馬勇次郎の放った超速の手刀は容器をつき抜けアイレスターの胸を貫いたのである。

アイレスターが心臓を抉り出され絶命するのを見下ろしながら範馬勇次郎は自身の右手を高く掲げると、その中のアイレスターの心臓
を握りつぶし血肉が弾け飛んだのである。

最後の仕上げも済ませ心臓を握り潰した拳にそのまま更に力を込めると、範馬勇次郎はその鬼の拳を床へと打ち込んだのである。
拳が打ち込まれると同時に学園都市は大きく揺れ、ビルは倒壊し地は裂け、とりわけ学園都市の周囲を囲むように大きく亀裂が入っていったのである。
揺れを合図に米軍の包囲網は大きく後退を始めた。そして米軍が完全に撤退すると学園都市の周りの亀裂は一気に大きく谷のように広がり
それは底の見えぬ大亀裂となり学園都市を陸の孤島状態にしたのである。

6 :マロン名無しさん:2010/07/25(日) 23:35:27 ID:LfL/FnQM
ようやく揺れも収まり学園都市は倒壊した建築物、そこら中で上がる炎、散らばる屍や泣き叫ぶ者どもなどで正しく地獄絵図である。
しかし真の地獄はここからだったのである。何と崩壊した街中に突如として異形の怪物たちが夥しく現れ始め
人々を捕らえ喰らっていったのである。

そう、範馬勇次郎はその拳にて魔震を起こした時と同じことを学園都市に起こしたのである。
これから先の学園都市内はかつての繁栄は完全に消え去り、生き残りし者どもが異形の者たちに
その数果てるまで逃げ惑い貪り食われ、その異形の者たちと美琴の腹を食い破り生まれた鬼子による戦闘が繰り返される
正しく地獄絵図と貸すのである。

周囲を大亀裂に囲まれた学園都市を無心に眺めるストライダム。その横には範馬勇次郎も佇み
両者はしばしの間それを見つめると踵を返し、ヘリに乗り込みその場から去ったのである。


以上が学園都市は範馬勇次郎により地獄絵図と化したその結果である。

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