ゼロ魔は萌えだけだと勘違いしてる奴多いな
ゼロ魔は戦争という極限状態の中で誇りや矜持、命よりも大切な物をきちんと持っている貴族という人間を
アイデンティティーの希薄な現代日本の教育を受けた主人公の視点から見るとどううつるか、またその逆は?
という奥深いテーマもあるんだよ
そして物語が進むにつれ主人公は「死んだらおしまい」という命至上主事から「命に代えてもルイズを守る」という
自分の命よりを大切なモノを見出す
つまりここで貴族の命より大事なモノ(誇りや矜持)と重なっていくわけだ
萌え要素やギャグを散りばめながらなおかつしっかりとしたテーマを内包させる

ライトノベルでありながら文学作品かと見まがう出来
まさにのぼる先生にしかできない芸当だと思う
正直言って低学歴には理解することは難しいよ