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【とらドラ!】大河×竜児【イチャイチャ妄想】Vol4

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/23(月) 23:48:21 ID:nWhsrGIM
ここは とらドラ! の主人公、逢坂大河と高須竜児のカップリングについて様々な妄想をするスレです。
どんなネタでも構いません。大河と竜児の二人のラブラブっぷりを勝手に想像して勝手に語って下さい。
自作のオリジナルストーリーを語るもよし、妄想シチュエーションで悶えるもよし、何でもOKです。
次スレは>>970が立ててください。 もしくは容量が480KBに近づいたら。

    / _         ヽ、
   /二 - ニ=-     ヽ`
  ′           、   ',
  ',     /`l  / , \_/ |
  ∧    〈 ∨ ∨ ヽ冫l∨
    ',   /`|  u     ヽ
    ', /          /
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  / ̄\  `ヽ、≧ー                    _  /. : : .`ヽ、
 /__ `ヽ、_  /  、〈 、           /.:冫 ̄`'⌒ヽ `ヽ、 / 〉ヘ
/ ==',∧     ̄ ∧ 、\〉∨|         /.: : :′. : : : : : : : . 「∨ / / ヘ
     ',∧       | >  /│        /: :∧! : : : :∧ : : : : | ヽ ' ∠ 
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      ',∧      |′   ∨ ///> 、  Y: '仆〉\| '仆リヽ:|\_|: :|
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まとめサイト
ttp://tigerxdragon.web.fc2.com/

前スレ
【とらドラ!】大河×竜児【デレデレ妄想】(3スレ目)
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2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/23(月) 23:49:52 ID:vBcQ4m2c
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3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/24(火) 00:17:21 ID:BD0oVNOq
大河「まぁ私たちの犬なんだから新スレ立てなんて当然よね」
竜児「大河、そんな言い方無いだろ〜?ホラ、ちゃんとお礼言うんだ」
大河「……竜児がそう言うんなら……」


大河「ありがとね、>>1!これからも私たちの物語を頑張って書くのよ!……書かなかったらモルグに放り込んでやるんだから!」
竜児「ホント素直じゃねぇなぁ……サンキュな、>>1。また、頼むぜ!」



要は>>1乙が言いたい二人であった

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/24(火) 00:45:56 ID:P4/31zfw
                       -―:-、
                    /: : : : : : : : ヽ_
                  '"´: : : : : :―- 、 : j_>ヘ-
                / : : : : : : : : : : ⌒ヽ: :/ : : : : : 丶\
             /  : : : :/ : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ \
               /   : : : :/: : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : :!: : :\
.             ,′: : : : :/: : : : : : : : : /: : : : : : : : : : : : : :|: : : : :ヽ
           |: : : : : :/: : : : : : : : : /: : : /.: : : : : : : : : :,' : : : : : :!
           | : : : : ,': : : : : : : : : : : : : : {: :∧: : : : : :_/| : l: : : : | とっても>>1乙ね!
           |: : : : :l: : : : : : : : : :,': : :/|⌒ハ: : : : :厶|、/: : : :│ ね、竜児!
           |: : : : :|: : : :{: : : : : :i: :ィ=≠ゥミ }: : :イ!::j}ハ: : : : ,
           |: : : :八l: : : : : : : : :{Y!{!.::::jト} `j:/ Vソ リ : /:/
           |: : : : : :|.: : : : : : : :.丶弋うソ     、 ´厶イ:/
           |: : /: : :|: : : : : : : \: : \          j |/
           /: :/: : : :'. : :∧: : : : : ヽ ̄    t. フ _ イ
             //: : : : :ハ: |: :\: : : : : \   __   /∨
         /: : : : : : : j/\: : : \: : : : : \:.ハ ̄ : : :.:|
        /: : : : : : :/: : : : : : : : :/\: : : : : \ハ: : : : :│
       /: : : : : : :/ : : : : : : : : : />‐ヘ: : : : : ヽ|: : : : :|
.    /: : : : : : :/ : : : : : : : : : : :/     `丶: : : ヽ : :│
    /: : : : : : : :/: : : : : : : : : : : :.:/       ⌒\: : :i: : :|
    ,′: : : : : : /: : : : : : : : : : : : /     /      \|: : :|


5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/24(火) 01:19:21 ID:hWICellj
乙!

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/24(火) 03:47:21 ID:aW/ty3B2
1乙
嫁にこい

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/24(火) 12:26:05 ID:cM0csDew
新スレ乙!また長いSSとか出来たら投下させて頂こう。

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/24(火) 15:09:57 ID:oKbUixtB
大河「イチローかっこいい…」

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/24(火) 16:41:57 ID:MGcWM10d
イチローに嫉妬する竜児さん

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/24(火) 16:45:32 ID:trKbEdyk
夜のバットが火を吹く竜児さん

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/24(火) 17:38:58 ID:HkPHsZu5
りゅ〜じ〜びびってるっ
へい、へい、へい

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/24(火) 21:01:27 ID:yjgvrfv+
ついに容量超えたかw
前スレ最後の職人様ありがとう!
にやにやが止まらん

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/24(火) 22:24:11 ID:9DHUXZgH
午前

大河「…あぢ〜……」
竜児「………とれない…畜生…」

大河「…ふう……(うちわパタパタ」
竜児「…くそ、奥の手を使うか…高須棒!」

大河「(ぐう〜)お腹すいた…」
竜児「…ん?…もう昼か」
大河「…たまにはうどん…」
竜児「ちょうどそうめんきれてたし、まあいいだろう。よし、買い物いくか」


午後

大河「……ねえ…サプライズ問題て何?(アイスペロペロ」
竜児「サブプライムな…(床フキフキ」

大河「…う…ん…zzz…」
竜児「腹冷えるぞ(タオルパサ…今日は豚しゃぶにするか」




大河「おかわり!」
竜児「そんな急がなくたって飯は逃げねえよ。ほれ特盛り」
大河「(ガツガツ)…おかわり!」
竜児「はえ〜よ!」

大河「………」
竜児「………」
竜児・大河「ブッ!だははははは!」
大河「はあはあ…面白いけどこの芸人、もって半年ね」
竜児「同感だな」

大河「……(うとうと」
竜児「そろそろ寝るか…明日はどうすっかなあ…」
大河「…竜児…明日は買い物行かない?欲しいバッグがあるのよ」
竜児「ああいいぞ…で、どこいくんだ?」
大河「ん〜とね〜…」


真夜中

大河「……竜児ぃ…………zzz」
竜児「……大河〜…………zzz」




大河「………zzz」
竜児「お〜い、そろそろおきろよ。今日はでかけるんだろ?」
大河「………ふぁ〜……おは…よう………」
インコちゃん「お…おは………お…お……オハイオ!」

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/24(火) 22:25:13 ID:9DHUXZgH
まだまだ長い、夏休みのとある1日


…まあオチなしということでw

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/24(火) 22:37:52 ID:aZIMyyCD
>>13
真夜中

大河「竜児…もう…寝てるよね…?」
竜児「zzz」
大河「チュッ」
竜児「…ごめん、起きてた」
大河「ひぁ…///」

あえてギシアンには繋がない!

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/24(火) 22:54:08 ID:PlktAJk2
クンカクンカゴキュゴキュ希望(><;)

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/24(火) 22:56:14 ID:TNzBBCEy
いつの間にか新スレたってたんだな>>1
仕事帰り投下

  学校の廊下で

(あっ竜児だ!フフフ・・・)
「だ〜れだ!?」


「え〜と・・・川島!」

(ガーン!私の声間違うなんて・・・)



「・・・より、櫛枝より、誰よりも大好きな・・・俺の大河」



「・・・・・・竜児・・・」







ギシギシッアンアン

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/24(火) 23:02:48 ID:9DHUXZgH
>>15謙虚乙w
>>17非謙虚乙w

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 00:34:34 ID:NNZ4r9ew
こうして新スレは未曾有の2828で始まったのであった。

15も17もどっちもスゴイ好きだw
しかし、このスレ住人の妄想は尽きることがないのか?!w


20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 01:58:36 ID:K7J1OVcy
たまにはストレートなやつを……
『お花見』

大河「あ、見て見て竜児!桜がもう満開だよ!」
竜児「ん?ホントだ、きれいだなー」
大河「……またこの季節がやってきたね」
竜児「……ああ、無事にな」
大河「私、今とっても幸せだよ?竜児」
竜児「俺もだ、大河」

コンコン

大河「あ!動いた……かも」
竜児「なに!……くそーまた逃しちまった……やっぱこうなったら奥の手で……」ブツブツ
大河「クスッ……あーあ、私ももうすぐお母さんになるんだなぁ」
竜児「……来年はこの子と3人でお花見、だな」

竜児「なぁ大河」
大河「……なに??」
竜児「これからも、よろしくな?」
大河「竜児……」

トントン

大河「あ、また動いた」
竜児「なにぃ!?くそぉ……俺、嫌われてんのかな……」グスッ

大河「大丈夫よ、竜児」

大河「私がこんなに竜児のこと大好きなんだもん、この子もきっと竜児が大好きよ」

竜児「え?今なんて」
大河「なんでもなーい!あ、そういえばお腹すいたわ、竜児お弁当ー」


以上です。3スレ目も張り切っていきましょー

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 02:44:58 ID:RURlZKrm
>>20
こういうほのぼのしたの好きだー
ほほえましい光景だぜ…
GJなんだぜ!

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 06:51:15 ID:15wCGuYn
竜×虎の未来に幸あれ!
大河はいい母親になりそうだ

23 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 06:57:00 ID:W3VdRyrS
おはやう!気づいたら朝になっていたぜ今の心境をSSにしてみたぜ最後のは仕様です
SSというか妄想添加剤ですがががが


『low battery』

大河「竜児…最終回が近づいてきて寂しくて寝れないの‥一緒に寝ていい?」
竜児「おう!」
大河「なんであんたは嬉しそうなのよ!ちょっとは…寂しくないの?」
竜児「そりゃあ寂しいさでもなっ」
大河「でも…?」
竜児「俺達の居場所はテレビだけじゃない。ココもそうだろ?おまえの為にメシ作ったり―」
大河「私を襲ったり?」
竜児「おう!」

――ガバッ!!
大河「ちょっ……だ‥めっだって、、ん、、ん、こらぁっ!!」

――デュクシ
竜児「痛てぇ、、ゴホン‥‥それにな、これからの大河を独り占めできるからな!誰にも見せねぇ!渡さねぇ!!」
大河「りゅ、竜児////」
竜児「さぁて寝るか電源消すぞ?」
大河「ぇっ‥続きは?しないの?(ごにょごにょ)」

――ニヤリ
竜児「


24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 11:52:13 ID:lSKyMCuV
t

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 12:33:13 ID:Av07x4KW
今日はとらドラアニメ最終回!!!
放送時間が変更されているみたいだから、
録画する人や全裸待機する人は注意しろよな!
さて、服を脱ぐか。



あ、まとめサイト更新しました。
にゃんにゃん画像に萌え殺されろ!!

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 12:40:24 ID:B3YY1Ffw
>>25

待機早すぎるwwwww

吹いたじゃねーかwwwwwwwwww

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 12:46:26 ID:V3Ch9nVG
>>25なんて乙なんだ。自分が書いたのがまとめられてるのみると嬉しくなってくる。さぁてこっちもフィナーレに向け準備をしなくては……。

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 12:56:14 ID:9XZt2RiZ
俺も仕事の昼休みだけど放送に備えて脱いどくか

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 13:55:17 ID:K7J1OVcy
どうしよう今からバイトなのに下半身がスースーする

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 14:02:43 ID:zc6567Fs
とりあえず服を畳もうか

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 14:06:19 ID:n2CWy7To
おかしい
部屋に着るものがない

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 14:35:47 ID:vZVIIK5A
なんか寒くね?

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 14:59:49 ID:VRTVcRTp
裸族の集うスレと聞いて飛んできました

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 15:04:41 ID:NwVqikOc
お前ら何ブラブラさせてんだよ
俺なんかななめ45°だぜ

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 15:42:55 ID:K7J1OVcy
北村「おーなんだお前たち!!気合い入ってるじゃないか!!よーし俺も負けないぞ!」バッ

大河「ねぇみのりん……この人たちなんか怖いよ……って」

櫛枝「おぉーそこのお兄さん見かけに寄らず良いカラダしてるねぇー!!ちょっと一枚……パシャ……っと。あーそこのひとちょいと待ったぁーー!!」
北村「ハッハッハ!ほどほどにしとけよ櫛枝ー!」

大河「……みのりんが……大好きなみのりんが……」

亜美「あら皆元気ねー。じゃあ亜美ちゃんも脱いじゃおっかなー」チラッ

大河「ばかちー……あんたまで……」フラフラ

竜児「どうした大河ー?」ブラブラ

大河「あ!りゅーじ皆がおかしくなっ……」

竜児「何もおかしいことないだろー?」ブ-ラブラ

大河「ポーク……ビッツ……」バタッ


大河「……っていう夢を見たのよ……最悪だわ」ゲソッ

竜児「誰がポークビッツだコノヤロウ」


とらドラ!最終回。お楽しみに!!

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 16:04:08 ID:VRTVcRTp
みのり「えぇ〜違うよね!私の予想というか妄想じゃたぶん高須くんはポークビッツじゃなくて
祭りの屋台のフランクフルトくらいさ!ねー大河!」
大河「……」
みのり「おおっと!?ノーコメントか!でもガールズトークにノーコメントは禁止だぜ!」
亜美「あ、そうだ〜。確かそこのコンビニでフランクフルト売ってるよね♪
…食わせてみればわかるんじゃない?(ニヤリ)」
大河「!!」
みのり「あーみんあったまいー!!よっしゃそんじゃコンビニいってみよー!」
亜美「行こ行こ♪」
大河「や、やめろばかちー!引きずるなあ!いやだーフランクフルトいやだぁぁー!」

北村「女って時々エグい話を平気でするよな…」
竜児「……」

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 16:30:51 ID:hnvsy4Iv
おっと……いつのまにか新スレか
よろしくなみんな

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 16:42:17 ID:21z7NYt2
そして25レスくらい後に、真っ赤になりながらフランクフルトを食べる
大河を描いてくれる神様が!!


39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 16:49:25 ID:ABhS5skf
【ラフメイカー】


大河「………う……ひぐっ………」

コンコン

大河「!…(こんな時に…)……誰よ…」
??「名乗る程の名前はもっていない…ラフメイカーとでも言っておくか」
大河「…はあ?」
??「おまえに笑顔をもってきたんだ。…外は寒いから入れてくれないか?」
大河「ラフメイカー?冗談じゃないわ!そんなの知らないわよ!…帰って……そこにいられたら……帰って!」

コンコン
大河「…グス……あんたまだいたの?帰れって言ったでしょ!」
??「…そこまで言われたのは初めてだ…俺じゃ力になれないってのか?…………」
大河「………ちょ…ちょっと!何泣いてんのよ!…泣きたいのはこっちよ……こんなの呼んだ覚えはないわ…………」

大河「…今でも私を笑わせる気なの?」
??「それだけが生きがいなんだ…おまえを笑わせなきゃ…」

ガチャ

大河「…仕方ないわね、ならやってもらおうじゃない…ほら…………?鍵なら開けたわよ?……ねえ聞いてる?……ちょっと……!」


大河「なによそれ…!今更逃げたっていうの!?入れてやるっていったのに!信じた私が馬鹿っだったわ!なんなのよ…もう…!」
ガシャーン!


大河「!!」
竜児「…おまえに笑顔をもってきた」
大河「…鏡?」
竜児「おまえの泣き顔笑えるぞ?」
大河「…くだらない!…でも…まあ…プッ、そうね」
竜児「ハハ…やっぱりおまえには笑顔が似合うな」
大河「//!よく平気でそんな臭いこといえるわね!………アリガト…」


明らかに〇〇厨ですねw
こういうのあんまり良くないと思ったんだが…今日は仕事中、ずっとこんなんばっかり妄想してた
以下罵倒の嵐

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 17:06:28 ID:uww9RJKW
>>39
歌は好きだが…な

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 17:39:53 ID:ABhS5skf
>>40
寒いよな

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 19:17:45 ID:6XQcd6SO
さあて、今日は最終回。
一週遅れの地域もありますが…

今日の祭りを楽しもうじゃあないか!!

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 19:22:43 ID:hnvsy4Iv
最後は子作りしてENDになってもらいたい

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 19:26:37 ID:ihJyVtIr
最終回か〜原作もアニメも終わったらやっぱり寂しいね…
でもスピンオフやOVAでの竜虎その後!みたいなのが出るのを期待しよう
それにこの素晴らしいスレもあるしね。
Don't look back in anger〜

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 19:54:50 ID:EpZs/GI4
 

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 19:55:03 ID:6XQcd6SO
>>44
スピンオフはCDで出ます。
とりあえず、春田のやつは是非OVA化してもらいたいよ。
あと、竜児×大河のその後とか、できたら買いますよ!マジで

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 20:12:42 ID:clxUPgpO
ふう…

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 20:35:43 ID:m7Jid59W
大河母との和解の成り行き見たいところ

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 21:14:19 ID:clxUPgpO
やっぱそこらへんだよな〜

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 21:39:37 ID:ABhS5skf
空気読まないで投下するわ


大河「へえ〜…結構うまいじゃない」
竜児「今のはビギナーズラックだよ。ボーリングなんて今までに2回しかしたことないしな…おまえは初めてだっけ?」
大河「うん。でも見てたらできそうな気がする…」
竜児「そうか。でもまあとりあえず投げ方だけ教えておくな。指はここにこんなふうにいれて…(ギュ」
大河「あ…」
竜児「んで、腕をこんな風に…」
大河「(//近…!)ふん!」
竜児「ぐはっ!何でいきなり目潰しすんだよ!」
大河「う、うるさい!エロ犬!もういい!実際にやった方が早いわ!」
竜児「なんだよ…人が親切に…ならほらやってみろよ」
大河「ふん!言われなくたって…おりゃあ!」
竜児「な!?速い!…が」
大河「あ…」
竜児「ガーターに一直線だったな…」
大河「さ、最初からうまくいくなんて思ってないわよ!次は大丈夫…どりゃあ!」
竜児「…」
大河「…」
竜児「…おい」
大河「…次!」

大河「はあはあ…」
竜児「5回連続ガーターだな」
大河「…次で仕留める…」
竜児「どうでもいいがオーバースロー禁止な」

大河「やったー!ストライクストライク!!」
竜児「となりのレーンのな。人がいなくてよかった…」

大河「ど…どうしてなのよ…」
竜児「…はあ〜…奥の手使うか?」
大河「…奥の手?」
竜児「おう。この方法なら確実にピンを倒せる…だが…」
大河「そういうのは早くいいなさいよ、駄犬」
竜児「よしわかった。じゃあ一番奥のキッズレー」
大河「があ〜!!」
竜児「おう!人に球を投げるんじゃねえ!」

大河「はあはあ…もう無理…」
竜児「2ゲームが終わろうとしているのに未だに0とは…」
大河「もういい!ボーリングなんて大嫌い!ただ疲れるだけじゃない!」
竜児「そこまでいうか」
大河「時間と体力の無駄だったわ!あ〜疲れた…ひたすら全力投球なんてできるわけないわ」
竜児「…全力で投げなきゃいいだろうが」
大河「はあ?何言ってんの?そうしないと倒れないじゃない」
竜児「…いや……勘違いしてないか?……ほれ」

コロコロ…カコ〜ン

大河「…」
竜児「な?そりゃフルパワーじゃ狙いなんて…」
大河「死ね!!」
竜児「どわ!?やめ…!」
大河「そういうことは早く言えって言ってるでしょうが!役立たず!」
竜児「もうおまえとはボーリング来ねえ!」


見ての通りラブになる前です

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 21:45:50 ID:p8OA1SUG
ラブになったら竜児が大河の身体にボーリングするのですね、分かります。

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 23:29:47 ID:+kZvgzx7
スピンオフでは、そういう「意識しないままのデート」も期待したいとこだな


53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 23:39:08 ID:1YeRdtio
アニメ版とらドラ!最終回予想投下

 いつまでも変わらず


「竜児・・・私、あんたの事大好きだよ」

「ああ、俺もだ大河」

「本当に?今の好きって気持ちのままいつまでも変わらずに
いてくれる?」


「・・・悪いけどそいつは約束できないな」


「・・・!!・・・そ・・・そうだよね・・・いつまでも変わらない
気持ちなんてあるわけないよね・・・」

「・・・ああ」

(・・・やっぱり本気で好きなのは私だけなんだ・・・グスン)






「だって今より好きになっちまうかも知れないだろ?」

「竜児・・・!!」







ギシギシッアンアン (こっからオレンジ流れだしてEND)

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 23:42:46 ID:ihJyVtIr
>>53
そうなったら、このスレを知らない者達からのバッシングが酷いだろうな…
俺達は諸手を挙げて大喜びだろうね

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 23:44:12 ID:hnvsy4Iv
ギシアンオレンジ…期待してるぜ

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 23:44:37 ID:RapPEzuR
ギシギシッアンアンなんかされたら誰でも…

いやっほーう!!!!

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 23:46:11 ID:fxh+TeFe
>>53
爆笑した
そこでギシアン来るとは思わんかったw

>>54
このスレを知っててもどうかと思うぜw

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/25(水) 23:56:38 ID:1YeRdtio
しかしもう最終回か寂しいな・・・俺も初期からギシアンばっか
投下してきたがそろそろこのスレから卒業すっか・・・

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 00:09:53 ID:afciWFOe
だね…でも最後までしっかり見る!!視界が歪んでも!!

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 01:13:49 ID:i0bPg7Pc
たとえ最終回が終わっても、大河と竜児の物語は俺達の心の中とこのスレでずっと続いていくんだぜ

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 01:19:49 ID:rrRd17MS
最終回見てからゲームが出るまでの間は確実にこのスレに居るわ

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 01:28:56 ID:R6wTZenD
そんなお前らに本スレからの転載
http://hirame.vip2ch.com/up/hirame031656.jpg
http://hirame.vip2ch.com/up/hirame031657.jpg

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 01:43:57 ID:AMQwt0Yx
早く寝て早く朝になることを望んだが起きてしまったからリアルタイムでみるぜ

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:19:39 ID:zuAU3br+
最終回神過ぎて泣いた

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:22:13 ID:R6wTZenD
あのキスするシーンで大河がキスねだる場面にこのスレ全員がもだえ死んだに違いない

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:24:15 ID:mh1yBt0q
キスねだるシーンはちょっとしつこかったかもw

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:27:12 ID:HmEbCNKQ
このこっぱずかしさは何だろう…早くラブラブしてほしかったはずなのに

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:29:27 ID:wos/PpCc
後半は大河の性格が急変して
反則的に可愛くなった

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:29:43 ID:q4tliL/L
>>66
あっさり済ませられるレベルじゃないよ、あの時は…やばい思い出して顔が2828するw


まぁ、なんだ…子供は確実に目付き悪いよなw

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:30:37 ID:yZSGng+H
あああああああんなキスのねだられかたされてーよorz
ところで原作でもアニメでも続編企画ってあるの?

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:30:53 ID:uOHaFsXL
アニメでラブラブチュッチュをやられてしまうとはw

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:31:59 ID:J9I4PKbY
キスシーンやばいよおおおお

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:32:15 ID:VXezg0QT
キスシーンからの……









ギシギシッアンアン


74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:34:55 ID:R6wTZenD
原作での、ラブラブ学生生活バージョンとアニメ版での感動再開バージョンだと、

@原作ラブラブ学生生活バージョン……ラブラブな状態で学生生活を送る。通常ラブラブ
Aアニメ版感動再開バージョン……一年間会わなかった反動で超ラブラブ状態になってしまう

どっちも捨てがたい

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:36:32 ID:zuAU3br+
原作とアニメがいい感じに分岐したから、
このスレは以後も色々楽しめそうだ
冒頭スズメが出た瞬間、朝チュンを想起したのは俺だけじゃないはず

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:37:56 ID:YXeKxF70
とうとう終わっちゃったね・・・
数少ない楽しみの時間だったのになー
終わる時はあっさり終わっちゃうもんだな。
前向きに考えれば、これで我慢してた小説を全速力で読めるってわけですねw

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:38:59 ID:TxSNCtlK
あんなキスしてみたい。とにかく萌えれました、ごちそうさま

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:39:54 ID:zuAU3br+
前回と今回の間に10巻読んだ選択は色々正しかった気がしたぜ

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:39:59 ID:R6wTZenD
原作は大河と竜児のラブラブ度がアニメの比じゃないらしいけど、まだ読んだ事ないな…読むかな

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:40:12 ID:AMQwt0Yx
アニメスレの伸びについていけないw

結構面白いと思った
星の大河、大河の星
生徒手帳の写真とか見れたし
アニメならではの視覚の楽しみは十分果たせたかと
別制服とかベールもあったな

キスシーンスゴかったな…あえて2回くらいで抑えておいても良かったんじゃないか?

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:41:33 ID:CEOMsd7O
キスシーンは見てて恥ずかしかったわww

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:43:46 ID:ay36xcS3
子供の世話に手を焼く二人が見たい

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:44:40 ID:uOHaFsXL
あの後何事もなく寝られるわけがないっ!!>キス

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:47:08 ID:vxQnEpft
・キス
・大河と再会
・ちゃんと告白

やって欲しかった全てが実現したので満足すぐる><

ほらよくあるじゃん、教室のドア開ける瞬間にホワイトアウトとか
ヒロインの顔がちゃんと見えないとかで半端な閉め方するアニメ

あんな風にならなくて本当によかった

最高過ぎるんで全巻買うぜ

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:49:17 ID:HmEbCNKQ
あれは絶対竜児勃起してたはずw
あぁ…恥ずかしい…

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:53:44 ID:AMQwt0Yx
やったやらないは向こうのスレみたいに荒れのもとだし、まったり行こうぜ
まあ今も十分まったりだけどw


えっ?ギシアンネタ?歓迎ですw

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 02:56:19 ID:R6wTZenD
再開してさっそくギシアンするんだろうなぁ
http://sukima.vip2ch.com/up/sukima000283.jpg

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 03:06:07 ID:eK1aCQBU
できたてのカップルなんだからまさかなとか思ってたら・・・
最終回で俺の妄想軽く越えたw

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 03:07:26 ID:cMNpD3U9
最終回のセーラーふくは反則です。
どう見てもあと後、二人はやっています。


90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 03:07:32 ID:q4tliL/L
>>87
こら!なにしてんだ!






ちゃんと布団の上じゃないと大河の背中が痛くなっちゃうじゃないか

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 03:17:39 ID:uOHaFsXL
こっちにも転載
ttp://218.219.144.2/~img/2/jlab-tv/s/tv1238002251935.gif


92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 03:52:28 ID:5UGDoiUQ
キスシーンエロかった
それだけで満足したありがとうJC

竜児にもちゃんと年相応の性欲があったみたいで良かった
あのぶんだとあの後たっぷり2時間はキスしてそう

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 03:57:37 ID:wU2E2jeK
あれで発情しない男も女もいないだろ

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 04:14:40 ID:R6wTZenD
このキスシーンで竜児はおっきおっき、大河はびしょびしょ
まちがいない

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 04:16:16 ID:trp4+nX/
竜児はキスで射精した。よってヤッてない

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 04:55:30 ID:OG3TfyHn
箱出たら買うことにした

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 04:56:35 ID:BzukY+Sb
竜ちゃんの性欲は三国に響き渡るでえ

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 06:43:18 ID:kg6WrTEi
とらドラ!最終回

ありがとう!い〜いアニメです

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 08:50:53 ID:FIhoOgql
三年編の妄想してたけど、アニメスレだとスレ違いになるんだな

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 09:28:23 ID:N9L86F10
最終回見てきた。

キスシーンがww

3年になっても大河は戻って来なかったんだな…

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 09:30:09 ID:opknJqLJ
キスシーンエロ過ぎた

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 11:17:56 ID:zuAU3br+
途中しつこいぐらい携帯が出てきたんだから、
三年の間は携帯で連絡撮り続けたんだろう
そういうわけで電話ネタを書くべし

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 12:34:35 ID:2Bd7dRau
>>102
電話は通話料かかるからねwwwww
メールネタで
駄文投下するぜwwwww
竜児:大河へ。おまえが俺たちの前からいなくなってもうすぐ一年だ。おまえがくれたあの星は、おまえがいなくなったあと、春の夜も夏の夜も秋も冬も輝いてるよ。
おかしいよな。もう、何万回もメールしてるに、急にこんなことを言ったりして。

大河:ううん。おかしくなんかない。私、嬉しかったよ。だって、竜児の中にはちゃんと私がいるって解ったから。

竜児:大河。ありがとう。
大河:ううん。
ね、卒業式っていつになるの?

竜児:3月9日だ

大河:一緒だ。
あーあ、竜児の晴れ姿見たかったな…

続く?

以下罵倒&スルーの嵐

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 13:13:09 ID:kbDwRnNg
結局北村はアメリカかw
まあ予想の範囲内かw

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 14:17:45 ID:3w2HXAxY
キスシーン目こっぱずかしすぎて目つぶってしまった
開けたらまだしてた(#^-^U)

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 14:33:18 ID:zuAU3br+
帰りの電車ってほぼ事後だよな……

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 14:59:36 ID:PficTWAk
卒業式、3月9日

瞳を閉じればあなたが まぶたの裏に居たことで どれほど強くなれたでしょう
あなたにとって 私も そうでありたい

sung by Taige Aisaka.

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 15:04:48 ID:MzPrw6Bi
>>106
帰りの電車

「…何だかここ数日ドタバタだったな」
「そうね、今までからは考えられないことばっかり」
「ああ、でも今こうして、皆でまたあの家に帰れるんなら…」
「…。…うん」
「ん、どうした、大河?」
「ううん、なんでもない。ねぇそれより竜児…」
「おう?」
「手つないでいい?」
「ああ、もっとこっちにこい」
ギュ
「何かこうしてると、昨日の…///」
「ぅ…///」
「竜児の手、暖かい…」
「お前の手も、な」

以降本編へ

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 15:27:05 ID:pmGmN6JK
taige www
怒るわよっ

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 16:10:28 ID:PficTWAk
悪いwww
TaigaとTigerがごっちゃになってしまった。

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 16:16:10 ID:uJ2RZUNs
誰か原作準拠の大河と竜児の三年生学園イチャイチャ生活を書いてくれっ

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 17:31:32 ID:Ko6gUlZb
>>111
今書いてるんだけど、こっちだとなんだからそのうちエロパロのほうに投下するわ

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 17:40:10 ID:FL5GX92z
やっぱ終わっちゃうとすごい喪失感だね・・
小説版よりも、アニメ版のほうが、なんというか 過ぎ去ってしまった感が強くて
手乗りタイガーは伝説になっちゃってるし

さて 小説準拠の妄想でも妄想すっか・・


114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 17:47:27 ID:3rwE0YFB
写真の伏線回収さよかったね。
まさか二人での写真とは思わなかったわ。

いつの間に撮られてたんだ、あれ?

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 18:08:32 ID:zuAU3br+
「高須先輩の彼女」ってセリフがなにげによかった
てか羨ましすぎ

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 18:33:07 ID:kg6WrTEi
>>103だが、今PCでみたら、改行とかめちゃくちゃ過ぎて泣いた。

大切な要領使ってすまんかった(;´Д`)

てことで、閲覧者に戻るわwww
これからも、竜児×大河は永遠だ!

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 18:49:39 ID:uJ2RZUNs
>>116
そのくらい余裕だ。もっとガンガン投下してくれ!

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 19:23:56 ID:9HvdcnQU
>>103
なんかそんな感じのメールをどっかでみたことがあるな
秒速だったか?

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 19:25:09 ID:kg6WrTEi
>>118
秒速とかほしのこえですよwwww

大河の星みて思ったんです。
二番煎じサーセンした


120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 20:43:12 ID:uWKK5/C2
この二人に秒速を見せたらどういう反応をするのか

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 21:11:27 ID:qeu19Y+x
最終回を見てない人注意!最終回直後のSSを考えたぜぇい!

「おー痛てて……」
高須竜児はそのギラギラとした三白眼で目の前の美少女、逢坂大河を睨みつけながら鼻をこする。決して自分の鼻に頭突してきた少女をこれからどういたぶるか考えているわけではない。
「わ、悪かったわよ」
その竜児のあまりの痛々しさに、常ならば考えられないほどの速さで大河は謝罪を入れた。しかし、その顔をこちらに向けようとはしない。
「いや、いいよ。やっぱ大河はこうでなくちゃな」
傍にあった机に腰掛け、しかし視線はわずかにも大河から逸らさずに竜児は笑う。
「な、何よそれ?」
少し、怒ったように紅くなっていた顔を膨らませながら、大河はようやくと竜児の瞳を見つめ返す。
「ドジ」
見つめあいになった途端、竜児が大河に掛けたのは微笑みとその言葉だった。
「なっ!?何よ!?今日はまだ何もしてないじゃない!?」
今度は本当に怒ったように頬を膨らませて、竜児に一歩近づき、
「きゃっ!?」
手を引かれ、抱きしめられた。
「俺の勝ちだな」
竜児の腕の、胸の、体の中で、伝説の手乗りタイガーと呼ばれる彼女は、その名に恥じぬほど小さな体をすっぽりと包み込まれていた。
「な、何が」
急に抱きしめられた大河は、意味がわからないといったように返事をするも、その頬は先程とは比べられぬほど紅く染まり、いつの間にか、腕は竜児の背中に回されていた。
「先に好きって言った」
「あっ!?」
思い出す。かつて、川に落ちてまで先に言われるのを阻止し、自らが先に言うと豪語したその言葉。結局決着はつかず、その件についてメールでバカにしてやったのはもう1年も前のこと。
「お前に会ったら、真っ先に言おうと決めてた」
「うう、ずるい!!私が先に言う筈だったのに!!」
ますます紅くなる顔を隠すように、大河は腕に力を込め、その顔を竜児の最後の制服姿で隠す。
「ずるくて結構。これで俺の方がお前を好きってことだな」
「はぁ!?何それ?、何言ってんの?私の方がアンタを好きにきまってるじゃん!!」
勝手にそんなルールを決めるな、とばかりに久しぶりの彼女特有、唯我独尊的な顔が現れる。
「俺は、まだ言われてないぞ?」
「……あ、」
一瞬、大河は口ごもるも、キッ!!と竜児を見据え、
「私は、あんたがす……」
大河がその言葉を言おうとした瞬間、ガララと扉が開く。
「どうしたの高須君?急に走って教室……大河!?」
現れたのは、櫛枝実乃梨。そしてその声に反応したのか、元2−Cの面々が続々と教室に雪崩れ込んでくる。
「えっ!?タイガー!?」「逢坂だ、逢坂がいるぞ!!」「タイガー!!」「おお!?逢坂!?」
急にたくさんの人間が教室に現れた事で、大河は言葉を発するタイミングを失ってしまった。
「ドジ」
再び、竜児がこの言葉をかける。もちろん怒っているわけではない。
「大河大河ぁ、なんで連絡くれなかったのさー!?」
ほとんど大河に抱きつくようにして離れないのはかつての、いや、今も親友の実乃梨。大河もそれを嫌がらず、むしろ自分からも抱き返して名前を呼ぶ。
「みのりん、ごめんね。心配かけたね」
「いいさぁ、こうやって元気な逢坂大河が姿を見せてくれればオールコレクトォー、略してOKさぁ」
微妙に間違った英語を使いながら実乃梨は1年ぶりの親友に抱きついたまま離れない。しかし、今の実乃梨の言葉に大河は何か思うことがあったのか、
「あ、ちょっとごめんねみのりん」
実乃梨を引き剥がし、再び竜児を見つめる。まさか先程の続きをこの大勢が見ている前でやるのか?と身構える竜児だが、彼女、『旧』逢坂大河はその程度の女ではなかった。伊達に虎とは呼ばれていない。ニヤァと勝ち誇ったような笑みを浮かべ突如竜児に紙を突き出す。
「竜児、はいこれ」
渡された紙は『女昏女因届』、いや違う、大きく見すぎた。じょこんじょいん……だから違う。これは……。
「私は高須になるから」
先程1mmたりとも伸びていないと自供した身長と、その平らな胸を威張ったように自信満々に突き出しながらそう告げる。竜児の手元には間違いようの無い『婚姻届』。大河の顔を見ると、勝ち誇りながらも照れた笑みを浮かべていた。
「「「「えーーーっ!?」」」」
たくさんの驚く声と、
「は、ははっははははははははは!!!!!!!」
一人の、喜びを抑えきれない笑い声。
そう、竜と虎は常に並び立つ。今彼らの物語は始まったばかりなのだ。

「私の方が、アンタを好きなんだからね、竜児」

まだまだ物語は終わらない。

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 21:37:13 ID:yZSGng+H
>>121
これだよこれだ!!ごっさんです!!

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 22:07:25 ID:AMQwt0Yx
>>121
うん、これは素晴らしいわ!
GJ!

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 22:24:38 ID:J748fHA9
>>121
これはすごいww



125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 23:23:33 ID:qeu19Y+x
>>122-124ありがd
3スレ目から参戦したこの身だが、まだしばらくはいろんなパターンのSS(もち大河×竜児)書いてくつもりなんでよろ。

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/26(木) 23:26:56 ID:kg6WrTEi
>>103だが
>>121
GJとしか言いようがない。
そんななか、>>117は励ましのコメありがとう。すごくうれしかったです。
こんな流れで続きなんかうpするとKYだろうけど…
誰かが見てくれてるという嬉しさでうpさせてもらうよ。
(続き)
竜児:しょうがないだろ。かぶっちゃったんだから。
大河:うん…ね、竜児。
竜児:なんだ?
大河:卒業したら…私たち、一緒に…
竜児:ああ。もちろん、幸せになるんだよ。俺も、大河も、泰子も、インコちゃんも、そんで
お前の新しい家族も。だ
大河:うん…
竜児:大河、俺は早くお前に会いたい。会ってあのときの続きを。
大河:うん。うん。私も、早く竜児に会いたい。
竜児:お前、メールとか電話じゃヤダって怒るもんな。
大河:だって、直接聞きたいじゃない。
大好きな人から、大好きな人の顔を見ながら、直接。。。ね。
竜児:俺は電話とかメールとかでもかまわねーけど。
大河:私がヤなの!
竜児:はいはい。それじゃあ、卒業したら…な?
大河:うん!
竜児:なぁ、大河。
二人で星を見たときのこと覚えてるか?ほら、北村のときの…
大河:うん。
竜児:星と星は近いようで遠いって話。
大河:うん。
あの時は、距離がすごく離れてて、それが私と北村君みたいでそれで…
竜児:でも、今は違う。
大河:?
竜児:お前とおんなじ輝きで、お前とおんなじ大きさで、
俺もお前みたいに輝く星になるよ。卒業式の日がその日だ…
大河:竜児…
竜児:なんだ?
大河:ね、電話してもいい?

竜児:いいけど、どうした?
大河:今ね、私ね、すっごく竜児の声が聞きたいの。
竜児:わかったよ。じゃあ少しだけだぞ?
大河:うん!!

や、本当にすまんです。でも、どうしてもうpしたかったわけで・・・

俺も、みんなと喜びを共有できてるかなぁ。。。
大河と竜児が結ばれた喜びを

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 00:11:12 ID:M7OIixnW
>>121
最終回見た後なんか物足りなかったような感じもしたけど
これですよこれ。
こういう展開で終わってたらスッキリしたんだと思う。
読み終わった後に脳内でオレンジが流れたよ。GJ

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 00:23:48 ID:6AKVriUO
>>121GJ

そうなんだよなアニメだと1年ぶりだというのに他の生徒との絡みもないし
何かモヤモヤしてスッキリしなかったんだよな
尺を増やして>>121のような教室にみんな駆けつけてくる展開はやっぱ欲しかった

やっぱりオレは原作の終わり方のほうが高3の生活も一緒に送れるし
見ててホッとできたな  

みんなはアニメと原作のエンドどっちがお好み? 普通に聞いてみたい

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 00:24:09 ID:53bEEwx1
「竜児の夜」

「…眠れねえ」
小声で竜児はつぶやいた。別に悩みや心配ごとがあるわけではない。夜更かしに慣れたわけでもない。だがいくら目を閉じても眠れない。意識し始めてから一時間は経っているだろう。
(まあこんな日もあるよな…にしてもやまねえな…)
外は相変わらず雨が降り続けている。今日はずっとこんな天気だった。予報では夜中にはやみ、明日は快晴だというが…。
ふと、目を横にやる。雨の音にまじり、小さな寝息が聞こえる。カーテンの隙間から覗く月明かりに照らされた大河は、心地よさそうに寝ている。本当に人形のようだ…こうしている限りは…。
(…大河に会えてよかった)
今更だがそう思った。大河がいたからいろんな事に向き合えた。もちろん、今まで竜児が触れてきたたくさんの人々も自分を支えてくれた。だが、自分を、そして運命さえも大きく変えたのは間違いなく大河だろう。そして、幸せな今をくれたのも…。
「…ありがとうな」
布団からちょこんと出ている、触ったら溶けてしまいそうな白くて綺麗な手に、自分の手を伸ばした。


「…………」
雀の声が聞こえる。いつの間にか朝になっていた。なんだか長い夢を見た気がする。
手に柔らかな温かさを感じる。指と指を絡めあうように大河の手と自分の手が握られていた。大河はまだ小さな寝息をたてていた。まぶたが濡れているように見える。気のせいだろうか?そう思った瞬間、カーテンの隙間から射している強い光に気づいた。
「…いい天気だな」
予報的中。カーテンを少しだけ開けて外の様子を伺う。真っ青な空。太陽の光が目にささる。絶好の洗濯日よりだ。
大河を起こさないように握られた手を離す。
「さてと…朝飯作るか」

そして、竜児の1日が始まった。

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 00:27:47 ID:53bEEwx1
「大河の夜」


「……ん………真っ暗…」
部屋は暗かった。どうやらまだ朝には早いようだ。まだまだ眠気が残っている。完全には目は覚めてはいないようだ。
静かな空間に違和感を抱き、そして気づいた。あれだけ降っていた雨がやんでいる。聞こえるのは竜児の呼吸の音だけ。
(…竜児)
知らず知らずのうちに、目の前の竜児を見つめていた…見つめていたかった。何故かはわからない。いつも…いつも見ているのに…。
(どうして竜児はずっと傍にいてくれるんだろうね…)
答えはずっと前に聞いている。でもそう思ってしまう。どうしてこんな私をずっと支えてくれているんだろうと…。いろいろな考えが頭の中を駆け巡る。答えはあるはずなのに…。
(…やめた)
きっとこんなことを考えていたら竜児に怒られちゃう。それに…私はただ竜児の傍にいたい。私に手を伸ばし、支え続けてくれた竜児の傍に…。幸せをくれた竜児の傍に…。ずっとずっと…永久に…。
枕の横に置かれている竜児の手をそっと握った。
「ありがとう…大好きだよ」
自分の嬉し涙に気づく直前で視界は暗くなった。


竜児「お〜い大河〜、朝飯できっからそろそろ起きろ〜」
竜児の声で目が覚めた。今度こそ朝がきたようだ。なんとか体を起こし、炒めものの美味しそうなにおいに誘われふらふら歩き出す。まぶたがカチカチになっている。疑問に思いつつもイスに座る。
竜児「今日の味噌汁はいつもより上手くできた気がするな。」
大河「竜児〜…ぬか漬け〜」
竜児「茄子なら食べごろだな。それでいいか?」
大河「いいけど…きゅうりはないの?」
竜児「きゅうりはまだだな…夕飯になら出せるぞ」
大河「そう…ならいいわ。……ねえ、今日どっか行かない?せっかくいい天気なんだし」
竜児「そうだな…そうするか。洗濯してからだけどな。」
大河「じゃあ決まり!そうだ、前買ったワンピース着ていこっと♪」
竜児「なんか朝から機嫌いいじゃねえか」
大河「フフ、そうかしら?」

そして、大河の1日が始まった。



ひねりが足りないなorz


131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 00:31:15 ID:RKObrxpS
>>121
秀逸すぎるぜ

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 00:40:20 ID:kYAeroJV
>>128
どっちも、後日談は幸せな日々が容易に想像できるから
俺は、どっちもだな

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 00:41:47 ID:ZAeV7ggr
最終話で満足できなかったからむしゃくしゃして続き書いた。
感情的な竜児とか見てみたかったんだけどなぁ。



二人の間をただなんとなく、やわらかい空気が流れる。
「お前のほうこそ分かってねえよ、このタイミングの意味。」
竜児はゆっくりと大河に腕をまわし、抱きしめながら呟く。
「……何が言いたいのよ?」
表情は見えないが、声が震えている。これはきっと怒りでも怯えでもなく、喜び。
顔なんて見なくたってわかる。きっと、必ず、彼女も同じはずなのだから。
「一年間だ。」
驚いて、嬉しくて。喜びで目頭が熱くなる。
「長かったね。」
大河が強く顔をうずめる。
「そりゃぁ長かったさ。お前と過ごした一年間に比べればずーっとな。」
ただがむしゃらに強く大河を抱きしめなおす。頬に何かが伝って、もう前もよく見えない。
「ただずっとさ。この一言が言いたくて、…言えなく…て。」
悲しくなんてない。目の前には喜びと未来とロッカーだけ。それでも、ここで流れている涙に意味がないとは微塵も思わない。
大河のすすり泣く声が聞こえて、竜児の学ランの裾をつかむ手が震えだす。
「…ッ言いたぐ……ってっ!…言え……な゛…」
声にならない。たった一年間に抱いた感情がとめどなく溢れ、声に、言葉に。おさまりきらない。
自分はどれほどこの気持ちをぶつける場所を探してきただろうか。こいつも探したりしたんだろうか。
あと何百回伝えたって、どれだけ抱きしめたって。


足りない。

もっと、もっともっと。

愛したい。愛されたい。

その気持ちをただ強くすることしか今はできない。


「もう…ッ…絶対に゛………ッ!!離じでやるもんがあああっ!!!」
誰に伝えるんでもない。自分自身に叫ぶ。
意味とか、理由とか。そんなものはどうでもよくて。
「…ゅうじっ………りゅうじいいい!!!」
大河も声をあげて泣き出す。きっとお互い涙で酷い顔なんだろう。
でも、それでいい。そうやって幸せを大切にする気持ちがあれば。
この先ずっといっしょにいるんだ。
離さないんだ。
離れないんだ。
世界で見つけた、たったひとつを。
離さない強い想いを。強くて弱い、小さなこいつと、生きる意志を。




「おい、なんか高須が叫んでないか?」
「はぁー?…ほんとだ。卒業に感極まって学校中の掃除でもしてんじゃないの?」
「待ってあーみん!……大河の声しない?」

「「「うおおおおおおお!!邪魔して悪いが今いくぞ高須(クン)ぅぅぅぅぅ!!!!」」」

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 00:42:53 ID:M7OIixnW
>>128
原作は3年も一緒なのかぁ。
だったら原作の方がいいかも。
ちょっと買ってくるわ。
アニメ最終話後半はいろいろと唐突すぎて正直肩すかし食らった感じ。
前半は萌え死にそうになったがw
あのノリだと竜児の夜は長そうだw

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 00:45:19 ID:F97g8tSQ
>>128
やっぱり原作がいい

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 01:05:51 ID:6AKVriUO
やっぱ原作がいいっすよね
アニメにもう少し尺があれば・・・

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 01:14:24 ID:fn6uvWSt
>>128
1年間生殺しENDなアニメ版のエピローグは、
自分の中では黒歴史扱いにしたい。

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 01:32:27 ID:F97g8tSQ
そういうわけで、原作ENDに沿ったSSをわたくしどもは門戸を広く開けてお待ちしております

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 01:44:21 ID:7aKSYOm5
アニメは原作に比べてどのキャラも感情の起伏が少ない分一年ぐらいならという気がしないでもない
原作だと一ヶ月半でも涙流してるぐらいだし一年は精神的にかなりキツそう

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 01:49:19 ID:1ylOktcH
逆に考えてみると
我々は1年分も妄想できるじゃないかw

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 01:56:46 ID:kYAeroJV
まとめが更新されてるー!!
お前らの好きなニャンニャンがTOP画だぞ〜

萌え殺されてこいよ>arl

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 02:00:58 ID:VkKI2yCC
>>139
おぉ、泣いちゃうのか
今5巻だけど俄然読む気出てきたぜ
読むぜええぇぇ超読むぜええぇぇ

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 02:09:12 ID:YXJWsyIi
>>121
モヤモヤが払拭された
GJなんて一言じゃ言い表せないくらいGJなんだぜ!
正式な後日談扱いでいいんじゃん?ww

>>128
原作かなぁ
発売当初は戻ってくんの早すぎってあったけど、
やっぱ一年待つのは違和感つーかなんつーか…
とにかく2828な3年生を見てみたいからww

やはりここは良スレ こういう話をしたかったw





144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 02:20:48 ID:oeh8N7iC
そうなんだよ1年間離れてたわりにはイヤにあっさり終わったから
モヤモヤが消えなかったんだ
他の生徒の反応も見たかったのはもちろんだし、泰子の反応や
再開後の竜児と大河のノロケ話も見たかった

おれも原作派だな やっぱ正式に付き合い始めてからの
高3の生活は見たい  1年間離れ離れは悲しすぎるぜ


145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 02:29:48 ID:fv9uUd+R
ここは原作派が多いな
オレも原作派だけどw

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 02:31:07 ID:opxwbHPc
>>145
実際は原作読んでる方が少ないんだけどね

原作は20万人
アニメは数百万人見てるわけだし

あ、俺は原作派w

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 03:03:49 ID:fF3/1GPA
勝手&冗長でスマン、しかし書きたかった。>>121の続き。
更に勝手ナガラ婚姻届の下りは省略した。121氏よ、重ねてスマソ。

卒業式特有の浮ついた喧騒も過ぎ去り、辺りは少しずつ静寂を取り戻しつつある。
今、この高校生活で最も濃かったであろう時間を共にした5人は、大橋高校正面玄関前に立っていた。
「じゃあ、今晩また会おうな」
「おう」
「大河、どこにも行かないで待ってるんだよ!」
「うん!」
「じゃあ、私もそろそろ。ちびとら、今夜は色々聞かせてもらうからね」
「貢物を持ってくるなら、やぶ、やぶさかではないわ!」
一時の別れを告げ、一人、また一人と去っていく。
そして最後に、目つきの凶暴な男子生徒と、周りとは違う黒のセーラーを着た小さな女子生徒が残った。
「みんな行っちゃったね」
「ああ、でもまたすぐに会えるさ」
片や、その眼光から皆に恐れられた"ヤンキー高須"こと高須竜児。
片や、数多の伝説を残して突如姿を消した"手乗りタイガー"こと『旧』逢坂大河。
二人はどちらからともなく、歩き出す。一年間を共に過ごした大橋高校を背に。

歩きつつ、竜児は大河がいた高校2年を思い返していた。あの1年間は、本当に色々な事があった。
春先の大河の告白、竜児をかけた水泳競争、川島の別荘でのこと、文化祭での2-C完全優勝。
まだある。グレた北村、クリスマスパーティ、雪山での大河の遭難。それらの陰で、ずっと大河が傷ついていたこと。
そして、バレンタイン――――
あれから全てが終わった今、大河とともに再びこの門を通る。
「なんか、久しぶりだね。二人でこの道を歩くのって」
「…ああ、本当に、久しぶりだ。久しぶりついでにスーパーに寄ってくぞ。タイムサービスを利用して今晩用の食材を買い揃えねば」
「あんたのそういう主婦くさいところ、全然変わってないのね」
「ほっとけ。お前があっちに行ってからも、ずっと俺はこの道を極めてきた」
「さすがは家事ホリックだわ…」
「…お前こそ、よくこのタイミングで戻って来れたな。…色々、大変だっただろ」
「そうね…大変じゃないことはなかった。…でも…私は私のやり方で答えを出すって決めた。
 だって、竜児が私のこと信じてるって、信じてたから。そうやって私なりに出した成果、それが今、私がここにいられるということ」
大河が竜児の方へ振り返って、にこっと笑う。竜児も微笑み返す。
桜舞う3月の空の下、長い坂道を、二人は晴れ晴れとした表情で下っていく。

「はぁ、重かった」
「結構買い込んだな、まあ食材とその調理はうちが担当だから仕方ねぇ」
今晩高須家では、北村、実乃梨、亜美を招いての、大河帰還祝いと称したパーティがある。
卒業後のクラス会は明日以降行われる予定なので、その前、一足先にお祝いをしようという実乃梨と亜美からの提案である。
両手の買い物袋を台所へ置いて、大河は1年ぶりの、高須家の居間へと向かう。
「あ、これって…」
大河の目に飛び込んできたのは、襖に張られた桜型の和紙。忘れもしない、あの一件でできたものだ。
「おお、覚えてたか」
後から続いて居間に入った竜児が、懐かしさに目を細めて、言う。
「全部あそこから始まったんだよな。おまえの超絶ドジのおかげで」
「う、うっさいわね。でもあのドジのお陰で今がこうしてあるんだから…」
「そうだな、感謝してるぞ、大河…」
「竜児…」
オレンジ色に滲む部屋の中で、見つめ合う二人の距離が少しずつ近くなる。竜児の右手がゆっくりと大河の頬に触れる。
そっと額をくっつけて、鼻をこすり合わせ、唇と唇が重なる、その瞬間
「高須ー!早めについてしまったぞー!」
「「ぶはぁ!」」
「ん、どうしたんだ?」
「あらぁ〜、ひょっとしてお楽しみ中だったぁ?」
「一緒に準備をした方が楽しいと思ってさぁ、って大河!?あたしともやろうじゃないかぁ〜!」
静寂を破って一気に騒がしくなる。大河と竜児は、目を合わせて苦笑した。”続きは後で”、そう思いながら。

やはり、まだまだ物語は終わらない。

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 03:08:00 ID:M7OIixnW
なんでお前らが最終話の脚本家じゃなかったの?

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 03:22:16 ID:YXJWsyIi
まったくだwwこんちくしょうwwww
GJすぐるwww

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 03:49:06 ID:kYAeroJV
>>147
GJすぎるじゃねぇか!wwwwwww
仮眠から目覚めてスレチェックした甲斐があるぜ!

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 04:00:12 ID:IcKtSetQ
>>128
終わり方は原作の方が好きかな
普通にアニメも面白かったとは思うけど

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 04:21:19 ID:YKaUYUWR
アニメ大河「アニメ版じゃ一年も間を空けたけど竜児と会えないのは耐えられないから原作大河に変身します」
竜児「た、大河!?」
アニメ大河「へーんしん!(キラキラキラ…パッ)」
竜児「おお!光った!んでもって制服が元に!あと背が縮んだか!?」
大河「変身完了!背は変わってないっつの」
竜児「そうか。で、これからどうすんだ?」
大河「…………」

ギシギシッアンアンッ

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 05:31:15 ID:JmHRRH/J
>>152
久々にこのスレの原点を見た感じがするw

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 05:59:15 ID:o8H43If4
>>152
ちょwww
もうヤダww

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 06:20:32 ID:YKaUYUWR
   大河「変身して竜児と一緒にいられるようになったのはいいけど竜児の事が好きすぎて苦しいので分裂します」
   竜児「ぶ、ぶんれつ!?」
   大河「ぶーんれつ!(キラキラキラ…パッ)」
   竜児「またかっ!そして増えた!大河が10人に!増えすぎ!」
大河たち「増殖完了。もれなく色んな髪型のあたしをお楽しみいただけます」
   竜児「まあ、それはそれで……」
大河たち「じゃあさっそく…………」
   竜児「(ササッ)」
大河たち「逃げた!追えーーー」

ギシギシギシギシギシギシギシギシギシギシ アーーー

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 06:59:52 ID:nV04CdYJ
日付越えたからID変わったけど>>121です。
思いのほかみなさんアレ気に入っていただけたようで良かった。ありがとう。
>>147気にせずやってくれ。それでこのスレ見ている人が2828できれば無問題だ。
実は原作はまだ6巻途中までしか読んでないんだ。そのせいか間に入るようなSSも結構構想あるんだよね。
はたしてこの空気でEND後系以外の日常SSを書いていいものか。

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 07:08:38 ID:kYAeroJV
>>156
どんどん書くといいと思います!
俺は応援してるぜ〜!

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 08:03:21 ID:nV04CdYJ
>>157ありがとう。早速書いてみよう。仕事あるし投下は夜かな。

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 08:48:15 ID:53bEEwx1
>>147
いやあ上手いわ…GJ!
俺はおとなしく自重してるわ

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 08:58:15 ID:M7OIixnW
>>157
キャー!エロ
IDが。

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 09:49:12 ID:53bEEwx1
KYでAEROw

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 11:54:00 ID:5q6oVvPQ
変態ひやっほう

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 12:45:38 ID:fF3/1GPA
ギシアン吹いたwレスくれた方、どうもありがとう。121も大目に見てくれてサンクス。
同じく3スレ目から参戦した者&原作もアニメもどっちのendも好き。
このスレにはまだお世話になると思う、また何か書いたら読んでやって下さい。

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 17:04:19 ID:ZR+HWqv8
>>128
3年生を竜虎がラブラブで過ごしたんだろうなと考えると原作の方が好みだが、
物語の締めくくりとして考えるならアニメの方が綺麗に纏めてると思う。
特に、再会の場所が教室のロッカーとか演出うまいなと思った。

まあよく言われる事だが、とらドラ!は原作とアニメの相互補完作品だと思ってる。

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 17:18:30 ID:oZ0AU7Uz
確かに、アニメ的にはあの終わり方がベターだな
原作のスピンオフに期待しとくぜ

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 18:00:13 ID:yoa8nKDy
卒業の日、三人からプレゼントをもらった竜児。
中身はコン・・・だった。

「おめでとう、高須。こっちも卒業だな」
「しまっていこう!」
「あんたらバカだから、後先考えずに猿の様になりそうだしぃ」
そんな声が聞こえた気がした。



167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 18:06:23 ID:A+jxJECC
>>137 激しく同意
原作で戻ってくるところを1年も生殺し状態にするのは正直納得できんかった
高3の一年間を一緒に生活できる原作に比べたら明らかに改悪していると思う

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 18:24:23 ID:W1u/m6C4
アニメ最終話は二羽のスズメがポイントだろう
最初最後だけじゃなくて途中でも飛んでるよ
スレ的には朝チュンのシンボルとみたね

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 18:46:45 ID:wSQStyIN
大河と竜児の休日スケジュールを想像

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 19:21:09 ID:GJKy7t98
是非 手をつないで遊園地だの
大河が行きたいっつったのに映画館で熟睡だの
ハンバーガー半分こずつとっかえっこしよ だの
帰りの電車でまた爆睡だの
王道でいってもらいたい

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 19:44:13 ID:bNLyGsr+
やっと付き合いはじめたというのに弟の面倒でデートどころじゃない週末

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 20:03:00 ID:GJKy7t98
赤ちゃんかわいい

「私も・・欲しいな・・」

みつめあう

ギシギシアンアン

さすが王道

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 20:06:56 ID:hsyXfgy1
ちょっと気になったんだが
原作ではメールのやり取りも、忘れ物もなかったんだよな
んでアニメでは、持って行くはずだった荷物を忘れて
おまけにメールのやり取りもしてる

大河が忘れ物に気付く、その中にはあの写真入りの生徒手帳が……
バレたら恥ずかしいと思い、急いで回収に向かう
だが焦るあまり、ドジっ子の本領といつもの習慣から高須邸に……

ってなOVAフラグなんじゃね?あの場面
あとSS無理っすか?

174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 20:13:08 ID:V/UZVf52
個人的にはわざと置いていったんじゃないかと愚考してみるがどうか?

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 20:32:33 ID:hsyXfgy1
だったら竜児の写真と北村の写真一緒ってどうなのかな?
まさか北村写真見て焼き餅やけや、そんで下の写真みてにやけろや
ってな感じかw

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 20:34:11 ID:1ylOktcH
わざと片方だけの靴下残すとか
どんだけマニアックな性癖理解してんだw

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 20:57:31 ID:69BwK6C/
写真の二枚目が竜児って所がミソなんじゃない?
北村君が好きな自分の裏には本当に好きな人との自然な表情が写されている。

これは熱い展開だwwwww

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 21:39:00 ID:VkKI2yCC
大河は不器用だろ
恋愛に関しては特にな

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 22:11:06 ID:7aKSYOm5
>>176
マフラーに付いた匂い嗅いで喜ぶぐらいにはマニアックです

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 22:17:36 ID:KoE4OG8E
思い切り鼻につけて嗅いでたもんなww
大河「竜児の匂いがする 良い匂い・・・」

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 22:27:24 ID:MlfuzF0g
>>180 だがそこがいい。俺は竜児も好きだが、大河は更に好き。そしてお前らを愛している。
聞いてないですかそうですか。

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 22:42:35 ID:YDnS8oBN
残り香で喜ぶなんてデフォですよ。

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 22:46:04 ID:VkKI2yCC
虎竜こいつらサイコー
2828がとまらん
あー萌え死ぬわ

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 23:12:42 ID:xKFT9eRG
短編を投下します


定食料理屋 竜虎亭

老若男女問わず広い人気を呼んでいる料理屋だ。
家庭的な素朴な味わいと畳み座敷の落ち着いた内装。
きれいに掃除された店内にはホコリひとつ落ちていない。
目つきが悪い主人は20代前半にして名うての料理評論家を唸らせるほどの腕前。
かわいらしい奥さんは料理以外のすべてをとり仕切る。

海原雄山「レバニラ定食を二つもらおうか」
大河「あい!レバニラ定食2人前入るよ!」
竜児「レバニラ二丁喜んで!」

店にはいつも客足が耐えない。
お忍びで、女優の川嶋亜美や女子メジャーリーガーの櫛枝実乃梨も食べにくるという噂だ。

山岡士郎「ご馳走様。あ〜食った食った」
大河「はい、またどうぞ〜」

〜閉店後〜


185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 23:13:29 ID:xKFT9eRG
竜児「お疲れ様。大河」
大河「おつかれ。竜児」

のれんをしまい「本日閉店」の札をかける。

大河「ひいふうみい…今日も目標利益は達成!お店と土地の賃借代もあと少しだね」
竜児「俺たちも飯にしようか」

じゃっじゃっと中華なべが唸る。
それを頬赤くうっとりと見つめながら大河は

「やっぱり竜児ほど台所が似合う男はいないわ」

とつぶやく。
料理ができると二人は向かい合って食事を取る。

竜児「ご苦労様。今日は新しいチャーハンを作ってみたんだ」
大河「はぐはぐ…んまんま…これ、メニューに出せると思う。おいしい」
竜児「そうか。じゃあ、明日から試しに出してみよう」

店内には笑顔が耐えない。それが閉店した後でも。
だが以前、竜児は謝ったことがある。

「年頃なのにお前を遊びにもつれて行けない。朝早くから夜遅くまでずっと仕事で休む暇もない。ごめんな」と。

大河はグーパンと愛ある言葉でこう返した。

「あんたがサラリーマンになって一日中会社に拘束されて会えないより、忙しくともずっと一緒に仕事をしているほうがいい。それに、あんたの料理を食べた大勢の人の笑顔が見られる。これほど幸せなことはない」と

あなたも大橋高校の近くまで行くことがあったらぜひ竜虎亭に寄ってみるといい。
きっと幸せになれるはずだ。



186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 23:16:46 ID:GJKy7t98
>>185

いままでのSSで、一番目頭がアツくなった


187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 23:17:41 ID:53bEEwx1
こういう未来が理想だな俺
短編ながらはまった
GJ!

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 23:28:41 ID:DfxWUC/q
幸せになれました
どんどんいろんな幸せくだせぇ

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 23:29:00 ID:xKFT9eRG

>>186
>>187

ありがとうなんだぜ 実を言うと今まで規制でssを投下できなかったから
書きたかった話が色々くすぶってるんだ

書くぜ〜! 超書くぜ〜!!


190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 23:30:40 ID:xKFT9eRG
>>188 任せてくれ!

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 23:39:51 ID:BoS1I3I9
泣くわー
良すぎる…

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 23:53:12 ID:wSQStyIN
竜児「………」
大河「………」
竜児「なあちょっとどいて」
大河「イヤ」
竜児「たーいが」
大河「うっさい」
竜児「どいてくれないと困る」
大河「ここはあたしの指定席。特等席。専用席。黙れ腐れ」
竜児「………」
大河「………」
竜児「少しだけでも離れてくれないとお前の顔がよく見えない…」
大河「(バッ)はい、見ていいよ!//////(ニコニコ)」

その後、鼻の頭をこすり合わせたりネチネチとキス→子作りギシアンの流れ
それが二人が毎日繰り返している入浴後の日課

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/27(金) 23:56:29 ID:GJKy7t98
行間も文の長さも、キャラのセリフもイメージにあってて大変良いと思う。
この調子で、是非竜虎の日常を書いて欲しい

3年生編とか、再会後のデート編とか


194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 00:00:52 ID:GJKy7t98
>>192
原作者がこのような後日談を書いてくれたら、もう俺は悶絶死を遂げるであろう、確実に。


195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 00:04:43 ID:xGwLvwRA
コナン×ルパン観て思った……

このスレもコラボやろうぜ!
↑初心者

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 00:06:49 ID:77k3A3fP
何のコラボだよ…

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 00:09:08 ID:h9FG3wo+
竜児xルイズとかか

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 00:11:41 ID:3VvXMC4f
>>197
使い魔としては最高のスペックだなw
掃除 洗濯 料理全てやってくれるだろうなw

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 00:47:20 ID:KruUQMWf
まじで10巻のセリフや内容を改変しないでアニメ化してたら
どれだけどの犠牲者がでてたかわからんなw 
絶対に悶死するだろwww

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 01:47:21 ID:eqb5UOL4
>>121
>>147
GJ!

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 02:20:20 ID:qppecxJF
>>185
全俺が泣いた(´;ω;`)
短くてもすごくいいやりとりなんだぜ
光景が目に浮かぶぜ…
どんどん書いてほしいんだぜ!!

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 04:24:45 ID:oOhBh2MO
○ちょっとだけハードなヤンデレ大河

大河「竜児おかえり」
竜児「ただいま」
大河「………ね、今日は一緒に帰ってもくれないし、帰りもいつもより一時間も遅かったね。何してたの?」
竜児「ああ、ちょっと先生と進路の事で話をしてたんだよ。もう俺達も三年だし、進路をハッキリさせなきゃいけないからな」
大河「ならそう言ってよ。わかってたら教室で待ってたのに。何で言ってくんないの?」
竜児「悪い。家に帰ってから言えばいいかなって」
大河「……ねぇ竜児、本当に先生と進路の話してたの?」
竜児「ああ、そうだぞ」
大河「……嘘……。あたし知ってるんだよ。最近みのりんと内緒で会ってるの……」
竜児「え―――――あ、いや」
大河「…なんで……こそこそと……みのりんと……会ってるんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
竜児「い、いや違うんだ大河、別にやましい事とかは無いんだ」
大河「なら何で隠すの!!!!???? まさか竜児あんたもうあたしに飽きたの!!!???? ねえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」
竜児「違うんだ大河、落ち着けって」
大河「竜児………あたし……あんたが……あたしと別れたいなんて言ったら――――(ギリギリギリギリメキメキメキ)」
竜児「―た――た――たいが―――苦しい――――手を離し―――――カハッ!ゲホゲホゲホッ!」
大河「………言ったら………殺すから」
竜児「ハー、ハー、た、大河…違うんだ。櫛枝とは会ってたけど、来週お前の誕生日だろ……?そのプレゼント選びのために………ハァ、ハァ」
大河「え……そ…そうなの?」
竜児「本当、だ、ハァ、ハァ、……俺が、お前と別れたいなんて、言うわけ、ない、だろ。ゲホゲホ」
大河「そ…そう。そうだよね。そういえば来週あたしの誕生日だったね!! 忘れてた……ごめんね竜児」
竜児「……………お前ほんとドジだな……ハハ……ケホケホ」
大河「でも、今あたしが言った事……忘れないでね。本気だから」
竜児「……………………」
大河「首絞めたりしてごめんね!痛かったよね、苦しかったよね。お詫びに今晩はたっぷりサービスしてあげるからね!」
竜児「………」
大河「大好きだよりゅうじ」

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 04:44:57 ID:qppecxJF
>>202
((((;゚Д゚)))ガクガクブルブル ←竜児
なんか前スレあたりで大河の反応5,6パターンあったな
やっぱヤンデレこえぇぇ

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 05:22:10 ID:PkAc0b0e
>>199
総合で見たら原作のがいいんだけど
キスはアニメの方が死にそうになったw

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 07:16:54 ID:mWY6w1bv
ギシギシアンアン

大河「もう一度」

ギシギシアンアン

大河「もう一度」

ギシギ(ry


今は反省してる。

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 08:33:40 ID:Uej8XlVe
>>205
気にすんな、ここにいるやつは絶対同じこと考えたはずだから

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 10:06:46 ID:fzthizrf
規制とけたかなー

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 10:16:52 ID:fzthizrf
規制が解けたようなので投下したいと思います。
エロパロに投下予定だったんだけど、竜虎の流れじゃナイっぽいので
こっちにします。ちょっと長めの短編です。エロはないけど微いちゃつきはあり。
原作準拠で、タイトルは「なんでもない日常」 by業者1号



季節は春。
 肌を刺していた冬の大気が幾分なりをひそめ、眠気を誘う柔らかな風が、張り詰めていた
人の心も解かしつくした頃、虎はぬばたまの宵より出で、天かける竜と共に光の中にあった。

 放課後の喧騒を遠くに聞き、竜児は一日の課題の半分が終わったことを寝ぼけた頭で理解する。
軽く伸びをして背中にまとわりついた眠気を軽快な音と共に打ち払う。さて、これからもう一仕事だ。
「仕事」と嘯いてみたが、今の竜児はこれを楽しみにしている。軽くなった体を立ち上げ振り向くと、
そこには今だ眠りから覚めない虎の姫君の姿があった。

「大河…、起きろ大河…。」
 優しくつぶやくように声をかけ、大河の頭に手を乗せる。やわらかい髪にその手がうずもれる
感触を楽しむ。その指先が頭皮に近づくにつれ火傷しそうなほどの熱さを帯びていき、ついに
核融合を成し遂げた。
「ん…、んあー…りゅうじぃ…なのねん?」
「んあー、じゃねえよ。どっかの競争馬かお前は。」
「うっさいわねぇ、ふああぁあぁぁああ・・・、んっと。」
 乗せられていた手をググいと重量挙げ選手のように持ち上げ、その身から眠気を打ち払うように
伸びをする。そして、糸が切れた人形のように両腕を弛緩してだらりと垂らす。
「眠そうだな。疲れてるのか?」
 重力に任せた手を大河の頭へ再びやさしく落とし、さらに艶やかな髪質のすべりに任せるまま、
気だるそうな大河の頬まですべり落とす。
 大河は滑り落ちてきた手を頬と肩にはさむようにしてキャッチすると、そのぬくもりを確かめるように
目を細めてのどを鳴らす。

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 10:18:09 ID:fzthizrf
「ん〜〜〜、弟が夜泣きでちょっとねー・・・。ふあああぁぁぁあおおあおアオアオアオアオッ」
 アメリカの先住民族の雄叫びを思わせるようなあくびで不足した酸素を脳へと送る。
なるほどそれは大いなる闘いだ、と戦士の労をねぎらってやるように、首の筋肉をほぐしてやる。
にゃはは・・・くすぐったいよ、と身をよじる大河に目を細め、竜児は今日の「仕事」についてたずねる。
「じゃあ、今日はやめておくか?」
「ううん、やるやる。どうせ昼間相手して体力を消耗させないとまた夜に泣き出すしね。」
「そうか。じゃあとりあえず帰るか」
「オッケー、よっと」
 竜児のマッサージで活力を取り戻したのか、やおら椅子を後ろへ流し疲労の残滓を絞りきるように
机に両手をかけて体を「句の字」に曲げ背中を伸ばす。その反動を利用して両手を机についたまま
軽く飛び跳ね、着地。やれやれと肩をすくめる竜児にいーでしょー別に、と口を尖らせながらも
くるりと身を翻しながらフフン、と不適に笑み、椅子を机に収める。
「今月中に、基本的な朝、昼、晩のレパートリーをマスターするんだからね。」
「おうっ、任せときな。高須流家事術でお前を立派な主婦にしてやるよ。」
「えっらそうに。あーあ、旦那が小姑も兼ねてるってどんだけよ、ったく。」

 二人は、とりあえずの進路として理系の大学をめざして、同じクラスにいる。いつでも共にいるという
誓いのこともあるが、竜児と結婚することを決めている大河にとっては大学はあまり重要じゃない
ように思える。でも、竜児に寄りかかって、甘えて暮らすことを、もはや大河は良しとしてはいなかった。
お互いを支えあうような関係、そういうものを目指して、そのためにできることを増やす努力をしている。
 家事全般もその一環である。月曜日は掃除、火曜日は料理・・・というように、ロシアの民謡よろしく
研鑽の日々は続いているのだ。



210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 10:19:05 ID:fzthizrf


 帰り道に竜児は着替えのために一旦別れ、その間に大河も家で準備を済ませておく。
二人の家は以前ほどでないにしろ、それほど離れた場所ではない。でも、そんなわずかな時間すら、
はなれるのを惜しむように、竜児は急ぎ支度をして家を出発する。
 泰子が日中の仕事に身を移したおかげで、帰ってから即飯の支度をしなくていい分、放課後に
余裕が出来たことも、この新しい日課の助けになっていた。

 春の陽気をはらんだ風を受けながら、以前とは逆に大河の家に通っている自分が、
それを楽しんでることに気づく。もしかして、以前の大河もうちに来るときはこういう気分で
いたのかもしれないと、そうだったらいいなと一人思い、微笑み、すれ違う無関係の人をビビらせる。



 大河の家に着くと、呼び鈴を鳴らす。程なくして玄関を開け、大河が顔を出す。
大河の着ているピンク色のエプロンを見て、今日は料理の日だということを再確認する。
大河は軽くうつむき、上目遣いに何か言って欲しそうに方紐に指を通し、居住まいを正す。
「だんだん、サマになってきたじゃねえか。」
と軽口を叩いてやる。
「にひひ、そ、そう?」
「ああ、これで魚を炭にしなけりゃ今日は言うことなしだ」
「・・・うっさいわね、先週のことまだ言ってるとぶっ飛ばすわよ。ったく、早く入んなさいよ。」
「ああ、お邪魔するぜ。」

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 10:19:48 ID:fzthizrf
 リビングを通らず廊下の先のダイニングキッチンに直接入る。意外に片付いるな、と竜児は
感嘆の声をもらす。ほぼ毎日通っているとはいえ他の家族の手前、要所清掃以外の整頓には
関与していなかった。
「ひとつね、気づいたことがあるの。」
「なんだ?」
「周りがだらしないと、人って自然に掃除が上手になっちゃうの。・・・なにも言うんじゃないよ、
あんたのその開きかけた口からどんなコメントが出て来るのかは聞かなくても大体分るからね。」
「おうっ。」
 機先を制されやりどころを逃した口の先を、そういえば弟はどうしてる?と、もうひとつの日課へ向ける。
「ああ、今日は料理だから、声が聞こえないと不安だからね。ベビーベッドごとリビングにご招待よ。」
「おうっ、どれどれ。は〜い、おにいちゃんでちゅよ〜。」
「…やっぱ、怖いわ…あんたが赤ちゃん言葉で話してるのをみると。」
「ほっとけ。それにこいつは俺の外見にとらわれずに接してくれる数少ない人間のうちの一人だ。」
 柵の上から覗き込む魔物よろしく、膝立ちになって哀れな獲物をむさぼらんと、竜児は首をもたげ
ベビーベッドの中の赤ちゃんに顔を寄せる。魔物の侵入に恐れをなすかと思いきや、勇者は喜色を
浮かべ、両腕をばたつかせる。
「本当にそれだけは意外よね…。将来、危機感のない人間に育たないか、姉さん今から不安なのよ。」
「…俺の顔は危険度の標準指数かなんかか。」
 不満に口を尖らせた竜児を尻目に、クスリと笑ってダイニングに向かう大河を追おうと振り返ると、
「あ、今日は下ごしらえ含めそろそろ自分で一通りやろうと思うの。竜児はその子と遊びながら見てて。」
「…大丈夫か?」
「なによ、信用できないわけ?」
「…半々だな。教えるべきことはだいたい教えたし、俺がついてれば全部ちゃんと出来ているのもわかってる」
「あとの半分は?」
「お前がドジをやらかさないか、だな。」
「それが半分も占めてるって…。いーのよ、ドジはあんたが横にいてもやるんだから。」
「それもそうだな。じゃあ今日は認定試験だ。今日の課題はなんだった?」
「肉じゃがよ。材料は昨日のうちに買い揃えてあるし、まあ、見てなさいよ。」
「わかった。期待してるぜ。」
 竜児はニヤッと(にっこり?)笑ってエールを送る。
「まかしときなさいよ。」
 そう答える大河の背中には、以前感じた儚さや不安定さを見ることはなかった。



212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 10:21:12 ID:fzthizrf


「…うまいじゃねえか…。」
「へへん、当然よ。まあ、あれなんじゃない?その、先生が…ぁー。」
「…ん?先生が…?なんだって?」
「…うっさいわねハゲ。何 ニヤつい ちゃってんの よっ。」
 照れ隠しに、竜児の邪悪にゆがんだ頬を指でこねくり、修正してやる大河。
ふっと、反対の頬にジャガイモの粉がついているのをみて、もう片方の指でそれをぬぐってやる。
おっと、わりぃという竜児の顔が赤く染まる。それを見た大河は悪戯っぽく笑い、そして
本当にいい悪戯を思いついたというように竜児をみたあと、先ほど竜児の頬をぬぐった
 人差し指をくわえ、ジャガイモを舐め取り、上目遣いに竜児を見やる。
すると竜児はニヤついた顔のまま固まっている。顔はさっきと同様、赤いままだ。
それを見て自分の悪戯が成功したと確信すると同時に、大河も猛烈な羞恥心に襲われる。
「…」
「……」
 お互い茹蛸のように真っ赤になり、岩のようにその場から動けないでいる。
先に動いたのは竜の彫刻であった。ゆっくり、そして視線は上のほうへ、ゆっくり近づいてくる。
虎の彫刻はその様子を見ながらも動けずに成り行きに身をまかせつつも、あれ、この方向は、
この角度だと少し外れてるんじゃないかなー、と冷静に軌道計算をしていた。
 着弾地点はお互いの額と額だった。お互いうつむくような形になり、でも熱は冷めやらず、
しばらくは温度を交換し合いっていたが、やがて二つの温度が平均化されたころ、虎の呪縛が
とかれた。ゆっくりと、上を見るように首を持ち上げる。額はくっついたまま、かみ合った歯車のように
眉間、鼻柱、と触れ合う位置を変えていく。
 既に視界は閉ざされ、二人は感覚だけの世界にあった。触れ合った場所からお互いの温度が、存在が
伝わりあい、いろんな感情が駆け巡っていく。
 火口を越え、その先にあるマグマへと、溶け合うために、落ち往くために、無限の中間点を通過していく。
放射される熱が、触れてもいない表面を焼き焦がし、ついに…

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 10:22:15 ID:fzthizrf
「あらやだわ」
 はたして時は逆流した。火口から着弾地点まで一気に戻り、臨界を越えた歯車は弾け飛んだ。
「な、ななななな、なんっんあ!?」
「お、おおおおお、おうっうお!?」
 水蒸気爆発を起こした二人は、闖入者を見上げて狂ったCDのように同じピットを繰り返し再生していた。
「あらあら、ごめんなさいね。忘れ物をとりに来ただけだったんだけど、もしかして大変遺憾だったかしら?」
「マ、マママママママママ、ママ!」
「ごめんねー、一階にいると思ったからー、あー、どうぞ。続けて続けて。」
「で、できるものか!」
「それは残念ねー、高須君もごめんねー。」
 食事中にげっぷが出ちゃったー、程度の気楽さで謝罪する大河の母親は、そのまま自室へと
その忘れ物とやらを取りに引っ込んでいった。残された二人の心臓は既に破裂寸前だ。
ふっと竜児は大河の、憤りと羞恥で染まる横顔をみて、連帯感ともいえるような安らぎを感じ、
少しだけ救われた気分になった。

 忘れ物をみつけ、自室から出てきた母親は竜児と大河が玄関から出ようとしているところを見かけ、
声をかけた。
「あら、出かけるの?ゆっくりしていけばいいのに」
「…ママは、どの口でそういうことを言うのよ…」
「ああ、いや。うちもそろそろ晩飯なんで、スーパー行かないといけないんですよ。」
 うらめしさたっぷりに毒づく大河の台詞にフォローを入れるように、竜児は大河の母親に告げる。
「あたしは竜児を家まで送っていくの。ご飯は戻ったらでいいでしょ?」
「あら、いいわよ。気を使わなくても。出来てるみたいだから勝手に食べてるわ。どうせすぐ戻るようだし。」
 送り送られが逆なんじゃないの?そういう突っ込みを飲み込みつつ気の利いたことでもと、
暗に『すぐ戻らなくていいわよ』の意を告げてみせる。

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 10:22:55 ID:fzthizrf
「ならそれでもいいけど、ちゃんと食器に盛って食べてよ。付け合せのおかずも冷蔵庫に入ってるから。
全部どんぶりにしてかっこむと胃に悪いんだからね。」
 母親はそういう大河の顔を、まるで変なものでも見るかのように、ボケッと口をあけてたたずんでいた。
「…?なに?」
「イヤねぇ…、あの大河の口からそんな台詞を聞くことになるなんて思わなかったからねぇ。」
「なにそれ。」
「べっつにー。ほら行った行った。」
「ふんだ、いこ竜児。」
「あ、まてよ大河。あ、じゃ、じゃあお邪魔しました。」
「はぁい、ありがとねー。またきてねー。主に食事を作りに。」
 苦笑いを向けつつ、閉まる扉の向こうに駆けていく竜児の背中に、やれやれと嘆息する。
そして、誰もいない玄関の廊下で一人、優しい笑みを浮かべひとりごちる。
「…本当に、感謝してるわ。あの子のことで、本当に、色々…。」

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 10:23:46 ID:fzthizrf
 スーパー狩野屋で買い物を終えた二人は、竜児の家の前にいた。
夕闇があたりを支配し、逢魔が刻が訪れる。竜児の住んでいるアパートに来れば、否応なしに
見せ付けられる、逢坂のマンション。もう既に人手に渡っているが、外観はなんら変わっていない。
二人はどちらともなく立ち止まり、丁度敷地の境目の壁、洗濯機が置いてある竜児の部屋のベランダと
その正面の寝室の窓をがある空間をぼんやり眺めていた。
 いろんな思い出が、頭の中を駆け巡る。最初は窓を越えてやってきた。しばらくは竜児の部屋に
二人一緒にいた。年があけて、また二つに分かれた。
 本当にいろんなことがあった。思い出を反芻しながら。これからも続く日常へ思いを馳せる。
きっとこれからもいろんなことがあるのだ。そのたびに思い、悩み、挫け、立ち直り、歩き出す。
 そんな時、傍らにいるのがコイツなんだ、と、申し合わせたように二人は視線を合わせる。
お互いの思っていたことを、たぶん、お互いに察して、微笑み微笑み返す。
「ねえ、竜児。」
「なんだ、大河。」
「…ううん、なんでもない。」
「…そうか。」
 二人は見つめあい、それは夕日のせいなのか、赤く染まる大河の頬に優しく手を添えた。
 黄昏の中、どこまでも伸びる影が、やがて闇に飲まれる前に、二つの影は寄り添い、
そしてひとつになっていったのだった。


終わり

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 10:41:14 ID:UoO0Vlrf
いいな〜いいな〜幸せだな〜
逃げずに立ち向かった二人だし、きっとこんな未来で幸福に生きてくんだろな

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 10:53:25 ID:pjbZZIW1
竜児「あのさ」
大河「ん?」
竜児「好きだっ」

大河「あっ・・・///」

大河「うぅ・・・///」

竜児「ん?たい・・っっ!」
大河「なっ・・・なにこっぱずかしいこと真っ昼間から言ってんのよ!」
大河「そうゆうのは、もっとこう むむむムードとか〜〜」
竜児「っっってーな!だからっていきなり頭突きする事ないだろ!」
大河「久しぶりにエロ犬の面倒みてやろうと思って来てみたら、いきなり発情するからよ!」
竜児「そりゃあお前、あの時言えなかった事をだなー・・」
大河「うううるさいうるさい!全くこれだから駄犬は・・・」

大・竜「・・・プッ」
大・竜「あっはははは!」

大河「久しぶりに会えたのにすぐ喧嘩始めちゃうなんて、私たちらしいね」

竜児「あぁ・・・そうだな。」

大河「ねぇ竜児・・・///」(うつむき気味で)
竜児「な、なんだ・・・?///」

大河「私も・・・好き。」

竜児「お・・・おう。」

スッ(竜児一歩前へ出て、大河の頬に手を添える)

大河「あっ」

竜児「大河・・・好きだ」
大河「んっ・・」

?「おうおうおう!白昼堂々キスとは、お熱いねー!」

大・竜「!?」
竜児「櫛枝!?」
北村「窓際だってこと忘れるなよー(笑)」
大河「北村くん!?」

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 10:54:27 ID:VK2kq5ju
GJの嵐を送るぜ!あったけぇ文章だ・・・。
新婚さんみたいな竜虎のやりとりに2828が止まらないw


219 :217:2009/03/28(土) 11:01:44 ID:pjbZZIW1
ごめん、無駄に改行しすぎだね。

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 11:25:56 ID:P4E+00x4
1スレ目からたまに単発を落としたりもしてたが
このスレには稀に野生のプロが現れるから困る

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 11:49:55 ID:IfOE75Od
>>215
もう作家デビューしろw

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 12:07:19 ID:fdQSUXUj
>>215
こんなとこで油売ってないで、早く原稿書いてくださいよ先生wwwww

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 13:02:19 ID:n0V5nrFb
短編を投下します  


仮面ライダー


コタツに入りながら大河と二人でみかんを食う。
季節は一月。外に出るのが面倒でテレビを見ながらまったりと過ごす。

『新ライダー 仮面ライダーディケイド! テレビ朝日にて絶賛放映中!』


竜児「今年も仮面ライダーが始まったな」
大河「意外よね。アンタが特撮見てるだなんて」

大河の言葉に頷く。
子供のころから俺はヒーローが好きだった。

竜児「憧れたんだよ。大切な人を守りながら戦う戦士に」

子供のころ、高須竜児は非力だった。
泰子が必死に働いている時、自分は家事と勉強することしかできなかった。
力がないのが嫌だった。早く彼らのような大人になりたい。ずっとそう思ってた。

父親がいない俺にとって、彼ら――仮面ライダーが理想の兄であり親父だったんだ。

竜児「ガキっぽいって思うか?」
大河「笑わないよ。あたしのサンタさんの時だってアンタは笑わずにあたしの側にいてくれた……ねえ、竜児」
竜児「なんだ?」
大河「今でも、ヒーローに……仮面ライダーになりたいって思う?」

俺は黙って大河を抱きしめた。

竜児「今の俺にはそんな大層な力はいらない。ただ、俺の大切な人を守れるだけの強さがあればそれでいい」
大河「……大丈夫。それなら竜児はきっと強い戦士になるよ」

黙って抱き返してくる大河。


224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 13:03:39 ID:n0V5nrFb
そのぬくもりが心地いい
俺は抱きしめる腕に力を込める。

大河「もう離さないでね。あたしの仮面ライダー」
竜児「ああ、何があろうとお前は、俺が守る――幸せにするから」


仮面ライダー。
幼いころに憧れたあなたたちとは違うけど。
俺も見つけたんだ。
自分の夢と生きる目的を。
大切な人――大河とずっと一緒に生きていく。
当たり前だけど何よりも尊い幸せを。
俺はずっと守るよ。

『それでいいんだ』

ブラウン管ごしに、10人の仮面ライダーがふと、そういってくれた気がした。

FIN


225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 13:07:05 ID:n0V5nrFb
竜児の中の人がライダー好き+お姫様を守る騎士
というコンセプトで書きたくなった

捏造設定スマソ


226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 13:09:18 ID:ohS+xU10
いつギシアンがくるのかと気が気でなかった

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 13:53:36 ID:fdQSUXUj
>>225
ディケイドが出たときに、取り入れたら面白いな。とか思ったよ。

形は違うけど、似たような事考えた人いるんやな。と感激したわ。
ありがとう

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 14:55:36 ID:QmHZN7Hc
>>223 - 224
いいよいいよ〜。ニヤニヤする。


ちょっと初の大河×竜児投下

「ちょっと竜児……顔近いわよ…」
「し、仕方ないだろ! 見つかるよりマシだ」

静まりかえった深夜の校舎。遠くの方で警備員の足音が
響く。
「だからってこんなところに隠れなくたっていいじゃないのよ」
「ばっか、隠れなかったら一発で見つかるだろ」
「私が言ってるのはこの狭さよ! 掃除用具入れは定員1名…」
「シッ! 静かにしろ…見回りが来た」
コツ、コツ、コツと硬い靴音が近寄る気配を察し、竜児が
大河の口を手で遮る。用具入れの格子を懐中電灯の光が
何度か撫で、やがてその靴音が遠ざかっていった。

「「ふぅ〜〜〜……」」
緊張の糸が解け、ずるる、と二人は沈み込んだ。
「…そもそも竜児が課題を忘れたのが悪いんでしょ!」
「あ、俺のせいにするのか?お前が課題を今夜中に終わらせるとか
 言い出すから取りに来てやったんだろ。俺の課題を写すとか…」
「うるっさいわね、犬は飼い主の手助けをするのが当然でしょ?」
「…………もう知らん。あったま来た。勝手にしろ!」

そう吐き捨てると用具入れの扉を開け、大河を置いて教室を出ていく。
一人取り残された大河は、なによなによなによ! とぶちぶちと
ぶすくれ、真っ暗な教室で課題の教材を探し始めた。
「…もう、どこにあんのよ…全然見えないじゃな……」

――――――ガタン。
「!?」
教室の外から、音。 竜児はとうに行ってしまっている、警備員の
足音だってしてなかった。振り返り、耳を澄ますが誰の気配もない。
「き、ききき、気のせいよね空耳よねっ!」
つとめて楽観的に考えるようにし、再度机の中を物色し始め―――

――ガタンッ!

「ひッ!」
今度は真後ろで音が。明らかに近づいている『何か』。
大河は固まり、後ろを確認することが恐ろしくなり振り返れない。
――ガタガタガタッ!!!
「〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!」

耳元で音が弾けた。途端に大河が立ち上がり、一目散に
出口へ向けて無我夢中で走り出した。後ろを見る余裕など
ない。
(竜児、竜児、竜児竜児竜児……助けて……!)
どこを走っているか分からなく、闇雲に廊下を走り抜けた。
数え切れないほど曲がった角の先、見知った顔を見つけた。

「〜〜〜っ!! りゅうじ――――っ!!!」
「えっ、お、おい、大河…? わぷっ!!」
バズーカ砲が突っ込むかのように竜児の胸へと飛び込む大河。
勢いを支えきれず共にもんどり打って派手に倒れ込んだ。

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 15:20:13 ID:QmHZN7Hc
228続き

「…いってててて、なんだってんだ…?」
「竜児竜児竜児竜児〜! ……怖かった、よぉ……」
事の経緯は分からないまでも、腕の中で恐怖に震える大河を
突き放す道理はない。むしろ落ち着かせるために優しく抱きすくめて
やる。



「……落ち着いたか?」
「…うん。学校の七不思議を急に思い出すようなことがあって…」
「無敵の手乗りタイガーもお化けは苦手、か?」
「う……/// 私、やっぱり竜児がいないと何も出来ない…みたい」
弱気な発言を紡ぎながら、潤んだ目で竜児を見上げる大河。
暗闇の中、その瞳の煌めきがやけに心を打った。
「…そうか。大丈夫だ。俺がいつまでもお前のそばにいてやるよ」
ため息を一つついてそうつぶやくと同時に、大河の頬が
紅で彩られる。
「ありがと、竜児。それと―――」
「それと?」
「さっきはごめんね? 私、自分勝手すぎ…た」
消え入りそうな声で謝罪の念を絞り出した大河の小さな頭に、
竜児の手がぽふっと載り、左右にわしゃわしゃと揺らされる。

「俺も少し短気すぎたな。悪い。せっかく頼ってくれたのにな」
「ううん、怒らせるようなことを言った私が…」
「いや、俺が」
「私が」

お互い引かない性格なのは重々承知している、ここは
竜児が折れることにした。

「…!」

不意打ち気味の口づけを大河の唇に落とした。
「……あ、あううあ……!」
目を丸くして、自分の身の上に起こった顛末を理解した瞬間、
加湿器のように上気する大河の顔がそこにはあった。
「これで許してくれる……か」
竜児も頬を赤くし、目線を横にずらし、ぶっきらぼうにつぶやいた。
「うぅ……許さない、なんて言えるわけないじゃない…ずるい」
「よし、…仲直りだな。教室戻って、課題取って帰るか」
「……うん」
手を取り合ってゆっくり立ち上がり、教室へと向かう大河と竜児。
その手は、しっかりとつながれて。



よく分かんなくなりました; スミマセ…;

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 15:30:37 ID:XZjSLRgF
>>229
先生!何こんなところで油売っrywww

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 15:37:42 ID:SWdhMiuR
>>229
いやー良いです!ヒュー
大河ちびったなw

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 15:42:53 ID:2cxW77Ui
「竜太の憂鬱」

なぁ、みんな聞いてくれよ。
昨日な、母ちゃんからこんなメールが来たんだよ。



送信者:母さん
件名:無題
本文:今日のご飯はすき焼き?やった!?
竜児好き好き?大好き?



多分返信を新規メールでやって俺の所に送ったんだろうなドジだから母さん。

「親父は幸せだな」って返信したら
「うそです。忘れなさい」って返事が来た。

いつまで新婚気分でいるんだろ俺の親・・・。
俺、もう16歳なのに・・・。

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 15:45:09 ID:2cxW77Ui
↑ハートが文字化けして「?」になっとるな・・・。

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 15:53:53 ID:eqb5UOL4
>>202
スクイズ思い出した…
久しぶりに見てMP減らしてくるわ

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 16:30:46 ID:s1GuEVAd
良作が次々生まれてるな。みんな乙。さて昨日俺も夜に投下、とかいってできなかったので今更投下。

なぜこんな事になってしまったのだろうか。高須竜児はその今にも誰か殺しそうな三白眼をギラつかせ、低く唸る。
今日から学生にはMOTTAINAIくらいの3連休という蜜月の初日に、こんな仕打ちはあんまりではなかろうかと思う。
ホント人生って奴はままならない。いっそ、今なら電柱だって蹴り倒せる気がする。いや、実際には無理だけど。
それもこれも、全ての原因は俺の隣に座っているこの獰猛にして我が侭、天上天下唯我独尊を地で行く虎こと逢坂大河のせいだ。
「何よ、黙ってないで何か言いなさいよ」
竜児より頭一つ分以上は小さいであろう彼女は、不遜な態度を崩すことなく、この自らが招いた惨状をまるで「アンタのせいよ」と言わんばかりの顔でぶすっとしている。
ホント、なぜこんな事になってしまたのだろうか。一体この考えは何回目だろうか。人は何処から来て何処へ行くのだろうか。
「何か言えって言ってんでしょうがバカ犬!!」
「痛っ!?」
急に隣の珍獣が竜児の右手首を引っ張る。だが、普通に引っ張られただけでこんなに痛みなど感じない。では何故か。
そもそも、それこそが最大にして最悪の原因であり、最強にして最凶の彼女が起こした『ドジ』そのものなのだ。話は数十分前に遡る。


「行ってくるでガンス〜♪」
今日から3連休だという日の初日、朝から俺こと高須竜児の母、高須泰子はかねてから決まっていた社員の慰安旅行に出かけた。帰りは丁度3日後。3連休最後の晩の予定だ。
「おぅ、気をつけて行ってこいよ」
「やっちゃん気をつけてね」
二人に見送られ、泰子はルンルン♪とはしゃぎながら家を出て行く。
「さて、おい犬、言っておくことがあるわ」
泰子が家を出て行き、さてこれからあそことあそことあそこの掃除と、それからカビ取りを、と考えていた時、大河が真面目腐ったように切り出した。
「ん、何だ?これから掃除を徹底的にやるつもりだから手短にしてくれ」
そんな仕草に腹を立てたのか、大河は若干眉を吊り上げながら、語りだす。
「今日からしばらくやっちゃんがいない。私とアンタが二人きりになるわ」
「そんなの、いつものこ……」
竜児が口を挟んだ途端、大河の目つきの悪さが当社比5割り増しくらい恐くなる。言葉が出ないくらいに。それでも竜児よりは恐いという印象がない。美人って得だ。
「黙って聞いていなさい。いい?アンタが二人きりなのをいいことに私にハァハァしてこないとも限らない、だからコレを用意したわ」
はぁ?と突っ込みたいのをぐっとこらえ、大河の手元にあるソレを見た。
「これは……手錠?」
「そっ、通販で買ったの」
「買うなそんなもん!!」
「うるさいわね、アンタが私にハァハァしてきたらこれでその両腕を封じるのよ。鍵は私とやっちゃんしか持っていないわ」
「やめておけ、オチが読めた。お前はどうせ自分のドジで自分の両腕を封じてしまうのがオチだ。今ならまだ間に合うぞ」
「大丈夫よ、鍵は私も持っているんだからって、きゃ!?」
大河は足元の座布団に足を取られ、転びそうになる。そして……がちゃん。
「がちゃん?」
どこをどうやったらそうなるのだろう?大河は、手錠の片側をテーブルに乗っていたインコちゃんの籠に、もう片方は自分の左手にはめていた。
「ほら言わんこっちゃない」
「う、うるさいわね。こんなのすぐ取って……アレ?」
どこまで不器用なのだろう。左手が手錠で籠と繋がっているからって中々鍵を開けられないようだ。
「ほら、貸してみ」
見かねて手錠を外してやる。ほら、すぐに籠のほうは外れ……。
「イ、イイ、イイン……」
「おおっ!?今日こそインコちゃんが!?」
外れたところで、インコちゃんが口を開く。大河はずっと自分の左手首と格闘し、再び……がちゃん。
「「え?」」
同時に疑問符。そして慣れ親しんだ竜児の右手首には手錠が。っておい!?
「お前、何して……」
「コ!!」
大河に抗議をしようとしたところで、しかしインコちゃんは長年できなかった自分の名前をついに言い放ち、ゴクンと……え、ゴクン?
「あ、ああ、ああああーーーーーーーっ!?」
大河が大声を上げる。
「ブサ子が鍵を食べちゃったーーーっ!?」

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 17:04:31 ID:qppecxJF
支援

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 17:11:10 ID:SWdhMiuR
お互い片手がふさがるなんてハアハア 期待!

238 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 17:13:41 ID:kZpSUS3w
いいぞ
もっとやれ

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 17:19:34 ID:UoO0Vlrf
手が繋がって3日も一緒とな!?
当然他の部分も繋がっちゃいますね!

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 17:33:42 ID:fw8wky6f
とらドラだからこそあり得る感じがいい!

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 17:45:29 ID:ajWk4Yuq
だから手錠を渡すのはよしとけって言ったのに北村……

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 17:47:35 ID:s1GuEVAd
>>235続き、
ヤバイ、思いの外期待されてる?

「吐け、吐くのよブサ子!!」
「吐け、吐くんだインコちゃん!!」
そのようなやり取りはものの5分で止めた。インコちゃんが最近覚えた?死んだフリを決め込んだからだ。こうなってはしばらくは何をしても無駄だ。
「はぁ……」
改めて自分の右手首を見やる。そこにはシルバーの光沢輝く手錠。繋がっているのは自分の手と大河の手。その細く、しなやかで白い華奢な左手首は嫌がおうにも大河が女だということを知らしめる。
「何やらしい目つきで見てんのよ」
「う、いや」
事のほかキツイ大河の視線に、言葉を濁すことしか出来ない。
「認めるんだ?」
「へ?何が」
「やらしい目つきで見てたこと」
しまった、と思った時には、ひとえに風の前の塵に同じ。
「この万年発情犬。だからこの手錠が必要になったのよ」
ぐさりと竜児の心の臓を抉る。どうしてこの女はこうピンポイントで人の心を抉るのが上手いのだろうか。
「し、仕方ないだろ?大河の手が思ったよりも綺麗だったから……」
「な、何言ってんの!?そそ、それよりも今は考える事が一杯あるでしょう!?」
竜児の思ってもみなかった発言に照れたのか、珍しく大河のほうからまともな意見がかかる。
「おう、そうだ。これじゃ掃除がはかどらねぇ」
「違うでしょうが!!このアホ犬!!もっと差し迫った問題があるっつってんの!!どーするのよ!?ご飯とか、……お風呂とか」
最後の方は殆ど掠れるような声で大河は言う。お風呂。お風呂?お風呂とはすなわち、竜児の言う汚れ、それも体に付着したしたソレを洗い流す作業で、いやいや問題はそこじゃない。
お風呂に入るという事はすなわち裸になるということで、二人は手錠で繋がれて離れられないという事は……。
「あ……」
今更、気付いたように竜児は紅くなる。
「やっちゃんが帰ってくるまでの3日間は多分このままでいるしかない。学校が休みなのは不幸中の幸いだったわね。でも、その、いろいろ困るじゃない?ああ、もうどーすんのよ!?」
しかし、大河も別に冷静ということは無く、特段良いアイディアなど浮かばない。とりあえず、竜児が出した苦肉の策は、
「か、買い物に行こう」
だった。
「はぁ!?」
「だからとりあえず3日間分の買い物を済ませてしまおう!!こんな状態で誰かに見つかったらやっかいだ。3日間家に篭るつもりで買い物を済ませよう。そのときに、状況打破になりそうなものも探してみようぜ」

***

「なんであんたと手を繋がなくちゃいけないのよ」
大河の蔑むような視線。二人は今、スーパーに向かいながら手を繋いでいる。
「し、仕方ないだろ?手錠が見えて誰かに何か聞かれたらどう説明するつもりだ?」
「う……」
大河は押し黙る。正直に言ってもわかってくれるかは妖しい。かといって、冗談や遊び、といっても奇異な目で見られるのは目に見えている。それならいっそ、知らない人には手を繋いでいる男女や恋人と見られるほうが幾分ましかもしれない。大河もそれに気付いたのか、
「し、仕方ないわね、今回だけよ」
いつもよりも更に距離を縮め、殆ど腕に絡みつくように接近する。
「た、大河?」
「何よ?こうしたほうが恋人っぽく見えるじゃない」
いや、確かにそうだろうがこいつに羞恥心はないのだろうか。そもそも、知り合いに見られでもしたら何て言い訳する気だ?次々と言い訳がましい意見が竜児を駆け巡る。
「竜児?」
黙った竜児を不思議に思ったのか、腕に絡みついたまま大河は視線を上目遣いにして尋ねてくる。
「う、あ……」
何も答えられない。こいつは普段は獰猛で我が侭で、それでもやっぱり美人なのだ。何度も告白にあったことがるというのも頷ける。こんな奴とわかっていても、そんな目で見られたら竜児でなくとも紅くなるのは必然というものだ。思わず竜児は顔を背ける。
「?」
大河は小首をかしげ、まぁいいかと歩き出す。さぞ回りには熱々カップルに見えることだろう。当人達の心情は別として。
竜児は自分の煩悩を追い払うかのようにてきぱきと買い物をこなし、家へと戻る。とにかく落ち着かなければならない。そう、落ち着くためには料理だ。普段からやっている作業に没頭すれば落ちつける筈。キッチンに立ち右手で包丁を持とうと……。
「あ……」
右手が使えない。これでは料理が……。
「?どうしたのよ?」
再び大河からの見上げるような視線が竜児をつらぬく。何だろう?今日の大河の小動物のようなこの目は。これでは自制がきかなくなるかもしれないではないか。
「はっ!?何を考えてるんだ俺は?」
我に帰るも、これでは料理が出来ない。どうしよう……?

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 17:57:02 ID:lSa8Cb9R
ハフンハフン

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 18:12:30 ID:SWdhMiuR
尿意デマイオ!

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 18:20:34 ID:czYuyn50
うんこする時とかどうすんだ?

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 18:31:36 ID:fw8wky6f
ダブルアーツを思い出したw

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 19:00:04 ID:kZpSUS3w
続きはー?

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 19:06:30 ID:PntXNL4G
このシチュエーションの醍醐味はトイレも風呂も寝床も常に共にするという点だ。
トイレは我慢できないから強制イベントとして、風呂を我慢させないためにハプニングがなんとしてもいる。
続き期待。

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 19:11:28 ID:r3B7i7DM
トイレを強制イベントではなくハプニングにしてしまえば
今度は入浴が強制イベントになるんじゃね?


250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 19:26:52 ID:s1GuEVAd
遅れてスマソ。トイレイベント>>242続き

トントントン。リズミカルに包丁の音が響く。
「大河、さっきのボウル取ってくれ」
「ボウル?これね、はい」
「おぅ、サンキュ」
結局、竜児は大河の足元に踏み台を用意した。これで大河と自分の手が同じ高さにある。こうなれば不自由なのにかわりはないが、幾分動きやすい。
竜児はようやくと料理に没頭できた。今日は大河の好きなハンバーグ。フライパンの熱で少し汗ばみながらも、生き生きとした顔で料理を続ける。
「………………」
そんな竜児を、黙って大河は見ていた。何をするでもない。時々頼まれたことはするが、後はじっと見てるだけ。声を出さずに、ただ、ひたすら見つめていた。普段からの凶眼から想像もつかない優しい眼と、よどみなく動く手つき、額にはじんわりと汗が浮かんでいるその姿を。
竜児はそんな、大河の視線には気付かず、どんどんと料理にのめりこんでいく。
先程一瞬感じた自制のことなど、もはや頭の片隅にすら無い。
無い、筈だったのだが。
「ほら、竜児。あーん」
「う、いや」
今再びその自制がきかなくなり始めていた。そもそも、今日の大河は優しすぎた。いや、今までにも優しい日はあった。しかしそれは程よくバランスよく、その日の出来事にうまく加味されるものであって、
「竜児、さっさと口開けろ」
ぱくり。もぐもぐ。ごっくん。
やってしまった。これはいわゆるカップルの定番というやつではないか。いくら自分が朴念仁と呼ばれていようとそれくらいの願望、いや情報は知っている。
大体、気がつくのが遅すぎた。自分は右手が使えないのだ。利き腕が使えないという事は、箸が持てない=飯が食えないのだ。もっと早く、スプーンで食べられるもの、とかに予定を変更すべきだった。
大河、ご飯を上手く食べられない竜児に気がつき、珍しく、
「しょうがいないわね」
と言って、先程まで自分が使っていた箸で竜児の分のハンバー……なんだって?今、誰の箸って言った?
「お、おま……」
「ん?何よ?」
『隣』に『仕方なく』『密着』して座る大河は既に自分の口に先程の箸を加えながら尋ねた。
優しい、とは時に核をも越える武器になるのだと高須竜児は高校2年生にしてようやく悟りを開く事ができた。
しかし、そんな甘いフィールドにいたからか、いくつもの難関について考える事を忘れていた。忘れていただけに、その時はすぐにやってくる。
「う……」
食事を終え、居間座って落ち着いてから数分、ソレはやってきた。
「……?どうしたの?」
大河は珍しく、心配げな顔で竜児を見つめる。そんな顔をされると言いづらい。個室入室願望があるなんて。端的に言って生物が生きている限り行う生理的活動を行いたいなんて。具体的に言ってトイレに行きたいなんて。
「なんなのよ?」
「いや、その……トイレに……」
言ってしまった。せめてオブラートに包みたかったのに。こう、なんでもないことのように、さりげなく、それでいて「……わかった」え?
「いや、え?」
「トイレに行きたいんでしょ?しょうがないから行ってあげる。ドアの前で待ってるから」
俺は今日まで逢坂大河という女を誤解していた。数かぎりない男子がコイツに告白したというが、俺もその一人になりかねない、と言うほどに。今、お前は俺の中で櫛枝実乃梨よりも輝いているっ!!
「あ、ちょっと待って。タオル持ってって」
「へ?」
「……私もトイレ、あるから」
「は?」
「何度もいわせんなこの駄犬!!」
「ぶふっ!!」
手の抜きようのないこぶしが腹に炸裂する。しかし、今のはまごうことなき自分が悪い。すまん大河、お前も我慢してたのか。

「ふぅ」
トイレを済ませ、出てくると、大河にタオルを渡される。
「これで目隠ししなさい、それと耳も何かで塞ぎなさいよ」
言われて、MDを部屋から持ってくる。これでボリュームを最大にすれば音なんて聞こえない。ん?音?聞こえるか、普通?まぁ女の子はそういうの気にすんのかな。
しかし、大河がトイレに入ってすぐ、非常事態が起きる。
「……あれ?」
MDのバッテリーが切れた。これはまずい。でも音なんて何も……。
「……ャー……」
何も聞こえない何も聞こえない何も聞こえない何も聞こえない何も聞こえない。

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 19:43:51 ID:SWdhMiuR
トイレイベント… この文字を見た瞬間仕事中にニヤニヤがマジとまりません!

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 20:12:41 ID:rWj4oosw
ブッブボッブリブブブブッ

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 20:18:42 ID:90Pl2FPy
三年に進級して同居を始めた大河と竜児は超ラブラブモード突入だから
大河がトイレに行くときは竜児が手を引いて連れていって、大河を背後から両脚をM字になるように抱えてやる

竜児「ほら、しーってするんだぞ」
大河「りゅうじぃ……はずかしいよお(半べそ)」
竜児「お、出てる出てる。ちょろちょろと」
大河「み、みるなぁ/////」
竜児「よしよし、すっきりしたか?拭いてやるからな」
大河「うう……」

という感じがデフォになってるよ

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 20:22:56 ID:IQhBbVll
253
・・それはサスガに引く


255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 20:36:17 ID:aGVBfX37
ああ…dong引きだ…。

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 20:50:07 ID:8bw+G8V/
なんか大河冷たくね?って思ったら、まだ告白前の話なんだなw

くそぅ
それなのに、こんなにニヤニヤさせてくれるなんて…

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 20:56:02 ID:s1GuEVAd
>>250続き

何も聞こえない何も聞こえない何も聞こえない何も聞こえない何も聞こえない。
相当竜児は焦っていた。何せ、今大河は自分と手首で繋がりながらトイレを済ませているのだ。
(そもそも、今大河は本来纏わなければならない部分を……何を考えてるんだ俺は!?考えるな、考えるな、考えるな、そう、考えるな、感じるんだ……感じてどうする!?俺のバカ!!)
今隣にいる大河によからぬ妄想を描きそうになり、慌てて打ち消す。そのうちに、
「竜児、何やってんの?」
イヤホンを取られ、大河が目の前にいる。どうやら悶々しているうちに出てきたらしい。
「い、いやなんでもない」
高速でイヤホンを取り戻し、そしらぬ顔で突き通す。今、竜児が生き延びる術はそれだけだったと言ってもいい。例え奇異な眼で見られても、そうするしかないのだ。さぁ、疑うなら疑え。
「……あのさ、竜児」
しかし、次なる大河の行動は怪しむ、でもなく、怒る、でもなかった。
「……お風呂、なんだけど」
世界は核の光に包まれた。ふと、そんなフレーズが竜児の頭をよぎる。フロ?FURO?FLOW?それはグループ名か。
「……どうやって、入ろう?」
ギブアップ。安西先生、時には諦める事が必要です、と世界の中心で叫びたかった。この期に及んで考えを後回しには出来ない。確かにこれは由々しき問題だ。竜児が女、もしくは大河が男だったら少しはマシだったのかもしれない。
人生、時には電柱を蹴り倒す方が楽なのかもとも思う。
「い、いや、……どうしよう?」
ようやく捻りだした言葉はこれ。しかし、目の前の本物にも負けない虎はそんな言葉で納得するお方ではない。
「はぁ!?アンタ何も考えて無かったの?料理してる時はあんなに真剣でかっこよかったのに……」
「は……?」
今、大河は何と言ったのか。聞き間違いでなければ……。
「っ!!うるさい、忘れろ!!」
ガン!!
側頭部に鈍い痛み。まだ目隠しは取ってもらってなかったから攻撃への反応もできない。これは、恐らく蹴りだろう。そんな事を思いながら、今見えている暗闇同様、竜児の意識はブラックアウトした。

***

ジャーー。
水の音がする。いや、音だけじゃない。臭いもそうだ。あったかいお湯が周りに立ち込めている。ここは……風呂場だろうか?意識が上手く働かない。暗闇で何も見えない。そのせいか思考も纏まらない。
「っ!!竜児!?目が覚めてないよね!?」
声が反響する。ここはやはり風呂場のようだ。んん?フロ?FLOW?いやだからそれは……風呂!?
「え?まさかここ風呂!?」
「きゃっ!?お、起きたの!?って、ちょ、ちょとひっぱ……あ、どど、何処触って……」
「え……?」
目隠しをしたままで何も見えない。しかし、起き上がろうと無理矢理何かにつかまろうとした手は、何か、とても柔らか……ガン!!
「痛ってぇ!!」
頭を叩かれた。それも容赦なく。恐らく、今のはシャワーの頭で殴ったのだろう。ヒリヒリする。
「ったく、このエロ犬!!ひ、人のお、おし、おおし、何を言わせるかぁ!!」
ガンガン!!
「痛っ!?痛いって!?やめろ殴るな!!っていうか冷たい!!さぶっ!!」
急に来た寒気。目には見えないが随分と体中濡れているらしい。
「全く、アンタが気絶してるうちにお風呂済ませようと思ったのに」
と、いう事は、今大河は……。考えようとしてやめ……られない。今、この目隠しの前には何も纏わぬ大河が……。
『ピリリリリリ!!』
と、急に携帯が鳴る。どうやら脱衣所からだ。
「ん?電話ね」
大河は竜児を引っ張るように連れて行き、途中で、何か(多分バスタオルだろう)を巻くような音を立てて電話に出る。
「もしもし?」
『あっ、もしもしタイガー?香椎だけど』
大河は電話取ってからしばらくピクリとも動かなくなってしまった。流石に寒さが耐えられない。
「おい、大河、流石に寒い」
「うっさい黙れ」
ギロリというような気配を滲ませる。見えていなくてもこの威圧感。たいしたものだ。
『もしもーし?』
電話口から香椎の声が聞こえる。
「今忙しい、今度掛けなおす。それじゃ」
大河はそういい捨てボタンを押す。ようやく電話が終わったようだった。

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 22:34:20 ID:s1GuEVAd
>>257続き
「そもそもどうやって脱いだんだ?」
今、どうにかして服を着替えたらしい大河に尋ねる。このままでは風邪を引いてしまうし、参考になるかもしれない。
「切った。はさみで」
竜児の中に衝撃が走る。切った?まだ着れる必要とされている服を?なんてMOTTAINAI!!
「おまっ!?なんてもったいない真似を!!」
「仕方ないでしょ!!他にも服を切って、今は横を安全ピンで留めてるのよ」
仕方ない、そういわれて反論しようとしたが、出来ない。
竜児は清水の舞台から落ちるつもりではさみを手に取り、自分の着ている服に刃を入れる。チョキン……。切ってしまった。MOTTAINAIが切ってしまった。ごめんなさい服さんTシャツさん。
一太刀いれる度にビクビクする竜児は、何十分もかけようやく着替えを終えた。しかし、まだ難関は残っていた。そう、睡眠である。
「な、なぁ大河」
「……何よ」
「どうやって寝る?」
「っ!!そそ、そんなの聞くな!!」
大河は慌ててそっぽを向こうと体ごと向きを変えようとし、
「うわっ!!」
結果、竜児を力ずくで胸元に引き寄せてしまった。
「ちちちち、ちちょっと!?何してんのよエロ犬!!」
「こ、これはお前が引っ張るから!!」
「と、とにかく離れて!!くすぐったい!!」
「お、おぅ」
一見、竜児は冷静に離れたように見えた。しかしその実、急に哀れ乳とまで言われた胸に抱き寄せられ、あまつさえ風呂上りのいい香りを嗅いでしまったのだ。
なんていい香りだったのだろう。胸がドキドキする。それに、哀れだかコンプレックスだか知らないが、ちゃんと、その、弾力というか、胸は確かに存在した。
いつだったか、能登や春田に「おっぱいはある!」なんて言ったことがあったが、どれだけ小さくともそれは胸にたりえるという事を、今この身をもって経験した。ああ、鼻の下が伸びるというのはこういう事を言うのかもしれない。
「……竜児、何かキモい」
そんな竜児のトリップを、大河は容赦なく現実に引き戻す。まさに冷水を浴びた気分だ。男というのは本当に狼なのかもしれない。
「……とにかく、下は良いとして上は服に皺がつくし、Tシャツで寝るしかないか」
無理矢理大河の言葉を無視して、寝る時のプランを練る。
「わ、私にもシャツになれ、というつもり?」
大河は顔を真っ赤にして睨みつけてくる。
「お前、まだ服を切るつもりか?」
「……切る」
ぷちん。なにかが切れた。むしろ、ある意味で大河が切ったと言ってもいい。
「MOTTAINA〜I!!」
「な、何よ?私のなんだからいいでしょ?」
「いいや良くない!!横をこれだけ大きく切ったのは直せないものもあるんだぞ!!そんな何枚も服を切るなんてCO2削減をなんだと思ってるんだ!!」
これは心からの声だ。本当に嘘偽りの無い、真っ直ぐな気持ちだ。しかし、竜児は手錠という奴を甘く見ていた。

「………………」
「………………」
お互いに黙って背中合わせに布団に入る。手錠のせいか、背中あわせになると殆どぴったり背中がくっつく。着ているものがTシャツだけのせいか、相手の体温まで無駄に感じられる。はっきり言って緊張して寝るに寝られない。
「……竜児」
緊張したように大河が声をかける。
「……何だ?」
「……絶対変なことしないでよね」
「……おぅ」
その言葉を聞くと、大河は背中は合わせから反転し、竜児の方を向く。その気配に、竜児も大河の方を向くと、大河はそのまま竜児の胸に顔をうずめた。
「たっ、大河!?」
「……うるさい、どうせなかなか眠れないんだから慣れるまでこうする」
どんな理屈だそれは。そう思わないでもないが、不思議と、大河の重みも、香りも、存在も気にならないほどに心地よかった。先程まで緊張の連続だったからだろうか、その心地よさに、すぐに眠気が押し寄せてきた。ほどなくして、竜児は眠る。
大河も、別段嫌がるそぶりも無く、規則正しい竜児の胸の鼓動を聞いているうちに、段々と瞼が重くなってきた。
『プルルルルル』
急に竜児の携帯が鳴る。液晶には「春田」の文字。今にも眠りそうだったのを邪魔された大河は動かぬ竜児に変わって電話を取る。
『あっ高っちゃーん?あのさぁ』
「うるさい、竜児ならもう寝てる。私も寝るから、お休み」ブツッ!!
即座に言いたい事だけ言って電話を切る。そうしてすぐに再び竜児の胸に頭をおき、竜児と同じく、夢の世界の住人の仲間入りを果たした。
ようやく、長い一日目が終わる。

すいません。明日用事で朝早いので続きは明日の夜に書いて投下します。楽しみにしてくれてる人重ね重ねすいません。

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 22:40:43 ID:PntXNL4G
乙 春田に知られたwww

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 22:46:24 ID:P8sJwzC+
次の日春田によって知れわたるなwww
ヤンキー高須とタイガーが・・・ってwww

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 22:52:11 ID:Jrtq9KJ9
いいねぇ!

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 22:59:33 ID:kZpSUS3w
いやーいいねー
もうビンビンですよ

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 23:05:30 ID:SWdhMiuR
>>258
すごい!あり得る話しですよ!内容もすっごくニヤニヤさせられ楽しいです。
感想しか書き込めなくてすいません…

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 23:11:57 ID:UoO0Vlrf
寝る前にきてみたらすごいことにw
いやぁ楽しみだ!

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 23:15:07 ID:fw8wky6f
てか今日はレベル高くね?
なんか次からプレッシャー的な何かが…

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 23:50:56 ID:fw8wky6f
日付変わる前に…


公園のベンチ


竜児「いい天気だな〜…」
大河「いい天気ねえ〜…」
竜児「たまにはこういうのもいいよな〜…」
大河「いい気持ち〜…」

大河「…雲は自由でいいわよね〜…」
竜児「…そうかあ?」
大河「そうよ…あんなに大きな庭を好きなようにのびのびと動きまわれてさ〜…」
竜児「…でもよ〜…自由に見えて自由じゃないと俺は思うぞ?」
大河「…ど〜してよ…?」
竜児「…よくよく考えて見たら風任せなんだぞ?本当に雲自身が行きたいところに行ってるとは言えないんじゃないか…ってさ」
大河「…あ〜…そうかもしれないわね〜…」
竜児「…結局、流されるままの人生というか…行きたいところに足を…運命を変えられないみたいなさ…」
大河「…私達はどうなんだろうね…」
竜児「…ん?」
大河「…私達が一緒にいられるのは運命?それとも…運命に逆らって結ばれたの…?」
竜児「…どうだろうな〜…運命で出会って………その後の運命を変えていった結果が今なんじゃねえか〜?」
大河「…ふうん……まあどっちでもいいわよ…」
竜児「…………いいのかよ」
大河「……なんにしろ、[今]竜児と一緒にいられるんだもん…」
竜児「……俺も一緒にいられてよかった…」
大河「…ひとつわかるのは、みんなに感謝しなきゃいけないことよね〜…」
竜児「…そうだな…俺達がこうしてらるのは……みんな…そう、みんなだな……」


「ありがとう」


竜児「…幸せだな〜…」
大河「…幸せよね〜…」


空を見上げながらゆっくり時間の流れる、5月のとある一日



妙に[…]や[〜]が多いのはまったりのんびりさを表したくて…

互いに緊張することのない、ゆったり日常が大好きだわw

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 23:53:39 ID:qppecxJF
やばい明日の夜が楽しみでしょうがないw

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 23:58:46 ID:n0V5nrFb

ID:s1GuEVAd氏の来るまでに一つ繋ぎネタを
いくつかリクエストのあった原作版のその後を書きました


269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/28(土) 23:59:51 ID:n0V5nrFb
文化祭(原作版アフター)


高校三年の中で最後のナイトファイヤーを竜児と大河は揃って見ていた。

竜児「終わったな。最後の文化祭」
大河「あっという間だったね」

クラスの出し物も成功した。
高校生という時間の中で精一杯、出せるだけのものを出した。
炎が生徒達と夜空を明るく照らす。
竜児はある決心をしていた。
去年の文化祭でなしえなかった事。
それを最後の文化祭で成し遂げる。

竜児「踊ってくれないか? 大河」

立ち上がって手を差し伸べる。

これが竜児の望んだこと。
高校最後の文化祭 愛する人と共に踊る。

大河は若干頬を赤く染めながら竜児の手を取った。
騎士が姫をエスコートするように。
二人は互いの手を取り合ったままかがり火の前へと歩む。

それを見ていた文化祭の責任者 北村は流れている音楽を変えた。
ラジカセが奏でるのは切ないラブソング。

すでに大半の生徒は踊るのをやめている。
残っているのはほとんどがカップルだ。
なら、少しくらいこの時間を恋人達にプレゼントしても罰は当たらないだろう。

竜児「思い出すな。去年の文化祭を」
大河「うん。今だから言えるけど、あたしアンタとも踊りたかったんだよ?」
竜児「俺もだ」



270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 00:01:09 ID:n0V5nrFb
二人は時間を忘れ、舞踏を続ける。
彼らの目にはお互いしか映っていない。

―この時間が永遠に続けばいい―

だが、どんなに楽しい時間にも終わりの時はやってくる。
数拍の余韻を残して音楽が止んだ。

大河「……終わっちゃったね」
竜児「いや」
大河「?」
竜児「文化祭が終わっても俺と大河の生活は終わらない。これから、10年、20年先も俺たちはずっと一緒なんだから」
大河「竜児!!」

竜児がその言葉を言い、大河は感極まって抱きつく。
それと同時――。

「おめでとう!」

クラスメイト達が、下級生達が、教師達まで、拍手と喝采と冷やかしのエールを贈る。
二人は周りを見た。
曲が終わるまで踊っていたのは自分たちだけだ。
その上であんな告白をしたものだから人々が沸き立った。

普段なら竜児は照れ、大河は羞恥から暴れただろう。
だが、この瞬間は違った。

「大河――」

竜児は大河を思い切り抱き寄せると優しく唇を奪う。
そして人々に向け親指を上に立てサムズアップを決めた。

人々が騒ぐ中、文化祭は最高の盛り上がりを見せた。
二人は新たな武勇伝を母校に刻む。
後に手乗りタイガーとヤンキー高須は大橋校の語り草となり、とある女流ライトノベル作家によって全国的に有名になる。

だが、それは当分後の話。
今はただ愛ある竜と虎に乾杯を。



271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 00:03:15 ID:90Pl2FPy
正常位だと大河が竜児の体重で重そうだから
騎上位か座位が多くなりそうだ

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 00:16:55 ID:brioF2yZ
>>270
10年、20年先…のとこ凄くいいです!

うおおおおおおおん!俺も10年、20年後もとらドラとこのスレ忘れないぞ。

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 00:18:51 ID:gaDK34Xf
ゆゆぽ
「・・なんでこれから書こうと思ってたネタが・・・」


274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 00:21:28 ID:cAuTR8SQ
先生ドンマイwwwww

275 :南 千秋 ◆NKDoWFlc9I :2009/03/29(日) 00:28:41 ID:46pdsH8Q
個人的に
>>228-229が良いな。意識しだした頃っぽくて。

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 00:45:31 ID:fc9NE27T
>>272 >>273 >>274

ありがとうデス 
五巻を読んでたら二人が踊ってなかったんで書いてみました。

あと書いてみたいのは二人の結婚式編かなあ

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 00:53:46 ID:H4cTx69a
良作に刺激されて俺も書いてみた
原作後です

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 00:54:32 ID:H4cTx69a
「それで、大河って今も前みたいに高須くんに家事全部やってもらってるの?」
実乃梨は太陽のような笑顔で尋ねた。
放課後、生徒会活動で忙しいという北村を除き、竜児、大河、実乃梨、亜美の四人での下校。
このわずかな時間は、クラスが別々になってしまった友人達との貴重な時間であった。
「掃除も洗濯も私がやってるわ。洗い物だってやるんだから。」
大河はフフンと得意げに鼻を鳴らす。
実乃梨は背後からそんな大河を抱きしめる。
「すごいじゃん大河!前はそんなことぜんぜんやらなかったのに。」
高須くんのおかげねーと実乃梨は続ける。
「いや、お前あれでやってるなんて言えるのか?」
すぐ後ろを歩く竜児が呆れる。
洗濯は全自動、洗い物は食器洗い機任せ。
部屋の掃除はまさしく、四角い部屋を丸く掃くといったものだというのに。
しかし、それでも確かに以前よりずっと進歩したと言えるのだが。



「それに、たまに竜児が夕飯作ってるの手伝ったりもしてるわ。」
気をよくしたらしい大河はさらに続けた。
その一言に心底驚いたらしい、
「あれ!?大河料理まで作れるようになったの!?」
実乃梨はオーバーリアクション気味に腕を振り上げる。
脳裏をよぎるはバレンタインのチョコレート。
ただ溶かし、そして固めなおしただけのチョコレートに起こった奇跡。
まさに神から授けられたような不器用さだったはずだ。
その大河が、料理を作れるというのだ。
「え…、それは……。」
感動に打ちひしがれ、今にも泣き出しそうな実乃梨の剣幕に押される大河。
「その……、できるかできないかって言ったら……、」
「料理は全然できねーだろ、何度も教えてやってるのに。」
そんな無粋な竜児の一言。
やっぱり、といつもの笑顔に戻る実乃梨。
口をはさんだ竜児にキッと鋭い視線をぶつけ、大河は吼える。
「うるさいわね!サラダとか作ってあげてるでしょ!」
「サラダって言ってもレタス盛り付けただけじゃねえか。
 もっといろいろ盛ったりしろって言ってるのに。シンプルすぎるんだよいつも。」
シンプルなのは嫌いじゃない。だが、せっかくだからいろんなサラダに挑戦してもらいたのだ。
そんな竜児の思いとは裏腹に、大河は一瞬固まるとなにやら焦りだした。
「あ、あれは別に……、その……」
なにやら歯切れが悪い。


279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 00:55:19 ID:H4cTx69a
「へー………。」
小さな、しかし意味深な呟き。
大河が素早く振り返ると、先ほどまで無言だった亜美がチワワのようなその目を、
まるで獲物を捕らえた猟犬のように輝かせていた。
たじろぐ大河との距離を一歩詰め、さらに続ける。
「タイガーってば、あんたサラダをいつも高須くんに食べてもらってるんだ〜。」
言って視線を外す。へー、と再び呟きながらニヤリと唇を動かした。
「なによばかちー。何が言いたいのよ。」
目を細め凄むも、迫力は今ひとつ。
亜美はフッと鼻で笑う。
「べーっつにー。ただ〜、レタスだけのサラダだなんて珍しいなって。
 レタスだけってなんか意味深そ〜。」
「べ、別に意味なんてないわよ。ただレタスのサラダが美味しいから作ってるだけで……。」
「ホントに〜?」
「しつこいわね!ただそれだけよ!」
ニヤニヤと顔を近づけてくる亜美を振り払うようにかぶりを振り、大河は声を張り上げた。
しかし亜美には通用しない。
「そっか〜、じゃあホントに意味なんてなかったんだ。
 亜美ちゃんってば勘違いしちゃったなぁ。
 てっきり高須くんにぃ、気づいてもらいたくてぇ、
 レタスオンリーだなん……」

「わあああああああああああああああああああ!!!!!!!」

「ぬぐっ…。」
「うおっ!」
「ど、どうしたの大河、いきなりあーみんに飛び掛って!」
突然の出来事に慌てる竜児と実乃梨。
大河は髪を振り回すようにして、亜美にしがみ付いている。
「おほほほほほ、ばかちーってば、口の中に蚊がいたわよ。」
「……ん……なせ…、……離せって言ってんだろクソチビ!」
全力で大河を振り払う亜美。
スタッと軽やかに着地し、大河は目で牽制する。
「あんたいきなり馬鹿なこと言わないでよ、あせっちゃったじゃない!」
「ってことはやっぱりわかってて作ってたのね。うわー恥ずかしい女。」
「うるさい!どうでもいいでしょ!」
今にも再び飛び掛らんとする大河の殺気を亜美は軽やかにかわした。


280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 00:56:21 ID:H4cTx69a
一呼吸の後、目が点の竜児と実乃梨を尻目にさらに口を開く。
「『竜児ってば、今日も気づいてくれないの〜。』ってやってたわけぇ?はっずかしー!」
「ああああああああんた、それ以上言ったら殺すわ!モ、モルグ送りにするわ!」
「きゃはっ、タイガーってば怖い顔して〜。
 女の子はもっと〜、いつも高須くんにサラダ食べてもらってるときみたいな〜、
 か・わ・い・い・笑顔じゃなきゃ。」
「んがああああ、ブっっっ殺す!」
それが限界だったようだ。
低い姿勢から異常な膂力で飛びついてきた大河をしかし予想していたかのように軽やかに避け、
亜美はそのまま抱きつくようにして竜児の腕を取った。
「きゃー、高須くんみのりちゃん助けて〜!」
「うわっ、くっつくなよおい!やめろ!」
「うおー、大河どうどう!おちつけー!」
「竜児!あんた何ばかちー庇ってるのよ!やっぱりあんたはばかちーの味方なわけ!?」
「お、おい、落ち着けやめろって。いててっ、引っかくな!別に味方とか敵とかそんなんじゃ……」
「やーんタイガーってばそんなに怒っちゃって、亜美ちゃん怖い〜。
 でも高須くんはいつも優しいし〜、あたしもレタスのサラダ食べてもらおうかな〜。」
「……っ!」
「いてっ!やめろ、落ち着け大河!やめろってば!」
掴みかかろうとしてくる大河を亜美は竜児を壁にして上手く避ける。
そんな追いかけっこは帰路の間中続いた。





「ほら、サラダ作ってあげたわよ。」
そういって大河は大きな皿に盛り付けたサラダを竜児に差し出した。
今日は大河の親は仕事で忙しいらしい。
こういう日は高須家で弟と一緒に夜まで過ごすようになっていた。
最近は泰子も夜が遅く、弟の面倒を見ながらではあるが二人で過ごす時間も増えていた。
以前までとは違い、家事の手伝いをするようになった大河の姿に竜児は幸せな気持ちでいっぱいだったが、
相変わらずのワンパターンなサラダには一言注文をつける。
「またレタスのサラダかよ。
 シンプルなのは嫌いじゃねえけどよ、もっとバリエーション憶えろよ。」
「うるさいわね、いいのよあんたはこれで。」
「なんだよそれ。」
「いいから、どうせ料理はあんたが作るんだから、
 あんたは黙ってこれを食べたらいいのよ。
 作ってもらえるだけでも感謝しなさい。」
「ったく、わかったよ。」
まあ実際、大河が作ってくれたというだけで、
思わず天にも昇ってしまいそうな気分なのだが。


281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 00:57:09 ID:H4cTx69a
じー。
フォークを運ぶ竜児の口元に大河の視線が突き刺さる。
た、食べづらい。
「……なんだよ。」
「ねえ、美味しい?」
「なんだ、まあ、美味いぞ、ただのレタスだけど。」
「それだけ?」
「え?そうだな……、もう少し食べやすいサイズに切ったりしたほうが……」
「………そういうことじゃないわよ、ばか。」
はぁ、とため息をつく大河。
竜児は慌てる。
「な、なんだよお前。そんなこと言われてもわかんねえよ。」
「別にもういいわ、鈍感犬。」
「おい、ちょっと待てよ、どこに行くんだよ。」
「トイレよ、トイレ。」
その言葉に黙ってしまった竜児を背に、大河は部屋を出た。

「はぁ……、ばかちーはすぐ気づいたのに……。」
戸を閉め、再びため息。
レタスのサラダに秘めた想い。
大河の正直な想い。しかし、
「あいつってばちっとも気づかないじゃない。」
肩を落とす。
そもそも、こんな回りくどいことをしたことが間違いだったのだ。
相手は鈍感が服を着てるような男。
乙女チックな作戦は通用しないに決まっている。
「やっぱり、こんなのガラじゃないわね。」
呟くと同時に戸を開く。
ここは一つ、正攻法でいくことにしよう。
ポカーンと大河を見上げる竜児を見下ろし、微笑む大河。
レタスオンリーでLet us only
一緒にいたいという気持ちを込めて、大河は竜児に抱きついた。



終わり

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 00:58:46 ID:H4cTx69a
原作中で大河が竜児につくってやろうとしていたレタスのサラダは
欧米ではハネムーンサラダと呼ばれる新婚さんの料理らしい
それでちょっと妄想してみた

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 00:59:45 ID:795zxavi
おk

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 01:00:10 ID:1rBLIdPp
GJ
さすがに竜児というか高校生の男児は知らないだろうwww かくいう私も今初めて知ったんですけどね。

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 01:09:03 ID:OYItQUjT
>>282
なにこれ?!
これって有名な話?それとも作者さんの作り話?
レタスオンリーとか鈍感竜児じゃなくても気づかないだろw

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 01:58:28 ID:brioF2yZ
レタス=芯=一筋 って事かと想ったがレタスは一筋じゃなかったわ 汗)

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 02:33:14 ID:6mpPjqZ2
ttp://sukima.vip2ch.com/up/sukima004582.jpg

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 02:46:02 ID:1GEFbWL2
>>287
誰かこれを文字起こしした人はいる?

289 :shin:2009/03/29(日) 02:51:20 ID:ayVw3sbY
竜児 あのね ・・・ ずっとずっと 自分なんかが
愛(ペン邪魔)されるはずがないと思ってた
でもそれは逃げてただけなのかも知れない。
 自分がもて?ないのも 親のせいに ・・・ 回りのせいにして・・・
でも 竜児は私をそのまま 愛してくれた、、、。

 自分に誇りを持って、、、
         
           竜児を愛したいから。
      
                   逢坂 大河..

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 04:36:40 ID:D0Qhyh+R
>>285
282さんじゃないけど、作り話じゃないよ。
たとえば、そのものズバリ「ハネムーン サラダ」(二宮ひかる著)
ってマンガもある。全5巻で確か最終巻にこのネタがあった。
そのマンガ、このスレ住民向きのような気がするので、機会が
あったら読むのオススメ。一般向け・Hアリ。

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 04:42:05 ID:1GEFbWL2
二宮ひかるはちょっとテイスト違いすぎるだろう

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 04:49:15 ID:795zxavi
>>290
エロマンガですね
女性作家らしい内容で楽しめました

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 04:50:43 ID:K95jD8PF
いちゃいちゃなだけでなく竜虎衝突というスパイスがあってもいいかとは思う
でも最後にゃ絆を深めるなどという妄想

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 05:06:38 ID:795zxavi
>>293

大河「あんたなんか大っ嫌い!!!!!」
竜児「俺だって嫌いだ!!!!! 嫁に来いなんて言った俺がどうかしてた!!!!」
大河「もう二度とあんたの顔なんか見たくない!!!」
竜児「なら出ていけ!! ここは俺の部屋だ!!!」

     *  *  *  *  *  *

大河「あれから三日……あの夜から竜児はずっと学校休んでるし、電話もメールも反応しないし……はぁ」
実乃梨「ねぇ大河、高須君…どうしたの? 大河もずっと考え込んでるし…何かあったの?」
大河「…別に…。なんでもない!」
北村「なんだ逢坂、ケンカでもしたのか?」
亜美「どうせ高須君に何かわがままでも言ったんでしょ? それで逆ギレしたとか、ね」
大河「…………」
亜美「あ〜ら図星なんだ? しょうがないねぇアンタは」
実乃梨「それにしたって、ケンカしたくらいで三日も学校休むかな……高須君…」
北村「よし! 明日になっても来なかったら、みんなで高須の家へ行ってみるか!」
亜美「そうだね。ちょっと様子見に行くだけならいいよ」
実乃梨「大河、大河も…一緒に行くんだよ」
大河「あたし……あたしは……行きたくない」
実乃梨「大河…!」
大河「とにかく行かない! 絶対に」
実乃梨・北村・亜美「……」

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 05:32:47 ID:795zxavi
―――それから二日後、朝


大河「昨日、みんな竜児に会いに行ったのかな。今日も竜児学校に来てないけど……」
実乃梨「おっはよー大河」
大河「あ、おはようみのりん。ねえみのりん、あのさ……その」
実乃梨「ん?どうしたの大河」
大河「あの……昨日、竜児に会ったんでしょ。……何か…言ってた?」
実乃梨「いやぁー!今日は寒いねぇー!風邪ひいちゃいそうだよー!寒いからちょっと廊下をひとっ走りしてくるかなぁ!」
大河「!? みのりん!?…………どうしたんだろ、みのりん」
北村「おはよう、逢坂」
大河「あ、おはよ、北村君、、、、ねぇ北村君、昨日、竜児の家に――」
北村「………逢坂、それは…俺の口からは……とても言えないんだ…すまない」
大河「え?」
北村「…ほんとうに、すまん」
大河「(何?一体どうしたの?みんな)」
亜美「………」
大河「…!ば、ばかちー!ねぇばかちー、昨日は竜児の家に行ったんでしょ? 竜児が何か言ってたの? 何て言ったの?」
亜美「………アンタ、まだ知らないんだ……そうだよね…知ってたらそんな事言わないか」
大河「な、何が!?」
亜美「アンタ、隣に住んでて気づかなかったんだ……」
大河「え?」
亜美「ううん。しょうがないか。大ゲンカ中だったしね…ごめん。気にしないで」
大河「な…何? みんなどうしたの? 竜児は何て言ってたの?」

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 06:23:30 ID:795zxavi

ゆり「みんな、おはよう」
北村「起立!……礼!……着席!」

ゆり「今日は、みんなに…悲しいお知らせがあるの。その…ちょっとショッキングな事だから、落ちついて聞いて下さい」
北村「……」
実乃梨「……」
亜美「……」
大河「?」

 (ざわざわ……ざわ…)

ゆり「実は、五日前から高須君の行方がわからなくなっていました。家出の可能性があったので、家族の方はすぐに警察に捜索願いの届出をしたそうです」
大河「!?」
春田「えぇ!? ウソでしょ先生! たかっちゃんが家出なんてありえねーでしょ」
ゆり「落ち着いて春田君。これは事実です。ご家族の方は懸命に高須君の行方を捜したそうです。そして、失踪から二日経って、高須君は発見されました」
大河「(え? 家出? 竜児が……何で? まさか……ケンカが原因!?)」

ゆり「失踪から二日後に、高須君は×××河の下流にある崖下で―――――遺体で発見されました。……みんな、高須君の冥福を……願って…あげて下さい」
大河「え」

     *  *  *  *  *  *

大河「…………」
泰子「…………」
大河「竜児…」
泰子「…………」
大河「…………」
泰子「大河ちゃん……ごめんね、お葬式に呼べなくて。何も考えられなくて……アパートの管理人さんには、尋ねに来る人に伝言を伝えてってお願いしておいたんだけど……」
大河「……ううん、気にしないで……」
泰子「なんだか――――これが夢、みたいなの。ふっと、竜ちゃんがドアを開けてさぁ、ただいまーって、今にも帰って来るような気がするの……」
大河「………」
泰子「竜ちゃん………あんなに大きく育ってたくましい男の子なのに……こんな…ちっちゃい箱の中に入ってるんだね………」
大河「りゅうじ……」
泰子「…………」
大河「りゅうじ……!」
泰子「…は、あ……う…う…う…ううううううう……」
大河「りゅうじぃぃぃぃぃ」

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 06:28:03 ID:795zxavi
>>293
ごめん眠くなってきたので、続きはあとで!

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 07:35:25 ID:VOLsz6Ln
おい・・・どーなってんだよ・・・

ざわ・・・・ざわ・・・・

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 08:39:39 ID:gaDK34Xf
スパイスどころかカラムーチョ一気食いじゃねえか

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 09:18:25 ID:mCzyjc1D
こらこら…衝突すら出来なくしてどうするw

ってか……実際そういう状況になったら,
大河は絶対に後を追うと思うな……
何とか耐えられても,もう抜け殻になってしまうような
気がする……。

なんというか,大河は我が身が切り裂かれるような泣き方
するからな〜。見てて辛いわ。


301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 09:41:29 ID:OHUyHChB
>>297
お・・おい続きを・・・早く続きを書いてくれよ・・・まさかこれで終わりか?

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 09:52:43 ID:Ehe4tMUv
大河「りゅうじいいいいいいぃぃぃぃ!」
独身「うわったぁお・・・びっくりしたぁ・・・」
大河「え?あれ・・・?」

夢でした

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 10:21:39 ID:mCzyjc1D
以降2〜3日異常にやさしい大河にビビりまくる竜児w

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 10:26:56 ID:D0AIhMMP
夢オチで授業中でも泣いて竜児に飛びつきそうだな

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 10:28:32 ID:gaDK34Xf
「竜児、ダメだよぅ・・あぶないよぅ」
「お疲れ様^^お茶いれたよ^^」
「ほら、寒いからマフラーまきなよ^^(まきまき)」


306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 10:29:46 ID:m6KpOZxe
んで、クラス全員で頷くんだな

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 10:31:40 ID:JqcVkszf
お前ら、とらドラ!には名役者がいたのを忘れたのか?
きっとこれは、ドッキリだ!
そうに違いない…

いや、そう…だよ…ね?>>294

お願いだからそうだといってよ、バーニィ

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 11:03:58 ID:brioF2yZ
>>302
俺の夢では竜児好きいいいいいって叫んでましたよ
なぜあんな夢を…

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 11:21:29 ID:ONr86pn1
キーンコーンカーンコーン

竜児「で、さっきの話しの続きなんだけど」
大河「だから!言ってんじゃん!カッパなんていないの!いる訳ないじゃん!」
櫛枝「いやあたしゃ見たね!」
北村「ほぉ、興味深いな」
川嶋「嘘くさ〜、あんたそのキャラで売れてこうっても、世の中そんな甘くないよ?」
櫛枝「いいから聞きなって!昨日ね、自主トレに河原の近くを走ってたわけ!」
竜児「ほら!大河!俺と同じ、俺と同じ!」
大河「うっさい!…で?みのりん」
櫛枝「するとね…いたの…草むらの所に…」
北村「まさか…」
櫛枝「あーみんの顔をした犬が!!!!」
北村「そりゃスゴい!」
川嶋「いねーよ!いてたまっかよ!」
大河「なんだカッパじゃないのか」
川嶋「ああ!?テメーちっと表出ろ!」
竜児「その話しが本当なら1億円は固いぞ…」
川嶋「稼ぐの!?仮に本当でも私そっくりの犬で稼ぐ気なの!?」
北村「亜美に似てるならモデルでもいけそうだな!亜美は美人だからなあ!ハハッ!」
川嶋「犬だってんだろテメー!!」
大河「ならカッパなら…」
川嶋「お前さっきいねえって言ったろおおおお!!!!」
櫛枝「犬でもカッパでも、あーみんは私達の大事な友達だよ!」
川嶋「やめっ…人間だぞ!」
竜児「川嶋、今の面白い」
大河「やめっ…人間だぞ!」
川嶋「真似してんじゃねえよ!!」
櫛枝「大河!今の顔あの犬にそっくり!」
大河「!!」
北村「え!?逢坂に似てるのか!?」
竜児「お前、虎か犬かどっちかにしろよ」
大河「犬はお前だ!このやろー!」
川嶋「ぷぷっ!やーねぇ逢坂さん、犬はあなたらしいじゃなあい」
大河「ひきちぎるぞコノヤロウ!!」
川嶋「やれるもんならやってみい!!」
竜児「やめろってお前ら…」
大河「犬は黙ってろ!」
竜児「!、犬はお前もだろ!」
北村「高須!お前は犬なんかじゃないぞ!お前は俺の親友だ!」
竜児「今はそんな話しじゃない!」
櫛枝「そんな話しって酷いよ高須くん!親友が真剣にする話しは真剣に聞かなきゃ!」
竜児「ええぇ〜…」
北村「高須ー!好きだー!」
大河「テメー今日という今日は!」
川嶋「あだっ!んだとテメー!」
櫛枝「さあさあさあ盛り上がって参りましたー!」

ギャアギャアギャア…と
今日もいつもの2-Cの放課後は
ゆっくり日が暮れていく

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 11:58:19 ID:Qm3BvlaQ
>>309
いつもの日常ってかんじで良かった。これはこれでニヤニヤできました。GJ!

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 13:09:27 ID:Ehe4tMUv
>>209に挿絵いれてみました
http://minup.s10.x-beat.com/up300/src/MiX300_1388.gif

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 13:15:18 ID:5cKZtY3E
「あ」
思わず発した言葉を慌てて手で塞ぐ。
屋上のドアを開けた先、そのフロアのほぼ中央で、竜児は大の字になって寝ていた。

<学校の屋上で>

『よく寝てるなー・・・』
チョコンとすぐ傍に腰掛け、大河はちょんちょんと竜児の顔を指先でつついた。放課後、担任の独神に呼び出された。
またしても進路についてだが、あからさまに無視もできない。
「竜児ー。あたしゆりちゃんに呼ばれてるから、ちょっと待っててね」
「わーかった。んじゃ屋上で寝てるから、起こしに来てくれ」
そう言って、強面のフィアンセは手を振りながら、一つ大きな欠伸をした。
無理もない。昨夜は三代目偽乳パットの製作で、明け方4時まで起きていたのだから。
「わかった。それじゃ行ってくる」
大河も手を振り返すと、タタタっと駆け出した。
それから1時間。竜児はすっかり夢の国の住人と化していた。
しばらくはそっとしておこうと決めた大河だったが、屋上にきてから15分も経過すると、あからさまにイライラし始めた。
理由はと言えば、
『・・つまんない』
自分がきてから結構経つのに、相手は一向に目を覚まさない。なんか理不尽だ。
明らかにこっちのが理不尽な考えだが、大河に至ってこれは当てはまらない。
なにしろ彼女は、天上天下唯我独尊を地でいく虎なのだから。
『・・んしょ』
大河はおもむろに四つんばいになると、竜児の体の上にまたがった。
見下ろす顔の距離がいつもと違い、なんというか新鮮でドキドキした。
「・・・いつまで寝てるのよ・・?」
ぽしょぽしょと囁くような声音で大河は話し掛けた。
何の反応もないのを見て、ニンマリと笑う。
「・・・あんまり寝てると・・・目が溶けちゃうわよ・・・?」
クスクス笑いながら、未だ夢の中にいる王子様をみつめ続ける。
「・・・起きないと・・・悪い虎が食べちゃうんだから・・・」
スウッと顔を近付ける。唇が触れる2センチ程前に。
「・・・あと5秒だけ待ってあげる・・・」
クスクスと悪戯っぽい笑いを浮かべたまま、大河は蕩けそうな程に幸せな顔をした。
「・・・その間に起きなかったら・・・」

『食べちゃうから』

心の中で呟くと、ゆっくりと数を数えはじめた。


313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 13:17:05 ID:5cKZtY3E
>>312

「・・いーち」
耳元に一つ。
「にーい」
瞼に一つ。
「さーん・・」
額に一つ。
「・・しーい・・」
頬に一つ。
それぞれ軽いキスの雨。
「・・・ん」
最後の一つを少し長めにしてから顔を離す。
そのままじぃっと見下ろしているが、その目が開く気配はない。
大河の額がピキッと引きつった。
「・・息の根とめてやる」
不穏なことを口走りつつ、最後の数を数えた。
二つの声が。
「「ごーぉ」」
「えっ!?」
驚いて顔を離そうとしたが、頭ごと押さえられ引きずり込まれた。
そして口を塞がれる。
唇で。
「んんーっ!?んっ・・んんっ!ん・・んふ・・ん・・・ぷぁっ!あ、あんた、お、おきっんっ!?んむ・・・ん・・ん・・・」

長い長いキス。
舌を入れられ、口腔を嬲られ、頭の中までぐちゃぐちゃに蕩けるような、激しく優しい・・・キス。
フラッシュが瞬く頭の中、飛びそうな意識の最後の残り香で、大河はボソリと呟いた。

『・・・食べられちゃっ・・・たぁ・・・』

そして意識はブラックアウト。


314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 13:38:17 ID:brioF2yZ
また神が降臨した!たた大河たんとレロレロチュパチュパチュッパン?(//▽//)ウヒョー

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 13:53:11 ID:gaDK34Xf
この2人に到っては、キスが異常にエロい。

妻がいる横で、テント張ってしまった俺に謝れ!!;


316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 14:04:54 ID:Ehe4tMUv
>>258にも挿絵描いてみました。
http://minup.s10.x-beat.com/up300/src/MiX300_1389.gif
>>313さん、エログッドです。
キス絵もそのうちにー

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 14:13:43 ID:lj//dfFx
>>313
大河「かかかかか、神よ、神が降臨したわ!」
竜児「おちつけ」

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 15:37:41 ID:5cKZtY3E
>>315
ごめんなさい

>>313

「・・・ったく、人の睡眠中に何してんだお前は?」

立ち上がり、パタパタと制服の埃を払いながら竜児は、呆れたような視線を大河に向けた。
あれから30分ほど経って、ようやく目を覚ました大河は、ブスッとした顔で座り込んでいた。

「だって・・・起きないんだもん竜児・・・」
「起こされてないからな」
「あたしに気付かないし」
「寝てたからな」
「理不尽じゃない?」
「どんな理屈だそれ?」
「せっかく人が悪戯してあげてるのに」
「頼んでねぇ」

ぴしゃりと言われてさすがにカチンときた。

「かわいい恋人が傍にきてるのに、寝てるって法はないでしょ!?」
「だから俺は寝にきたんだーーーっ!!」

はぁはぁと息を切らせながら、二人は睨み合うようにしていたが、不意にスッと竜児が右手を差し出した。

「とりあえず帰るぞ。時間も時間だしな」
「もう寝なくていいわけ?」

うろんな目を向けられた竜児は、初めてにこりと笑った。

「折角『かわいい恋人』がきてるのに、一緒に居ない法はないんだろう?」

・・・くそぅ。
にっこり笑った竜児の顔を見て、大河は心の中で悪態を吐いた。
いつもながら、こんなことで機嫌の直る自分が恨めしい、と。
せめてもの矜持とばかり、内心の喜びを隠すために、仏頂面のまま手を差し出した。
竜児はその手を取ると、よっと一声かけて引き上げる。そしてそのまま抱き締めた。その瞬間、

「ひゃあっ!!」

大河が素っ頓狂な声を上げて、へなへなとへたりこんでしまった。

「ど、どうかしたのか?」

あわてて竜児が覗き込む。

「なんか痛かったか?」
「・・・・・・・・るい」
「は?」

俯いたまま、ボソボソと答える声はとても聞き取りにくく、竜児は何度か聞き返した。

「いいから顔を上げて話せ!」

遂に業を煮やした竜児の大声に、ノロノロと大河が顔を上げた。
その顔を見て竜児が固まる。


319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 15:38:52 ID:5cKZtY3E
>>318

なにしろ、顔は恥ずかしさからか、熟れた林檎の如く真っ赤に紅潮し、目は溢れる寸前の涙がたたえられてゆらゆらと揺れていた。
それらは、今にも泣きだしそうな表情と相まって、なんとも・・・嗜虐心を煽ること比類なし。
思わず竜児がゴクリと喉を鳴らした。

「で、で?な、なにがどうしたんだ?」

とりあえず理性をフル動員させて、事の次第を問い質す。
大河はふるふると目線を左右に彷徨わせながら、何度か口をパクパクと開きかけた。
そして・・・遂に意を決した。

「・・・パ」
「ぱ?」
「・・・パンツの中・・グチャグチャで気持ち悪いの・・」

言った瞬間、恥ずかしさから顔を両手覆ってしまう。

ぷつん

竜児の中で、なにかが切れた音がした。





320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 15:52:59 ID:OYItQUjT
こ、こ、これは……
心して続きを待とう…

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 16:07:08 ID:brioF2yZ
仕事中もー
友達と飯食っててもー
家族とテレビ見ててもー
ニヤニヤしちまう!またエロサイトかよって最近よく言われる(笑)竜児と大河が重なって寝る同人とかないかな…

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 16:20:26 ID:ddIriYq4
最終回のキスシーンの後やっってたとしたら、かなりきわどい場所だぞ。
初めて会った祖父母の家でなんて。
そういう視点で最終回のキスシーンの後を誰か書いて欲しい気がする。


323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 16:44:53 ID:mCzyjc1D
翌日の恋人つなぎの手のアップが意味深…
でもな〜
「どうせ結婚するから」って一緒の部屋に布団敷いちゃうような
おかあさん(おばあちゃん)だし……
そこまで織り込み済み?
#にしても,じいちゃん厳しそうなのによく承知したな。


324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 16:50:35 ID:brioF2yZ
おじいちゃん小さい子好きなんじゃ…

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 17:20:35 ID:OYItQUjT
>>321
すんごく分かるw
最近、友達と何処かに出掛けたりしてても、
ついついこのスレが気になってしまうわ…

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 17:20:56 ID:D0AIhMMP
>>323
それは深く考えすぎじゃねw
オタクの反応が面白いからわざと意味深な描写連発
させてる気がする

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 17:20:59 ID:m6KpOZxe
空気読めなくてスマン



大河「うおりゃ〜!」

ガラガラ

竜児「お、出た」
大河「…青玉?」

カランカラン

「2等賞!水族館ペアチケットね!はいおめでとうさん!」


竜児「というわけで来てみたが」
大河「意外と人、多いわね」
竜児「夏休み終盤でピークは過ぎてると思ったが…」
大河「てか2等で水族館てどれだけケチなのよ…」
竜児「1等なんてマウンテンバイクだもんな…いつの時代だよ…せめて液晶テレビとかだろ」
大河「まあポケットティッシュよりはマシよね。それにタダなんだし許してあげるわ」
竜児「それもそうだな。ここ結構人気らしいし。んじゃ早速行くか」

大河「…うわあ…」
竜児「…すげえな…」
大河「私水族館て初めてなんだ…テレビで見たことはあったけど…ホントにトンネルになってるのね」
竜児「俺が子供ころに連れて行ってもらった水族館は、両側がガラス張りになってただけだったな〜…こういうのは俺も初めてだ…」
大河「…ねえ竜児…この目の前の鯖…おいしそうじゃない?」
竜児「いい鯖だが、今はその食欲抑えような」

大河「あ、竜児!サメ!サメがこっちにきてる!」
竜児「ん?」
ギロ…
大河「……あんた…サメに勝ったわね…」
竜児「…魚にすらビビられるのかよ」


328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 17:21:55 ID:m6KpOZxe
大河「えっ?ペンギン?水族館て魚だけじゃないの?」
竜児「ペンギンぐらいいるだろ。ラッコとかいる水族館もあるみたいだしな」
大河「……カワイイ//」
竜児「なんか言ったか?」
大河「な…なんでもないわよ!…ほら、突っ立ってないで次行くわよ!」
竜児「…へいへい」

竜児「…おう!」
大河「…グロテスク」
竜児「【深海の生物】か…どうりで薄暗いわけだ」
大河「…なんか…ブサドリに近い何かを感じるわ」
竜児「なんてことを言うんだ!インコちゃんに対する侮辱は俺が許」
大河「うるさい」
竜児「ガハッ…み…みぞおち…」

竜児「まさかイルカショーまでやってるとはな。そりゃ人気なはずだわ」
大河「…なんであんなに芸ができるのかしらね?」
竜児「頭がいいからじゃねえの?春田にも見習ってほしいもんだ」
大河「いくらなんでもイルカに失礼よ」
竜児「…イルカにかよ」

ザバァーン

竜児「おう!」
大河「ひゃっ!…私に挑発?いい度胸じゃないの…」
竜児「おい、イルカに拳を向けんな…パフォーマンスだろ?……だからって俺に向けんな!」



329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 17:24:28 ID:m6KpOZxe
大河「…なんか疲れた」
竜児「そこのベンチ空いてるな…座ろうぜ」
大河「やっと一通り回れたわね…」
竜児「まあ結構楽しめたな」
大河「そうね。暇つぶしには丁度よかったわ…竜児、喉かわいた」
竜児「ん?そうだな…なんか買ってくるか…ちょっと待ってろよ」

竜児「ほれ、て…寝てやがる…疲れてたんだな。ハハ…幸せそうな顔してやがる。起こすのもあれだしな…よっこいしょっと…」
竜児「ん?お土産コーナーか。まあ特には…あ、そうだ」

大河「……ん…?」
竜児「お、起きたか」
大河「あれ…私……」
竜児「よほど疲れてたんだな。ベンチで寝るくらいなんだからな」
大河「……あ…そうか…水族館で…」
竜児「まああんだけはしゃげばそりゃあな…あ、降りるか?」
大河「……もう少しこうさせて…」
竜児「おう。……そうだ大河、ほいこれ」
大河「ん?…あ、ペンギンのぬいぐるみ…」
竜児「一番夢中で見てたからよ…好きなのかな〜とか思ってさ」
大河「……」
竜児「…違ったか?」
大河「ううん……竜児…アリガト」
竜児「…おう」

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 19:17:15 ID:cAuTR8SQ
俺「おう」

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 19:20:39 ID:TCa96g+H
俺「おう」

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 20:18:19 ID:ONr86pn1
俺「おう」

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 20:58:14 ID:sYHmWMMC
何だこの流れ

水族館でサバって飼えるんだろうか
マグロやイワシは見たことあるけど

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 21:02:56 ID:NEBkYZre
大河の一人称を"あたし"にしてる人がいるけど、それだと亜美ちゃんみたいな感じだよね

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 21:18:23 ID:PhzDB7fz
>>327-329
イイね〜。俺はエロエロ妄想しか思い浮かばないから、
こーゆー普通のデートは読んでて楽しい。

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 21:37:47 ID:CnSn4Omu
しっかり手を繋いでいるとみて良いだろうか

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 21:50:15 ID:mCzyjc1D
>336
繋いでない筈が無いw
で,ちっちゃい子に
「あのおにいちゃんとおねえちゃん手繋いでる〜」
とか言われて,照れてあわてて手を離して…
またしばらくするとどちらからともなく恋人つなぎにw

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 21:54:36 ID:m6KpOZxe
鯖は失敗かw
水族館(魚)のことはよくわからなくて…
とりあえず読んでくれただけで嬉しいです




339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 22:02:56 ID:OYItQUjT
>>338
いや、食欲のくだり面白かったよw
これからも期待してます

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 22:10:25 ID:bUOC7WtN
このスレのおかげで俺は幸せだ

大河に触れたからかな?

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 22:12:25 ID:gaDK34Xf
原作もアニメも終わって、すごい喪失感を感じていたが、このスレがあるかぎりそんなことを
感じる必要もないな。今スレも良作揃いだ

そして>>319のグチョグチョが気になって眠れないぜバーニィ

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 22:39:01 ID:B4AfxeYT
>>258の手錠プレイはもうすぐかな?楽しみなんだが


343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 22:44:13 ID:UBeF2oEo
pixivのとらドラ!絵とこのスレが、アニメと原作が終わった俺にとっての憩いのオアシスだ…




344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 22:52:19 ID:Q5R7+/jz
ID:s1GuEVAdだけど、>>316挿絵サンクス。しかし悲しいかな。手錠の手が逆だった。それでもGJ!>>329乙!くそぅ何ていい話なんだ。この雰囲気で投下するとレヴェルの差を感じるぜ。
しかし、そんなものは気にしないという方、昨日から楽しみにしてくれてる方がいることを信じて>>258続き投下。

証言1
昨日商店街で高須とタイガーが歩いてるのを見たんだけど、二人してこれでもかってくらい密着して手を繋いでたんだ。しかも途中からタイガーの方から腕に絡み付いてきて恋人そのものだったよ。

証言2
昨日の夜にタイガーに電話したんだけど〜なんかタイガーお風呂の途中だったみたいなんだよね〜。少し話し込んでたら〜奥の方から高須君の声が聞こえてきて〜お風呂の途中だよ?なんかそれって超ヤバくない?

証言3
昨日の夜中に高っちゃんにちょっと電話したらさぁ、なんでかタイガーが出たんだよね。しかも「竜児ならもう寝てる。私も寝るから」とか言われて切られてさぁ。高っちゃんの携帯にタイガーが出たってことはもしかして二人って一緒に寝てるってコト?俺なんかまた間違ってる?

「ふむ。高須と逢坂のことが随分と噂になっているようだな」
我らが生徒会長の北村祐作は、あだ名に一役かっている眼鏡のズレを直しながら正面の女子に話しかける。
「ヘイ、そのとおりでやすぜ」
北村の正面に立つ女子は、2年C組で最も破天荒な女として知られる櫛枝実乃梨だった。
「しかし、高須と逢坂だぞ?俺は二人は節度ある付き合いをしていると思うんだが……」
某アニメの眼鏡をかけた司令よろしく、北村は机に肘をついて顔の正面で指を絡め、その表情を隠す。まるで「問題ない」とでも言いたげに。
しかし、正面の女子、実乃梨は引き下がらなかった。
「しかし司令!このままではシンクロ率が上がりすぎて暴走の恐れがあるのでは!?」
「シンクロ率が何なのかはイマイチわからないが、高須に限って暴走はないと思うんだがなぁ」
二人は今朝、連絡網のように回ってきた『高須・逢坂の一線を越えちゃったらしい情報』について話あっていた。証言は先程述べたとおり。
だが、それだけでは、親友とも呼べる高須竜児についてわざわざ極秘の調査をしようとまでは思わない。ところが、今回実乃梨にしては珍しく『真実はいつも一つ!』といって事態の解明に乗り出そうとしているのだ。
「とにかく、まぁ私も何かの間違いだとは思うんだけど、大河の親友としては節度あるお付き合いしてるかが気になるんだ。高須君に限って、とは思うけど念のために、ね?」
ふぅ、と北村は溜息を吐き、生徒会室に残っている1年生の二人組みを思い出す。あいつらも自分がしばらくいないほうが喜ぶかもしれない。
「わかった。ちょっとだけだぞ。悪魔で調べるだけ。本人たちにそのことは知られないようにな?もし万が一そんな付き合いだったとしても……」
「うん、わかってる。私はそれで二人が幸せならそれを応援したいから」
真剣な表情で実乃梨は告げる。そうと決まれば即行動だ。
「よし、じゃあ櫛枝隊員、目標に向かうぞ!!」
「サー!!イエッサー!!」

***

「じつはここから高須の家の居間を覗けるのだ。ふみふむ、幸いカーテンはかかっていないな」
「おおっ!?北村君よく知ってるね?」
二人は犯罪一歩手前(いや、すでに犯罪か?)に手を染め、友人宅を覗くという暴挙にでた。
「んー俺は目があまりよくないでぼんやりとしか見えんのだが、櫛枝、何か見えるか?」
「うん、見えるよ。なんか二人とも隣どおしに座ってテレビ見てるみたい。すっごくぴったりくっついてる」
「おお、そのへんは情報どおりだな」
「うん、あ、高須君が立ちあがって……?なんで大河もついてくんだろ?」
「?逢坂も丁度何かあるんじゃないのか?」
「でもなんか二人手を繋いでるみたいだったよ?」
「ほほぉ、家の中でまで手を繋ぎっぱなしとは……」
「あれ?ここからじゃよく見えないけど高須君、料理始めたみたい。あ、大河が踏み台にのってずっと隣にいる」
「ほう、手伝いか。感心だな」
「うん、……あ、出来たみたい。二人してテーブルに座って……え?」
「どうした櫛枝?」
「大河が、高須君に食べさせてあげてる。ご飯を、あ、また。え?まさか二人はそこまで?」
竜児の頬についたご飯粒を大河が食べた。典型的な恋人の仕草だろう。竜児の頬がどんどん熱くなる。心なしか足、いや股をもぞもぞさせている気もする。
「櫛枝、これ以上は……」
「うん、そうだね」
食事の様子を見て、竜児と大河の関係を何処か悟ったような顔で二人は家路へとつく。それにより、この後に起こる竜児と大河の入浴での出来事を二人が知る事は無い。

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 23:05:12 ID:Q5R7+/jz
>>344続き

「……竜児」
「……おぅ」
来た。来てしまった。今日一日、ずっと考えて考えて考えて、いい案が何も浮かばなかったこの後の日常的活動。人間が裸にならなければならない場所へ赴く時間がきてしまった。
「……何か思いついた?」
「……いや」
まずは軽いジャブ。しかし残念なことに何一つとして名案など浮かばない。そもそも片手が繋がった状態で異性とずっと一緒になっているなど、普通想像できない。出来ないからこそ、対処なんて考えられない。
「………………」
「………………」
二人して黙り込む。竜児のその三白眼もギロリとあさっての方向を見る。今から殺す獲物を探しているのではない。考えあぐねて途方にくれているだけだ。
それに加え、どうしたことだろうか。先程から心臓の鼓動が止まらない。いや止まってたら死んでいるが。
そもそもこの感じは今朝からあった。目を覚ませば大河が自分の胸の中で眠っていて、やっぱりまつげが長くて、顔は整っていて、目を覚ますなり、
「……りゅうじぃ?おはよぉ……」
とろんとした笑みでそう声をかけられたのだ。あの瞬間自分を突き抜けた稲妻のような感覚はなんだったのだろう?こう胸を焦がし、頬が火照り、目を合わすことすら躊躇われるようなこの感情もわからない。
しかもこういう日に限って、普段なら料理の手伝いなど蚊ほどもしないくせに、今日は自分から、
「次、何かやろっか?手伝うよ」
などと、その吐息が耳にかかるほどの至近距離で話しかけ、あまつさえ今日はスプーンで食べられるものにしたというのに、
「私に食べさせてもらうのが嫌だっていうの?」
などと言い出し人の口にご飯を運ぶのだ。しかも、しかもだ!!頬についてしまった米粒をそのまま大河は手に取り、自分の口に入れて微笑んだのだ。
「もう、へたくそね」
と。なかなかどうして、大河もやればできる、などと思慮を深めている場合ではない。
「ねぇ、ちょっと考えがあるんだけど」
だから、この大河の申し出は諸手を挙げて喜ぶべきだったのだが。

「何よ?」
「い、いや本当にいいのか?」
「仕方ないでしょ?こ、ここをププププ、プールだと思いなさいよ!!」
大河の考え。それは水着に着替える事だった。竜児はまだいい。海パンをはけばすむ。しかし、大河は……。
「いや、しかし……」
「やややや、やらしいことは考えないでよね!!しょうがなく一緒に入るんだから!!」
大河はビキニの水着を着ていた。大河がビキニの水着を持っていることにも驚いたが、あまりに似合うのも驚いた。
「……お前ビキニなんて持ってたのか」
「この前、ばかちーが嫌味ったらしく子供用のを送ってよこしてきたのよ。ソッコーで燃やそうと思ってたけど、めんどくさくなってクローゼットの奥に投げておいたのを思い出したの」
「………………」
何も言えない。子供用かよ、とか。川島だからなぁ、とか。投げておくなんてMOTTAINAI、とか。
それも、先程胸にあてる部分のホックを後ろで留めてやったからだろう。こう、なんというか、もちもちっとした触感の肌に触れてしまってから、意識が時々飛びそうになる。
「……竜児?」
急に何も話さなくなった竜児を不信に思ったのか、顔を覗き込むようにして大河は声をかける。
「っ!?だ、大丈夫だ。よく似合ってる!!」
あまりのことに、つい先程から思っていたことを口に出してしまう。
「何よアンタ、私には子供用がお似合いだとでも?」
「ち、違ぇよ!!なんか、綺麗だなって……」
「な、……なな何言ってんのよ?」
お互い、顔を紅くして黙り込む。そうして数分が経ち、流石に寒くなってきたのか、ようやくお風呂に入りだした、のだが。
「ちょっと竜児、アンタの手が邪魔でアタシの背中に届かないじゃない」
「んなこと言ったって俺だって自分の背中に届かないんだぞ」
上手く洗えない。それは必然と言えば必然だ。だから、今から言う事もやむをえないことなのだ。
「し、仕方ないから交互に背中を流してやるってのはどうだ?」
「……はぁ?まさか私にアンタの背中を洗えっての?」
蔑むような目で、大河は竜児を見つめる。そんな目で見られると、こう、胸のあたりがズキリと痛む。しかし、手錠で繋がれてからの大河はどうもおかしいらしい。
「……アンタから洗いなさいよ。とと、特別に私の肌に触れることを許してやるわ」
そう言って、その小さくて、白くて、もちもちしてて、華奢で、綺麗で、見るだけで眩しい背中を向ける。
「お、おぅ」
ゆっくりと、竜児はその小さい背中に、壊れ物を扱うように手を伸ばした。

続きは今書いてるんでちょっと待ってね。

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 23:14:53 ID:gaDK34Xf
>>345
なんかサプライズプレゼントの純正スピンオフを見てるような、錯覚さえ覚えるこのデキ・・シチュ・・!!
恐ろしい子・・!


347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 23:19:30 ID:0cXz0im5
>>345
マジでこれ読んだら明日も頑張れる
気長に待つから頑張ってほしいんだぜw

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 23:33:49 ID:bUOC7WtN
作家なれるんじゃね?

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 23:35:27 ID:5cKZtY3E
>>341
え・・・ええ〜?あの続き書いたら、もうこのスレこれないし;あれはあそこで終わりでいくない?(^-^;

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 23:46:34 ID:gaDK34Xf
スレにこれないっつうのはないと思うが
まあ、原作者があそこで終わりっつうのならそれでも。そっからさきを想像する楽しみを
残してくれたと思えば。

ただ、また書いてくれー頼むー
楽しみにしてるから

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 23:49:23 ID:bUOC7WtN
それは俺も同意だ

また書いてくれ
頼む

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/29(日) 23:56:03 ID:eGv2nWL4
「なによそれ! そんな大きいの入るわけないじゃない!」
「そ、そうか? 平均的なサイズ……だと思うんだが」
「こ、これが平均……」
「大河?」
「ふぇああああ! な、なんでもないですことよ!」
「動揺しまくりじゃねえか。今日はやめとくか?」
「……やる。折角ここまできたんだもの」
「なら、入れる――ぞ」

「――――――っ!」
「大丈夫か、大河!」
「いっっっったぁああああ!」
「お、おいっそんなに締めると……やばい」
「……え、なに?」
「わ、悪い」
「遺憾だわ。まさかこんなに早いなんて」
「お前がそんなにその、締めるから!」
「あらあらあら、人のせいにしちゃうんだ。ますます遺憾だわ」
「うぐっ」
「でも、まだ出来るっていうなら、その……」
「大河……」
「もう、一回」
「……おぅ」

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 00:15:50 ID:ksVTpauc
お褒めの言葉ありがとうございます。
>>345続き
柔らかい。それが第一印象。少し強く押してしまえば壊れてしまうのではないかと疑うほど、その背中は儚かった。
「……竜児、手が止まってる」
「あ、すまん」
大河の一声で竜児は手を動かす。ゴシゴシと。
「……どうだ?」
「ん……たまには誰かに背中を流してもらうのも気持ちいい」
「そ、そうか」
そんな大河の満足そうな顔に気を良くした竜児は、無心になって背中を洗い出す。といってもこの白く滑らかな背中に汚れなどなく、全体を軽くこする程度に洗うことしか出来ない。
「ん、もういいわ竜児。交代」
「あ、ああ」
そう言われては背中を預けるしかない。もう少し触っていたかったなどという自分の中の不純な気持ちを押さえ込んで。
「どう、強さはこれくらい?」
「ん、おぅ」
ゴシゴシ。背中からそう聞こえるのと連動して、大河の熱を持った小さな手が背中に触れる。それだけで、何故か体が火照るように熱くなる。
考えないようにしなければいけない。この気持ちよさで理性を失うと、とんでもないことになりかねない。竜児は少し前傾気味になる。
「?あんたちょっと猫背なんじゃない?」
それを不思議に思った大河は、男の事情という奴を無視して無理矢理に背を伸ばさせようとする。
「あ、いやこれは……」
「猫背なら早めに直したほうがいいよ。年取ると辛いらしいから」
純真無垢な顔をまともに見られない。どうしてこう、手錠をしてからの大河はいろんな意味でピンポイントが上手いのだろう。
そんな、自己嫌悪にも似た自身の中での懺悔も、すぐに終わりを迎える。
「はい、もういいでしょ?」
「お、おぅ」
ふっと大河の手が離れた途端、先程まで暖かかった背中が、どこかひんやりとした錯覚を覚える。
お互いシャワーを浴び、ついでに大河だけバスタブに浸かり、ようやく今日の湯浴みを終わらせる。
今日も、残すところ睡眠だけとなった。これに関しては竜児に少しばかり考えがあったのだが。
「却下」
一言で断られた。
「何でだ?」
「昨日と同じでいい」
それが大河の返答。
竜児は昨夜、敷布団は一枚に、毛布はお互い一枚ずつの二枚用意した。今日は敷布団も全て二枚ずつ用意し、お互い大の字になって寝ることで、重なり合う危険性を避けようと思ったのだが。
まぁ、他の危険性を回避するためでもある、というのが内心の竜児の気持ちであったりもする。
しかし、大河は昨日と同じでいいと言う。どうした事だろう。あの、唯我独尊が自分の意見を曲げないのは今に始まった事ではないが、これは流石に予想外だった。
「だってお前、そしたら……」
「何?アンタまさか……」
竜児の額に嫌な汗が流れる。何となく大河の言おうとしていることを悟り、それを必死に否定する。何故か、コイツにだけはそんな風に思われたくない。
「いや、違っ!!お前だって女の子だからその辺を気にして、別にやましいことなんて……」
そんな竜児の弁解に、大河は些か眉を寄せながら、
「じゃあいいでしょ。私がいいって言ってんだから。アンタがハァハァしなけりゃ無問題なのよ」
そう言われ、再び大河は自らの頭を竜児の胸へと乗せる。
「あ……」
この気持ちよい重さ。理性が飛びそうで飛ばない暖かさ。自分とは違う柔らかな肌が触れる。昨日同様、眠気はすぐにやってくる。
「竜児、寝た?」
声をかけるが、既に頭の下の胸は規則正しい上下を繰り返すのみ。何度かそれを確かめてから、
「どうせ、明日の晩にはやっちゃん帰ってきちゃうんだから……」
言ってからおかしくなる。「帰ってきちゃう」とはどういうことか。早く帰ってきて一刻も早くこの足かせならぬ手かせを外してもらいたいはずなのに。
優しく手錠を撫で、次いで竜児のかさついた手に触れる。そのまま大河の右手は北上し、気付けば竜児の頬を撫でていた。
「どうしちゃったんだろ、私……ね、竜児……」
その手は、そのまま竜児の首を抱くように回される。
「誰かと一緒に寝る、なんて今まで一度もなかった……みのりんとだってない……あったかい……」

手錠をつけて2日目の夜が終わる。

続きは明日(今日?)の晩、かな?そろそろ寝ます。

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 00:27:18 ID:nrWmStpg
寝る前にいいもの読めた
暖かい夢がみれそう
明日もよろしくお願いします

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 00:29:58 ID:zJqGQFFa
>どうしちゃったんだろ私

これはgjといわざるをえない

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 01:01:07 ID:q4jJ2YY3
>>294だけど、オチを先読みされてしまったので新しく別のネタを投下しますw

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 01:09:35 ID:8Ko5Dx4V
>>356
まてえーーーい!!
例えバレても書いてくれえええええええええええええええ


358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 01:35:25 ID:kiLWw1EN
>「どうしちゃったんだろ、私……ね、竜児……」
>その手は、そのまま竜児の首を抱くように回される。

うわぁああああああ!ゴスロリ描いた絵師よー!カムバーーック!!

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 02:30:35 ID:aR5tdDZP
>>356
例えバレても、きっとみんなを感動させるに足るものだとおもいますよ!
だから、書いてくれることを切に願いますよ!

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 03:28:41 ID:Jo+3eLjt
>>358
ただいま
http://s.pic.to/xxls7
その体勢で首を抱くように…って構図が難しくて寝静まった後に逃げました。
するとこれだよ…またつまんない絵になってしまいました。すまん。


最終回ころに投下しようと思ったけど
まさかのセーラータイガーでタイミングを見失った絵。
http://t.pic.to/y0n9r


361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 05:33:41 ID:q4jJ2YY3
>>357,359
わかりました!ちゃんとオチつけときます

-------------------------------------------->>294-296の続き---------------------------------------------------

     *  *  *  *  *  *

実乃梨「こんにちはー。ねぇ大河ぁー、いるー?」
亜美「タイガー、いるんでしょ? 入るよー?」

亜美「タイガー……? いるの? ねぇ、あ」
実乃梨「たっ…! 大河! ねえ大丈夫? どうしたの?」
大河「――――――」
亜美「アンタ……ほんとさ、大丈夫なの? 髪はボサボサだし服もめちゃくちゃ……顔色真っ青だよ…? ちゃんとご飯食べてんの?」
実乃梨「あ…これって…」
亜美「……部屋じゅうが……洗面所はガラスが割れてるし……こっちも……何でこんなに荒れてるの?」
実乃梨「…木刀…折れちゃってるね、大河……」

実乃梨「大河が……やったんだね…」
亜美「………見てらんない」
大河「―――」
実乃梨「た――いが……。そう、だよね。………当然、だよ…ね」
亜美「タイガー……あ…」
実乃梨「…大河…それ…握り締めてるのって……高須君の、マフラー……」
大河「……じ……がね…」
亜美「え?」
実乃梨「なに? 大河。何か欲しいものでもあるの?」
大河「……りゅうじがね……朝ごはん作りに来てくれるの……だから……待ってるの……」
亜美「…っ!」
実乃梨「た、た、たいが…大河、高須君は……高須君は……来ないよ―――来ないの、たいが――」
大河「―――」
亜美「実乃梨ちゃん」
実乃梨「……………ごめん」
亜美「そうだね、タイガー。高須君、きっともうすぐ来るからさ……キレイにして待ってようよ。そのボロボロのカッコじゃ、嫌われちゃうよ」
大河「……あ……そ、、、、そっか…。そう、だよ…ね。あはは…あたし、みっともない格好だわ……着替えなきゃ」

     *  *  *  *  *  *

大河「ほら、ばかちー。この服ね、竜児が一度だけ可愛いって褒めた服なのよ。ふふっ」
亜美「……うん、よかったね…」
実乃梨「……」
大河「髪もとかさなきゃ。どうせあのバカ犬の事だから、何不潔にしてるんだーって大騒ぎするに決まってるしね」
亜美「……うん…」
実乃梨「……」
大河「それにしても竜児、何ちんたらしてんだか。主人をこんなに待たせるなんて、使えない犬もいいとこ」
亜美「……うん…」
実乃梨「―――こない、よ」
大河「へ?」
実乃梨「大河―――来ないの。高須君は、もう、二度と、来ないの! 高須君は、高須君は―――っ!」
大河「さわるなああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!」
亜美「!?」
実乃梨「大河!?」
大河「マフラーにさわるな!!!」
実乃梨「た、たいがっ……お、落ち着いて…!」
亜美「ちょっと急にどうしたの!? タイガーしっかりしなよ!!」
大河「これは、竜児は、あたしんだあああああああ 竜児の匂いが、消えるから、触るなああああ!!!!」
実乃梨・亜美「…………」

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 05:41:31 ID:vNehpXlm
寝れないからきてみたら…………余計に寝れなくなりそうな作品が

>>361
俺は全然オチよめてないんで、ワックワックしながら見てます
続き待ってます

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 05:53:51 ID:q4jJ2YY3

ゆり「そういう事だから。しばらく逢坂さんは休学を取られるそうです」
北村「そうですか」
ゆり「残念ね……」

     *  *  *  *  *  *

亜美「ねえ実乃梨ちゃん。今日はあたしが様子見に行くよ。バイト、忙しいんでしょ」
実乃梨「うん……ごめん。あーみん」
亜美「仕方ないよ。ほうっておく訳にもいかないしね」
実乃梨「……」
亜美「あれからもう、半年か…」

     *  *  *  *  *  *

亜美「来たよタイガー。今日はあたしがご飯作ってあげるから」
大河「あ………ばかちー……竜児は?」
亜美「……高須君は、今日は、来れないってさ……」
大河「そっか……まだ怒ってるのかな……」
亜美「……高須君は、きっと―――許してくれてると―――思うよ……」
大河「……」
亜美「……掃除、しておくね」

     *  *  *  *  *  *

 どうして、こうなってしまったんだろう。
 こんな未来を望んだわけじゃなかったのに。あんなに、幸せだったのに。
 どこで間違えたんだろう。

大河「う……う………ううぅ…」
亜美「タイガー、泣いて……るの?」
大河「りゅう…じ……りゅうじ……りゅう…」
亜美「………? あれ……これって…」
大河「ぐすっ…」
亜美「これって…手紙?……窓に挟まってる……」
大河「…え?」

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 06:46:26 ID:q4jJ2YY3

     *  *  *  *  *  *

 大河、昨日の夜は怒鳴って悪かった
 お前に内緒でずっとバイトのかけもちしてて、最近疲れてイライラしてたせいだ
 ごめんな
 お前の事、嫁に来いって言ったくせに、追い出すような事言っちまって反省してる
 あの橋、覚えてるだろ。今からあの橋に行って、あの橋から、お前の好きな星空を撮ってくる
 
 その星空と一緒に、お前に渡すもんがある
 受け取ってくれよな
 大好きだぞ、大河
                                          ――竜児――

     *  *  *  *  *  *

大河「こ………これ………これって………う、嘘」

     *  *  *  *  *  *

泰子「…あ……」
大河「……久しぶり、やっちゃん」
泰子「…うん。わざわざこっちまで、会いに来てくれたんだ……」
大河「……あのアパートには……もう戻らないの?」
泰子「……」
大河「…あのね、やっちゃん。実はね……これ……竜児が、あたしにくれた手紙……見つかったの」
泰子「…て、がみ?」
大河「……これ……」
泰子「これって……」
大河「だからね、あの日、竜児が―――竜児が―――河にいたのは―――」
泰子「……ううん。大河ちゃんのせいじゃ、ない」
大河「え」
泰子「……そっか…竜ちゃん、大河ちゃんのために、一生懸命だったんだね……」
大河「………りゅうじ……うっ…う…」
泰子「竜ちゃん……何を渡そうとしてたんだろうね……。竜ちゃんの遺品、見てみよっか?」
大河「……うん」

     *  *  *  *  *  *

泰子「竜ちゃんが使ってた部屋のものは、全部そのまま。大切に、持ってきてあるの……好きに見ていいからね」
大河「ありがと、やっちゃん」

大河「………あ……竜児の、においだ……泣き、そう………はあっ…うっ……う………あれ…? これって……」
 (ガサガサ)
大河「プレゼント用の箱? しかも有名なブランドの……すごく高そう……ラッピングまでしてある…………………………………これは…ゆ…指輪…」
 (ポトッ)
大河「あれ? 何か落ち………これ、プレゼントカード…だよ、ね…」

 「大事な大河へ。これが俺の気持ちだ。竜児より」

大河「こ、こ、このゆび、指輪―――あたしに―――くれるつもりだったんだ。かけもちしてたバイトって、このため……あはは……あはははははははははははははは」

      その星空と一緒に、お前に渡すもんがある
      受け取ってくれよな
      大好きだぞ、大河

 大河「――――――――――!!!」

 いやあああああああああああああああああああ

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 07:02:26 ID:v+cq2004
やべえよ…
なんか…萌死にそう
>>353>>360GJ!
>>364こういうのも意外とくるものがあるな…続きを書いて正解だと思うぞ!

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 07:11:04 ID:exzD3QfQ
俺半泣き・・・続きが気になって出勤できない。あうう・・・

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 07:19:13 ID:q4jJ2YY3
大河「いやあああああああああああああああああああ」
竜児「!?」
大河「はあっ!?」
竜児「ど、どうした大河! 何かあったのか!?」
大河「!!??」
竜児「うわ、汗びっしょりじゃねぇか……うなされてたみたいだけど、大丈夫かよ」
大河「――――!!!  あ―――」
竜児「あ? 頭でも打ったのか? 風邪か? 汗のかきかたが普通じゃないぞ、具合でも悪いのか?」
大河「竜児!!」
竜児「んあっ! どうした急に抱きつい―――」
大河「竜児竜児竜児竜児竜児竜児竜児ーーーーーんむっ」
竜児「んんんんんーーーー、んんんんんんーーー(キスすんなぁあああ 風邪がうつる!)」
大河「はあーーーーーー、よかったーー………」
竜児「一体、何が起きたんだ…」

     *  *  *  *  *  *

大河「はいりゅうじ、あーーん」
竜児「お、おう……」
大河「んふふ。どう?竜児。おいしい?」
竜児「う、うまい……」
大河「のど渇いた? はいどうぞ」
竜児「さ、さんきゅ」
大河「もう、ほっぺたにご飯つぶついて、だらしない。ぺろっ」
竜児「うひゃっ なめるな、しかもご飯ついてねーし」
大河「ほら、まだまだいっぱいあるからね!」
竜児「恥ずかしい………」
ゆり「あの………逢坂さん? 高須君の膝の上で、一体何をしているのかしら?」
大河「見ての通りよ! 早弁を食べてるの。はい竜児、デザートのプリンよ。あーーーん」
竜児「あ、あーーん……もぐもぐ…」
ゆり「満面の笑みでそんな事言われても……。今は授業中なんですけど……」
大河「はい竜児、あーーーん」
ゆり「………負けたわ……」
全員「やっぱりあの二人は最強だ」


 その後、大河が竜児へ、授業中すらもべったりする日が卒業式まで続いたそうです。

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 07:28:57 ID:aR5tdDZP
>>367
夢でよかったと。本気で思ってる俺がいるわけでwwwwwwww

せっかくつかんだ幸せだ。
夢でよかったなぁ…大河

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 07:31:10 ID:q4jJ2YY3
>>368
夢ですw
夢じゃなかったらこのスレ的にアウトですw
大河が悪夢をきっかけに、竜児の大切さを再確認したお話だと思って下さい

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 07:39:54 ID:exzD3QfQ
>>369
大河ドラマ乙でした。よかったよかった。
と、遅刻気味の俺出勤

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 07:52:09 ID:q4jJ2YY3
>>370
いってらっしゃい!

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 09:24:57 ID:DaqI0CCi
本社ビル5階のトイレの個室でニヤけてるリーマンがここに一人w

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 10:16:11 ID:j/pgEppu
>>361以降の流れに涙出た
くっそ……泣いちまったww

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 10:36:30 ID:Dgnkg+CL
>>367
場面転換何度もある夢ってスゲーなw



・・・え?な、涙ぐんでなんかないんだから!

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 10:51:55 ID:q4jJ2YY3
>>373
読んでくれてありがとうございます
>>361,363,364は、BGMとして ttp://www.youtube.com/watch?v=1dPDO3Tfab0 を聞きながら読んでいただければ嬉しいとこです
大河と竜児に幸あれー

    / _         ヽ、
   /二 - ニ=-     ヽ`
  ′           、   ',
  ',     /`l  / , \_/ |     大河〜
  ∧    〈 ∨ ∨ ヽ冫l∨
    ',   /`|        ヽ
    ', /          /
    /  ̄\   、 ー /                   __
  / ̄\  `ヽ、≧ー                    _  /. : : .`ヽ、
 /__ `ヽ、_  /  、〈 、           /.:冫 ̄`'⌒ヽ `ヽ、 / 〉ヘ
/ ==',∧     ̄ ∧ 、\〉∨|         /.: : :′. : : : : : : : . 「∨ / / ヘ
     ',∧       | >  /│        /: :∧! : : : :∧ : : : : | ヽ ' ∠    りゅうじりゅうじぃ〜〜〜
      ',∧      |、 \   〉 、_       (: :/ ,ニ、: : :ィ ,ニ=、 : : 〉  ,.イ´
      ',∧      |′   ∨ ///> 、  Y: '仆〉\| '仆リヽ:|\_|: :|      わーい だっこだっこ〜
      / /     |     └〈//////> 、八!`´、'_,、 `´イ. :|////7: !
    /_/       |、       ` </////>、\ ヽ丿  /. : :|//// : .丶
    ,'          |′         ` <//∧ : > </.: : :////〉: : : . ヽ
    ,'          |            / 个:<〉. :〉》《/.: ://///: : : : : : . \
   ,'           |、          〈 . : :│: |/. :/│/.:///////: : : : : : : : : . )
  ,'            |′           \:ノ. : |: :/W/.:〈//////: : : : : : : : : :ノ
  ,'            |            /. : : : :|:///∧ : ∨///: : : : : : : : : . \

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 11:52:31 ID:5y9RTVtP
>>367
あんた、スゲーよ
夢おちがネタばれしてても遥か上を行った。
同人でも出したら教えてくれ。買わせてもらう。
ともかくGJ!!

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 12:08:56 ID:Jo+3eLjt
くそう、目頭があついぜ…
次も期待してます。

http://t.pic.to/y0r5t
ペンギンって可愛いよね…そこにペンギンを選ぶ328は出来る子。

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 12:20:22 ID:v+cq2004
自分の作品に絵を書いてもらえるなんておもわなかった
これ以上の喜びと名誉はないな
>>377ありがとう!

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 14:18:11 ID:CWYmi1rC
>>367
 >>302だが正直スマンかった
 お詫びに悪夢から覚めて泣きながらキスをするの図を描いてみた
http://minup.s10.x-beat.com/up300/src/MiX300_1400.gif

これからも良作投下おねがいしゃーす

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 15:03:30 ID:AnIjuaJ0
竜児www

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 16:02:47 ID:uBWWAaq/
キーンコーンカーンコーン

竜児「おい、何も下校中に歩きながら練習すんなよ」
大河「うるさいわね、しょうがないでしょ」
川嶋「あんた手ちっちゃすぎて穴を押さえ切れてないのよ、こうよこう」
大河「くぅ…、ちっ…」
櫛枝「おぉ〜、あーみん上手いね〜!リコーダーの神だね!」
川嶋「…嬉しくねえよ」
北村「しかし逢坂もしっかり上達してるな!いいぞ!その調子だ!」
大河「そ…そうかな!」
竜児「いや何も商店街の通りでピロピロすることないだろ…。大体なんで川嶋と大河がペア組んでんだよ」
大河「クジよ!クジ!私だってバカチーとなんかごめんだったんだから!」
川嶋「なんだとチビ虎ァ!下のパート難しいからって私がせっかくやってやってるのに!」
大河「何を!どっちも難しいじゃない!えばるな!」
櫛枝「そこ大河がキレるとこじゃないぜ!」
竜児「今日は生徒会いいのか?」
北村「俺達も練習しなきゃだろ?音楽は筆記じゃなくて実技で点数つくからな」
川嶋「あんた達なにやんだっけ」
竜児「…俺がギターで…」
櫛枝「northern19の…」
北村「stay youth foeverって曲」
川嶋「…なにそれ」
竜児「やっぱ絶対無理だって、あの曲!あと2週間でどうこう出来るレベルじゃないって!」
櫛枝「私もう叩けるよ?」
北村「俺ももうイケるぞ?」
竜児「…なんで二人共そんな器用なんだよ…、大体なんで先生俺らにあんな曲を…」
大河「そうね、曲聞いたけど確かにありゃ犬には無理な芸当だわ」
竜児「!、お前だってヒューヒュー鳴らしてるだけだろ!人のこと言えるか!」
大河「何を!」
川嶋「そうよそうよ!なんでアンタはヒューしか音が鳴らないのよ!」
大河「なにいいい!?」
櫛枝「そうよそうよ!なんで北村君は次男なのよ!」
川嶋「話しをややこしくすんなあ!」
北村「高須も高須だぞ!時間はまだあるんだ!精一杯やってみようじゃないか!」
大河「くそぅ…、フヒュー…!スヒュー…!」
竜児「だからもう間に合わないって!」
北村「え!?もうフヒュに合わスヒュって!?なにが言いたいんだ!」
櫛枝「冬に会わずに済んだ恋だって!?」
川嶋「なんの話ししてんだよ!」
大河「フヒュー…!スヒュー…!」
北村「冬になにがあったんだ!高須!答えろ!」
竜児「えぇ!?俺!?」
大河「ピュウッ…!、ねえ!聞いて!鳴った!鳴ったよ!ねえ!」


商店街の街灯は
ゆっくりと明かりを灯す

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 16:08:16 ID:Dgnkg+CL
>>350>>351
ありがと。忘れた頃にこっそり書くかもw
んで、違うやつ書けたw

「ちょっと北村を手伝ってくる」
そういって旅立ったあなたを想い、そっと見上げた夜空の欠片。
数多に輝く星々は、太古の昔より変わりなく、そこにありて地上を照らす。
永遠に恋い焦がれし大地の上に、自らの想いをそっと込めて、まばゆいばかりの光矢を放つ。
幾千年幾万年――――


『星の降る夜に』


―――・・・竜児も同じ空見上げてるのかな?

川原の土手に座りながら、大河はつらつらとそんなことを思った。
頭上には、降り注ぐほどの満天の星が優しい光で、控えめに月のない夜を彩っている。
高須竜児。
彼の人がいなくなってから、早三月。
その間大河は、夜空が見えるときは必ずこうして出かけて、何時間か星空を眺めていた。
今日は風が強く、浮かぶ雲は軒並み遠い彼方へと追いやられて、日頃無い程に星がよく見える。
最初の頃は、夏の残滓が色濃く残っていた夜気も、今では確実に冬の吐息が肌を撫でていく、凍てつく木枯らしへと姿を変えていた。ぶるりと一震え、肩に掛けたカーディガンを直しながら、大河は無言で夜空を眺め続けた。
漆黒にちりばめられた無数の宝石は、人間一人一人の運命と密接しているのだとどこかで聞いた。

―――・・・それで、流れちゃったら死んじゃったって事なんだよね・・・確か・・・。

そこではたと気付く。
うろ覚えの知識ながら、嫌なことを思い出した、と。
大河はプルプルと頭を振って、そのいらない知識を追い出した。

―――・・・死ぬわけないもん・・・。

きゅっと唇を引き結び膝を抱えると、大河はまた夜空を見上げた。


383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 16:10:22 ID:Dgnkg+CL
>>382
今回の仕事。
大河はあとで泰子に聞いたのだが、なんでもアメリカに渡った竜児の親友、北村祐作が、自らのロケット開発チームへ竜児を招聘したのだそうだ。
なにやら計算がどうとかいっていたらしく、竜児の処理能力をみこんでのヘルプらしい。
その手伝いに向かってから三月、一度の音信すらない。
聞こえてくるのは、ロケット打ち上げ失敗がどうとか、やり直しがどうとか・・・いらない情報ばかりで。

―――大丈夫、大丈夫・・・。

いつの間にか大河は目を瞑り、ぎゅうっと肩を抱き締めていた。

―――便りがないのは元気な証拠・・・前に聞いたこと、あるもん・・・。

その言葉を、自分に言い聞かせるように、何度も繰り返す。
ともすれば押し潰されそうな不安に負けないように。
そんな風にして夜を越えてきた。
この一月余り、ずっと、ずっと・・・。
「・・・だいじょうぶ・・だもん・・・」
抱えた膝がカタカタと震えている。
「あ・・れ?」
ふと気付くと、頬を熱い雫が流れ落ちていた。
それに気付いた途端、ぽろぽろぽろぽろと大粒の涙が溢れてとまらなくなった。「・・ふぅっ・・うっ」
・・・本当は怖い。
この二月、ずっと嫌なことばかり考えて、眠れぬ夜をどれほど過ごしてきただろう?
そしてそれは、決して慣れることなどなく、解決してくれるという時間も、経てば経つほどに、我が身を苛む不安を、増長させるべくの栄養剤に過ぎなかった。
それでもここまで我慢できたのは、彼が残していった言葉を信じればこそだった。
「早ければ10日。最長でも一月で片つけてくる。その間寂しいかもしんねーけど、浮気なんかすんなよな、大河?」
そういって意地悪気に笑った顔を思い出し、また涙が溢れた。
嘘つきっ!一月って言ったくせにっ!
そんな風に怒っていられたのは、一月を七日も過ぎた辺りまでだった。
十日を過ぎ、半月を迎え、二月を数えた頃には、すでに不安のみが全身を支配していた。
怪我でもしたのかな?
動けないのかな?
もしかしたら・・・?
それでも日中は、他の仲間たちの手前、あらんかぎりの空元気で過ごしてきた。
だがその反面、夜一人になると、昼間の反動からか、あまりにも涙脆くなった自分が顔を出すようになってもいた。
不安で寂しくて悲しくて。
泣いて泣いて泣いて。
祈って願って名を呼んで。
でも彼の人は現れず、刻ばかりが徒ら(いたず・ら)に、終の想いを募らせるばかりで。
「・・・ぶじ・・・だよね?・・・また・・あえる・・よね?」
ポロポロと零れる大粒の涙が、抱えた膝頭を少しづつ濡らしていく。
逢いたい・・逢いたい・・逢いたい・・・。
「あいっ・・・たい、よぅ・・・りゅうじっ!」
「俺も逢いたかったぜ大河」
え?
いきなり聞こえてきた声に、驚いて大河は振り返った。


384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 16:11:40 ID:Dgnkg+CL
>>383

聞きたかった声。
聞こえるはずのない声。
しかし。
聞き間違えるはずのないその声に、勢い込んで振り返った。
「・・・あ・・・」
「ん?・・・なんだよ?折角恋人同士の再会だってのに、なんのリアクションもなしか?」
苦笑を浮かべつつ、土手を降りてくる人物に、大河の目は釘付けになったまま微動だにしない。
まるでその姿を網膜にしっかりと焼き付けようとするかのように、見開かれた目はその姿を映しつづけた。
そんな大河の傍に、その男は降り立つと、満面の笑みを浮かべ大河をおもむろに抱きしめた。
「・・・先に家のほうにいったんだ。そしたら泰子が、お前がここに居るって教えてくれて・・・。悪い。ずいぶんと待たせちまった・・・ごめんな」
先ほどまでの軽口と違う慈しむような声に、徐々に大河の意識が停滞から動き出す。
いろいろな言葉が喉まで出かかる。
どれから言っていいのか混乱した。
だって、手の中のぬくもりが本物だったから。
おかえりなさい・・・うそつき・・・ぶじでよかった・・・なにしてたのよ・・・あいたかった・・・しんぱいかけさせて・・・りゅうじだ・・・れんらくくらい・・・りゅうじだ・・・りゅうじだ・・・りゅうじだ。
『竜児が・・・本物が・・・いま・・・ここに・・・いる・・・』
その瞬間、大河の頭の中は真っ白になった。
たったひとつの感情を残して。
「・・・ふえっ!」
「え?」
「・・・うっ・・うっうわああああああ――――――――――――――っ!!」
「え?えっ!?」
突然の泣き声に竜児がギョッとする。
しかし、大河にとってはそんなことはお構いなしだった。
「うわっ!うわっ、うわあああああああ――――――――――――っ!!」
「ち、ちょっ・・!?」
ただただ嬉しくて。
会えたことが嬉しくて。
「うわあああああああっ!!うあっ!うあっ!!うわあああああああ――――――んっ!!」
「・・・大河・・・」
今まで我慢してたこと。
溜め込んでいたもの。
それらすべてが解放されて。
「うあああんっ!うあああんっ!うあっ!うあっ!!うっわあああああんっ!!」
「・・・ごめんな」
抱き締めて、受けとめてくれる人。
優しく頭を撫でてくれる人。
その人がいるから、思う存分泣き続けられて。
「うあああんっ!うああんっ!うっ・・・わあああああああああっっ!!」
「・・・ただいま」
「ひっ・・ぐっ・・ば、ばがぁ・・!ああああん!」
「うん」
「うっぐっ・・・ばっ、がぁ・・あああん!うああああんっ!」
「うん」
何度も何度もバカッて言って、何度も何度も頷いて。
そして最後に言う言葉は決まっている。

『おかえりなさい』



385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 16:55:29 ID:QjtsdnyS
>>384
あぁ…いいなぁ…。二人の絆の強さがホント羨ましいわ。
良作GJ&乙!

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 18:15:33 ID:j/pgEppu
>>382-384くっそ…涙腺爆発したじゃねーかよ!GJGJGJ!!!!
>>361氏の作品や>>382-384の作品で今日は何回泣いてんだか……


387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 18:21:51 ID:v+cq2004
夢中で読んでたら鰤のてりやきこげかけてたw
コノヤロGJw

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 18:23:19 ID:eHdVHPk7
大河「ひっ・・ぐっ・・ば、ばがぁ・・!」
俺「うん」

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 18:47:36 ID:vNehpXlm
>>384
ガチで泣きかけた……
俺も末期かな

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 19:12:40 ID:kiLWw1EN
ID:Jo+3eLjt
いぇえええええい!!

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 19:25:28 ID:/5xuWvhj
>>384先生!
なにやってるんですか!
早くそのストーリーのDVD作成してくださいよ!

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 19:31:52 ID:wKShluRc
それはゆゆぽの仕事じゃねえwww

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 19:33:56 ID:+xyMh9wu
大丈夫だよ、あれだろ?
今度DVD4巻に付いてくる書き下ろし短編に入ってるんだろ?
ガチで
やばすぐるwwww

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 22:46:52 ID:MgtFca3F
お腹いっぱいだぜぇ

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 22:52:07 ID:Dgnkg+CL
>>384

星下の許での再逢いは
想い溢れし最愛の
涙に濡れて笑顔は見えず
しかし哀惜寄る辺なし
二人を包みし歓喜のコート
寒空にありて尚暖かし


『星の降る夜に〜帰り道〜』


「・・・ねぇ」
「うん?」
しばらく泣いていたせいだろう。
大河の声は鼻に掛かって、少しかすれていた。
ズズッと鼻を啜った大河に、竜児がポケットからハンカチを取り出して渡した。利き腕とは違う方で。
なぜなら右手は、大河がギッチリとしがみつくようにして歩いていたから。
まるでもうドコへも行かさないといわんばかりに。
「ねぇ」
鼻をかんで通りの良くなった声で、大河がもう一度問い掛ける。
「うん?」
「・・・聞いていい?」
「いいぞ」
一瞬開く間。
大河が躊躇してることに、竜児は気付いていた。
だから自分から言った。
「どうしてこんなに遅くなった・・・か?」
「!?」
驚いて顔を上げる大河。
緩慢に頷くのを見て、竜児が苦笑を浮かべる。
「理由が聞きたいんだろ?話してやるよ、何でも。1から順にな。んで、まずこんなに期間が伸びた訳だが・・・」

それはまた別のお話w

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 23:08:09 ID:ksVTpauc
>>360ありがとう。まさかさらに挿絵を描いて頂けるとは思わなかった。さて、数日に渡って書いてるのでいい加減飽きてきた人もいるかもしれないがもう少し付き合ってくれると嬉しい。
>>353続き

目を覚ましてしから最初に感じたのは違和感。体が重い。それに、暗い。
「ん……」
耳元から声がする。首をくすぐる細長い髪の毛が気持ちいい。
「……いい香りがする」
かつて、何度か嗅いだ事のある香り。そう、これは大河のシャンプーだ。
ぼやけた頭で、その香りの元凶に触れる。滑らかで、それでいてさわり心地の良いそれは間違いなく髪の毛。
なんだか、いつまでも触っていたくてさわさわと撫でる。胸に感じる自分のシャツ越しの熱が暖かい。
「ん……」
また声。今の声はすぐ耳元から聞こえた。ふと、隣を見てm…………!?!?!?!?!?!??!?
声を失う。mの後にIを入れることすら出来ない。これでは『み』とすら言えない。いや、問題はそこじゃない。
首をくすぐる優しい髪の毛が、その香りを漂わせ、竜児の鼻腔を埋め尽くす。このままでは正常な判断を失いかねない。
何故大河の顔は俺の胸ではなく、俺の顔の隣にあるのだろうか。しかもその距離は30cm定規よりも短い。
「う……」
ごくり、と唾を飲み込む。
シャツ越しに感じた暖かさは大河だったのかと気付く。安らかな寝息をたてているその顔は、見ているだけで何処か癒されると思うほど清楚だ。こんな顔を見れば誰だってコロっといくかも知れない。
今朝は、不幸中の、いや幸い中の幸いか、朝に起きる男性特有の生理現象は起きていない。安心して大河の寝顔をまじまじと見る。
やっぱり綺麗だ。まつげは長く整っているし、肌に荒れも見られない。黙っていれば大河はいつだって可愛くて、それで……。
「……いや、最近は違うか」
つい、口に出す。最近の大河は黙っていれば可愛い、というのが間違っているわけではない。ただ、黙っていなくても良い顔をすることが増えただけ。
そう、いつの間にか、自分さえ引き込まれるような……。
そこまで考えて、首を振る。自分は何を考えているのだろうか。これではまるで……。
「ん……あぅ」
サラサラと流れる大河の髪がくすぐったい。どうやら大河の覚醒も近いらしい。
ずっと覗き込んでいた大河の顔。その長いまつげが瞼と同時に開く。
「……んぁ、りゅうじぃ?……おはよぉ」
まだ寝ぼけ眼なとろんとした表情。
ドクン。
まただ。昨日も感じた稲妻。一体これは何だってんだ。大河はまだ眠そうにその左手で自分の目をこすろうと……。
「あ、まてまて。そっちの手は使うな。手錠が目に当たる。ホラ」
大河の目にかかった長い髪を手で払う。いつ触っても滑るようにサラサラだ。
「ん、アリガト」
「おぅ」
二人して起き上がる。もう慣れたものだ。まぁたとえいくら慣れようと今晩でこの手錠ともおさらばだけど。
ズキン。
何だろう、今のは。竜児はそのギラギラした目で自分の胸を見つめる。決していつ刺されてもいいように週刊誌を仕込んでいるわけでは無い。
今感じた妙な胸の痛みが不思議でしょうがないのだ。
しかし、いつまでも立っていてもしょうがない。いつも通り顔を洗いに洗面所へ。
「ほら、大河」
「ん」
お互い両の手が使えないから満足に顔も洗えない。でも、片方が相手の顔を拭いてやれば、
「ん、んん、ぷはっ、アリガト竜児。次はアンタね」
問題はなくなる。ああ、助け合いのなんて素晴らしい事。人は一人では生きていけないとはよく言ったもんだ。
「おぅ。今別のタオルを……」
「いいわよ。同じので。もったいない」
よく言ったもん……なんだって?もったいない?MOTTAINAI?今大河の口からモッタイナイという言葉が出たのか?
「ほら、屈みなさいよ」
「お、おぅ」
優しく、丁寧に顔中を満遍なく濡れタオルで拭かれる。その小さな手は、役割を十二分に果たす。部屋の掃除は苦手なくせにこういう所は妙に上手い。
やっぱりこいつもそういうところは、
「……女の子、なんだよな……」
「は?何か言った?」
「いや、なんんでもない」
朝から顔を拭いてもらったタオルからは、布団で嗅いだのと同じ、大河の臭いがした。

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 23:11:30 ID:ksVTpauc
>>396続き

ボトリ。包丁が手から落ち、まな板の上に突き刺さる。
「今なんて言った、大河?」
普段の竜児なら「なんたる不覚!」とでもなりそうな程ありえない包丁の置き方にも頓着せず、むしろその不覚の事態を引き起こす原因を作った本人、大河に尋ねる。
「だから、今日のお昼は私に作らせて」
くいくい、と包丁を寄こせと言わんばかりの手つきを竜児に向ける。
「な、なんで?」
前代未聞だ。あの、あの、あの大河が。コンビニ弁当に走り、クッキーを作っては塩と砂糖を間違え、目玉焼きは焦がし、マンションのキッチンをぬめりとカビと腐った生ゴミで地獄絵図にしたあの大河が、料理だと?
一体、何の天変地異の前触れだ?
「別になんでもいいでしょ!!ほら包丁貸してよ!!このタマネギを切ればいいんでしょ?」
「お、おぅ」
流石に大河にいきなり料理は無理だとも思うが、やりたい、と思ったのならばいい機会だろう。こんな手錠に自由を奪われている時でなければ高須特性チャーハンの作り方でも伝授してやるのだが……。
「よいしょ、よいしょ」
大河は一身腐乱にタマネギを切る。
「ああ、みじん切りだから好きなように切っても大丈夫だぞ、まぁ本来みじん切りは……」
「みじん切り……よいしょ、よい……痛っ!?」
みじん切り、と言われてあちこち無造作に切り出したのが不味かったのだろう。大河は指を切ってしまった。
瞬間、竜児の背中に嫌な汗が伝う。
「あ、大丈夫か!?」
「ん、ヘーキ」
大河は自分の指を咥え……、
「おい、せっかく綺麗な水があるんだから!!」
即座に大河の手を奪う。水道水で綺麗に流し、タオルで拭くと、キッチンはそのままに救急箱の前へと行く。
「えーとカットバンは、と。あった」
「りゅ、竜児。大丈夫だって。絆創膏を貼るほどじゃ……」
「バカモノ!!その綺麗な指に傷でも残ったらどーすんだ?ほら指出せ」
出せ、と言いながら半ば奪うようにして指を掴み、絆創膏を巻いていく。
「良し、と。さて、やっぱ今日は俺が作るよ」
「嫌、私に作らせて」
「でもこの手錠じゃ上手くフォローできるかわかんないし、危ないぞ?」
「良いの。作らせて」
真っ直ぐな瞳が竜児を突き抜ける。これはテコでも動きそうに無い。
「わかったよ。そのかわり俺の言うとおりにするんだぞ」
「うん。……ありがとう竜児」
「っ!?お、おぅ!!」
卑怯だ。そんな不意打ちじみたお礼と笑顔なんて。
それから大河は、わりと言われるがままに料理をこなしていった。味付けは竜児が担当したが、他はほぼ全て大河。といっても今日の昼はチャーハンだ。
それほど難しくはないし、失敗してもわりと何とかなる料理だ。
そのおかげか、少々不恰好ではあるが、やや焦げ目のついた、米がつぶれたチャーハンが出来た。
「「いただきます」」
同時に言ってから大河は竜児の口に出来立てチャーハン大河スペシャルを運ぶ。大河も初めてにしてはそこそこ上手く焼けたじゃないか。
「……どう?」
恐る恐るといった感じに大河は尋ねる。
「おぅ、なかなか上手いぞ。大河、お前も練習すれば料理も結構上手くなれるんじゃねぇか?」
「……そっかな」
「おぅ」
「そっか、……竜児は私の料理でもおいしいと思ったか。そっか……そっか!!」
急に元気になったように大河は自分の口にも先程の蓮華でチャーハンを運ぶ。だからそれじゃ間……もはや何も言うまい。
『ブブーッブブーッ』
丁度チャーハンを食べ終えた頃、竜児の携帯のバイブが鳴る。これはメールだ。

『竜ちゃんへ。帰りは夜中になるので先に寝てて良いよ。やっちゃん晩御飯いらないから』

思ったよりも少しだけ、繋がっていられる時間が延びそうだ。

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 23:21:05 ID:ksVTpauc
>>397
すいません。何日もまたいで申し訳ないんですが続きは明日で……。
明日、明日こそは完結までいけるはずっ!

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 23:33:06 ID:H+sQCNZ5
もぅ連載でいいです
とにかくオレをニヤニヤさせ続けてください

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 23:34:26 ID:ruJY6HCb
ここは春田の多いインターネッツですね
だがそれがいい
まったく、俺はあと何回萌え死ねばいいのだろうか

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/30(月) 23:44:09 ID:nrWmStpg
先生方、そろそろOVAのほうも着手してくださいよw

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 00:03:39 ID:OrG9L1JV
これはもはや紳士達で合同誌作っていいレベル

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 00:08:06 ID:qMTKN2Xb
全俺が2828w

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 00:08:30 ID:2gMOwAWr
それはおれも末筆ながら参加したいぞ


405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 00:11:40 ID:nxp5JCX+
公式スピンオフが連載されていると聞いて

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 00:16:48 ID:2gMOwAWr
ゆゆぽ
「ダメだ・・・ッ!!このアイデアも既に2828スレに載ってる・・!!!」


407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 00:39:10 ID:lsOMy2XY
ちくしょー!
なぜこのスレの先生達はJ.C.Staffに勤めてないんだ!

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 00:55:31 ID:r0XlDtm5
>>384ですwなにやら色々ありがとw

ちと毛色違うのかけたw
修旅一日目の夜。

曇天の暗幕から生まれたとは思えないほどの、神秘的な純白。
それを映して流れた涙は、惜別の色に染まっていた。


『こころにつもる雪』


そこかしこに、無数に宙を舞う白い蛍は、涙の浮かんだ目には滲んで見えて、あたかも万華鏡の世界に迷い込んだ錯覚を思わせた。
その幻想的な望景は、あまりにも綺麗過ぎて、思わず憧憬を持って願わずにはいられなかった。
この降り積もる雪が、心の中にも降ってください、と。
降って積もって見えなくなって、真っ白な世界にして、と。
自分の内に潜んでいた、この身勝手で、恥知らずな感情を、覆い隠して見えなくして欲しいと、祈らずにはいられなかった。
告白にいく竜児を見て、初めて気付いた自らの感情を・・・。
お願い。
誰でもいいから、願いを聞き届けて。
たとえそれが・・・誤魔化しだと分かり切っていても。
塗り込められた思いが、決して消え去るものでないと、気付いていたとしても。
見せ掛けだけの純白は、いつか溶けさって・・・また想いを露にするのだとしても。
せめて今だけは。
もう少しだけは。
竜児の傍で微笑ませて。
竜児の気持ちがどこを向いていようと、誰に向けられていようと、笑えるだけの力をちょうだい。
そいすれば、私は一友人として、竜児の傍にずっと・・・ずっといられるから。
それだけで満足できるように努力するから。
今はまだ無理だけど、いつかきっと、心から笑うつもりだから。
だからお願い。
この心を白く塗りこめて。

『大好きだよ・・・竜児』

この気持ちごと、深い雪の中に埋もれさせてください・・・。

お願いします―――。 





409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 03:09:46 ID:czqRSPor
北●道も1時間半前に最終回を終えました。

初めて来たんですけど…ここって凄いですね。

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 03:13:35 ID:Cqh70wID
こんなクオリティが高いのが何スレも続くんだもんな・・・
このスレの層の厚さは半端ないよw

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 03:53:19 ID:czqRSPor
これは反則だ!

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 03:56:38 ID:5Qs+w04t
>>398
ふざけんなお前、完結させんじゃねえよ。続けろ天才
完結させたら絶交だからな。本当にだぞ

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 03:58:08 ID:5Qs+w04t
>>412sage忘れスマン。死んでくる

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 07:18:51 ID:vDYxrA7a
>>412
ツンデレ&ドジっ子発見

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 07:34:55 ID:3hqfSKmU
大河…だと?

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 08:44:17 ID:ZAR1K9xq
みんなっ大河がいるぞ!竜児をさがせーー!

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 09:07:30 ID:Lbnvg44S
大河が書き込んだと聞いて来ました

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 09:13:00 ID:szXqnS4P
大河あああぁぁぁぁぁぁあ!


419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 09:24:22 ID:dxS3Zwfv
>>5Qs+w04t
あのさ…好きだ!

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 09:41:29 ID:e40k+o1F
4月末は俺歓喜だな
DVDとゲームの両方に小説ついてくるみたいだし

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 10:08:45 ID:5Qs+w04t
お前ら優しいなー
育ちがいいんだろうな

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 10:51:32 ID:e8sDcsev
>>420
DVDにも小説ついてくるの?

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 11:01:46 ID:3hHE6CBh
>>421
竜児「ホラ、またsage忘れてるぞ。……ホントお前って……ドジ……だよな」

だがそこがいい

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 12:24:00 ID:e8sDcsev
http://www.nicovideo.jp/watch/nm3216293

歌詞がわからんところもあるけど聴いてるうちに大河のキャラソンのように思えてきた
末期症状かもしれない

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 13:54:38 ID:Y8HlQnJE
>377あんたの絵が好きだ!

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 15:09:45 ID:Lbnvg44S
みんな和みすぎワロタwwwww

このスレは楽しすぎるwwwww

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 15:22:08 ID:R36HwFPp
投下します。

描写が多くなりましたが、よろしくお願いします。

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 15:22:58 ID:R36HwFPp
大河と竜児が再会した卒業式の数日後、ようやく二人は高須家の居間で、ゆっくりと恋人の時間を過ごすことができている。

とにかく二人にとって、誰もいない空間で、こうして面と向かうのは久しぶりなのである。そのせいか、互いに発せられる言葉は以前よりも少ない。

大河は竜児を背もたれにして畳に座り、腰の辺りで自分を抱き留めている大きな手を眺め、一人安堵する。

竜児は、そんな大河の様子を知らず、もう片方の手で時々大河の頭を撫でたり、髪を触ったりしながら、体全体で自分の恋人である美少女の造形の精緻さ、あるいは女性特有の柔らかさを感じ、何か気恥ずかしい思いで、二人の間にある沈黙を噛み締めていた。

「…竜児」

「…おう、どうした」

「…私ね、あんたにちゃんと伝えたいことがある」

少し顔を上げ、おもむろに立ち上がった大河は、向き直って、背もたれにしていた恋人の胡座の上を跨るようにして座り、その人の背中に手をまわした。そうして自分の顔を相手の胸板にうずめたり、こすりつけたりして、フガフガ言ったりしていた。一人フガフガ祭りであった。

「お前…何一人でフガフガ言ってんだよ。くすぐってえから止めとけ。」

「フガ…うるさい。あんたは黙ってフガフガされてな…」

やはり動物的な何かが働くのだろうかと竜児は思う。しかし手は自然と大河の髪を撫でる。柔らかに香る髪もさることながら、驚く程に顔が小さい。形の良い鼻と尖った顎が自分の胸板にこすられる。

手を滑らし、大河の頬に触れる。触れた頬と手の間に細い髪が絡まっている。大河の顔が止まる。目が合う。睫毛が長い。と思ってる間に触れた。

潤って熱い。甘ったるい。下唇を噛まれた。カプッとか言っている。舌が小さく、薄い。食べてやろうか?と思う。頬に両手を添えて、もう離さない。喉から漏れる声がとても可愛い。

「あっ…ん…り、竜児…ちょっと待って…聞いてくれる?」

大河の目は潤って、震えている。そんな目で見られたら、聞けるもんも聞けなくなっちまう。そう思ったが、竜児は大河の背中に手を回し、大河を見つめた。

「悪い…嫌だったか?」

「違うよ!そんなんじゃなくて…そうじゃなくてさ…。私ね…今幸せで、なんていうか…欲しかったもの、今、こうして全部あるって思ったの。家族とかさ…友達だっている。居場所がある。それで…竜児をこんなに近くで感じれる…」

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 15:25:28 ID:R36HwFPp
「…おう。それは…お前が逃げずに立ち向かっていったからだよな。そんで…」

「この幸せは竜児がくれたんだよ!そう思うの…言いたかったことはね…私は、竜児にお返しがしたいってことなのよ…」

「…そんなこと考えてたのかよ?」

「だって!わ、私、あんたのお、お嫁さんだもん!…だけど、私、何も返せるものが思いつかない…だから…」

「…だから?」

何故か今にも泣き出しそうな顔を一瞬竜児に向け、大河は竜児の首にしがみつくようにして抱きつき顔を寄せる。


「だ、だから…せめて…わ、私のこと、好きにしていいんだよ…?竜児のしたいようにしてね?私、お、お嫁さんなんだから全部竜児のものでいいんだよ?竜児が喜ぶことならなんだってしてあげる…」

そう言って、大河は夫の耳にキスをした。そして優しく顔を抱きしめ、離れて、今度は顎の辺り、口元にキスをする。また胸元に主人の顔を抱き寄せた。

「…」

一方旦那は、思考停止。当たる胸元のなんたる柔らかさ。そこから致死量の芳香。甘い毒花畑。一回死んだのかもしれない。こんな出来事、状況が、人を死の淵に追いやることがあるとかないとか。そんなことを考えてる間にも、キュートな死神は追い討ちをかけてきた。

「…もう、あんたってやつは、あんな恥ずかしいこと言わせておいて、白目むいてふざけるんじゃないよ?そんなやつはこうなんだから…」

今度は私が離さないとばかりに竜児の頬に両手を添えて、鼻先を舐めた。舐めた?のだろう。すかさず口を口で開き、小さく尖った舌で廃人に生気を与えんと潤いをよこしてくる。

「…んっ…っ…どうよ?目覚めた?」

好きにしてくれと言いながら、好きにされているのは自分の方で、 もう触れられていない所は無いように思えた。少なくとも口の中は。

「えへへ…ボーってしてなんか可愛い…。でもいい加減かまってよね!」

とか言いながら、自分の口元をペロッとしながら、少しムスッとしながら、標的から離れ、恥ずかしそうにしながら、女の子座りで両手を『抱っこして』ポーズにしながら…嫁は夫を待ってます。

「もう!コラ!好きにしていいよって言ってんだから!早くしなさいよ!もうこれ以上待ってらんな…うわぁ!!」


大河は好きにしてくれと言ったことを後悔しなかった。やっと竜児が自分に甘えてくれたから。一番近い所で感じることができたから。求める人に求められたから。

おしまい

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 15:27:59 ID:R36HwFPp
終わりです。
長々と失礼しました!
楽しんで頂けたら幸いです!

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 17:25:44 ID:Lncw68ak
>>430
昼間に投下するにはこれは危険過ぎだ!
マジ、ニヤニヤが止まらね〜!ともかくGJ!!
仕事にならないので今日は早退する。

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 17:33:06 ID:ZAR1K9xq
俺も早退したい

とらドラ好きな奴に悪い奴は居ないと思っている!

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 17:41:49 ID:QqXGBH0Q
だから先生はやく仕事に戻ってくださいよwww

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 17:57:36 ID:SZ57StsT
>>430
ばっきゃろう!!
見積作ってたのにこのフルボッキをどうしてくれんだ!!;

まったくどいつもこいつも良作ばっか投下しやがって!!;

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 17:58:09 ID:3hqfSKmU
飯食いながら股間が元気になってしまたw

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 18:18:13 ID:mpdoL45c
なんだこのスレキモすぎる

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 18:25:35 ID:Lncw68ak
このスレがキモイんじゃない。
このスレ見てニヤニヤしている俺がキモイんだ〜!

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 18:32:18 ID:DAxmhiTY
いやいや俺のほうこそ

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 18:38:47 ID:k8wfKIUe
いや俺のほうが・・・

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 18:54:37 ID:F9JL35Tf
平和なスレだよな・・・

居心地がよすぎるぜww


441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 19:02:26 ID:pqVqQI4x
借金王・・・・シャッキング・・・

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 20:12:32 ID:n//q76PN
>>430
アニメで散々ブルーにされた反動でヤバいです!
仕事中なのに顔がひきつるううううっぎゅうううううううううっ
ラブラブ竜虎に癒やされマックス!

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 21:16:12 ID:qwVqCIki
ssの神様、制作者の皆様超絶乙!
>>412
よーし良いんだな?そんな事言ったら毎晩のように数話掲載なんて続いちゃうぞ?実は別の話にしようか、とか、いい加減長くなってきてるから入れるの止めよう、とか思ってたイベントまで含めちゃうぞ?
しばらくは当方に迎撃の用意アリだぞ?長くなっても、日にち一杯またいでも、ヘタしたら次スレ立っても終わってないかも知れないぞ?良いのか?(ってかそこまで楽しみにしてくれてありがとう>arl)

>>397続き

背後のドアを護るようにして立ち、ギラリとした三白眼で辺りに視線を彷徨わせる。決してこれから殺す獲物を探しているのでは無い。
「お待たせ」
トイレから出てきた大河の声と同時に耳からイヤホンが外される。ここ二日間の恒例行事。しかし、二日目からは目隠しはしなくなっていた。大河曰く、
「よく考えたらドアあるし。それに目隠しされてると、ホントは隙間から少し見えちゃうんじゃ……とか思うし」
だそうだ。
そういうことはやる前に気付いて欲しい。いや決して隙間から覗いたりなんかしてたわけじゃないけど。
そう、決して、絶対に、た、多分、ドアに挟まっている手の奥側を覗こうだなんて思ってはいない……はずだ。
トイレを終えた大河は、竜児と二人で居間へと戻る。つけっぱなしになっていたテレビからはたいして面白くもない芸人のコントが流れている。
この手錠で繋がれた不便な状態という奴にもだいぶ慣れてきて、日常生活への支障は数える程になった。二人して隣り合って体重を支え合うようにテレビの前に座る。
たいしてやりたいこともないし、あったとしてもこの手では出来ることが限られている。
しかし、二日間も家に缶詰で、それもやることがないとなれば、当然、
「つまんない」
虎がこう言い出すだろう。草を草食動物が食べ、その草食動物を肉食動物が食べ、やがて肉食動物は死して土に還り、その上に草が生えてくるくらいに自然の摂理だ。
食物連鎖と日常は繋がっているのだ。だからこうなるのも無理はないのだが、
「んなこと言ったってな……」
竜児がそう言うのも同じくらい無理のない事だ。
手錠が無くても、家にいて出来ることなど数えるほどしかない。まぁ普段の竜児なら日頃手の届かない所の掃除なんかをやり出すかもしれな……いや、
「……ん?あ、あれは!?」
掃除の申し子高須竜児は、
「すまん、大河ちょっと移動するぞ」
こんな時でさえ、
「今確かに戸棚の裏にカビを見た」
掃除に執着するのだ。そこに汚れがあれば拭き取り、舐めても問題無いくらいにまで仕上げる。
竜児は、どうしようも無い汚れやちょっとしたシミ、それらが自分の掃除によって見事殲滅されるのを見るのが無情の喜びなのだ。
例え、今から掃除で綺麗になった時の事を思い浮かべて、これから誰か殺そうとしているような形相をしている竜児を大河が奇異な目で見て虐げられようとも……あれ?
「はい、アンタ棒」
「お、おぅ」
珍事発生。普段なら遠巻きになって気持ち悪いようなものでも見る大河が、竜児に高須棒と呼ばれる竜児特性お手軽掃除用具を渡す。
「何よ?幽霊でも見たような顔して」
そう言いながら、ずいっと顔を近づける。顔が……近い。
「い、いや、そうだ、カビ取りしないと」
竜児は首を背け、言葉を濁してカビの元へ行く。当然大河もヒョコヒョコとついてくる。
「よし、お前も俺に見つかったからには……」
じー。
「この高須流家事術、高須カビ殺しバスターで……」
じー。
ゴシゴシ。じー。ゴシゴシ。じー。ゴシゴシ。じー。ゴシゴシ。じー。
「だあぁぁ!!何だよ!?じっと見てないで何か言えよ!?」
掃除に集中できないなんて初めてだった。今までこんなことは無かったのに。
「ん、私にもやらせて」
What!?今何と?まさか聞き間違いでなければ「掃除をやらせて」と聞こえたような。まさか、そんな。あの汚す側のみに在籍していた大河がそんなことを言うわけ……。
「借りるわよ」
大河の手が触れる。竜児の手から高須棒を抜き取り、ゴシゴシしだす。一生懸命に。そういえば他人が真剣に掃除している姿ってのは始めて見る。
トクン。
心臓が跳ねる。大河の白い手が必死に高須棒を右へ左へ、上へ下へと動かしていく。
トクン。
また心臓が跳ねる。他人が、大河が隣で掃除をしているこの景色。
こんな、なんでもないことが、一日の1コマにすぎないフレームが、竜児の心を独占していく。
気付けば日も暮れ始めていた。

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 21:23:34 ID:qwVqCIki
>>443続き
本日も、来てしまった。この時間が。人が体を清めるための儀式とも言うべき時間、風呂である。しかし、もはや恐れる事は何もない。No Fear No Painだ。すでに対策は見つけてある。
「なぁ大河、今度海にでも行く事があったらそれみんなの前で着ろよ。結構似合ってるしよ」
「うっさいわね。嫌よ」
そう、水着を着るという対策が。昨日の大河の案だが、案外大丈夫なものだ。大河は昨日と同じビキニを用意している。
「ねぇ竜児、片手じゃやっぱ届かないから後ろのホック留めてよ」
「お、おぅ」
真っ白な小さい背中。女の子の背中ってのはみんなこうなのだろうか。触れただけで壊れてしまいそうで、それでも、腕を伸ばしたくなる。
そっと腕を伸ばし、大河が両手で胸を押さえながら背中の方に回された胸を隠すためのソレを掴む。華奢で、儚げで、でも美しいその背中に優しく触れながらそっとホックをつけた。
「ほい、できたぞ」
声だけは冷静に。心臓は熱々に。少し、ほんの少し大河の隠された素肌に触れただけで、どうしようもないほどの緊張と喜び、そして照れくささが襲う。
「ほら、背中出しなさい。今日は私から洗ってあげる」
「おぅ」
そう言われて断る理由を竜児は持っていない。素直に背中を預ける。
ゴシゴシ。昨日も感じた、くすぐったいような感覚に襲われる。もっとも、くすぐったいのは背中ではなく、体の中のほうだが。
「どう?」
「おぅ、いい感じだ」
昨日も交わしたようなやり取りと、
「……ねぇ、竜児の背中って、おっきいね……」
そうでないやり取り。大河の優しい手つきは竜児の背中を駆け巡る。
「……え?今……」
何て、と聞こうとしてやめた。大河が真剣な顔をしていたから。
「もう十分だ、大河。交代してやるよ」
「……ん」
そうして、洗う側と現れる側が入れ替わる。ゴシゴシ。昨日も触れた大河の背中。こんなことでもなければ一生触るなんてことはなかっただろう。それこそ付き合ったりでもしない限り。
「………………」
「……竜児?」
そんなことを考えていたからか、自分の手が止まっていることに気付かなかった。
「わ、悪い。今流すから……ほら終わりだ」
ジャーっと湯を流して終わり。これでもう、恐らくは二度とこの背中を触ることは出来ない。
「……ん」
次いで自分達の頭を洗うのが昨日の流れ、だったのだが。
「竜児、頭出しなさい。せっかくだから洗ってあげる」
虎のお方はそんなことを言い出した。
「は?いや頭は自分で洗えるから……」
「うっさい黙れ。いいからほら」
急に頭に湯をかけられる。次いで小さくも気持ちのいい大河の手が頭を撫で回す。
「へぇ、アンタってやっちゃんと同じで髪の毛柔らかいのね。男なのに」
「そうなのか?自分じゃよくわからないな」
そうよ、と短く大河は呟き、再び湯をかける。その後に再び頭をワシャワシャ、恐らくコンディショナーだろう。
「ん?この香りは……」
「あ、そっか。いつもの調子で私のコンディショナー使っちゃった。ま、いいか」
いつもと違う香りに、竜児の鼻腔はくすぐられる。これは、大河の香りだ。
「はい、終わり」
今嗅いでいるのが大河の香りだと気付いたのと同時、竜児の洗髪が終わる。
「じゃあ次はアンタ、お願いね」
そう言われて大河は竜児を真っ直ぐに見つめ、目を閉じる。瞼が閉じられた正面の顔は、作り物のように綺麗で、心臓を一際大きく跳ねさせた。
「おぅ」
短く返事をして、その長い髪の毛に触れる。滑らかで、サラサラで、自分なんかが触っていいものなのかと疑いたくなるほどその髪は美しい。
シャンプーも、コンディショナーも、この髪の前にはただの飾りにしかならない。そう思わせる程に魅惑的でもあった。
よく、小さい事で大河は気にしているが、背中といい、この顔といい、髪といい、どこか扇情的で艶かしく、それこそ同じクラスの女子よりオトナなオンナを感じる。
いつまでも触っていたいと思う大河の髪の毛だが、やがて洗髪は終わってしまう。
「ほら大河、終わったぞ」
「………………」
洗髪が終わったというのに、大河は動かない。
「大河?」
「……ねぇ、もう一度背中流させて」
そう言ったのは、たっぷり1分経ってから。不思議に思いつつも背中を預け、やがて洗い終わると、
「もう一度、私の背中も…………ねぇもう一度背中を…………もう一度…………もう…………」
そうやって、交互に何度も背中を流し、二人は昨日の三倍もの時間をかけて風呂を終える。

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 21:33:15 ID:UY01GJvG
>>444
>No Fear No Pain

クウガですねわかります
「ピンチの ピンチの ピンチの連続そんな時」なんてフレーズもピッタリな状況

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 21:41:50 ID:opEx3cBj
このスレに後日談を投下するとしたらアニメのエンドに合わせた方がいいのかな?
途中まで書いてて原作準拠になってることに気付いたお

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 21:45:16 ID:41mBb2gE
>心臓が跳ねる。大河の白い手が必死に高須棒を右へ左へ、上へ下へと動かしていく。

ここだけ読んだ

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 22:04:30 ID:mSfjPyC5
>>446
厳密に言えば、アニメスレだからアニメ準拠なんだろうけど
最初に断りさえ入れておけば、このスレの2828住人達は気にしないと
思うぜぃ

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 22:16:46 ID:k8wfKIUe
そのとおり!
気にしない!

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 22:22:18 ID:8Q7qDiOQ
原作なら3年の時に後輩にも噂になるくらいにいちゃいちゃ
アニメなら空白の1年に実はあんなことが

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 22:38:33 ID:wTaMeKVw
最終話の手つなぎはすでに事後でしょ
スズメが飛びまくってたし

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 22:39:47 ID:yI/WtmNN
きっとオレはリアルに聞く事のない

「もぅ一度…もぅ一度…もぅ一度…」

の続きはまだですか…orz

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 22:50:42 ID:ICqPOPK7
>>445
ガイア自重汁www

でも好きだぜ♪

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 22:54:35 ID:2gMOwAWr
>>452

>きっとオレはリアルに聞く事のない
そんなことはないぞ同志
おれも徹底的にモテなかったが、自分だけの大河を努力して見つけた
あんたもみつけられる そういうふうになっている

その続きは自前で紡ぐんだ!!



455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 22:55:13 ID:D4V+afyk
ちょいと投下

――桜前線の北上の便りが耳に届く候の昼休み、
高校の裏手の桜の名所にふたつの人影が。
真っ青な空、雲ひとつない色彩に溶け込む桜の花弁のまぶしさに
竜児は目を細める。

『すっかり春だ…。毎年頼みもしないのにちゃんと咲くこいつらは凄いよな』
一際大きな桜の幹にそっと手を伸ばし、見上げながらそんなことを
つぶやく。
『私、桜って好きじゃない』
『ん? それは珍しいな。日本人なら誰でも好きなんだと思ってたけど』
『だって…寂しすぎるんだもん』

いつものような勢いが幾分削がれた感のある恋人の言葉に、
ため息をひとつ。
『ま、そう言われれば確かにそうだな。パッと咲いてパッと散る、
 そこに物悲しさはあるよな』
『それもあるんだけどね、別れとか卒業とか、そんな時にいつも
 ある花だから……かな』
『なんだなんだー? 手乗りタイガーもセンチメンタルな春ってか?』
『バッカ、わ、私にだってそんな気分の時だってあるわよ!』
ちょっと怒った色を含ませた、いつもの大河の言葉が心地良い。
とてて、と大河が駆け寄り、竜児の背に顔をうずめるように
軟着陸する。
思わずドキリと鼓動が跳ねるが、あくまでも冷静を装ったまま
言葉を続ける。

『どうした? 風除けにでも使うつもりかー?』
『…………わいの』
消え入りそうなその声に慌てて反転し、頭2つ分小さいその顔を
覗き込んだ。

続く。



456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 23:00:33 ID:AuNowrqG
>>454
全俺が泣いた。
あんたすげーよ!!

yI/WtmNNじゃないけど、なんか、励まされたわ

ここにきて、そんな言葉が聴けると思わなかった。
これも、竜虎がなせる奇跡なんだろうな…

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 23:10:11 ID:qMTKN2Xb
最近はこのスレが俺の心のオアシスなんだ。
続きを期待して待ってるぜ

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 23:16:44 ID:yI/WtmNN
>>454氏アリガトゴザイマス
スレ違なんでお礼のみで失礼します

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 23:19:02 ID:qwVqCIki
>>444続き
「やっちゃん、帰ってこないね」
「……メールには夜中になるから寝てていいって書いてあったなしな」
二人寄りそって支えあって、テレビの方を見ながらも、番組内容なんか頭に入ってこない。感じるのは相手の体温と焦り。さっきから、何度も手錠を見ては複雑怪奇な気持ちを味わう。
「やっちゃんが帰って来ちゃったら手錠、外せちゃうね」
「おぅ」
返事はするものの、心はここに無い。だからだろう。今の大河の言葉の矛盾にも気付かない。
今竜児の心を占めるのは、手錠を通して繋がった大河の手の体温と焦燥。今日でこの生活も終わってしまう。
いや、終わってしまう、ではおかしいか。竜児は一瞬の自分思考を不思議に思う。
慣れたと言っても、このままでは不便極まりない。早くに手錠から開放されるに越した事は無い、筈なのだ。
「……ふぁ」
大河が欠伸をする。
「眠いか?もう12時だもんな。明日から学校だし、寝るか?」
「……ん、どうしよっかな」
大河も、手錠を見ながら心ここにあらずといった感じで返答する。
「手錠なら、明日の朝泰子に会ってから外して貰おうぜ」
そのほうが……と思ったことは自分の中に溜め込んでおく。
「ん……そうね。明日学校だし、寝ますか」
大河も、その案に納得したのか、はたまた竜児の声など聞こえていなくて、自分の中でそう決めたのか、今日はもう眠ることにした。

***

敷布団が一枚に毛布が二枚。最初の夜から変わらない寝具のレパートリー。
「ほら、さっさと横になりなさいよ」
大河が半ば竜児を蹴るようにして床につかせ、自らもその竜児の胸に頭を乗せる。
「お前、枕は使わねぇのか」
ことここにいたって、ようやくとそこに思い当たる竜児。最後の晩とはいえ、気になることは気になるのだ。
「ん……これでいい」
短い返事。それが大河の答え。
「そうか」
竜児も短く返す。決してないがしろにしているわけではない。どうも大河がこう胸に乗ると、自制がきかなくなりそうになるのと同時に、眠気に襲われる。
目を閉じ、深呼吸。自分の頭からほのかに大河の香り。正確には大河の使っているコンディショナーの香りだが、竜児にとっては大河の香りだ。
やがて竜児は、二日間同様、すぐに規則的な胸の上下とともに、安らかな息をし始める。
「竜児、寝た?」
昨日と同じ問い。返事は、呼吸音のみ。それを確認してから大河は、昨夜のように繋がっていない手で竜児の手に触れ、頬を撫でる。
「……竜児」
白く細い指が、優しく瞼を閉じた竜児の顔を撫でていく。決して起こさぬよう、細心の注意を払いながらも手を止めようとはしない。
「……竜児」
頬の次は髪を撫で、おでこに手を乗せる。
「……竜児」
規則的な呼吸を繰り返す竜児の顔をじっと見つめながら、小声で決して聞こえないように名前を呼ぶ。
「……竜児」
いつの間にか、大河は竜児の耳元で声をかけていた。決して聞こえないように。
「……ねぇ、竜児」
だが、名前の後には何も続けない。何も言う事が無いのか、それとも……。
「……竜児は、おっきいね」
初めて、名前以外の呼びかけをする。大河の手が、昨夜のように竜児の首を掻き抱く。
竜児の髪から、自分と同じ香りがして、綻ぶ。昨日とは違い、自分がこの香りを竜児につけてやった。それが何か嬉しい。
「……りゅう、じ」
段々と、大河も意識を手放しそうになって来たところで、
『ブブーッブブーッ』
また竜児の携帯のバイブが鳴る。液晶には「泰子」の文字。
大河は少し躊躇してから携帯を手に取り、メールを開く。途端、少ない驚きと、笑み。すぐに携帯を戻して、竜児の首に再び手を滑り込ませる。
「……もうちょっとだけ、私だけの竜児で、いてくれるかな……」
そんなことを言いながら大河は、昨日よりもさらに竜児に密着して瞼を閉じる。その顔には笑みがこびりついていた。
故に気付かない。少し、ほんの少しばかり、竜児の呼吸が不規則になっていたことに。

>>412氏の返答がなければ明日あたりで区切りつけちゃうかな?とりあえず今日は412氏との絶交を防ぐため終わらせなかった。ではまた明日。

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 23:20:00 ID:D4V+afyk
『怖いの。朝起きたら今までのは全部夢でした。ってなるんじゃ
 ないかとか、桜の花びらみたいに全部散っちゃうんじゃないかって
 不安でたまらなくなることが……ねぇ、竜児は、竜児は
 消えたりしないよね? 私のそばからいなくなったり…
 ……しないよ…ね?』
見つめたその瞳には今にもこぼれそうな大粒の涙が浮かんでいた。
語尾は既に声が詰まっていた。

竜児からはすぐには言葉が出てこない。

―――ザザァッ

悲しみの色に合わせるかのように、風に散らされた薄ピンクの
蝶がふたりを包み込んだ。

『……心配すんな』
やっと綴れた短い言葉。
大河が生きてきた道のりを思えば、儚く消えてしまった
短すぎる幸福の期間が如何にぶつ切りだったか。
やっとつかんだと思った平穏が足下から崩れてしまった
喪失感。幾度と無く裏切られてきた回数が多かった大河なら
ではの不安の大きさ……それを考えるといたたまれなくなる。
だからこそ、竜児は言わねばならない。

『言っただろ? 俺たちは並び立つ存在だって。いつも、
 いつだってお前の隣に居てやる。嫌だって言っても
 離れてやらないからな。これから先、10年だって20年だって、
 いつまでもお前の傍らに居てやるよ』
『………ふ、ぐっ りゅ、りゅうじぃ〜……竜児ぃ〜…』
真っ直ぐ見つめて告げられたその言葉に、ついに堰を切る涙。
先程の不安の涙を押し上げて、喜びの涙が後から後から
あふれ出した。

『これから先、お前と一緒に何十回と見る桜だからな。
 好きになってもらわなくちゃ花見にだって行けないぞ』
『……うん、そう、だね。竜児と一緒に見れるなら、桜、好き』
『……そうだ。週末は泰子とインコちゃんも連れて花見でも
 するか? お前の好きなものを一杯詰めた弁当付きで!』

パアっと笑顔が戻る大河のその目には、もう不安の欠片は
微塵もなかった。お花見、お花見ー! と飛び上がって
喜ぶその姿に、竜児も幸せそうに微笑み返す。

散ることが儚い桜。しかし、散ることは翌年へ連綿と続く永遠の
つながり。その思いを胸に、この愛も永遠に続かんことを。



即興直打ちで間を空けてすみません。以上です。

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 23:31:20 ID:qwVqCIki
>>452続き投下したから見てください。それとこの作品見てくれてる人、ありがとう。最近なかなか言う機会なくてスマソ。
>>460乙!

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 23:47:18 ID:AuNowrqG
>>460
乙です!
最近本当に神々が光臨しまくってるわwwww

暇をもてあましてる神々の社交場となりつつあるな、このスレは

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 23:52:03 ID:EwfnyN0q
>>459
ここでやめたら今度は俺が絶交します
いやマジで続けてお願い

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 23:56:52 ID:yI/WtmNN
>>461氏乙デツ
それにレスまですみません
さっそく読みました
「つづく」って事ですので
『大河を喜ばせた?やっちゃんのメールには何が書かれてたのかな?
登校時に手錠は?春田くん達のリアクションは?インコちゃんは?』
とか2828妄想しながら寝るとします

明日も楽しみにしてます


もぅ一本の桜林?のふたりも切なくもあったかいお話ですね
胸にキュンときます
オッサンだけどw


投稿されてるみなさんホント読み応えあります
まさに公式SSって感じ

まとめサイトの人もがんばってください


長々と感想ばかりすみませんでした

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 23:59:50 ID:D4V+afyk
>>459

風景の描写とか感嘆させていただいております。
自分ももっと精進しないとなぁ…。

>>462

感想ありがとうございます。まだまだ文脈がぬるいのでもっと頑張ります。

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 00:48:50 ID:c9xoLJyp
乙!!

インコちゃんが危ないww病院連れてってやれよww

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 00:48:52 ID:eLhHTMDL
>>459
あなたそれ終わらせたら俺死ぬよ!続けてくれ〜
俺的にあんたの文章どんぴしゃだよ。最高!

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 00:58:41 ID:YLj3Q9ud
あーみんスレにこんなんあった。

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/03/31(火) 23:39:26 ID:xBMJeSTe
スレ違いかもしれんが、SS投下する人って理屈ぬきですごいと。

1.文章構成力
2.教養に裏打ちされた哲学
3.キャラへの深い愛情

これらが揃ってこそ読者を飽きさせない作品が出来るんだと思う。
原作者をも嫉妬させる内容もひょっとしたら…。

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 01:37:37 ID:ctun+Mz2
「大嫌い」と言われて凹んで
後でエイプリルフールだと気付くべたべたな奴を所望します

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 01:42:36 ID:JzHTvc5T
嫌い言うのは大河で
大泣きするのが竜児かw

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 01:49:14 ID:/i31CNDA
このカップルは、竜児が乙女だというのがポイントだな

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 01:56:21 ID:4mxJFMbi
大河「ただいまー」
竜児「おかえり。飯にするか、風呂にするか、そ、それとも・・・お、俺?」

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 02:15:32 ID:CotOcvI9
>>461
あんた神だ!
読んでてすげぇ引き込まれるぜ!
で、できれば長く続けてほしいんだぜw
でも終わるタイミングは神に任せますw
投下される以上応援するぜ!

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 03:04:54 ID:lcHT4sqd
気づいたらもう四月じゃねえか!ってことでなんとなく書いてみた。



竜児、元気にしてるかな?もう一か月以上も会ってないんだもん、イヤでも気になるよ。
ママの料理もたまにはいいけど、やっぱりいつも食べるには物足りないのよね。
毎日竜児の御飯が食べたい。
毎日いっしょにつまらないテレビを見ながら笑いたい。
毎日いっしょに学校に行きたい。
…だって、竜児が好きだから。
これから先も、そんな毎日が、ずっと、ずっと。
続いていけばいいのにな。

もうすぐだから。もうすぐだからあとちょっと待っててね、竜児。


       *   *   *


もう学校が始まるのか、春休みもそろそろ終わりだな。
それにしてもついに三年か、いろいろやっかいなことが増えそうだ。
しかしまた毎日あいつのいない学校へ通うのかよ…つまらねぇな。
お前のいない生活なんか一秒でも早く終わってほしいんだ。
終わってもらわなきゃ困るんだ。
うちは三人家族だしな、二人の食卓も寂しくてたまったもんじゃねーんだよ。
すぐそばにいねーとまたどっかで一人で泣いてるかもとか思っちまうし…。

早く帰ってこいよ、大河。




原作最終巻、大河が帰ってくるちょっと前の二人の心情、みたいなw

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 03:40:46 ID:SRhPIxg9
>>472に萌えて、つい。



「ごはんに決まってるじゃない。何言ってんのよキモい。」
「…ああ…そうだよな…わかってるって…  くそぅ…」
「メニューは何?今日は〜何肉かな〜」
「ポークソテーだよ。特売してたから多めに焼いたぞ」
「やったぁ!あとスープもー」
「へーへー」
「豚〜豚肉はポーク〜〜」
「ったくのんきな歌だな…おまえの三大欲求は食・食・寝なんじゃないのか」
「…なんか言った?」
「…いーえ何も」

「…なんだよ大河、ひっつくな」
「別にいいでしょ減るもんじゃなし」
「減りはしないが、てきぱき動けなくて飯の時間は遅くなるな」
「うっさい!口動かしてないで手を動かす!」
「フル稼働してるっつの!」
「…」
「…」
「…ご飯の後お風呂だかんね。沸かしといてよ」
「おう、もう沸かしはじめてるよ」
「……お風呂のあとはアンタね」
「え?」
「! な…っ な、な何よああアンタが聞いたんじゃない…!///」
「え、あっ!すまん、一瞬何の事かと…」
「いいいいいから早くご飯にしなさいよグズっ!」
ドスッ
「おあ…大河おまえ、こ…股間に入ったじゃねえか…」
「竜児が悪いんじゃない。あーあ遺憾だわあ〜」

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 03:42:02 ID:SRhPIxg9
>>475

「う…ちょっと、もう…無理…気持ちわりぃ…」
「え、うそ  ご…ごめん…大丈夫?平気?立てる?」
「うっそー」
「…っっっこんにゃろ〜〜〜〜!!!
さっさとごはん準備して並べなさいよアホー!私が食べ終わるまでそこで正座して待ってろー!」
「おう。別にお前が飯食ってる姿眺めてるのなんて、なんも苦じゃねーぞ」
「なによそれ。ステイさせられて喜んでる変態じゃない」
「別に変態じゃねえよ。にこにこしながら俺の作った飯食うお前を見てるのが嬉しいだけ。」
「な…っ! ///」


「あーおなかいっぱい。おいしかったあ〜」
「おう、茶碗くらいさげろよ」
「うっさい。ついでに下げればいいじゃない」
「ったく、虎柄の牛め…」
「…ねぇ竜児」
「ん?」
「……お風呂とアンタ、一緒にしちゃだめ?…」

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 03:45:16 ID:SRhPIxg9
SSなんて初めて書いたよ。
おかしいな、はじめは半分くらいのつもりだったのに。
オチもこうなるとは自分でも予想外だった…
付き合いだしても、デレっぱなしじゃない大河が好きなんでこんな感じになりました。

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 03:57:29 ID:UlRv8v6y
>>477
初めてとは思えぬほどにGJ!
新たな作家様誕生の予感。

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 04:27:42 ID:PF5IdWF0
2期か

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 04:54:14 ID:27PL5UCr
何この修羅の国・・・
命がいくつあっても足りぬわ

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 07:09:12 ID:AZ1IXWxL
>>480
なんといい褒め言葉なんだw

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 07:51:33 ID:/mO9JtrZ
今年の夏すっげー暑い・・・。
まだ6月入って少しなのに、真夏日だよこれ・・・。
じっとしてても汗だくになるよ・・なのに・・・。
「なんでくっついてるんだお前?」
「あん?」
ベッドに横になってる竜児の背中から抱きついていた大河が、めんどくさそーに声を出した。


『暑いんです!』


今日は土曜日。
折角の休みだから家で惰眠を貪ろうとしたら、あまりの暑さにそれを断念した。
そこで場所変えとばかりに大河の家に転がり込んだのだが・・・。
「まさかエアコンが壊れてるとは・・・」
「なんのことよ?」
「いや、だから」
ガバッと起き上がりつつ、竜児が額に浮かんだ汗をぬぐった。
「暑いだろ?」
「まーね」
「じゃあなんでくっつくんだおまえは?」
「そりゃぁ・・・ねぇ」
いきなり右手で頭を押さえられ、そのまま、またベッドに寝倒される。
そして今度は正面から抱きしめられた。
「なーっ!?あーつーいーってんだ!!」
「うるっさいわねー・・・窓から風が入ってくるでしょ?」
「これ風じゃなくて熱風だぞ!?」
「風にはかわらないでしょ?ったく細かいんだから」
それでもギャイギャイと文句を言ってると、抱きしめていた手がぱっと離された。
驚いて大河をみると、
「うるさい」
いきなりくちづけで口を塞がれた。


483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 07:54:18 ID:/mO9JtrZ
>>482

「んーっ!んーー!!」
抵抗しようとしたが、既に手は押さえ込まれていて、なすがままに口中を嬲られる。
竜児の弱いところを知っているキスは強烈で、クチュクチュと音が洩れるたびに、ビクンビクンと竜児の体が跳ね上がった。
数分後に開放されたとき、竜児は息も絶え絶えにぐったりとしていた。
「おとなしくなった?」
「な・・・なに・・すんだおまえ・・・」
暑い中酸欠にされ、頭の中がボーっとする。
そんな竜児をニヤニヤしながら、大河はもう一度抱きしめた。
「おとなしくしてないと、もーっと凄いことするわよ?」
「・・・」
その脅しが効いたのか、もはや抵抗する気力もないのか、ぐったりと竜児は大河の腕の中に納まった。
大河はニンマリと相好を崩しながら、抱く腕に力を込めた。
「・・・暑い−・・・」
「あーもう、しかたないわねぇ・・・」
呆れたように呟いて、大河は右手だけ竜児から離すと、なにやら枕元に手を伸ばして何かをイジッた。
ピッピッと、機械音が聞こえてきて、それからブオーッとコンプレッサーの回る音が低く響いた。
幾ばくも経たないうちに、冷たい風がひんやりと体を撫でていく。
あまりの心地好さに、竜児が小さく溜息を吐いた。
そしていきなりガバッと起き上がる。
驚愕と共に。
「ちょ・・っと待て・・・大河?」
「ん?なによ?」
「・・・エアコン・・・壊れてるんじゃ?」
「ああ。あれ、嘘」
「はあ!?」
あっけらかんと言う目の前の虎に、竜児が思いっきり素っ頓狂な声をあげた。
「あたしエアコンて苦手なの。冷えすぎると関節痛いんだよね」
デリケートだから。
そしてニッコリ笑ったりして。
「でも、暑い中抱き合うってのもなかなかいいものよね?互いの汗が混ざり合うっていうの?竜児の匂いが・・・あれ?竜児?どうかした?」
気がつけば、俯いたままプルプルと体を震わせている竜児を、ひょいっと覗き込む。
「泣いてんの?」
「泣くか!この・・・この、ド・変態っ!!」
「うん。だから?」
「・・・」
窓から差し込む日差しは強く、午後に差し掛かってもまだまだ暑くなりそうだった。
そんなある休日の昼下がり。

純粋に大×竜(大河攻)ってたぶんこんなの

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 08:08:15 ID:S/BEAIiB
>>482-483

朝からなんつーものを読ませてくれるんだ…。
激しくGGGGGGJJJJJJJ!!!!

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 08:17:37 ID:uaq2B9xu
武蔵野線の中でニヤニヤが止まらないw

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 09:37:51 ID:oqsp7UTN
竜児が乙女すぎて萌えた

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 10:21:26 ID:R+yAvSGc
神だ・・・
か、神が光臨したぞ〜!!!

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 10:21:39 ID:dXbOe9zo
>>482
真夏で汗まみれでも2人でベッタラベッタラベッタラしてる話を期待してたらキターーーーーッ!!!!まじ萌える
ありがとうございますーっ!

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 10:52:33 ID:NP8Z+pUE
>>459
ID変わったけど>>412だ。
安心してよ。私とお前はずっと親友だ。
お前が連投して周りから煽られようと叩かれようと、ずっと。
だから安心して続けろ。

私とお前の関係が終わりたくなければね…
さあ来い

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 11:58:06 ID:/i31CNDA
やっぱり普段はやや大河が主導、でも肝心なときは竜児ってのが一番好きだ

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 12:01:44 ID:fuZUQHHP
最近、原作やアニメよりこのスレが本物だと誤認することがある

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 12:16:54 ID:kX0IUmDi
俺の中でその後の続きはエロにいっています。そうだろう?

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 12:27:50 ID:oxITkk5o
最近またレベル上がってね?中途半端な作品じゃぼこられそうだorz

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 12:41:50 ID:dtoZn0LC
>>493
バカを言うな!
愛のある作品なら受け入れられるのがココだろう。
つたない作品でもほのぼの出来るならどんと来いですよ(`・ω・´)

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 12:45:51 ID:q+oD2We1
てか、レベルとか考え始めたら何のスレかわからなくなるんじゃないか?
何でもこだわらずに読んでるロム専もいるんでそういうので引っ込まないで欲しい
大河×竜児の萌え文なら台詞だけでもなんでもこいよ、というかお願いします

微妙にスレ違いだけど竜児→大河←亜美(レズ)のエロ妄想が止まらん

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 12:48:19 ID:toI6H5OV
じゃあハードルを下げますね

大河「りゅうじ…りゅうじ…」
ギシギシ
竜児「・・・おう」
ギシギシ
大河「ひぎぃぃぃ!!!」

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 13:24:44 ID:42mFe2G0
俺「りゅうじ…りゅうじ…」
ギシギシ
俺「・・・おう」
ギシギシ
俺「ひぎぃぃぃ!!!」


498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 13:51:11 ID:h7OKdmut
>>497

やwwwwめwwろwwwww

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 14:07:42 ID:SIMM3Bii
何このスレ

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 14:19:12 ID:FtPLMrIR
500レスで255KBか…元気な奴らめ

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 15:00:12 ID:rwrilqHa
とらドラssに初挑戦。わずかなボキャブラリーを振り絞って、何が言いたいかわからない作品の完成。

そぅっと唇を合わせる。
焼きたてのクッキーを啄ばむように甘く、
ふわふわ揺れるカーテンみたいに柔らかく、
有終の美を飾る桜の花のごとく刹那。

ゆっくりと顔を離すと、揺れる瞳が、ある。
何カラットのダイヤより、よほど魅力的だ。自分はその綺麗さに、ただただ何度目か分からない感嘆の息を吐くしかできない。

「何よ」

頬をかすかに染めつつ、大河はぎりぎり届くくらいの小さな声で呟いた。
「……ああ、なんだ…その…綺麗だなと思って」
「何が?」
分かってるのだか、そうでないのか。
「………大河が」
「………そう」
ぽしょぽしょと、言う。そんな彼女の様子に、やっぱりこの愛しい気持ちを抑えることなどできはしない。
ポケットから大事な、これから大事になるであろうものを取り出す。
「ほら」
「ん? ちょ、これ……」
「いいから開けてくれ」
大河は、それをゆっくりと開けた。

「きれい……」

竜が虎と想いを交わした季節から一年。
これからもそうしていく誓いを形にすべく、竜司はバイトで貯蓄した財産で、コレを買った。
「あのさ……それ、婚約指輪のつもりだから…その……」
「……ね、竜司。ちゃんと結婚指輪も用意してくれなきゃ嫌だからね?」
「……おう」

虎は地を駆け、竜は天を翔る。2人が式を挙げる3か月前のことでした。


502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 15:08:31 ID:oxITkk5o
>>501
本当に初めてか?
表現が綺麗乙!

503 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 15:10:51 ID:k2NHxJ9V
今日も凄いな〜
4月1日ネタとかも読んでみたいなw

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 16:01:11 ID:RiDh0aDr
嘘をついても良い日だから、こんな一幕もきっとあるはず




櫛枝「大河、話があるんだけど…」


大河「どうしたの?みのりん。改まって」


櫛枝「うん、実は…さ…。私、まだ高須君の事が好きなんだよね?」


大河「…え?」


櫛枝「だから、本気で、高須君を好きになってもいいかな?」


大河「…」


櫛枝「大河?」


大河「…グスッ……だ、ダメ…グスッ」


櫛枝「大河??」


大河「だめに決まってるでしょ!?グスッ、竜児はわたしんだから、例えみのりんの頼みでも、聞けない!!」


櫛枝「ん。大河がそんなに言ってくれて、おれっち、安心したよ」


大河「…え?」


櫛枝「きょ〜は、何の日?フッフー♪」


大河「え?…4/1だけど……あっ!」


櫛枝「クスクス…お熱いねぇ」


大河「////」


こんな一幕はあるはずだ。多分。

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 16:32:45 ID:AZ1IXWxL
イイネー

大河のマガママに、竜児が出ていっちゃうor死んじゃう系の4月バカなんかも
いいかも


506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 17:42:41 ID:/mO9JtrZ

「夢っていいよね?」
夕飯が終わった居間で、寝転がりながら大河が言った。何やら本を読んでいるらしい。


『日常の一コマ』


「なんの話だ?」
洗濯物を畳みながら、気のない風に竜児が聞き返した。
しかし大河はそれには気付かず、ニコニコと竜児に笑顔を向ける。
「夢に逃げるんだよ。だってさ、夢ならどんなことでも叶うんだよ?好き放題!すごくない!?」
興奮気味の大河をスルーし、ちらりと読んでいる本に目を向ける。
『ポジティブに逃げる10のメソッド』
内容はわからないが、とりあえずろくでもなさそうだなと竜児は思った。
「そんなの、いいか?」
洗濯物を畳み終えて、竜児が立ち上がる。
「いいに決まってんじゃん。なんでも思い通りだよ?」
同意を得られなかったのが気に障ったようだ。
座り直して、見上げながら口を尖らせる大河。
「そうか?俺は・・・」
顔をあげた大河の傍に片膝をついて少し屈む。
ちゅ
「お前にこうして出来る現実の他はどうでもいいけどな」
そう言い残して洗濯物をしまいにいく竜児。
残されたのは真っ赤になった虎一匹。
「・・・」
しばらく身動きせずにいた大河だが、
ボスッ
手に持っていた本をゴミ箱に放り込むと、頭から座布団を被ってじたばたと身悶え出した。
「なにしてんだ?」
「うるさい!?」
戻ってきた竜児にぶっきらぼうに言い放つ。
とりあえず、この真っ赤になった顔は見せてやるもんか!!
そんな風に思いながら。

たぶん大抵こんな毎日

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 18:01:25 ID:kX0IUmDi
>>506
ニヤニヤがとまらねぅぇぇぅやめろ仕事にいけねぇ!
とりあえずクオリティ高すぎる ごちそうさまでした!

508 :名無しさん@お腹いっぱい:2009/04/01(水) 19:37:57 ID:9ErEpZr2
4月1日ネタもっとだしてくれぇ 今日が終わる前に

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 19:40:05 ID:rwrilqHa
便乗してエイプリルフールネタで2作目。


その日は、桜の咲く晴れた日だった。
「大河?」
「………」
「おい大河ったら」
「…何?」
その視線には冷たいものしか含まれてなかった。何か彼女の気に触るようなことでもしただろうか。
「なに怒ってんだよ。俺が何かしたか?」
竜児のその言葉を鬱陶しそうに受け取ると、大河はさらに突き放す。
「ふん……あんたと一緒にいてもつまんないだけよ」
「はあ? なんだよそれは」
今までした喧嘩は数知れずだけど、こんな風に言われたのは初めてだった。大河の少々気の強い発言には慣れている。
でもそんな竜児だからこそ、逆にこの突き放した、冷めた言い方はおかしいと思った。

「まだ分からないの? ホントに駄犬ね。私はアンタといるのが疲れたって言ってるの」
「え……」
「わかったら私に話しかけるのもやめてよね。迷惑だし」

――――ぎくり、とした。大河の視線の意味に気付く。
もしかしたら自分は大河に見捨てられるんじゃ、なんてことは今まで考えたこともなかった。
「ま、待ってくれ。俺に悪いとこがあるなら直すから…」
「から?」
「だから見捨てないでくれ! 俺、お前がいないと……」

ぷ。
意外にも大河の口から漏れたのは、笑い声の一端だった。

「だから……大河?」
「ぷ、くく、ふくくくっ。へへへへ、み、見捨てないでって……。ひひ、ひー、おかしい。どんだけ……ぷくく」
「あの、大河さん?」
「あはははははは! う、ウソよ、ウソ。なのにアンタってば……ぷぷぷ」

呆然とすること、3秒。
ついでに竜児が今日は4月1日だと認識するには、さらに5秒が必要だった。

「て、てめえ!」
「あはははは!やーい、ひっかかった!『み、見捨てないで…』だって」
「ううううるせえ! だってお前なあ!」

真っ赤になって慌てる竜児が可愛くて。大河はそぅっと竜児の耳に顔を近づけ、囁く。
嘘偽りない本音を。


「大好きだよ竜児。ずっと一緒にいようね」


510 :名無しさん@お腹いっぱい:2009/04/01(水) 19:52:48 ID:9ErEpZr2
>>509GJ!
その調子でどんどん書いていってくれ!
(でももう少し長めに書いてくれると最高!!)

511 :名無しが2828:2009/04/01(水) 20:14:13 ID:OMY5DLFu
ちょwwwエイプリルフールwwwやべえwww

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 20:29:45 ID://3BKL8E
>>509
大河さんのラストの台詞に鼻血噴いた。GJ!!!

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 20:32:16 ID:SGNIM26P
>>509
ラストのセリフが脳内再生された俺は勝ち組www

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 21:46:37 ID:88eUxwNW
エイプリルフールネタも頭にはあるのだが、とりあえず>>459続き

どんなことがあった日でも、朝は必ずやってくる。それは、たとえ顔が恐く、ヤンキーと勘違いされている男、高須竜児や、体の小ささとその気位の高さから手乗りタイガーと飛ばれる女、逢坂大河においても同じ事。
「……朝か」
竜児は、全人類に等しく降り注がれる日光が、今日も変わることなく世の中を照らしている事に気付き、起き上がろうとして、半身だけで止める。
「……すぅ、……すぅ」
自分の右手が、鈍い銀の光沢を放つ金属で自分とは別の細く白い手、大河の手と繋がれている現状を再確認する。
「……ふぅ」
息を吐き出し、枕元にあった携帯を手に取る。メール、受信メール、とボタンを押していき、現れるのは、
『りゅうちゃぁんごめぇん、やっちゃんすぐに帰れなくなっちゃったぁ。でも今日の夕方には帰れると思うからぁ心配しないでねぇ』
そんな文字。パタンと携帯を折りたたむ。
「……どーすんだコレ」
コレとはもちろん鈍い光沢を、初日から常に放ち続けている手錠の事だ。
「今日から学校だってのに……まさかこのまま行くわけにもいかねぇし……」
本来なら、今日既に帰ってきているであろう先程のメールの主、竜児の母である泰子の持つもう一つの手錠の鍵で事なきを得るはずだった。
数日のこと、とそう思えるはずだった。いや、実際数日のことに変わりは無いのだろうが、学校に行く日になっても繋がったままなのは流石にヤバい。
ふと、大河の方に視線を移すと、その水晶のように綺麗な瞳がこちらを見ていた。
「大河……起きてたのか」
「ん、ついさっき起きた」
そう言うわりには言葉がしっかりしている。普段ならもっと寝ぼけているのに。
「やっちゃんは?」
「ああ、泰子は……」
言葉に詰まる。別に伝える事に躊躇いは無い。では何故言葉に詰まったのだろう。いや、わかっている。『それ』を口にしていいのか、と。そう疑問に思ったから口に出来ない。出来ないから、聞かれたことだけに答える。
「泰子は夕方まで帰らないらしい」
「そう」
短い返答。怒りも、驚きもしない。半ば予想は出来ていた。
「どうすっかな」
だから、今はその先を考える。見つめる先は手錠、と細く白い手。考えなければならないのは手錠のこと。だが目に映るのは自分とはまったく触感の違う、柔らかい大河の手。
「何が?」
今だ大河は横になったまま、竜児に視線だけを向けている。
「コレだよ。今日から学校なのにこんなんじゃ……」
そう言って竜児は、少し手錠を大河の手ごと持ち上げる。大河は、自分の手ごと持ち上げられた手錠を見ながら、
「今日は休む」
小さくそう言った。

***

「はい大橋高校、恋ヶ窪です」
『あ、2年C組の高須です』
「あら?高須君?どうしたの?」
場所は職員室。もうすぐ始まるホームルームを前に、「今日もゆりちゃんファイト」を心の中で呟きながら朝のひと時を過ごしていたのは、我らが独身恋ヶ窪ゆり(30)だった。
『すいません、えっと、今日は体調不良ということで休みたいんですが……』
「体調不良?大丈夫なの?熱は?」
『えっと、まぁ大丈夫、です』
かかってきた電話は受け持ちのクラスの生徒、高須竜児。見た目は恐いが心は優しい真面目な子だということを知ってる先生は独……ゆりを含め少ない。
そんな生徒から欠席の電話なのだが、どうも要領を得ない。
『それでですね、えーっと『あーもう貸しなさい!!』おわっ大河!!』
要領を得ない上に、電話の主まで変わった。この声は、恐らくクラスの問題児、逢坂大河。というか、いつもこの二人が一緒にいるのを良く見るが、まさか毎朝一緒なのだろうか。まさか寝る時まで一緒なのだろうか。
いけない。こんな邪推をしては。生徒を信じなくては。そう、たまたま一緒になっただけ。そう、たまたま。
『おい、担任』
邪推しては……。
『私は、そうね……父親が死にそうだからってことで今日は学校を休むわ。竜児は風邪で欠席。それじゃ……ツーツー』
「………………」
何も言えない。言う気力も無い。邪推はしない。でも今日を乗り切る気力が一気に削がれた。あーあ、今日は合コンだったのに。
ふらふらと席について出席簿を手に取り、高須と逢坂に欠席と入れる。それからすぐに立ち上がり、教室に向かうのだが、教室で二人の欠席を告げた途端、一騒ぎ起きることは、残念ながらゆりにはまだ預かり知ることは出来ない。

返答も来たし、他にも絶交されそうな人がいるし(サンクス)、楽しみにしてくれてる人もいるし、しばらくがんばるぜぇい。ってか見てくれてサンクス。

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 22:20:37 ID:GP1zIHcc
>>514
オレの中の本編キター
やっちゃんが帰ってくるまでの半日分時間延長ですかな?!
まったりゆったりふたりの時間…
ってワケにも行かないんだろなあwww
たぶん
きっと
今夜はどこまでお話してもらえるのかな♪
wktk

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 22:31:11 ID:dtoZn0LC
>>504
大河をからかうみのりんいいねぇ〜。
あーみんと一緒になったらもっと手の込んだことしそうだw
>>506
ほのぼのは癒される。(´ω`)b
>>509
謝る竜児は目に浮かぶのに冷たい態度取る大河が想像しにくい・・・。
このスレに毒されてきたかw


517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 22:34:44 ID:CK52Xmc6
何だここのキモさは半端じゃねえなw

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 22:41:44 ID:IajHI/R4
モニターに映り込んでた俺の顔はニヤニヤしてて本当にキモかったw
続きが楽しみだー

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 22:43:56 ID:ql9qkirM
ホントだよな俺らw

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 22:45:25 ID:JzHTvc5T
グレアパネルは自分のキモさがよく見えるから
ノングレアにした
続きが楽しみだ

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 23:02:13 ID:88eUxwNW
514続き

「で」
「で?」
「なんで俺達はここにいるんだ?」
「ハァ?アンタ寝ぼけてんの?アンタが出かけようって言ったんじゃない」
場所は公園。この晴れ渡る寒空の中、本来すべき学業を偽りで休み、二人寄りそってベンチに座る。手錠のせいか、離れたくとも離れられない二人は、寒いという理由でお互いがお互いに身を寄せ合っているのだ。
「それは違うぞ大河。俺はどうせなら買い物に行こう、と言ったんだ。今なら知り合いはほとんど学校で見つかる心配も無い。それに流石に冷蔵庫のストックがなくなってきた」
「別にいいじゃない、寄り道したって。減るもんじゃないし」
大河は、繋がっていないほうの手で近場にある木の枝を弄びながら、首はベンチの後ろに反り返るようにして曲げている。
いや、時間的には減っていくんだ大河、とはあえて言わない。ここ数日、大河にしては珍しく本気のお怒りモードを見ていない。見ないに越した事は無いが、あまりに来ないと反動が恐い。
恐いから、出来るだけ機嫌は損ねないようにしないと。
「でもよ、こうやってるとカップルとかと勘違いされねぇか?」
「………………」
枝弄りをしていた大河の手が止まる。
「大河?」
「……何よ」
よっこらせ、と反り返らせていた首を戻す。ふぁさっとその長い髪が舞い、竜児の鼻腔をくすぐる。
「いや、なんでもない」
これ以上、声をかけるのは止めた。機嫌を損ねたくない、という表向きの理由と、もう少し大河を見ていたくなった、という裏の理由から。
「……竜児」
だが、大河はそんな竜児の心境など当然のことながらわからない。わからないから、話し出す。
「私たちが周りから恋人に見えても、実際には違う。これだけ近くにいても、周りの人達から見たら、私と竜児の距離なんて『近いんだろう』ってことしかわからない。夜空に見える星のように」
大河は立ち上がって空を見上げる。まだ星が出てくるような時間では無い。
「空に小さく並ぶオリオン座だって、近く見えても実際には凄く遠い。私と竜児はきっとそんな関係なんだよね」
それは、どういうことだろうか。自分と大河は近く見えるだけで、実際にはそんなに近くないと、そう言いたいのだろうか。
「大河」
もし、大河がそう思っているのなら、それは……。
「それは違うぞ」
それは違うと、否定したい。否定して欲しい。だって……。
「お前はオリオン座なんかじゃない。お前は……地球だよ」
そう思うから。
「お前は自分じゃ自分のでかさを知る事が出来ない地球なんだよ。結構でかいのに、小さいって勝手に思い込んでる。それに地球にはいつも周りに月が一緒にいるさ。ずっと遠くじゃなく、もっともっと近い位置に」
竜児も大河の横に並び立つ。大河が、何か不思議なものでも見るかのように竜児を見つめる。
竜児はぱふっと大河の頭に手を載せ、
「買い物、行くか」
一歩を踏み出した。遅れて続く大河。
そのうち、やや後ろを歩いていた大河が、竜児の真横まで歩を進め、ただだらんとしていた繋がっている手に触れる。
ピクッと竜児は反応するも、歩みに淀みは出ない。大河の手が段々と竜児の手を包み込んでいく。
包み込まれた竜児の手は、大河の手の感触で一杯になる。ここ数日、何度も触れたはずの手が、何処か艶かしい。
少しずつ、少しずつ大河の体が竜児に近づいていき、人の溢れかえる商店街に着くころには、大河はぴったり竜児にくっついていた。
時々、竜児の顔を覗き込むように視線を送ってくるが、決して口を開きはしない。
そん大河に、
「アルキメデスって、どうして発見しちゃったんだろうなぁ……」
そんな言葉を漏らした。
首を傾げる大河に、それ以上の言葉は紡がず、竜児は買い物に没頭していく。
買い物を終えたころには日も暮れはじめ、家に着いたときには真っ暗だった。
既に、高須家の部屋の明かりは点いている。その時は近い。

>>515氏、すまん続きは明日で。

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 23:10:26 ID:YLj3Q9ud
いい旅○気分のような旅行番組でばかちー親子が出演を見る竜虎
それを見て互いを見つめなおすストーリー
…要求が無茶苦茶なのは承知の上

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 23:17:45 ID:IV/bHqsn
おお、絶交しないですんだw
キモさなら俺負けんよ
寝る前に必ずここチェックしてニヤニヤしながら夢見るんだもんよw

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 23:26:21 ID:oxITkk5o
(・ω・`)するならイマノウチ…





大河「おはよ〜」
竜児「おう来たか、おはよう」
大河「…この暑い中、朝から掃除?」
竜児「ほら、明日はもうお盆だろ?だからいつも以上に大掃除してやろうと思ってよ。…おっと…そんな隅っこに逃げたって無駄だぜ〜?この高須棒から逃げられたやつはいないんだからな!」
大河「……やっぱ末期ね…遺憾だわ」
竜児「なんとでもいいやがれ。今の俺を止めることなど…」
大河「別に止めるつもりなんてないわよ。…今更だけどホント竜児って掃除好きよね」
竜児「ああ。あのどうやったってとれなさそうな汚れをおとした瞬間、全てを終わらせて周りを見渡す瞬間。たまんねえんだよなあ〜…」
大河「…ふ〜ん、そういうもんなの?」
竜児「大河にはわかんねえだろうな。あのキッチンをあんな悲惨な状態のまま生活できるくらいなんだし」
大河「う………だ、だったらやってやろうじゃないの…」
竜児「…え?」
大河「だから掃除!私も手伝ってやるって言ってんの!…悪い?」
竜児「…いや…嬉しいけどよ…本気か?」
大河「本気。そこまで言われたら…私も掃除くらいできることを証明してあげるわ。…それに…竜児が掃除ばっかしてたら…つまんないんだもん…」
竜児「大河…よし、じゃあ一緒に掃除するか!」
大河「だからしてやるっていってんでしょ!…それで?私は何をすればいいの?」
竜児「そうだなあ…」

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 23:28:07 ID:oxITkk5o
竜児「じゃあまずは棚とかに溜まった埃を落としてくれるか?ほい、布巾と高須棒」
大河「わかったわ。まあまずは肩慣らしね。すぐ終わらせてやるわ」
竜児「おう、その意気だ。じゃあその間に俺は風呂場をやっとくか」

〜数分後〜

大河「ほら、どうよ?」
竜児「どれどれ…おお…埃一つない…大河でもやればできるじゃないか!」
大河「…な〜んか馬鹿にされてる気がするんだけど…しかも姑くさい…」
竜児「嫁に違いはないだろ?」
大河「あ…そうだった//…て、あんた姑を否定しないわけ?」
竜児「いやなんか…そう思われるのも慣れてきたっていうか」
大河「…これもまた遺憾だわ…」
竜児「ほっとけ…」
大河「…で?次は?」
竜児「飽きてないだと…あの大河が?…やばい、涙出そグハッ!」
大河「もうやめようかしら?」
竜児「ゲホッゲホッ…悪い悪い、さすがに言い過ぎたな…でも本当に嬉しいんだよ、大河と一緒に掃除できるなんて思ってなくてさ」
大河「!…ふ、ふん…どうだか!……それで?次はどこを掃除すればいいの?」
竜児「よし、じゃあ次は……」



526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 23:29:14 ID:oxITkk5o
夕方


大河「ふう、やっとおわったわね…疲れた…」
竜児「ああ…でも見違えるほど綺麗になったな。」
大河「私が手伝ったんだから当然よ」
竜児「おう、大河のおかげだ。ありがとうな」
大河「じゃああとでヨーグルトパフェおごってね!」
竜児「おごってやるおごってやる。……にしてもホント疲れたな…ちょっと横になるか…」
大河「……私も…なんか眠くなって…」
竜児「…背中に乗るなよ…」
大河「…い〜じゃない…別に……ねえ竜児…掃除も結構楽しいわね…」
竜児「…だろ?少しは俺の気持ちがわかったろ…?」
大河「少しだけね…でも楽しく感じるのは…きっと…竜児と……zzz」
竜児「…ん〜?…今……なん…て……zzz」



夜、仕事から帰ってきた泰子には、【十】の字になって気持ち良さそうに寝ている2人を起こすことはできなかった。

大河「…竜児〜……zzz」
竜児「…大河〜……zzz」

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 23:40:02 ID:NrswaJLW
なんでこのスレにはネ申がいるんだ!?

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/01(水) 23:59:04 ID:Thssl8bT
流れ読まずに投下

4/1 23:50
大河「あんたなんか大っ嫌い!」
竜児「それはこっちの台詞だ!」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

4/2 0:00

大河「愛してる。」
竜児「こっちの台詞だ…」

こっち見て。


YES フォーリンラブ!

すまない…どうしてもエイプリルフール中に書きたかった…

もうちょい長く書くつもりだったが…時間オーバーだった。

ごめんね…

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 00:24:02 ID:iJpsTehT
>>528
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
2人のノリだったら絶対やってくれそうwww


530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 00:44:17 ID:DT9b5eB+
笑えて癒されるwwwwwwwwwwwwwwwvww

531 :まとめのひと:2009/04/02(木) 00:57:48 ID:7ezMPVF7
4スレ目の230辺りまで保管しました。



ところで、特にタイトルが無い作品はこっちで勝手に付けているんですが
私の三十路バリバリのセンスで皆様の作品が台無しになってないか心配です…。

タイトル変えてほしい作品とかあれば、ご一報ください。
善処します…!できるだけ…

532 :217:2009/04/02(木) 01:02:28 ID:GCJ2z3kP
さてと、あと20分でとらドラか・・・
って先週終わったの思い出して泣きそうになりました。

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 01:04:07 ID:GCJ2z3kP
217って何だよw
どのスレで書き込んだんだろw

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 01:09:35 ID:vtYR0MVr
ROMってた漏れも参入してみる

>>528
ミルクセーキ吹いたwwww

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 01:10:41 ID:vtYR0MVr
夕食を終えた高須家

「うーん、食べた食べた。竜児、デザート出して」
「…大河、おまえ食うだけか」
「何よ今更。いいからデザート」
「家事を手伝わない奴にデザートは無い」
「やだ」
「やだじゃねえ!働かざる者食うべからずだ!」
「はあ?この私にそんなこと言ったところで―」
その時だった。白い閃光がさし、バリバリッ!ゴロゴロ!という轟音が鳴り響いた。
「きゃーっ!」
「うおっ!」
片方は雷に驚き悲鳴を上げ、もう片方は胸のあたりに強い衝撃を感じて呻いた。
そして気がつくと、二人は台所で倒れていた。というよりは、大河が竜児を押し倒した格好だ。
「いってててて…おい大河、お前何して―」
驚いた。大河が目を真っ赤にして泣いている。そしてその手は竜児の背中にまわっていて、しがみついている風にも見える。
「…大河、ひょっとして雷怖いのか?」
「違うもん。ちょっと驚いただけだもん」
…そんなことを半べそかきながら言われても、まったく説得力が無いわけだが。まあ、それを言える相手ではないのはよく分かっているから言わない。
「…竜児」
「なんだ?」
「雷おさまるまで、このままでいて」
「いや、今食器片付けてる途中だし…」
「ねえ、お願い」
甘い声とともに視線が刺さる。涙が潤んだ大河の瞳は美しかった。それにこの至近距離だからか、髪の匂いと吐息が混ざって竜児の鼻をくすぐる。
だめだ。いつものように完全に負けた。
「〜〜〜っ、わかった。おさまるまでだからな」
そして、大河がそうしているように、竜児も大河の背中に手をまわす。体に感じていた温もりがさらに増した気がした。
雷を怖がる虎…。『手乗りタイガー』というネーミングがなんとなく似合っていてどこか可笑しかった。

雷雲が去って雨音が強くなる頃。
「えへ〜っ」
寝言のような声の先には、気づかぬうちに眠りに落ちた大河。
半べそ顔はいつの間にかふにゃふにゃした笑顔になっていた。
その幸せそうな寝顔を見て、この状態からどうやってこの眠り姫を布団に運ぶかを考える竜児だった。

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 01:15:57 ID:vtYR0MVr
連投スマソ

21時すぎに雷雨がひどかった千葉県民が思いつきで書いてみた。
今は反省している。

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 01:21:03 ID:KVcHAjHP
>>528
大河がバービーとか吹くからwww 乙!!

>>535

雷怖いとか可愛いのう、可愛いのう!

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 01:31:49 ID:yRCefutm
>>535
かわいすぎる・・・っ!!

いちゃいちゃなSSかける人はうらやましいよ。

ところで、質問なんですが
まったくいちゃいちゃしてないんですが、
とらドラ!のSSを投下しようと思ってるんですが

どこかありますか?
探したけど、いちゃいちゃかエロパロしかないんですよ。

クレ厨で申し訳ないですが、だれか知ってる人がいたら誘導をお願いしたいです。

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 01:40:28 ID:j5sK6OQr
リアルで雷恐がる女の子になんて出会った事ないけど、いるのかな?

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 01:44:05 ID:3rlsKIhv
いるいる
嫁に雷が鳴って怖いって泣きながら電話掛けられたことある

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 01:46:56 ID:yRCefutm
>>539
自分が学生の時にはクラスの女子は、雷がなるとキャーキャー言ってたなぁ。

だから、都市伝説ではないよ。

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 01:50:11 ID:YnwD7MmU
>>521
そろそろクライマックスなのかな…
毎日楽しみに読んでるよ
明日も楽しみだぜ!

>>531
乙!
あんたの行いは偉大だ!
こっちも楽しく読み返させてもらうぜ!

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 02:12:38 ID:yRCefutm
>>538です。
あれから、少し、自分でも探したんですが…
結局見つからなかったです…

そこで、スレ違になるかも分からんですが、竜×大でSS書いたんですが
投下してもいいですか?

ジャンルとしては、バトルもんです。ていうか、特撮とコラボさせましたww
いかがでしょうか?

許可を

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 02:14:00 ID:KVcHAjHP
>>543
まずは投下してみよう。全てはそれから。
胸を張って行くべし!

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 02:18:49 ID:Tw6TA0hZ
>>543
竜虎物ならここで全然いいと思うよ。ドンと来いだ。

ちなみにエロパロは名前はあれだが、実際はエロ無し作品も結構ある。
だからエロパロに投下しても問題はないはず。

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 02:19:13 ID:j5sK6OQr
>>540
うわ嫁可愛い!
いいな〜そんなしおらしい嫁

>>541
あれは単なるぶりっ子と認識してたわ

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 02:19:36 ID:yRCefutm
>>544ありがとう。本当に、ここの住人には…
チクショウ!涙がでちまうよ。

では、ここでちょっと投下させてもらいますね。

きっと、ここは世界が終わる瞬間なんだろう…
おおよそ、人とは呼べない、異形の集団がひとりの男めがけて集結している。
その数は、10いやもっと…

なにがなんだかわからないといった感じで困惑している彼の後ろから爆発音が響く

それも、一度や二度ではない、何度も何度も爆発音が響いている
彼は、ただただ狼狽するしかなかった。この世界の終わりをただ見ているしかなかった。
どんなに、彼が願おうとも「この世界の傍観者」でしかなかった。
手をこまねいて世界の終わりを見ているだけ…

そのとき、異形のものたちが爆発音とともに、倒れ朽ちている光景が目に入る…
一体、誰が…
彼は異形のものを倒している正体を暴こうと、あたりを見回す…が、結局正体は分からずじまい…
いや、正体はそこここにあふれていた…
なぜなら、彼らは彼らで潰しあっていたからだ。

そして、最後の一人がその式神であろう龍とともに朽ち倒れたとき、
その龍の後ろから、いままでの異形のものとは形がちがう異形のものを彼は目にする。

彼は、その異形のものの名前はおろか正体も知らない…しかし、口は勝手に動き
「ディケイド」
と、声にだし、その異形のものをそういう風に呼んでいた。

暗転


548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 02:20:05 ID:K5DEIVT3
>>536
同じ千葉県民として誇りに思う

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 02:21:34 ID:yRCefutm
「…はっ!」
気づいたら、机の上につっぷしていた自分がいた。
今まではどうやら夢の中であり、そして、白昼堂々と居眠りをしていたようだ…

「また、あの夢」
ぎらぎらと、目を鋭くさせていささか不機嫌な様子を見せる。
安眠を妨害した太陽を消し去りに行こう。というわけではなく、
彼にとってその夢自体が不機嫌をあおるきっかけになっているようだ。

カランカランと、ドアのベルが「ちょっと!!」なった。
というか、ベルと「ちょっと!」という声が同時に聞こえた気がしたが…
「なによ!?この写真!」
女性は、出来上がってる写真を彼に見せた、クレームだ。
「いや…なにって…」
彼は少し、困惑したが、そのクレームの出所を知っている。
あいつか…とひとりごちる。
「世界で一枚の写真っていったから、撮らせてあげたのに、なによこれ!!」
女性はあからさまに怒っていた。
「これは…ひどいですね…」
「そうでしょ!?」カランカラン「ちょっと!」

またか…彼は頭を抱える。

あいつめ、またこんなにいっぱい…
彼はその鋭い目をさらに鋭くさせた。このクレーマーどもを地獄に叩き落そう。とそういうことを考えてるのではない
頭が痛かったのだった。

一体、どうしようか。そう思った瞬間

「竜ちゃんどーしたのぉ?」と間延びのある声が聞こえた。
建物の奥からは長い金髪をたくわえた女性が何事かと顔を覗かせた。

「あなたが、ここの責任者!?」
クレーマーAが彼女を問い詰める。
「ええっ!?」あからさまに混乱してるようだった。無理からぬことだろう。
何事かと顔を覗かせたばっかりに、クレーマーに目をつけられて、平気な人はいないだろう。

「泰子!あと頼む。俺は大河のところへ文句言ってくるから!」
目つきの鋭い彼は、これ幸いとばかりに、泰子と呼ばれる金髪の女性に丸投げして、外に飛び出した
「ああっ!ちょっとぉ〜、竜ちゃ〜ん!」
泰子は困惑してたようだが、相手にはしてられなかった。



550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 02:22:10 ID:K5DEIVT3
>>547
何か訳わかんない展開キタw

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 02:23:27 ID:yRCefutm
>>549続き

彼の家は小さな写真館を経営しており、カメラマン兼オーナーの高須泰子と受付の高須竜児の二人が切り盛りをしていた。
ある日突然、ふらっと、トイカメラを持った少女、逢坂大河が「写真を撮るから現像をさせてくれ」とやってきて、押し切られる形になった。
そこに反対も賛成もなかった。なし崩し的にそうなってしまったのだから、しょうがないのだが…
彼女は、いつも写真館の近くにある公園で撮影をしている。バイクの横に「写しんよろしければ」と張り紙をして

彼、高須竜児はいつも写真くらい漢字で書けよ。と思っているのだが、口には出せないでいる。
そんなことよりも、もっと重大な問題があるそれは…

「大河!」
竜児はトイカメラで風景を一生懸命撮ってる少女、逢坂大河に向かい声を荒げる。
「なによ?」大河と呼ばれた少女は振り返り、竜児をにらみつける。
その容姿はまるで人形そのものであり、華奢で、扱いを間違えば、壊れそうなほどはかないが、
はかないのは外見だけであることを竜児は知っている

「お前は、また妙な写真を撮りやがって!いい加減、うんざりなんだよ!」
声を荒げる、手こそ出しはしないが、一歩間違えば殴り合いになりそうなほど語気は荒い

「なによ?そんな大声出して、ストレスは体によくないのよ?」
大河は、我関せずといった体で、彼の言葉に耳を貸し(フリ)た。

「誰のせいだと思ってるんだ!今日という今日は!食らえ!高須家秘伝笑いのツボ!!」

どすっ

彼の親指は間違いなく秘孔のひとつを指していた。刹那
「あはっ、あはははははははははははははは」
大河はこらえきれない笑いを発していた。なにか面白いことがあったわけではない。
強制的に笑わされてるのだ。笑いのツボを刺激されたことにより

「ちょ。あはは、それ、あははは、反則で、はははははは、しょ?ひー、ひー」
もはや息も絶え絶えらしい。竜児はそのスキをつき話を続ける

「お前なぁ、今までに現像代も払ってねぇじゃねぇか、それに、なんだよ!この写真は!!」
大河の眼前に押しやる。
「だってぇ、あははは、しょうがないでしょ?はーっ、はーっ…すーっ。」呼吸を整える。どうやら効能は切れたらしい
「世界が、私に撮られたがってないの。」もっともらしいことをいう。

大河の写真はどこかおかしい。
それは、誰の目から見てもおかしいと感じる。現に今日のクレーマーなんかは
「私ってこんなにブサイクなの?」と涙ながらに、訴えていたのをドア越しに聞いた気がした。

大河の写真はもやがかかったように不鮮明でぐにゃぐにゃしている。
まるで、水の中から見た景色のように
それも、一度や二度ではない。彼女がカメラで撮る写真はすべて、どこかおかしいのだった。

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 02:25:13 ID:chEYxQ6w
>「ディケイド」
ここで吹いた

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 02:30:29 ID:yRCefutm
>>551ですよ。

とりあえず、今日はここまでで、おいておきます。

リアクション見るのが怖いですが…
しかもスレ違っぽいのでさらに怖いのですがwww

サンドバッグにしてくださって結構ですので、どんどん酷評してくださいませ。

それでも、まだ見てくれてるなら…
そのときには続きをがんばって書いてみたいですね。
では、おやすみなさいノシ

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 02:50:34 ID:K5DEIVT3
ではここは私が

卒業式の5日後、早朝の須藤バックス。
「さっむー」
「ったく北村、こんな時間設定にすんなよー」
大きな人影と小さな人影が1つずつ。

事の発端は1枚のチラシであった。
「恋愛大明神主催 華の卒業旅行!」
それは3年生用の廊下にひっそりと貼られていた。
紙には近場の温泉街への1泊2日ツアーとだけ書かれており、主催者(北村)に問い合わせたところ、集合場所と日時だけを教えてくれた。
ちなみに現在6時17分。集合場所である須藤バックス前には大河と竜児のみが来ていた。
須藤バックスは9時開店なので店の中に入ることもできない。
「よっ!高須アンドたーいがー」
しばらくすると能登と春田が、
「あれー?マルオはー?」
直後に奈々子と麻耶が、
「ところでみのりんは?」
「野球で忙しいんじゃないか?」
「と、思うだろ?ちみぃ。だがしかし!温泉マスターの私めが温泉に行かない訳にはいかないのですよ!」
竜児の背後からは実乃梨が現れた。
「いや聞いたことねーよ」
竜児も突っ込みを忘れない。

そんなこんなで6時30分、集合時間。
須藤バックスの前に白いワゴンカーが止まっていた。
『俺と亜美は都合上、集合場所には来れない。の時間になったらナンバー87−39ワゴンカーが来ると思うから、みんなを乗せてやってくれ』
竜児は前日の北村からの電話を思い出し、無言でみんなの背中を押してやる。
運転席の窓が下がる。
そこに乗っていたのは……


555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 02:51:50 ID:K5DEIVT3
すまん、「失恋大明神」の間違いな

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 02:53:36 ID:AHfUYWRp
>>553
新鮮な感じで良いですなぁ。
変身する?する?w
「タタタタタタタ・タイガー」ボイスきぼん。
続き待ってるよー。

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 03:08:13 ID:W4TNpTGb
いつ文庫化するんだ。待てないぞ

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 08:49:21 ID:dF7g413r
>>521>>554早く続き書いてくれぇ!
御願いします_(._.)_

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 09:44:24 ID:vDy+GuuE
>>554の続きが気になる・・・
まぁみんな仕事中なんだろうけど


560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 10:10:49 ID:DT9b5eB+
空気読めなくて悪いが
竜児と大河の中身が入れかわるようなのが見たいwwwww

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 11:14:43 ID:+nyZFZUV
>>560
竜児(大河)からの暴力を受ける大河(竜児)というDVな構図が思い浮かんでしまった・・・w

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 11:18:34 ID:32fOx0BW
>>561
いつも通りに「みのりん。みのりん。みのりーん」ってやると・・・
金属バットが唸りを上げてサスペンス系に突入

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 11:27:19 ID:FJs5sece
>>562
ホラーだwwwww

564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 11:56:08 ID:+nyZFZUV
>>560
それでもいちゃいちゃしようとするけど「自分相手に欲情できるかぁーっ!」ってぶちぎれるタイガー
ってシーンを受信したww

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 11:59:55 ID:AM82/rHV
竜「俺だって自分の身体相手に…いや待て。中身は大河だし…俺今は大河の身体だし…」
大「こらー!私の身体で何しようとしてるこのエロ犬ー!」
竜「待て!俺の顔でそんな睨み効かせるな怖い!!」
大「…あんた自分で地雷踏んでない?」
竜「…少しな…」

こうですか?

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 12:06:44 ID:XATWRQzb
やっぱ入れ替わる時はベタに、竜児の上に大河が落ちてきたりだの
2人一緒に電車にハネとばされたりだの
落雷に2人同時に撃たれたりするわけか

んで、最初は戸惑ってた2人もそのうち「これもいいか」的な雰囲気になった途端に、
また2人一緒にカミナリに撃たれたりして元に戻るわけだな

・・なんか書けそうだな・・


567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 12:23:51 ID:mZcpcyjg
「おしおきだべえ〜〜」

竜児・大河「ぎゃ〜〜〜〜〜!」



こうですか?わかりません

568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 12:26:00 ID:W4TNpTGb
俺がお前で、お前が俺では是非見たいぃぃぃぃ

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 13:24:50 ID:0pdKMnbW
何も知らず、大河(竜児)に抱きつくみのりん
その背後に青筋を立て、金属バットを引き摺る竜児(大河)の影が・・・・・・

・・・・・・果たして彼(彼女)の標的は、被害者は誰なのか!?

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 13:29:07 ID:lkECXc7M
鏡に向かって一人真っ赤になりながらチューしようとする竜児(大河)と
それを襖の隙間から見て冷や汗をかく大河(竜児)

思わず股間をまさぐってりゅーじぃとキモイ声を漏らす竜児(大河)と
それを襖の隙間から見て真っ青になる大河(竜児)

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 13:43:38 ID:+nyZFZUV
「遺憾だ・・・」とつぶやく大河(竜児)が目に浮かぶようだw

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 13:45:39 ID:mywgxL5G
風呂に入りたいと主張するきれい好きの大河(竜児)と
真っ赤になってそれを阻止しようと暴れる竜児(大河)
自分の体が不潔なのが許せなくて竜児(大河)を風呂に入れようとする大河(竜児)と
真っ赤になってそれを嫌がる竜児(大河)

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 14:12:03 ID:DT9b5eB+
なんか妄想激しくなりそうだwwwwwwwwwww

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 15:17:02 ID:IPkmpL6U
竜児「だあああ、もっとちゃんと洗ええぇええ。泡を洗い流せぇえええ」
大河「小さいことにこだわってるとハゲるわよ、あんた」

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 16:04:10 ID:sSqOm4En
ちょっとまてよ、お前ら。

普段料理や家事をしてるのは竜児だ。
朝気付かずに、キッチンに立った時の反応を想像してみろよ。

それだけで、ご飯が何杯でもイケそうだ

576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 17:40:26 ID:XATWRQzb
トントンとネギを刻む大河(の竜児)
ミソ汁の味を確かめ、うんと頷く大河
ナベの落とし蓋を器用に取り、煮具合を確認する大河
出来た料理をさも苦もなく運ぶ大河

・・・惚れてまうやろぉぉ(ry

577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 18:13:35 ID:pySG0eR7
話変わってすまんが、尼でとらドラP在庫切れたな
予約しといてよかったw

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 18:19:23 ID:+nyZFZUV
すでに予約した俺に隙はなかった

>>576
同時に居間でふんぞり返る竜児(大河)が居るわけですね、わかります
これなんて亭主関白?w

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 18:24:36 ID:sSqOm4En
>>577
マジかwwwww

やべえな。どこか大丈夫なとこあるかなwwwww

定額給付金の使い道がwwwww

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 18:46:25 ID:mZcpcyjg
俺はビックカメラで予約w

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 19:12:07 ID:fCGfOyTt
>>576
鏡を見て一人ドキドキする竜児(大河)
身体能力に感激し、飛び跳ねて壁に穴をあける竜児(大河)
おしっこしたくなるも、トイレ行くのを本気で怖がる竜児(大河)

そして入った後、絶叫が聞こえるw

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 19:17:26 ID:AM82/rHV
> おしっこしたくなるも、トイレ行くのを本気で怖がる竜児(大河)
>
> そして入った後、絶叫が聞こえるw

寧ろそれで絶叫しそうなのは大河(竜児)だと思う。

583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 20:30:06 ID:LA6Gfnnx
>>582

大河(竜児)「よせ、やめろって!」
竜児(大河)「駄目!それだけはダメ!」
竜児(大河)の手が、必死にトイレの扉にしがみつく大河(竜児)を引き剥がそうとする。
大河(竜児)「だっ、だってお前、どうやって用足せばいいんだよ!うわっ!」
勢い余って、大河(竜児)を反対側の壁に押さえつける大河(竜児)。
両手首を押さえつけて、必死に首を横に振り続ける。
大河(竜児)「漏れる、漏れるって!」
竜児(大河)「とにかくダメなの!!」
どうすればいいのかはわからない。このままではいけないこともわかってる。
でも、好きな人だからこそ、こんな形では見てほしくなかったのだ。

竜児(大河)「ダメ…なんだから…」
その野太い声はいつしか涙声になり、指先から力は抜けていた。
竜児(大河)「ダメ……竜児が…ひぐっ……私の……」
か細い声で懇願する竜児(大河)。

(こいつ、そんなにまで…)
大河(竜児)「わかった。わかったから涙拭け。」
小さな竜が、虎を見上げながら言う。いつもとは反対のちょっと不思議な感覚。
竜児(大河)「うん…ごめんね…」
大河(竜児)「仕方ねえ。よし、物干しから手拭い取ってきてくれ。あれなら目が隠せる」
竜児(大河)「りゅーじぃぃ……。わかった。ちょっと待ってて」

カッコ多すぎて、なんか西鉄福岡(天神)みたいだなw

584 :名無さん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 20:36:43 ID:xfR4LkWJ
俺はゲオかな・・・

585 :名無さん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 20:38:42 ID:xfR4LkWJ
すまん出遅れた。

586 :名無さん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 20:39:47 ID:xfR4LkWJ
てか神だろこれ。

587 :名無さん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 20:59:40 ID:xfR4LkWJ
髪光林

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 21:00:29 ID:iJpsTehT
むう
いまのトレンドは性別反転か

一体何人神が現れれば気が済むんだ・・ッツ!!

589 :名無さん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 21:00:36 ID:xfR4LkWJ
髪光林

590 :名無さん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 21:01:17 ID:xfR4LkWJ
髪光林したな。

591 :名無さん@お腹いっぱい、:2009/04/02(木) 21:04:08 ID:xfR4LkWJ
髪光林したな。

592 :名無さん@お腹いっぱい:2009/04/02(木) 21:06:26 ID:xfR4LkWJ
すごすぎる〜

593 :名無さん@お腹いっぱい:2009/04/02(木) 21:11:39 ID:xfR4LkWJ
すいませんがNGIDってなんですか?どなたか教えてください

594 :名無さん@お腹いっぱい:2009/04/02(木) 21:15:41 ID:xfR4LkWJ
すいませんがNGIDってなんですか?どなたか教えてくださいお願いします

595 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 21:30:49 ID:W4TNpTGb
山田電気でも予約できるかなぁ

596 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 21:31:59 ID:iAYqubcl
一人一人にレスしてあげられなくてすいません。ちゃんと皆さんの楽しみパワーは伝わっておりまする。
>>542クライマックス?私は言ってしまったのだよ>>412氏に当方に迎撃の用意あり、と。すまないがもうしばらく付き合って下され。>>531乙!俺みたいのが居るとまとめも大変でしょう。スマナイ。
なんか空気違うが>>521続き

パキン。小さい音がしてふっと手首が軽くなる。
「はい、外れたよ」
泰子のそんな言葉で、ようやく自分達があるべき自由な姿に戻れたのだと気付く。
「全く、最悪の連休だったわ……」
大河は、こちらを見ようともせず手首をぶんぶんと振りながら悪態をつく。いや、そもそもお前のせいだろうが。
「でも大変だったねぇ、こんなんじゃ満足に生活できなかったでしょぉ?」
「ああ……大変だった……」
竜児は深く頷きながら溜息を吐く。これで、ようやく開放された。そう、開放され、自由になり、普通の生活に戻れるのだ。
「………………」
だと言うのに、この喪失感は何だろう。まるで自分の半身を奪われたかのような物足りなさを感じる。
「……さぁて、帰ろっかな」
そんな、竜児の内心を知ってか知らずか、大河は高須家を後にしようとする。
「あ、おい待て。この連休中に結構お前んちの荷物こっちに持ってきたんだから持ってかないと」
「え〜、めんどくさい」
大河はいつも通りの唯我独尊まっしぐら。そう、手錠をつける前と何も変わらないように接してきている。それが、何か悔しい。この言いようの無い喪失感は自分だけなのだろうか。大河は同じような喪失感を味わっていないのだろうか。
そう考えて、考えるのを止めた。ここ数日ずっとアイツが近い位置にいたからこんな顔に似合わぬセンチメンタルな気分になったのだろう。俺も、忘れなければ。
「仕方ねぇ、俺が持ってってやるから」
そう言って、竜児は一旦自分の部屋に向かう。少しとはいえ外に出る。上着を着なければ。部屋に入ると、机の上に出しっぱなしのMDが置いてあった。綺麗好きの竜児としてはしまい忘れは許しがたい。即座に机の引き出しを開け……。
「あ……」
手を止めた。机の引き出しの中にはノートやプリント、MDケース、そしてこの前の文化祭の写真が数枚入っていた。
その中の一枚を手に取る。それは、大河が文化祭でミスコンに輝いた時のステージでの写真。まだ少し元気の無い表情ではあるが、自分の繕った天使の羽根つきの服は良く似合っていると思う。
写真の中の大河はこっちを見ていない。恐らくカメラなど眼中に無いのだろう。それでも、何故か写真の大河を見てほっとしてる自分がいた。
「おいおい……」
我ながらおかしいと思う。たった数日寝食をともにしただけでこうも自分は人恋しく、いや大河恋しくなるものなのか、と。
ふと、思いついた。竜児は自分の制服のポケットから生徒手帳を取り出し、今の写真を挟む。これで明日からの学校もこれを持ち歩ける。
「しばらくはこうしてるか。なんか、思ったより手首が寂しいし」
そう自分に言い訳じみた弁解をしながら上着を羽織って生徒手帳を戻し、部屋を出る。

***

「ほい、これで全部な」
高須家の隣に鎮座する高級マンション。その一室、大河の部屋に竜児は荷物を運び終える。これで今日のお勤めは終了の予定……だったのだが。
「ん」
短い返事をした大河は、自分の上着を脱ごうとしない。普段なら帰ってくるなりそこらへんにポーンとぶん投げるのに。
「どうした?大河」
「ちょっと、コンビニに行ってくる」
「は?今からか?」
「うん」
予定ってのはいつ変わるかわからない。だってそう言われては男の竜児はついていく他無いではないか。大河も一応は女なのだ。夜道の一人歩きはさせないに越した事は無い。
「何買うんだ?」
寒い夜空の下、二人は殆どくっつくようにして歩く。もうその必要は無いのに、この距離は手錠をつけている時と変わらない。
「何だっていいでしょ……それよりさ、気になってたんだけど昼間言ってたアルキメデスがって……」
聞かれたことには答えなかった大河が、
―――1本のライトが真っ直ぐに―――
竜児を見上げるようにして顔を向け、尋ね……
―――大河に向かって突進して来―――
「あぶねぇ大河!!」
途端、鈍い音。突き飛ばされる。お尻には冷たいアスファルト。反対側には、さっきまで隣を歩いていた高須竜児。ライト―――バイクは一旦停止するも、すぐに何処かに走り出し―――
「りゅう、じ……?」
倒れたまま、目つきの悪いクラスメイトは動かない。

―――大河の、時間が止まった―――

597 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 21:33:25 ID:f/m/DFNU
>>594
私にとっては今からお前だ

598 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 21:37:44 ID:Lc1uhIZd
>>583
大河たんのお漏らしなんて大好物です!しかし、その場合は竜児がりゅうじがおも…あああガクガクブルブル

599 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 21:57:52 ID:eRFZtLhV
>>596いよいよ終わりか
手錠外れた時の寂しさといったら竜児以上に俺が寂しかった

600 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 22:10:42 ID:iJpsTehT
>>596
いあもう
このシリーズ売れるレベルだろこれ

601 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 22:13:09 ID:dF7g413r
>>596
竜児がひかれた!?
気になって眠れねえじゃねえかよ!
まあ逃走中みてるから眠るきねえけどなwww

602 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 22:21:11 ID:YnwD7MmU
>>596
付き合うぜ!いつまでも!

てか、急展開!?続き気になる!

603 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 22:36:36 ID:eRFZtLhV
竜児「え?私がもう一人…?」
大河「は?なんで俺がもう一人いるん…は?」

竜児「え?え?…ぎゃああああ!これ!私の体が…竜児の!体!竜児の服…!なんで!?」
大河「おおう!?俺の体が…大河の服…大河の体!?え?…さっきの…」

竜児「さっき思い切りアンタとオデコぶつけた拍子に…!?」
大河「嘘だろ!?んなラノベや某掲示板のSSみたいな話しがそう簡単にあってたまるかよ!夢だ!これは…夢!」
竜児「夢ね!これは!夢よ!」
大河「この体なら確かに軽くて動きやすいなー、そうかー夢かー」
竜児「ちょっと人の体でピョンピョン飛び跳ねないでよ…オイコラ!アホ犬!そうれ!」
大河「おわっ!…抱くな!抱き上げるな!」
竜児「わーっ、私って結構抱き心地いいのね〜、うぅ〜ん、なかなか肌もすべすべだし、あんたがハァハァしちゃうのも頷けるわ!」スリスリ
大河「その顔でっ…頬を…すり寄せるな!怖い!」
竜児「アンタの顔じゃないの、それ!ギューッ!他人の体を抱き上げて抱き締めるなんてこんな機会じゃないと出来ないわね〜」
大河「…うはっ…あ…むぅ…んっ…」
竜児「…なに顔真っ赤にしてんのよ。そしてなに抱き締め返してきてんのよ…。これじゃ赤ん坊のダッコよ…キモいな」
大河「や…なんか…相手に体を預けて力いっぱい抱き締められるのって…なんか気持ち良くて…」
竜児「そうなの?私そんな経験無いから分かんないや」
大河「…なあ…」
竜児「ん?」
大河「その…このまま頭をモシャモシャしてくれないか…?」
竜児「は!?マジでキモいわよアンタ!」
大河「えー!いいじゃねえかよー!夢の中なんだしー!このままギューッてしたまま頭モシャモシャしてくれよー!」
竜児「…そんなに気持ちいいの?」
大河「おう!」
竜児「…しょうがないわね…そら…んっしょ!」
大河「…んっ…むふっ…くっ…」
竜児「そんな力いっぱい締め返すな、いくらなんでも痛いわ」
大河「…モシャモシャ…」
竜児「あーはいはい…イイ子イイ子…」
大河「…ふむぅっ…ん〜」
竜児「(そんなに気持ちいいの…?いいなあ…)」
大河「ずっとこのまま〜…」


竜児「はっ…!夢…か…。そうか二人で横になって寝ちまって…」
大河「んー…zzz」
竜児「…おい起きろ大河」
大河「ん、おはよう」
竜児「もう遅いから帰って寝ろよ」
大河「ん…その前に竜児ぃ…ダッコしてギューッしてモシャモシャしてー…」
竜児「…え?」END

604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 22:45:34 ID:QJtrim53
ニヤニヤ

605 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 22:46:00 ID:XUmbM8Pq
eRFZtLhVが壊れたw

606 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 22:48:59 ID:qgvBgbg1
>>596氏 今夜も乙
原作を知らないオイラにとってはアヌメの竜児には
大河に対する好意という点で少々食い足りない感がありますた
なので先のミスコンの写真のクダリは丁度良い補完ネタです

オイラの中で公式設定


今夜でそろそろおしまいかなぁ
って勝手に思ってましたが…
なんだか予想の斜め行く展開ですなぁ。。。


607 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 22:50:19 ID:iJpsTehT
>>603
これも最早売れるレベル


608 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 23:18:47 ID:iAYqubcl
>>606氏こそ乙。ってか入れ替わりネタも奥が深いな。
皆さんご期待ありがとうございます。売れるレベルとか言われるとつい竜児なみにヤバいニヤけ顔が……>>596続き

最初に思ったのは、遺憾な事に『寂しい』だった。ついさっきまで感じられた温もりが感じられない事への渇き。だから、
「……さぁて、帰ろっかな」
そう零した。案の定、アイツはついてきた。殆ど何も変わらず、普段どおりに。
それが、何処か悔しかった。こんな寂しさを味わっているのが自分だけだと思ったら無性に腹もたってきた。
それでも、思い浮かぶのは、楽しそうに料理して、掃除して、ご飯を食べて、お風呂に入って、眠っているアイツ。
ほんと、どうかしてると思ったけど、眠ってる時のアイツの顔は自分を抑えきれなくなるほど、心を引かれた。
この顔は、私以外誰も――やっちゃんは知ってるかもしれないけど――知らないんだと思ったら、これも遺憾なことながら嬉しくなった。
ずっと隣通しで、離れたくとも離れられなくて、背中まで何度も流しあって、その時のアイツの中に映っているのは私なんだって、そう思ったら、毛穴がぶわぁってなるくらい……嬉しかった。
白状するなら、もう少しの間繋がっていたいと、そう思っていたんだろう。だから、竜児の携帯にやっちゃんからのメールがきてるのを見たとき、胸が躍ったのだ。
それでも、一度歯車が動き出せば、手錠が外されてしまえば、一緒にいる理由は無くなる。そう、改めて気付かされる。アイツと一緒にいるためには何かしらの理由が必要になるんだって。
だから、私は我が侭を言うのだろう。アイツが聞けるギリギリの我が侭を。
「ちょっと、コンビニに行ってくる」
そこに気付いていたから、出た言葉。アイツのことは良くわかっている。やっぱり、思ったとおりついてきてくれる。
こんなの、ズルイと思う。でも、今日はまだ少しだけ一緒の余韻を味わいたかった。
―――だから、罰がくだったのかもしれない―――
私は、コンビニから帰るまでの間だけでも、アイツと並んでいられる事に気付かない内に浮かれていたんだろう。昼間、竜児がかけてくれた言葉がリフレインする。
『お前はオリオン座なんかじゃない。お前は……地球だよ』
それは、どういうことだろうか。自分じゃ自分の大きさがわからない、と言ってくれたけど、真意は別にある気がする。だから、竜児が漏らした言葉を尋ねたんだ。
「気になってたんだけど昼間言ってたアルキメデスがって……」
でも、アイツから返ってきたのは、答えでも、苦笑でもなく、
「あぶねぇ大河!!」
叫び声と衝撃。お尻に冷たいアスファルトが触れる。でも、問題はそんなことじゃない。
目の前には竜児が倒れたまま。
目の前には竜児が倒れたまま。
目の前には竜児が倒れたまま。
そこからはもう、何が何だか覚えていない。
気付けば自分もいつの間にか病院にいた。いつの間にかそこにいたやっちゃんが、
「大河ちゃんはケガ無いの!?」
と聞いてくれたが、上手く答えられたかわからない。自分のことよりも確かめなければならないことがある。
今、私の目の前には病室の扉。プレートには『高須竜児』の文字。
私は、躊躇いがちにその扉を開けた。
すると、ベッドには半身を起こしたアイツ。私に気付いたのか、こちらを向いた。
「……竜児」
ようやく、アイツの名が口から出た。

***

「ん……」
目を覚ます。やや暗い部屋。ここは何処だろう。よっと上半身をベッドから起こす。
「おわっ!?って何だ、俺か……泣けてくるな」
目の前の壁には鏡があり、頭に包帯を巻いたヤンキーが映ってる、と思ったら自分だった。自己嫌悪もいいところだ。
キィ……。静かに、扉が開く音がする。そちらに顔を向けると、
「……竜児」
見知った顔があった。
「良かった……良かった竜児。気がついたんだね。もう、このバカ犬!!心配させんじゃないわよ!!」
何だか知らないが、やや半泣きになりながら俺にすがりついてくる。
「いや、なんの事かよくわからないんだが、とりあえずすまん『逢坂』」
途端、空気が凍る。
「……りゅう、じ?今、何て……」
大河は、信じられないものを見るような目で竜児を見つめ、頭に包帯を巻いた竜児は、不思議そうに首を傾げながら、
「『逢坂』?どうかしたか?」
いかにも、あたかも、『それ』が普通なように話かけてくる。

大河の時間は、まだ動かない。

はい続きはまた明日♪

609 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 23:20:10 ID:L/zXRzuc
>>603
あーやべ、これ保存するわ

610 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 23:23:00 ID:iAYqubcl
>>603氏乙!今までで一番深い入れ替わりだと思った。ってか良い!個人的にツボ!

611 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 23:34:17 ID:qgvBgbg1
2828大河竜児ENDへ道は繋がっているんですよね…?!
とりあえずオイラの時間もフリーズ…

612 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 23:39:18 ID:dF7g413r
>>608早く続き書いてくれるとぇ

613 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 23:44:40 ID:H/bSfYJT
>>608
あ、前そういえばこれに似た記憶喪失ものなかったか?
まだ完結してなかった気が。

614 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 23:50:17 ID:L/zXRzuc
本編でももっと大河のことでイライラしたり嫉妬する竜児が見たかったなw

615 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/02(木) 23:53:05 ID:iAYqubcl
>>613
ナヌ!?それは知らんかった。こっからはPSPネタを自己流アレンジした感じを混ぜようと思っていたんだが……まぁその人のパクリでは無いのでヨロシク!
>>612
スマヌ〜明日まで待ってくだせぇってか睡眠時間くだせぇ。明日またがんばるからヨロシク!

616 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 00:04:18 ID:XX6uzzp7
もう「明日」だあぁぁぁああ!
続きが見たいよぉw

617 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 00:15:32 ID:UOV9Jc8s
>>608
生殺しなんて、悔しいっ…!でも(ry

続きはまた明日の今頃ですね。
楽しみにしてます!!

618 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 00:30:22 ID:r19n8+CZ
ビクンビクンw

619 :名無さん@お腹いっぱい!:2009/04/03(金) 00:30:43 ID:tV03P3iZ
くぅぅぅ!気になって眠れないやつ手ェあげろぉ!!

620 :名無さん@お腹いっぱい!:2009/04/03(金) 00:34:29 ID:tV03P3iZ
おいらは眠らずに待つぞッ!

621 :名無さん@お腹いっぱい!:2009/04/03(金) 00:38:11 ID:tV03P3iZ
>>608さしスゴス。

622 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 01:05:14 ID:9xVxWSN9
>>554続き

そこに乗っていたのは……
2人の漢だった。
いや、正確には男が1人と女が1人だ。
惜しみもなくダンディズムを漂わせながら運転席から顔を覗かすのはスーパー狩野屋の店長。
そして奥の助手席にはその娘、狩野すみれの顔があった。

3時間後、一行はとある温泉街の、いかにも隠れ家っぽい旅館に到着した。
「あー肩凝る」
「あんたはまだいいわよ。私なんかずっとお尻が痛くて……痔になったらどう責任取ってくれんのよ!?」
実はこの3時間、ワゴン車に全員分の座席が余っていなかったったので、大河は移動中ずっと竜児の膝の上に座っていたのだ。
お尻痛い云々も決していやらしい意味ではない。
「いや文句なら狩野先輩の親父さんに言ってくれ」
若干険悪な会話をしている竜と虎を尻目に、今件の発案者、北村祐作が満面の笑みで手を振り出迎えた。
「よーし、全員集まったな!ではこれより失恋大明神主催、大橋高校卒業旅行をはじめる」
「ちょっとまった」
「おっ、高須、始まるなり先生に質問か?よ〜しどんどん聞け!先生はそんなやる気のある生徒が好きだぞ」
「おまえは先生じゃねえ。てか、何で狩野先輩がいんだよ」
「細かいことは気にするな。会長が右と言ったら右に、左と言ったら左、温泉と言ったら温泉なんだ!わかったか!」
「おいおい北村、私はもう会長じゃないぞ」
ハッハッハッハと2人分の笑い声が響く。
何かこの2人似てきたな。
「訳わかんねえよ……」
竜児は早くもこの旅行に不安を覚え始めた。

「じゃあ部屋分けをするぞ」
「「「は?」」」
約7名の頭上にクエスチョンマークが上がる。
「……もしかして会長、説明してなかったんですか?」
「ん?ああすまん、すっかり忘れてた」
「……じゃあ俺が説明を。この旅館には鶴の間と亀の間の2部屋しかない。しかも両方とも定員は5人だ。部屋には布団を敷くスペースは5枚分しかない」
「え?じゃあそれって……」
「そう、今回のツアー参加者は男子4人、女子6人の10人だ。だから男女混合で2グループに分ける」
「「「……」」」
北村の発した言葉を理解するのに5秒。
そして5秒後、
「「「えぇ〜っ」」」
さびれた温泉街に、7人分の悲鳴が響き渡った


623 :名無さん@お腹いっぱい!!:2009/04/03(金) 02:00:00 ID:tV03P3iZ
ふー!

624 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 02:07:34 ID:DWyWcbXz
新緑がまぶしい、五月の或る日。
午後の優しい光差し込む寝室の、開けた窓から吹き込む風は心地よく、柔らかく彼らを包み、まどろみを、より深くいざない奏でる。


『優しい時間』


ベッドの上、ごろりと寝転がりながら、大河は自らの髪を梳いている膝枕の主を、ちらりと細目で見上げた。
その僅かな動きに気付いて、竜児は大河をみつめると、満面の優しい笑みを浮かべた。
「どうかしたか?」
「べつに・・・」
それきり答えて大河は、横を向いてしまう。
しかし竜児は落胆するでもなく、微笑みを浮かべたまま、また大河の髪を優しく梳き始める。
丁寧に、丁寧に。
くすぐったいような心地いいようなその感触に身を委ねながら、大河は一つ欠伸を噛み殺した。
「眠いんなら、寝ちまってもいいぞ?」
「ん・・・」
耳朶を打つ、お気に入りの声がそう囁いて、眠りへと誘うサンドマンの手招きに拍車を掛ける。
このままおちて――・・・
「・・・竜児?」
「ん?」
「・・・好きよ」
「ああ、俺もだ」
いささかも動揺を感じさせない声音に、ちょっとばかり寂しさを覚える。
「・・・ちぇ」
「?なんだよ?」
「・・・なんでもない」
別段言うことでもない。
このまま、眠りの守護者の手の内に落ちようと心に決めた。
そうして目を閉じようとしたそのとき、
「え?」
視界に入ったのは、真正面にある大きな姿見。
そこに映っていたのは・・・。
「竜児?」
「ん?」
「顔真っ赤」
「!!?」
あからさまに動揺した手が、思わず大河の髪の毛を引っ張る。
「な、なんで?」
「いたたたた・・・ほら、鏡に・・ね」
言われて顔を上げた竜児の目にも、目の前の光景が映る。
膝枕されている大河と・・・真っ赤な顔で慌てている自分が。
「ふふ・・・声だけじゃなく、顔も平素にしないと片手落ちだね?」
「く・・・顔をみるのは・・・反則だろ・・・」
もはや動揺も隠そうともしない声音でつぶやく竜児の唇が、フッと塞がれた。
「・・・慣れないのも悲しいけど、やっぱり初々しいのもいいわね」
唇を離しがてら、真っ赤になっている竜児の照れ顔をみて、ニンマリと笑う。
「・・・悪趣味」
そんな大河を、困ったようにみつめ返しながら、竜児は愛し人のほっぺたを軽くつねった。
そんな、なんでもない日のなんでもない午後。



625 :名無さん@お腹いっぱい!!:2009/04/03(金) 02:13:43 ID:tV03P3iZ
凄いなー!凄すぎるよー!

626 :名無さん@お腹いっぱい!!:2009/04/03(金) 02:17:27 ID:tV03P3iZ
あ・い・さ・か・たいが 

627 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 02:19:14 ID:UOV9Jc8s
>>556
ありがとう。めちゃくちゃ叩かれると思ったけど、そうやってほめてくれたのはうれしかったです。
続きupしますね。よかったら見ていってください。

>>625
嫉妬の対象でしかないwww
これからも、良作待ってます!!

628 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 02:21:23 ID:UOV9Jc8s
>>551続き

そんな、どうしようもない写真を現像する。
それを受け取るお客のクレーム対応に追われる。

それが、高須家と逢坂大河の日常だった。

そのとき
「逢坂大河、今日であなたの世界が終わります。」
不穏な声を竜児は聞いた。実際は彼を呼ぶ声ではなかったが
「ん?」大河はふと声のする方向、つまり天を仰ぐ。その時
モノクロのカーテンと呼ぶにはいささか、不恰好な鈍色のオーロラがあたりを包んで…

どごぉぁーん!!

ものすごい音、その音と同時に人の叫び声が、あちこちから湧き出ていた
「「なっ…!」」竜児と大河は狼狽した。
空はさっきまであんなに晴れてたのに。今では、淀んでしまっている。いや、淀んでるのではない。
鈍色のオーロラがあたりを包んで、空すらも色を失ってるのだ。
「なにが起こってるんだ!?大河?」
竜児は叫ぶも、先ほどまでそこにいたはずの大河は忽然と姿を消している。
とにかく、走るしかなかった…


629 :名無さん@お腹いっぱい!!:2009/04/03(金) 02:22:43 ID:tV03P3iZ
あ・い・さ・か・たいがぁぁーー!!!

630 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 02:23:33 ID:UOV9Jc8s
「はぁっ、はぁっ、はぁっ…」
どのくらい走っただろう。あのオーロラが空をも包み、さっきまで隣にいたはずの竜児がいない。
大河は狼狽していた。だから、探すしかなかった。自分の愛機であるバイクの存在すらも忘れて。

「竜児っ!どこ?」
返事の代わりに
「ぐぉぉぉぉぉ、ぐぉぉぉぉ」と獣のような声が聞こえる
身の危険を感じた。
ここにとどまれば、先ほどの声の主に襲われるかも…
大河は恐怖した。
このままでは…

そのとき
「あなたの、バックルとカードはどこです?」
どこからか声がした。それは、宙に浮いている男から発せられたものだった。
誰だろう…この人…
こんな緊迫した状況なのに、大河は冷静さを欠いてはいなかった。
しかし

「私は、クレジットカードは持たない主義なのよ!」
言ってることは混乱の極みだったが。
「急がないと、世界が終わってしまいます。」いうが早いか、男はそのままフェードアウトし
視界から消えてしまう。
「え?どういうこと?バックルとカードって??」
いまだ、混乱してる頭を整理するが、バックルとカードなんかは心当たりがない。
「とにかく、竜児を探さないと…」
走り出した。今来た道を戻る。きっとあの先に竜児はいるはずだ


631 :名無さん@お腹いっぱい!!:2009/04/03(金) 02:24:48 ID:tV03P3iZ
髪光林

632 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 02:26:35 ID:UOV9Jc8s
「一体、どうなってるんだ!?」
阿鼻叫喚の図とはこのことだろう。あたり一面は死体の山だった。
女や子ども関係なく、そこには累々と築かれていた。瓦礫の山に生き残ってるのは彼、竜児だけだった。

絶望しか残らない。なんなんだ!?
そういえば、泰子は?無事だろうか…
大河は、きっと大丈夫だろうから、どこかで落ち合えるようにしないと。冷静だった。

ガシャ

何かを蹴った音がした。竜児はふと下を見る。ベルトのバックルのようなものと、小さな箱がそこにはあった。
竜児は、それをどこかで見ていた。いつも見る夢の中だった。なぜ、こんなところに…と竜児が思考していたその時
ドン!ドン!ドン!と壁を叩く音と「りゅうじ!りゅうじ!」
大河の声だ。
竜児は安堵した。振り向くと大河がそこにいた。
ただ、ひとつ違うのが、彼と大河の間には鈍色のオーロラで区切られていた。ということだけだった。

「大河!無事だったんだな…よかった…」見知った人間の無事を確認し、安堵する。が

「そんなこと言ってる場合!?」大河は狼狽していた。なぜなら、オーロラからは手を出すことができないでいたためだった。
つまり、二人は顔は見え、声が聞こえるが、触れ合うことはできなかった。

そのとき
「…っ!」
大河の顔が凍りつくのを竜児は見た。

633 :名無さん@お腹いっぱい!!:2009/04/03(金) 02:28:10 ID:tV03P3iZ
どうなっちゃうの!?

634 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 02:31:24 ID:UOV9Jc8s
その顔を訝しげに思い、竜児はかぶりを振る。
そこには、竜児に似た男。いや、竜児そのものがニヤリと笑っていた。
「え?誰だよ…お前」
竜児は混乱していた。その問いに答える代わりに竜児は
いや、竜児だったモノはまるで粘土細工のように崩れ去り、ゲームの世界でしかお目にかかることのできない、モンスターが姿を現した。
「…!」
もはや、声は出ず、震えるしかなかった。
せめて壁向こうの大河だけは守ろうと、大河に背を向け、両手を広げる。


「竜児!竜児!こんのぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」
壁向こうの男を呼ぶ声がもはや叫び声のようにこだまし、大河はオーロラを殴りつける。
しかし、まったく、壊れる気配はない。
「このっ!このっ!このっ!」
何度も
何度も、殴りつけるが、傷ひとつつかない。

この世の終わり。
目の前の人すら守れない。
最悪の状況

「これが、世界の終わり!?そんなのって…!!」
もはや、涙も出ない。その時、竜児の手に握られれてるものを発見する。同時に
(あなたのバックルとカードはどこです?)見知らぬ男の声が聞こえた。

「竜児…その手にあるものを貸して」
大河の声は震えていた。見知らぬ男の助言すらもすがりたかった

「え?」竜児は手にあるものを見た。
それはさっき、手に取ったベルトのバックルのようなものと小さな箱だった

「世界を…世界を救ってあげる。多分ね」
大河ははっきりとそういった。今度は震えてなかった。

「あ、ああ…」
竜児は振り返り大河にその二つを渡した、その瞬間

「うわぁっ!!」
ドサッ。
モンスターに肩をつかまれ、瓦礫の山に引っ張られた。
先ほどよりもモンスターの数は増え3体になっていた。

「うわぁぁっ!あ゛あ゛あ゛あああああっ!来るな!来るなぁ!!」
顔面蒼白で、その辺にあった鉄の棒を振り回していた。その抵抗も、もはや時間の問題だった。
モンスターは竜児を取り囲み、どこから襲おうかと吟味しているように見えた。

バックルを受け取った大河は、なぜか頭の中に、そのベルトとその小さな箱、カードケースが何のために存在してるのかという
理由が入っていくのが分かった。
つまり、コレは変身するときに必要な道具なのだ。と大河が理解するのに時間はかからなかった。

「竜児!」
目の前にいる人の名前を呼び
バックルを装着する、ガシャンという音とともに、ベルトが腰を巻きつける。
カードケースからカードを一枚取り、バックルのサイドを引くとギュイインという音が響く。

−−−変身!−−−

635 :名無さん@お腹いっぱい!!:2009/04/03(金) 02:33:00 ID:tV03P3iZ
りゅーじかっくいー

636 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 02:33:36 ID:UOV9Jc8s
>>634ですよ。
今日はここまでです。
需要ないでしょうが、また明日投下します。

神ばっかりなのに、こんな凡人がいるのもおかしいですが、いい刺激になってます。

文章もっと上手になりたいなぁ

637 :名無さん@お腹いっぱい!!:2009/04/03(金) 02:34:28 ID:tV03P3iZ
いえいえとても上手いですよ

638 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 02:54:20 ID:9xVxWSN9
この発想はなかったw
少なくとも私よりは上手だと思いますよ

639 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 04:31:00 ID:zr4+iPCe
長作の人の続きを待ち焦がれつつ、繋ぎ程度に短編を投下します。

「どどど、どう?」
我らがチビ虎こと、大河が恥じ入るように視線を投げる。
自分の膝に乗っかる竜児の頭が、くすぐったい。体にも、心にも。
午後の柔らかな日差しの中、穏やかに、かつてないほど穏やかに流れる時間は極上のシロップのように素敵で、なめらかで、香ばしいものだった。
「おう」
「おう、じゃわからない」
膝枕、という言葉自体が、こそばゆい。むずむずする。
提案したのはどちらだったか、竜児の頭は、大河の慎ましい膝の上に収まっていた。
「き、気持ちいい、ぞ」
「そそそそう。な、ならこうしてやるのも、ややヤブサカではないわ!」
今の2人の顔は桃色から、既にトマトのような赤に変化しつつある。
傍から見た者はきっと目から砂糖を発射できるような、そんな恋人オーラを振りまくなんとも迷惑な竜虎だ。
そう、膝まくら。恋人たちの特権、なんとも甘美な響きではないか。
「なあ、大河」
「……なに?」
「その、大河はどうだ?」
私? と首を傾げる大河。
一瞬竜児が何を言ってるのか分からなかったけど、その意味に気付くと、今度は火山のような赤に変化する。
「………き、気持ちいいわよ」
「そ、そうか。重くないか?」
「ふ、ふん、バカ犬の頭の一つや二つ、どうってことないわ!」
会話をしてるだけでお互いの体温を上げることが可能なバカップルが、ここにいた。
一種の永久機関である。もう、この熱が地球温暖化の原因ではないかと疑うほどに。
「…………」
「…………」
沈黙が流れる。でもその沈黙が、また心地良かったりして。

……――――――この世界の誰一人、見たことがないものがある。
―――――それは優しくて、とても甘い。

「………………」
「………………」
続く沈黙。
窓の隙間から風が流れる。
かつて大河が羨望して羨望して已まない時間が、ここにあった。それは優しくて、とても甘い。
「竜児?」
「……………」
「? 竜児?」
「……………」
「……寝ちゃったの?」
かすかに聞こえる寝息を、とても愛おしく思えた。愛する男の前髪を、優しく撫でる。大切に、壊れないように。
「人の膝で寝るなんていい度胸だわ。まったく。………もう、風邪ひいちゃうよ」
といっても、大河は動くことができないけど。
こんなに安心しきったような寝顔の竜児を起こすなんて、大河には天地が逆さになってもできそうにない。
「―――遺憾だわ」
全然遺憾そうでもない。大河の顔には、自然と笑みが零れる。
ただ願う。これからも、こんな日々がどうか続きますように、と。夢じゃなく、本当が欲しい、と。

ふわり。大河の髪が揺れる。

そっとそっと、竜児を起こさぬように。


大河はキスをした。

640 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 05:00:49 ID:oABrxYrh
大河「ぎゃっ…いったあああい!!」
竜児「!、どうした大河!」
大河「!、アホ犬!来るなあ!いたたたたた!なんでお風呂場に蜂がいるのよー!」
竜児「蜂!?蜂に刺されたのか!?傷口見せてみろ!」
大河「見せられる訳ないじゃない!変態スケベ…いたたたたた!」
竜児「そんな事言ってる場合か!いいからここ開けろ!」
大河「…そんなに乙女の入浴中に扉をドンドン叩いたら通報されるわよ!いたああああい!痛いよぉぉ!」
竜児「だから開けろ!蜂は!?蜂はまだいるのか!?」
大河「蜂はもういないわ…つっ…窓から逃げてった…あいたたた〜」
竜児「本当に命に関わる時だってあるんだぞ!どこ刺されたんだ!足か!?手か!?…頭か!?」

大河「…ぱぃ」
竜児「は?なんて?」
大河「…おっぱい!ああそうよ!おっぱいに刺されたの!それも乳児に母乳を授けるポイントの真横を!見たいわけ!?あんた見たいわけ!?消毒つってペロペロ舐める気!?殺すぞ!!さっさと塗り薬持ってこい!!!」

竜児「…す…すげえ…悪口の言い返せなさに感動しちまった…。っと、薬…薬…あ…」
大河「竜児ー!早くー!」
竜児「薬…切れてる…」
大河「ええええええ!?」
竜児「すまん…これ…調べたんだけど…213Pを…」
大河「なにこれ…昆虫…百科…屋外で…蜂に刺された時の…対処…速やかに…中のばい菌を…口で吸い出す…。…は?」

注)SS用にでっちあげた対処方だから良い子のみんな!信じるなよ!

竜児「…自分で出来…るか…?」
大河「出来る訳ないだろ!!届く訳ないでしょ!?痛いよおぉぉ!」
竜児「…くっ…大河!目は瞑る!今は…しょうがないだろ!俺しかいないんだよ!助かるには…」
大河「ああああうるさい!そこで正座して目ぇ瞑りなさい!」
竜児「…!ゴクリ」
大河「今、目を開けたらその目は脳まで押し込まれると思いなさい…!」
竜児「…大河…水が垂れてる…体を拭い…んっ…」
大河「こうするしか…ないでしょ…このまま吸って…目開けないでね…」
竜児「……」ちぅ…ちぅ…

大河「んっ…んん…ふぁ…あ…駄目…くっ…ん…」
竜児「…一度吐き出すからタオルを」
大河「…はい」
竜児「…」ぺっ
大河「…もう一度…」
竜児「…んっ」
大河「あ…ああ…うく…もっと…」
竜児「…?」
大河「もっと強く吸わないと…吸って…」
竜児「…」
大河「ふぁあ!…ああ…あああ…あっ…イ…ク…」
竜児「!?」

END

641 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 05:03:40 ID:U/Avl1xv
たくさんのネ申がいると聞いて飛んできました(^q^)

642 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 05:05:23 ID:4qBAf22W
西日の差す週末の夕暮れの帰り道をいつものように二人で手を繋ぎ、並んで歩く。
高須家へと向かう角を曲がりながら、
「なあ大河。今日の晩飯は何がいい?」
「そうね・・・。肉」
「お前なあ・・・。いっつもそれじゃねえか。つーか肉って何肉だよ。豚か?鳥か?牛か?
言っておくが鳥はインコちゃんがいるからなるべく使いたくないし、牛は高いから滅多に使えねえぞ?」
そう言いながら高須家への階段を上がろうとする。
このアパートの階段は狭いので、二人で並んで上がるのは少々具合が悪い。
したがって、繋いでいた手を離すことになるのだが・・・。竜児はこれが少し寂しい。
大河も同じように思ってくれているのだろうか・・・。
大河が先に階段を上がりながら、
「その理屈だと豚しか選択肢はないじゃない。大体何だっていいのよご飯なんて。なんてったって竜児が・・・。」
うつむきながら言葉を切る。
「なんだって?最後までちゃんと言えよ。」
「うっさいわね!細かいこと気にするんじゃないの!」
と、大河は勢いよく振り返りながら答える。
「何だってんだよ・・・。おい、足元気を付けないと危ねえ・・・・・ぞ!?」
階段という場所と大河のドジっぷりについて、竜児が考えついたまさにその時。
先を行く大河が階段で足を滑らせていた。
「・・・え?」
何が起こったのか分からないのだろう。呆けた声を出しながら大河が落ちてくる。
「うわあああああ!」
叫びながら落ちてくる大河を必死に抱き止めるが、いくら大河の体がモスキート級とはいえ、地球の重力は結構なものだ。
竜児もそのまま地面に倒れこむことになる。
「いってえ・・・。だから気を付けろって・・・・・え?」
言いながらその不思議な状況を感じ取る。
竜児が大河を受け止めたのだから、竜児の背中には固い地面があるはずだ。
だが、感じるのは自分を包み込む大きな体であった。
さらには自分の発した言葉が、いつも自分が聞いているあの甘い声で再生されたような気がする。
「いたたたた・・・。またドジっちゃ・・・・え?」
大河も異変を感じ取ったようだ。
そしてお互い顔を見合わせようとして、いつも向く視線の先に何もないことに気付く。
二人してそのまま三秒ほど考え、まさか・・・と思いつつ、次の瞬間には同時にいつもとは逆の方向に視線を向ける。
つまり、竜児は上向き、大河は下向きにである。
そうして二人はよく見知った・・・自分の顔を見つけた。
そのまま二人はたっぷり十秒ほど見つめあい、
「「えええええええええええ!?」」
同時に声を上げた。

つづく

643 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 05:36:53 ID:EFJXcp+b
おっと。知らぬ間に>>639となんか被ったかも。


…なに人のベッドで熟睡してんのよ。つまんないの。

ったく、穏やかな寝顔しちゃって…
寝てたら怖くもなんともないでやんの。ふふ。
http://q.pic.to/13t1io


ネグリジェ?いいえワンピースです。

644 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 06:44:28 ID:KYPFi3u8
>>639-640
あまりの空気感の違いにワラタw

645 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 07:24:44 ID:ehiLxJb3
朝起きてスレチェックすると、良作の山。
本当にいいスレだーーーーーーーーー


646 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 08:40:34 ID:oABrxYrh
ホント色んなジャンルが揃ってるな
連載・長編・単発の中でニヤニヤ・シリアス・日常・ギャグ・エロが自由に投下されまくってる
ROM房もかなり多いんじゃないか?いいスレだ

647 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 10:26:15 ID:NC6ZblS2
ここの人逹はみんないい人逹、そのいい人が作るSSはいい話、そして反応する人逹もいい人。だからいいスレになる。
そういうふうに・・・

648 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 10:58:07 ID:S9QWLvDQ
幸福屋更新age ひゃー!

…ひゃー?

649 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 11:17:18 ID:C9aWPSy8
>>646
ROM房に徹しようと思っていながらついついつられて短いの垂れ流してる

ここってドエロNG?

650 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 11:46:57 ID:NtFk0OOY
いいんじゃねえか?そればっかじゃないし。

おれなんていつも「けけけしからん!!」といいつつ前屈みだぞ。


651 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 11:56:45 ID:rs5rBJR+
ここを就活の活力にしてたら精子と内定出た
神々よほんとうにありがとう

652 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 12:48:51 ID:4qBAf22W
>>642 つづき

二人の体が入れ替わった。
とりあえず二人で居間のテーブルの周りに座り込み、この状況について考えていた。
「うーむ・・・。」
「遺憾だわ・・・。」
二人で顔を突き合わせて三十分ほどこうしているが、状況は何も進展していない。
体が入れ替わった直後、とりあえず部屋に戻ろうと二人は立ち上がって階段を上がろうとしたのだが、
いつもと違う体のせいでうまく歩けなかったので二人で支えあい、手すりを握り締めながら何とか居間にたどりついた。
そして現在はこの状態である。幸いにも今日は金曜日。明日あさっては休みなので問題解決のための時間は一応ある。
しかしこのままずっとこうしているわけにもいかないので、竜児は、
「なあ、た、た、大河。と、とりあえず買い物に行かないか?」
と言った。どもりまくっているのは、この状況に動揺しているせいもあるが、
大部分は自分の顔に向けて「大河」と呼ばなければならない違和感のせいである。
「そ、そ、そうね。このままこうしていても埒があかないしね。」
きっと大河も同じような気持ちなのだろう。
二人して立ち上がり、買い物にでかける準備をしようとして足を出し、つまずいてテーブルに手をついた。
「ねえ、り、竜児。ちょっと体を慣らしたほうがよくない?」
と大河が言い、それに対して竜児も異論はなかった。
「お、おう。そうした方がよさそうだな。」
そうして二人はお互いで支えあいながら、いつぞやの体育の授業のように準備運動をし始めた。

653 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 12:49:36 ID:4qBAf22W
三十分ほど体を慣らした後、着替えるわけにもいかないので制服姿のまま二人で手を繋いで家を出た。
いつものように手を繋いでいるのだが、今日はいつもとは感じが違う。何しろ竜児は必死なのである。
慣れない体で転ばないように、また、お互いが転んでもすぐ支えられるように、と。
しかしそう思っているのは竜児だけのようであった。
体が入れ替わってから一時間ほど経っており、手乗りタイガーでならした大河は、その卓越した運動神経によって既に竜児の体に慣れているようだ。
「な、なあ大河。もう少し歩くスピードを落としてくれないか?」
と竜児は大河の手を、すなわち自分の手を握り締めながら頼む。
「だらしないわねぇ。まあいいわよ。慣れてくるとアンタの体は快適ね。」
そう言いながら大河は少し歩く速度を緩め、竜児の手(今は大河の手である)を引っ張り、隣あって並んで歩くようにしてくれる。
「そうは言ってもよ。何か歩いても歩いても進んでる気がしないんだよな・・・。」
と竜児はつぶやき、それを聞いた大河は、
「それは私がチビだって言いたいわけ!?いいじゃない別に!普段から誰かに迷惑かけてるわけじゃないんだしさ!」
途端に怒り出す。迂闊に地雷を踏んでしまったことを悔やみながら、
「悪い。そんなつもりじゃないんだ。それに、俺はお前の・・・」
言おうとして口を噤む。言おうとしたことが余りにも変態じみていると思ったからだ。お前の体も好きだぜ、などと。
「何よ。最後まで言いなさいよ。アンタがついさっき言ったことじゃない。」
さっきのこと、と言われ、この状況になった原因の階段での出来事を思い出す。
「え?ああ・・・。そういえばさっき階段でなんて言おうとしたんだ?」
と聞き返す。それを聞いて大河は、今は竜児の顔であるその顔を真っ赤にしながら、
「そ、それは・・・。その、アンタの作るご飯だったら私はなんだって好きだよって・・・何言わせてんのよ!」
やはり怒り出す。それを聞いて竜児は、そんな自分の顔から目を背けながら、
「そ、そうか。」
と照れながら答えるしかない。目を背けたのは自分の顔とはいえ、照れた表情が怖かったからだ。
俺はいつもあんな表情をしていたのか・・・?と密かに軽く自己嫌悪に陥る。
「で!?アンタは何を言おうとしたってのよ!?私は言ったんだからアンタも言いなさいよね!」
そう言いつつ迫ってくる。こうなっては観念するしかなく、
「その・・・。大河の小さな体も好きだぞって・・・。」
それを聞き、やはり真っ赤になりながら、
「ななな何言ってのよこのエロ犬!こここんな公道でそんなこと言わないでよ!」
「お前が言わせたんだろーが!だー!暴れるな!俺の体で暴れたらシャレになんねえ!」
そんな会話をしながら夕暮れの道を、二人でスーパーへと歩いていく。

つづく

654 :名無さん@お腹いっぱい!!:2009/04/03(金) 13:22:11 ID:tV03P3iZ
なんか遺憾って言葉多くね?

655 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 13:24:33 ID:cBoHQp7n
それはいかんな

656 :名無さん@お腹いっぱい!!:2009/04/03(金) 13:25:17 ID:tV03P3iZ
ぷぷぷ、

657 :名無さん@お腹いっぱい!!:2009/04/03(金) 13:30:17 ID:tV03P3iZ
誰もいなくね?

658 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 13:30:53 ID:yJ8uGwyV
どうみても可笑しな二人が歩いてるなww

男の方はオカマなんだろうか?
ねーねーママー
しっ!見ちゃいけません!

659 :名無さん@お腹いっぱい!!:2009/04/03(金) 13:35:39 ID:tV03P3iZ
誰かなんかかいてー。

660 :名無さん@お腹いっぱい!!:2009/04/03(金) 13:37:48 ID:tV03P3iZ
おーい、だれかー 

661 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 13:58:45 ID:XX6uzzp7
気長に待とうではないかw

662 :名無さん@お腹いっぱい!!:2009/04/03(金) 14:05:23 ID:tV03P3iZ
そうするか・・・・

663 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 14:31:27 ID:zU5oxFoJ
そして>>655のダジャレのおかげでしばらくスレから人がいなくなった…

664 :名無さん@お腹いっぱい!!:2009/04/03(金) 14:39:38 ID:tV03P3iZ
にゃは☆

665 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 14:59:08 ID:XX6uzzp7
そして誰もいなくなった・・・

666 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 15:01:37 ID:oABrxYrh
夜間帯の連中を待ちながら単発を投下しまくればいいではないか

667 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 15:05:33 ID:+OO3dzsE
呼んだ?
でも、竜児と大河が入れ替わったら、
(竜児になった)大河は、しあわせの手乗りタイガー(竜児)に触れることができるんだよな〜。
いっぱいなでなでして、もふもふして幸せになるんだぞ〜。
あー、でも、「もう十分幸せじゃん」、か。
大河にとっての『しあわせの手乗りタイガー』は竜児なんだもんね。キャッ。


668 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 15:13:11 ID:mbDVf9fR
>>655
川相さんこんなとこで何やってるんですか

 [ー。ー]つ<<<<´w`)

669 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 15:41:15 ID:+xLZvyBL
「遺憾に思う」

「いけないと思いますっ!」
って同じ意味だからいいんじゃね?

670 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 15:49:35 ID:DWyWcbXz
>>669
遺憾=残念、だから違うと思う。

671 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 16:13:17 ID:BaBIFQDt
オススメ
ラスト1分はインコちゃん肌
ttp://m.nicovideo.jp/watch/sm6555982?cp_in=watch_ml&uid=NULLGWDOCOMO

672 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 17:18:39 ID:9xVxWSN9
>>622続き

「亜美ちゃんは賛成〜。どうせこの中には夜な夜な女性を襲うような度胸のある男はいないしぃ〜」
なにぃっ?
竜児は三白眼を亜美に向けた。そして見た。彼女が悪魔のごとく邪悪な笑みを浮かべたのを。
「お……おい!大河!何か俺たち罠に嵌められて……大河?」
竜児は愛する彼女の肩を揺らす。しかし反応はない。
「……」
大河は顔を真っ赤にし、口を△←この形にして本人にしか見えない何かを見ていた。
どうやら妄想世界に閉じ込められたらしい。
「竜児とご飯、竜児とお風呂、竜児と夜な夜なランデヴー……うへへ……」
こうなるとしばらくは還ってこれない。どうやら大河の分は無効票になりそうだ。
「俺は全然構わないぜ。ちゃんと布団で寝たいしな」
「はぁ?何考えてんの?あんた遂に頭おかしくなっちゃったの!?」
「まって麻耶ちゃん……」
能登に罵倒する木原をすかさず香椎がとめに入る。
「もし運良くマルオ君と相部屋になればナンタラカンタラ」
……木原も堕ちた。
結果、多数決で北村の「ドキッ?若干女の子多めの男女混合相部屋」案が可決された。

そしてくじ引きの結果、

鶴の間
竜児・大河・木原・能登・香椎
亀の間
北村・狩野・亜美・美乃梨・春田

となった。
当然、木原は再抽選を要求したが、その訴えは聞き入れられなかった。


673 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 17:19:34 ID:4MJ30D+W
短編を投下するぜい 

手紙  (アニメ版アフター)

拝啓 高須竜児様

久しぶり 元気にしてる?
私は転校して三年生になったよ。
新しい学校でも相変わらずドジやってるけど、元気にやっているわ。
そっちはどう?
やっちゃんやブサ子は元気?
今日はどうしても伝えたい事があったので手紙を書きました。
心して読んでね?

この間。お腹が減って近所のファミレスに入ったの。
ちょうど夕食時の混んでた時間、相席になるけどいいかって聞かれてお腹も減ってたからそのまま店員の勧められる席に座ったの。
不思議だよね。普段のあたしなら知らない人と相席で食事なんて絶対しないのに。

そのテーブルには、女の人がいたの。
年は独神と同じくらいかしら。
たらこスパゲティを食べながら必死にノートパソコンのキーボードを叩いて、時たま動きを止めると追加でチキンやポテトを頼んでいる。
とても不思議な女の人だったわ。
その人はあたしに気づくとパソコンの手を止めて、まるで昔からの知り合いみたいに『やあ』って挨拶してきたの。


674 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 17:20:37 ID:4MJ30D+W
>>672 すまない 被ってしまった 支援する

675 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 17:30:58 ID:4MJ30D+W
>>672……投下終了でいいんかな?

では失礼して>>673 続き

「……どこかであったことありましたっけか?」
「大河でしょ? あたしだよ。ゆゆぽだよ」

私はどうしても目の前のゆゆぽって人を思い出せなかった。
というか、会った事が多分なかった。
だって。その人はとても特徴的だった。
どこがどう、とはいえないんだけどすごく印象に残る顔立ちをしていたの。
私の両親の知り合いだ。と彼女は言って自分の分だったポテトフライをくれた。

ゆゆぽはいろんな話をしてくれたわ。
たらこスパのこと。たらこスパのこと。たらこの美味しい食べ方。
途中、私の頼んだメニューと彼女の頼んだたらこスパ(2杯目)が来て話が中断したけどその人との会話はとても楽しかった。
食事をしながらまた、彼女は色んな話をしてくれた。

自分が小説を書いていること。
多くの人がその小説を読んでくれたこと。
やがて食事が終わって彼女はパソコンをカバンにしまい、帰る支度を始めた。
そしてさいごにゆゆぽはこういったの。

「大河と竜児が幸せになってよかった。私はアニメの貴方達には関われなかったけどきちんと幸せになってくれたなら言うことはないから」

へ? と口をあけたわ。
アニメってなによ、とか何でアンタが竜児のことを知っているのよと私が言おうとした瞬間。

脳裏にある風景が思い出されたの。
それは私と竜児がブラウン管の中で笑っている光景。
私たちの思い出の場所。大切なものがギュッとそのテレビに詰まっている。
初めての出会い。
皆で行った海。
クリスマス。
橋の下での告白。
やっちゃん家でのキス。

――気がつくと、私はファミレスのテーブルにつっぷして寝てた。
当然テーブルには私一人。

そしてね。あの人の代わりにテーブルには一冊の文庫本が置いてあったの。
その本には……。
やっぱり書いてあげない。
アンタがあたしのことをしっかり抱きしめてくれたらその腕の中で話してあげる。
……って。私はなんて恥ずかしいことを書いてるのかしら。

ああもう。恥ずかしい。本当に恥ずかしいからこの手紙は出さない。
文庫本も、ゆゆぽのことも、あんたと会うまで秘密。
だから……出さない手紙だから正直に言うね?

竜児。私は貴方の事が好きです。

                                        逢坂 大河






676 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 17:33:22 ID:4MJ30D+W
投下終了 元ネタ(小説版牙狼 暗黒魔戒騎士編)

>>672  ごめん。次からはしっかりリロードします。

677 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 18:33:24 ID:E51uFjP1
>>675
ゆゆぽ結婚してくれ!

678 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 18:34:03 ID:9xVxWSN9
>>676
面白いから許す

679 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 18:48:10 ID:bk6MdhHY
>>675
ゆゆぽ食べすぎ!

680 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 19:06:45 ID:dVWP9Qkz
ちょっとたらこ買ってくる

681 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 20:01:41 ID:4MJ30D+W
>>677-680

感想トンクス 
ちなみにゆゆぽには会った事がないので大半が想像なんだ

※このssはフィクションであり、実際の人物団体銘等は関係在りません

682 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 21:10:43 ID:VFxIDcVr
散歩 〜天体観測〜


大河「あ…竜児〜、ブサドリ寝たわよ」
竜児「だからブサドリって言うなよ。…とはいえこれだけは見てられないな(パサ」
大河「竜児も認めなさいよ。あれはブサドリだって」
竜児「いや、あれは大事な大事なインコちゃんだ。ブサドリじゃない」
大河「あっそ……あ…ねえ、散歩行かない?公園まで」
竜児「散歩?なんでいきなり…今から?」
大河「そ、今」
竜児「…別に構わねえけどよ…もう11時過ぎだぜ?」
大河「いいじゃない。なんか今ひらめいたの。…なんでかはわかんないけど、いいことがある気がするのよ」
竜児「いいこと?」
大河「うん。…ホントよくわかんないけどさ……ねえ、行こう?」
竜児「…なんかよくわかんねえけど…わかったよ。外に涼みに出るのもいいかもな。よし行こうぜ」
大河「うん!行こ〜行こ〜!」





683 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 21:11:46 ID:VFxIDcVr
竜児「あ〜…外は気持ちいいなあ〜…」
大河「ね?外に出て良かったでしょ?」
竜児「まあな。たまにはいいことをひらめくんだな」
大河「たまには、って何よ?……本当はね…竜児と…」
竜児「…俺と?」
大河「……ただ…歩きたくなっただけよ…なんとなく…」
竜児「……そっか」


大河「あ、着いたわね」
竜児「あそこのベンチに座るか」
大河「そうね」
竜児「よっと……って…おまえは俺の膝に座るのかよ」
大河「…い、いいじゃない…別に…//。ここが…落ち着くのよ」
竜児「…俺もこうしてると落ち着くよ」
大河「…あ、空見て…星がたくさん…」
竜児「…本当だ、この街でこんなに星が見えるなんてな…珍しいな。お、夏の大三角形だ」
大河「え?どれどれ?」
竜児「ほら、あれとあれとあれ。他の星よりも強く光ってるだろ?」
大河「……あ、わかった!…ホントだ、あの3つだけ目立ってる」
竜児「で、その中でも光が強いのが織姫で下側が彦星」
大河「そうなんだ…へえ〜…」
竜児「近くにいるのに遠く離れてる、か……なんかまるで…」
大河「ずっと前までの私たちみたいね…」

684 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 21:16:07 ID:OTBx/ctl
tora

685 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 21:17:18 ID:VFxIDcVr
竜児「ああ…あんなに近くで…ほとんど一緒にいたのにな…」
大河「こうなるまでに一年近くかかったね…」
竜児「空の二人は、姿は見えてるのに見えなくて…俺たちは…」
大河「本当の心…自分の心が見えなかったんだね…見えそうなときはきっとたくさんあったんだろうけどね…」
竜児「見ようとしなかったのか…見てはいけない気がしたのか…よくわかんねえけどなんでだろうな…」
大河「でも最後には見つけたよ…【竜児】を…」
竜児「俺も見つけた…【大河】を…」


竜児「…どうする?そろそろ帰るか?」
大河「…もう少しこうしてたい…」
竜児「…おう(ギュッ」
大河「…ヘヘヘ//………あ!あれって北斗七星?」
竜児「ん?ああ、そうそう。そこからこっちに行くと北極星があって…」
大河「あの辺には何かないの?」
竜児「え〜っと…あれがいて座でとなりにさそり座…だったかな〜」
大河「カニは〜!」
竜児「カニは春じゃないと―――」


帰り道も二人は空を指差しながら歩いた。星の落ちてきそうな夏のとある1日



2人が笑顔で空を見上げながら指を指して歩いている…そんなのがふと浮かんだんで書いてみたwただそれだけwあまり見直ししてないから変なところあるかもorz

686 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 23:04:54 ID:i7TcE2CN
いいねいいね
ほのぼの竜×虎は大好きだw

687 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 23:29:31 ID:MKUGj+2Q
入れ替わりネタが気になって筆が進まん。卒業旅行ネタも。ってか部屋割り大河のニヤケ顔が見える俺は末期か。しかし皆さんの楽しみパワーでなんとか今日中に投下。>>608続き

医者の話によると、全身を強く打っていて、出血も多かったがこれといって大怪我というレベルでは無い。問診もして、若干事故前後の記憶が無いようだ、との診断を受けた。
若干?ふざけんじゃないわよ。竜児は……。
そんな事を竜児と二人っきりになった病室で考えていた時、
「高須、大丈夫か!?」
「高須君お見舞いに来たよ!!」
「高須くぅ〜ん、ってか無事なの?」
勢い良く病室の扉が開き、三人が入室する。
「おぅ!?北村と、く、くく櫛枝!?と……誰だ?」
「ナニソレ?もう高須君たら冗談きっついなぁ〜」
亜美は、一人だけバカにされたように思い、ぴくりぴくりとそのこめかみを脈動させながら竜児の頭を小突く。
「痛っ!?」
「あっごめぇんねぇ〜包帯巻いてるんだもんね〜そりゃ痛いよね〜でも今のは私の心の方が痛かったんだよ〜?折角お見舞いに来たのに誰?はないでしょ?」
理性をギリギリに押しとどめるように、亜美は笑う。
「ハッハッハッ!!まぁいいじゃないか。高須がこうして無事だったんだ!!それにしても災難だったな高須!!」
北村も、竜児が起き上がってるのを見て、無事だと確認したんだろう。無事じゃない。そんな小さい大河の声を聞き取る者はいない。
「いや〜高須君、君が事故にあったと聞いた時にはこの櫛枝、肝を冷やしましたぞ?」
あっはっはっはっは、とばかりに実乃梨も笑う。
「……?高須君?どうかした?」
最初に気付いたのは亜美。イマイチ、竜児のリアクションが薄いことに疑問を持ったらしい。
「いや、どうかって、北村と、く、櫛枝はいいとしてお前は誰だ?」
「ふざけてんの?怪我だからって随分と……チビ虎!?」
亜美が、本当に怒りそうになったのを、大河が止める。
「違うのばかちー。竜児はふざけてなんかいない」
「はぁ?何言って……」
そう亜美が聞こうとしたとき、
「何だ、逢坂の知り合いだったのか?」
竜児の言葉に、場が凍る。きゅっと大河が自分の服の裾を強く掴んだ。
「高須……今、お前……」
そう、北村が尋ねようとしたのを押しのけ、実乃梨が前に踏み出した。
「高須君、ふざけている、わけじゃないよね?大河と喧嘩でもした?」
小さくも、凄みのあるドスの聞いた声で実乃梨は尋ねる。
「ふざけるも喧嘩するも、コイツとは知り合ったばかりだし……」
「っ!!」
大河が顔を背ける。全て、自分のせいだと、背中だけで物語るように。
「ちょっと……まさか本当に亜美ちゃんわかんないワケ?」
亜美が、顔を真っ青にして、竜児に詰め寄るようにして尋ねる。
「えっ?だか「あーみんちょっと黙ってて」ら……?」
恐い顔をした実乃梨は、大河を一度だけ見て、もう一度竜児を見つめ、
「高須君、私や北村君はわかるんだよね?」
「おぅ、進級したばっかでまだ知り合いは少ないが、お前ら二人はわかるぞ」
決定的。大河は自分の体の震えが止まらない。
「そっか。ごめんね高須君。変なこと聞いて」
実乃梨が、ようやく穏やかな、太陽のような顔で微笑みかける。
「あ、いや……」
「みんな、ちょっと病室から出よう。……大河も。ちょっくら席を外すぜ高須君♪」
「あ、おぅ」
パタン。
急に一人きりになる竜児。騒がしい台風が去った後のようだ。
「うっ……」
まだ頭が若干くらくらする。できるだけ横になっていよう。そう思い、竜児はベッドに横になる。思ったより体力の減りも早い。これならすぐに眠って……。
「……足りねぇ」
何かが、決定的に足りない。眠れない。なんだろうか。よくわからないが、胸に、何かの重みが無いのが寂しい。でも、それが何だったのか思い出せない。
「……あれ?いや、いいのか?」
やたらと動かせる右手首にまたまた違和感。こんなに動かせるものだったっけ、と疑問に思う。もっとこう、何かに繋がれているような感じがあった気が……。
「……わかんねぇ」
竜児は、何かが足りないと、そう思いながらも、それがなんだったか思い出す事が出来ない。いつの間にか、何もない右手首ばかりを、気にしていた。

688 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 23:51:15 ID:MKUGj+2Q
楽しみにしてる人スマヌ。今日はいろいろあって書くのが遅れて二話分かけそうに無い。続きはまたで。

689 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 23:52:49 ID:XX6uzzp7
うわああぁぁぁあ!
また今日も眠れないよぉぉぉ!

690 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 23:54:12 ID:X7txj5kk
>>688
気にしちゃイカン。ここは好き勝手に妄想するスレだ
楽にやりたまへ。


691 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 23:55:42 ID:UOV9Jc8s
>>688
楽しみに待ってます!

692 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/03(金) 23:56:49 ID:JdB0b9bg
竜虎イチャ×2の延長には子供が出来るって結果も有得る訳だが。
おまいら、どんな子が出来るとか想像したりする?

漏れは、

姉:
超美少女だが綺麗系というよりやっちゃんの血が多少出ておっとり可愛い系。
乳はCカップ美乳で母親の嫉妬の的w
身長は女子平均より上ぐらいで母親より高い。
家事、勉強共に完璧だが、肝心なところはドジっ娘。
運動神経は親父の血が出たのか普通。
誰にでも分け隔てなく優しい。

弟:(年子)
大橋のケーニヒスティーガーと呼ばれる裏番。
ヤンキーというよりは降りかかる火の粉を払ってたら何時の間にか、という感じ。
冷静に見るとイケメンだが目付きは悪い。それで火の粉がふりかかる面あり。
亜美おばさんが事務所に引っ張ろうと虎視眈々と狙ってるが母親に阻止されている。
母親の血と小学校の時に実乃梨おばさんに野球で鍛えられたので、
運動神経万能だか今は部活はだりぃのでやってない。
身長は男子にしては低めで姉と変わらず。それがちょっとコンプレックス。
勉強はやれば出来るが、勉強の虫になる気は無いので上の下ぐらいの成績。
親の愛は十二分に受けて育ったが、
なんせ両親がいつまで新婚だよってな具合なので反動で重度のシスコン(笑)

以上、高校時。
名前はネーミングセンスが無い事を自覚してるのであえてつけてない。

なんて設定を勝手に考えて2828してる。
アラフォーおっさんなのに俺キモい(笑)

693 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 00:02:32 ID:VFxIDcVr
記憶を前に戻すってのはいい発想だしなかなかないと思う
何が言いたいかって言うとあんたの才能は異常

694 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 00:11:16 ID:cjaM1Py4
>>637>>638
ありがとうです。見てくださることに感謝>arl

>>634続き

大河は、そう唱えるとカードをバックル内に入れ、サイドを戻す。
それは、前から知ってたかのように流れるように行われた。

その刹那
−−−Kamen Ride DECADE!−−−
という声とともに9体の鈍色をした人型が大河の周りを取り囲み、
ひとつになり、彼女の中へ入り込み…
彼女は、異形のものへと進化を遂げた。
直後、オーロラが砕け散り、モンスターの背中へと破片が飛び散る。

「ウゴォッ!?」
モンスターはすこし、たたらを踏み、大河だった異形の方を振り向く。

「たい…が?」
竜児は狼狽し、困惑していた。目の前の大河だったものを彼は知っていたからである。
「ぐぉぉぉ!」
モンスターは異形のものを一瞥すると、逃げるようにその場から離れた。その速さはビデオを早回ししたかのようにすばやかった
「ちっ!ちょこまかと!」
異形のものは追いかけるが追いつかない。

その時、カードケースから一枚のカードが飛び出してきた。まるでコレを使えといわんばかりに。
異形のものはそのカードをバックルに挿入し

−−−Kamen Ride KABUTO!−−−

異形のものは形を変え、まるでカブトムシのようなボディに身を包んだ。
さらにもう一枚。今度は自分でカードを取り出す。そして

−−−Attack Ride! Clockup!!−−−
音とともに、今度は世界がスローになる。
正確には異形のものがモンスターよりも早いのだが。
異形のものは、一体ずつ、剣になったカードケースで切り捨てていく。
3体を屠ると同時に、カードがバックルから排出され。

「一体なにが起こったの?」
異形のものは、まるで、自分が行ったことではないことのようにつぶやいた。

695 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 00:13:54 ID:cjaM1Py4
「はぁっ、はぁっ。」
竜児はいまだ逃げていた。
このまま定点にとどまっても徳はないと、理解したのだろう。
背後からはブォォォォッとエンジン音が響く。

「竜児!」
エンジン音とともに、聞きなれた声が聞こえる。
大河の声だ。
正確には大河の声がする異形のものだったが。
竜児はその正体を知らないが、つい、夢と同じく
「ディケイド」とつぶやいていた。

「…あんた、なんでその名前を知ってるのよ?」
ディケイドと呼ばれた異形のもの=大河は少し、いぶかしる。

竜児は答える代わりに首を振った。今のことは忘れてくれといわんばかりに。
「どこに行けばいいんだ?」
まるで、幼子のように不安を口にする。

「帰るのよ。やっちゃんのところに」
大河はそういうと、竜児にヘルメットを渡し後ろに乗るよう促した。


696 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 00:18:02 ID:cjaM1Py4
>>695ですよ。とりあえず、今日はここまで。
また、あした書きます。

>>687氏に比べれば、出来栄えは、足元にも及びませんが…

それでは、また明日

697 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 00:26:15 ID:dcmWiHD5
>>688
な、生殺し乙!
気づけば一週間連載されてんだなぁ…
クオリティ保ってるのすげぇよw
マジお疲れ!そしてこれかも期待してるぜ!

698 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 01:06:51 ID:3YQmxD33

ずっと変わらないものがある。
なにもかもが風化してしまうこの世界において確かに。
それは・・・。


『いつまでも傍に居て』


「・・・なにニヤニヤしてんの竜児?」
「え?」
授業で使う教材を取りに行く途中。
大河が横を歩く背の高い男を見上げた。
「顔。締まりないよ?」
少し辛辣に聞こえる物言いは、相手に対して気の置けないことの証。
「締まりないか?」
愛も変わらずニコニコと笑顔を張り付かせたまま、竜児は大河の顔を見返した。
「ならそれはお前の所為だな、大河」
重ねた年月と共に、変わっていったお互いの距離。
「私の?」
「ああ」
しかし、ニコリと微笑んだ顔は、以前と変わらず屈託ない笑顔。
「お前が傍にいるからだ」
「・・・なんでそれが私の所為なのさ?」
竜児が言ったんでしょ?仕事手伝うって。
少し頬を赤らめて、大河がふてくされたように言った。
そしてそのまま前を向くと歩く速度を上げる。
そこに、多分に照れ隠しを含ませて。
その様子を竜児は、それはもう幸せそうな顔でみつめていた。
「大体そんな言い方心外。まるで・・・」
「逢坂」
ふとかけられた声に、大河の足が止まった。
今ではもう久しいかつての呼び名。
少し驚いたように振り返ったその目の前に、竜児の顔があった。
「今だけの話じゃないぞ」
至近距離の顔がゆっくりと囁いた。
「今までもこれからもずっとお前が傍にいること」
スッと重ねられる唇。
その自然な所作は、この数年、共に歩んできたことのしるし。
ほんの少しの逢瀬。
すぐに離れた唇は、体全体を包む抱擁へとバトンを渡す。
「それが俺を笑顔にするんだ」
「〜〜〜ばか・・・」

コツンと竜児の胸板に額を当てながら、大河が消え入りそうな声で呟いた。
「これからも・・・一緒だかんね?離してなんかあげないから・・・竜児」
「わかってるよ、大河」
満面の笑みを浮かべたまま、竜児は手の内にある、自らの幸せを優しく優しく抱きしめた。





699 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 01:16:11 ID:2rZTp/Ta
最近仕事が忙しくあまりスレに来れなかった…っていつの間にこんなに進んでるのさww
てか書き手のレベルが上がりすぎだな!書いてた頃が懐かしいや。
さて、昨日で仕事の一段落がついたので投下再開しようと思います。ある程度ネタが溜まってるので長編になるでしょう。
そこで、質問があります。
原作の続き(とらドラ11!)を書いていくか、短編(季節のお話)があるんですが、どちらがいいでしょうか…?同時進行はごっちゃになってしまうので、ご意見を伺いたい。
では私は寝かせていただきます。起きて多い方を執筆していきます。
一から書くので遅くなるかもしれませんが、よろしくお願いします。
ではまた昼頃に。

700 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 01:18:38 ID:dcmWiHD5
               /     /                    ヽ
.              /     /           l`ヽ/⌒i           .
            ,′     /      / / ,イ , |`¨'゛¨´||从       '.
              i      ,′   ./ /'l / |||     ||l |i      i、
               l     :i     ,イ / |,' |||     ||| ||  |  | i
.             l     .::l     i |/`¨≧ト、」_l_,.,  厶ィ'「`||  |  ||
           l  /⌒l | | | |ィfテ示)ト八l     ,f灯)ト|人/ jl  || >>698
           |   | 〔`| | 八 |〈. |{::::::jリ        |{::j} 八/! ||  ,′あんたら廊下の真ん中でなにやってんのよ
           | ∧ `|八  \ 弋沙,         ヒソ j/:.|: 八 / 
           |   ヽj :.: \ { ` `¨        ,    イl:.:.|/ /  
           |    l | :.:.:.: :`ト                 从i/イ
           l    l j  :.:.:.:.:ト、             ,イ:.:.:l |
            l    i :从  : :.:.l `  、     ' ´ / :|: :.:l |
             l  .:,′ ∧   : ト、     `  . _,. イ :.:.:. |: :.:l |
              i  .:/ : :/:.:」  :.l `  、    |\__| : :.:. |: :.:l:.|
              ,′:/ :.:.//::|  :.l      `¨}宀{  | :.:.:.:八:.:| : |
          / :.:厶ィ '´::.::.:.l   :|\ / ̄/⌒Y〉、j:.:.:./`'ー┴‐ヽ

701 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 01:22:32 ID:A7Wie8ok
お仕事お疲れ様です。さっそく要望いいでしょうか?とらドラ11がいいっす!
ああ…楽しみにしてます!

702 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 01:34:02 ID:+6Uoi9P+
>>692さんが神すぎたので、想像を壊さない程度に書いてみた。

「姉ちゃん! 早く学校行かないと遅刻するって!」
「え〜ん、ちょっと待ってよぉ」
勢いよく玄関の扉が開く。
高校生が2人、慌ただしく駆けていく姿が見られる。近所では既に日常の風景だけど。
「まったく! 今日も寝坊かよ。母さんも起こしてくれてもいいのに」
「あ、お母さんはまだ寝てたよ。お父さんの部屋で」
「………いつまで新婚気分だあの2人は!」
もしかしたらこの家族で一番苦労が絶えないのは、この弟かもしれない。
えっほ、えっほ。高校までダッシュ中の2人は今日も遅刻寸前の模様。
「ねーねー。亜美おばさんと昨日会ったんでしょ? 元気だった?」
「あの人は一年中元気さ。たまに元気を失くしてもらわないとこっちが挫けそうだよ。そっちは? 実乃梨おばさんとお茶してなかったっけ?」
「うんうん、元気だった。フルパワーだった」
どっちも両親の友達なのだが……根幹はいい人たちなのだ。うん、根幹は。
「ならいいや」
弟は小さく呟く。無愛想だが、根は優しい子なのだ。両親の遺伝子をしっかり受け継いでる。
「…んん? ん? あ。ああああっ!?」
「どした姉ちゃん」
「お……お弁当忘れちゃったよぅ。お父さんの愛妻弁当なのに〜」
一方、姉はどことなく祖母を連想させる。祖母と呼ぶには、少々若すぎるが。
「それは愛妻か……? ったく、しょうがないな。コンビニ寄ってる時間もないし、俺の弁当やるよ。俺は学校で買うからさ」
「え〜ダメだよ、そんなの。せっかくお父さんが作ってくれたのに……。あ、そうだ。半分こしよっか?」
「半分こ?」
シスコンな弟は……想像する。数時間後の昼時を。
「うん。お昼は屋上で姉弟仲良く……何か顔が赤いよ? 大丈夫?」
「おお、おう。そ、そうだね、仲良く一つのお弁当を……」
「??」

それは、竜虎がいちゃいちゃしてから何年か後のお話でした。
――――――ちなみに。この二人がそれぞれの『この世界の誰一人見たことがないもの』を見つける、数か月前の話。


703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 01:43:20 ID:tp4FaxtB
>>699 お疲れです!
自分もとらドラ11が読みたい!
楽しみにしてるよ!

704 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 01:53:54 ID:nrzFf/vB
竜虎の中身入れ替わりネタでss。
のんびりお付き合いよろしゅう。

タイトルは「しあわせの風景」

705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 01:54:58 ID:nrzFf/vB
「ん…」
やけにふかふかなベッドの中、竜児はゆっくりと目を開けた。
まず目に入るのは大きな天蓋。次に見覚えのある少々広すぎる部屋。
むくりと起き上がってまだ開かない目をこすり、辺りを見渡す。
「ここは…」
カーテンから射し込む朝日を浴びて徐々に脳が覚醒する。
「大河の…部屋…?」
昨夜自分の寝床に入ったはずの竜児は、いつの間にか隣人のベッドで寝ている自分を不思議に思いつつ、床に降りる。
両手を高く上げ、伸びをして筋肉をほぐしていると、化粧台の大きな鏡が目に入った。
ぼんやりとしたままそこに近づいて、鏡に写るちっこいのと目を合わせる。
おう大河、と呼びかけて右手を上げると鏡の中の大河が同じく右手を上げた。
竜児はゆっくりと手を下ろし、自分のものであるはずの右手をじっと見つめる。
こんなにも己の手は小さかっただろうかと思案しつつ、目に入った寝巻きがやけにフリフリしていることに気付いた。
疑問に思ってもう一度鏡を見る。左手を上げる。右手も上げる。飛び跳ねてみる。
同じように、鏡の中の大河も左手を上げ、右手を上げ、ぴょんと飛び跳ねた。
…悪い夢だ。そう判断して、竜児は悪夢から覚めるためにもう一度ふかふかのベッドへともぐりこんだ。



「起きろおおおぉぉ!!!!」
自分の声のする目覚ましなど、そんなへんてこなものは持っていなかったはずだ。
暖かなベッドの中ですやすやと眠る竜児は、やかましい声から逃れようと深く毛布を被る。
「目を、覚ま、せぇぇええ!!」
そんな穏やかな時間もつかの間、くるまった毛布ごと床へと転がされた。
ゴン、と床に頭をぶつける鈍い音。続いて、自分を床へと転がした何者かに毛布を引き剥がされる。
乱暴な扱いに多少苛立ちつつも視線を上げると、そこには自分がいた。
竜児には見慣れ過ぎた凶暴な目をぎらつかせ、こちらを睨んでいる。そいつが再び言葉を発した。
「あんただれよ!」
おう、まさか己に己の存在を問いかけられることがあろうとは、世の中は広いものだ、そんな暢気なことを考えつつも
「お前こそだれだよ」
同じ問いを返す。自分の姿をした誰かは、さらに視線を鋭くしてきゅっと唇を結んだ。
一時の沈黙の後、ドッペルゲンガーは竜児の首根っこを掴んで鏡の前まで連れて行く。
写るのは、人形のような女の子を猫でも掴むように持ち上げる、危険人物の姿。
その光景に竜児はふと違和感を感じた。掴まれているのは…自分か?それも大河の姿をした。
一瞬の思考の後、先程の悪夢がまだ終わっていないのだろうと判断した竜児は再びベッドへと向かう。が、
「寝るな!」
一喝。こうして竜児は現実を現実と認識することとなった。



向かい合って坐った二人の間に、重い沈黙が流れる。
ありえないなどという言葉はとうに過ぎ去り、今はこの状況を受け入れるだけで精一杯だった。
どこぞの外国文学ではあるまいし、"朝目が覚めると大河になっていた"など笑えないにも程がある。
早朝、竜児の姿をした大河に叩き起こされた大河の姿をした竜児(ややこしい)は、現状を理解するのに10分の時間を要した。
その後、はっと思い付いたように朝食の準備をしようと高須家へ戻るところを、「混乱すんな!」と大河に取り押さえられ、今に至る。
「…どうすんのよ」
「そう言われても…」
そう言われても、どうしようもない。それが竜児の答え得る全てだった。
こんな超常現象など見たことも聞いたこともないし、齢十七、一学生の身である己に成す術などあるはずがない。
出来ることなら全部夢だと決め付けてもう一度ベッドに潜り込みたかったが、現実は無情、刻一刻と時は流れ既に登校時刻が目前に迫っている。
「仕方ねぇ、大河、学校に行ってから考えるぞ」
「はぁ?こんな状態で学校に行けると思ってんの?」
「行ける行けないじゃない、行くんだ」
皆勤賞を狙う竜児としては、この程度の障害に挫けている場合ではない。そう思い込もうとする竜児の頭は未だに混乱していた。
学校という閉鎖空間に潜む多くの障害・脅威に気付けない程度には。


706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 02:02:14 ID:nrzFf/vB
>>705続き

制服に着替えようとパジャマを脱ぎかけて、大河にとび蹴りをくらった竜児は、目隠しをしたまま制服を着替させられるという
傍から見たら危険な光景を乗り越えて、いつもの通学路を爆走していた。
「なんかスースーするな、これ」
「そーいうもんよ」
「つーかこんなに短いと見えちゃうんじゃ…」
「見るな!」
竜児に蹴りを入れつつ隣を走る大河は、竜児が行くと言って聞かないため已む無くついてきた次第だ。
「お前なぁ、これは自分の体だろ?そんなに乱暴にしていいのか?」
「ぅ…中身が竜児なら関係ないのだ!」
相変わらず目茶苦茶な理論を展開する大河だが、この暴力、青い服のお兄さんが見たら捕まるのではと竜児は多少不安に感じる。
ちなみに大河の更衣時はと言えば、めんどくさいの一言、問答無用で目隠し無しのセルフ更衣となった。
扱いの差に涙を浮かべつつ、竜児は長い坂を登っていく。
チャイムと同時に教室へ飛び込んだ二人は、ほっと安堵の息を漏らして自分の席へと向かう。
当然のように机に鞄を置いて、イスを引いて、席に着くという一連の流れの中で、
「逢坂、お前の席はあっちだぞ?」
「高須君、君の席は向こうじゃないのかい?」
二人は同時に別々の人間から同じツッコミを食らうこととなった。
慌てて席を立ち、鞄を抱えてすれ違う瞬間、
「バカ」
「ドジ」
悪態をつく。このやりとりは、この日幾度となく繰り返されることになる。



「このまま今日は乗り切れそうね」
「そうだな」
挙動不審ながらも授業を2コマ終え、二人がこの環境に少しずつ慣れつつあった休み時間のこと。周りに悟られないよう小声で会話していると、
「あ……!」
竜児が自分のものでない大きな目をさらに大きく見開いて、鋭い目つきの大河の顔を見た。
「なに?」
眉をよせて大河が見返す。次に竜児が漏らした言葉が、余裕を持ち始めていた二人を厳しい現実へと引き戻した。
「次の時間、体育だ…」
「ぇ…」
一瞬何のことかわからなかった大河だったが、すぐに気付いて焦りだす。
体育の時間といえば体操着への更衣がある。もちろん男女別で。
それはすなわち大河の目の届かないところで竜児が制服を脱ぐということである。大河の顔色が目に見えて変わる。
「ダメ!絶対無理!」
ダメ!と言われたところで体育をサボる気のない竜児は、代案を必死に考慮する。
しかしすぐにタイムアップ。休み時間は短く、もう着替えないと間に合わない。
「じゃあ目を閉じて絶対見ないようにする!信じてくれ!」
「無理よ!信じらんない!」
先の見えない押問答を繰り返す二人の間に、
「お前達は相変わらず仲が良いな。高須、そろそろ着替えに行こう」
北村が割って入った。今まであんなに威勢をふるっていた大河が急におとなしくなる。そんな大河の耳元に、
「よかったな、北村と一緒にいられるぞ」
こそっと耳打ちをした竜児は、体操着を掴んで更衣室へと走り去った。取り残された大河も後を追いかけようとするが、
「高須、一緒に行こうじゃないか」
北村の声で足が止まり、フリーズ。歩き出した北村の後を顔を赤くして俯きながらついていくという、竜児のボディでやるには
少々危険な香りのする行為を素でやってしまう大河であった。
さて一方竜児はといえば、更衣室に着いたは良いものの中に入れずに、扉の前をうろうろしていた。
ここまで何故気付かなかったのかと思うが、そう、この中は男子禁制秘密の花園である。
自分なぞが入っては大変なことに、いや、大河の体だからいいのか…?

続く


707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 02:11:52 ID:nrzFf/vB
>>706続き

頭を抱えて座り込む竜児の前から、ぞろぞろと着替え終わった女子生徒たちが出てくる。
「逢坂さん、はやく着替えないと間に合わないよ」
「タイガー、何やってんの?」
同じクラスの生徒から急かすように言葉を投げかけられ、竜児は次第に追い詰められる。
止めを刺したのは、周囲とは一線を画すスタイルと美貌の持ち主、川島亜美だった。
「あ〜ら逢坂さん、貧相なボディが恥ずかしくて着替えられないのかしらぁ〜?」
「…っ!」
自分のものではないとわかっていても、身体的コンプレックスを攻められることの辛さをよく知っている竜児だ。
「余計なお世話だ川し…じゃなくてばかちー!」
精神的障害を半ば強引に突破した竜児は、虎の身で更衣室へと飛び込む。そしてすぐに後悔した。
すぐ目に入ったのは、下着姿の櫛枝実乃梨。ウブな心はあまりの衝撃に耐えられるはずもなく、竜児はスローモーションで、倒れた。



「ふぁ…」
今朝とは違う、天蓋のない真っ白なベッドの上で目を覚まし、ほんのりと漂う薬品の香りでここが保健室であることを理解した。
先の体育が始まる前の時間から、記憶がない。恐らく誰かがここへ運んでくれたのだろう。その誰かに感謝しつつ、ゆっくりと床に下りる。その時、
「起きた?」
仕切られたカーテンの向こうから、静かな声が投げかけられた。突然のことに体をビクッと震わせつつ、聞き慣れた声からそれが大河であることに気付く。
「え、なんでお前が…」
仕切りを開くと、大河がイスに坐って窓の外を眺めていた。
「私が運んでやったのよ、感謝しなさい」
大河は北村の後について更衣室へ向かう途中、女子更衣室での騒ぎを聞いて飛んできたのであった。
「びっくりしたわよ、あんたが倒れただなんて突然聞かされるんだから…」
運んでくれたのが大河だという事実に、竜児は自身気付かぬうちに笑みを零してしまう。
「そうか、ありがとな」
礼を述べた後で、上機嫌な竜児は流暢に語る。
「この体はお前のものだからな。そりゃ心配だよな」
しかし、
「…そういうことじゃない」
先程とは少しトーンの落ちた大河の声が返された。それに気付いてか気付かずか、
「北村との時間も、邪魔しちゃったよな…すまん」
次第に大河への言葉が、感謝から謝罪のそれへと変わっていく。
「…違う」
笑顔から段々申し訳なさそうな顔へと変わる竜児を見て、大河は複雑な気持ちになる。
自分はただ竜児が心配だっただけで…。すんなりとそれが言えずに、竜児の声を否定することでしか返事を返せない。
そのまま向かい合って、押し黙ってしまった二人の空間にチャイムの音が鳴り響いた。
「今、何コマ目だ?」
「今ので午前の授業は終わり。あんたたっぷり1時間以上寝てたんだから」
その間ずっと近くにいたことには触れずに、大河はイスから立ち上がって出口へ向かう。
ベッドに坐って大河と話していた竜児も、続いて立ち上がろうとして、
「っ…」
ふらりとよろけた。
「竜児!」
咄嗟に駆け寄った大河が、元は自分のものである細い肩を支えた。
「すまん、ちょっと立ちくらみが」
「あんまり無理するんじゃないわよ…」
ゆっくりと大河の手をどけて歩き出した竜児を、心配そうな目で大河は見つめ続けた。

続く

708 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 02:21:32 ID:nrzFf/vB
>>707続き

いつもの4人で昼食を終え、雑談をして時間を潰していると、落ち着きのない様子で大河がもぞもぞと足を動かし始めた。
竜児は直感的に感じる。いつかは来ると思っていたが…トイレか。
幸いまだ自分に尿意はきていない。さてどうしようかと大河を見ていると、案の定席を立って竜児を廊下に呼び出した。
後を追って竜児も廊下へ出る。
「いつもなら大河が高須君を呼び出すのにね」
「そうだな、今日は高須からか。珍しいな」
その場に残された事情を知らない二人は暢気な会話を続けている。
廊下では、竜児の目の前で大河が顔を赤らめ、もじもじとしていた。頼むからその姿でその仕草はやめてくれ、そう思いつつ、
「竜児、その、あのね」
「…トイレだろ」
「!」
「見てりゃあわかるよ、んなもん」
大河の声で妙に男らしく言い放った竜児は、更に漢らしい台詞を続ける。
「行ってこい。俺は最早気にしねぇ」
「う、嘘でしょ!?ああああんたどういうことかわかって…」
「だってしょうがないだろ。このまま漏らされて恥をかくよりはよっぽどましだ」
言いつつ、竜児の顔も赤くなる。大河はその漢気溢れる言葉に、覚悟を決めた。というより限界が近いということの方が大きいかもしれない。
「…わかった」
右手と右足を同時に出すという、無意識に行うには難易度の高い技をこなしつつ、大河は男子トイレへと向かった。
「あいつ…大丈夫か…?」
己のブツを見られることへの竜児の覚悟は、実のところ半々で、恥ずかしいのとしょうがないのがせめぎ合ってはいるものの、
それよりも今の竜児には、ぎこちない動きで歩く大河の方が心配なのだった。
まあ今朝も平気で制服に着替えていたようだし、何とかなるだろうと楽観的に考える。だがこの読みは甘かった。
朝の制服への更衣時、大河は目をぎゅっとつぶって、顔を真っ赤にして、本当に必死で着替えたのだった。
そんなものだから、トイレというのは大河にとってハードルが高いどころの話ではないのだ。
がちゃり、と扉を開いて、大河は未だ見たことのない未知の空間へと足を踏み入れた。
幸運にも中にはだれもいない。今のうちにさっさと済ませてしまおうと、スリッパに履き替えて気付いた。
やり方がわからない。
想像では何となく予測できるものの、実際にやるとなるとまったくの別問題だ。
しかし迷っていても仕方ない、ぐずぐずしていると色々やっかいだと判断して、大河は震える手でチャックに指をかけた。
半分までファスナーをおろしてから、心臓の鼓動がやけに早いのを感じる。あとちょっとで、竜児の、アレが…。
大河は大きく息を吸うと、一気にファスナーを下げた。最早視線は下方に向けられず、上を見ながら手探りでの作業となる。
開いた窓から中に手を突っ込み、トランクスに空いている穴を発見した。
なるほど、男性の下着にはこういう仕組みが…などと感心している場合ではない。あと数センチでブツを取り出せるのだ。
しかし、その数センチから手が動かなくなる。その状態で固まってしまい、なんとも奇妙な格好のまま時間だけが過ぎていく。
尿意は次第に限界へと向かいつつあった。ここで漏らしてしまったら覚悟を決めた竜児に申し訳が立たない。
もう殆ど涙目になりつつも、大河はえいっと、ついに触れた。
…ここから先のことは、大河は殆ど覚えていない。ただ、目を真っ赤にして、今にも殺人を犯さんとする目つきでトイレから出た大河の手には、
やわらかく、生暖かい感触だけが残っていた。
トイレの外では、心配そうな顔で小柄な美少女が待っていた。
「上手くできたか?」
「なん、とか…」
可哀そうに、慣れないことでかなりの体力を消耗したようだ。そっと大河の背に手が添えられる。
「よくがんばったな…」
本当は頭をなでてやりたかったがこの身長差では少し遠くて、仕方なく、しかし優しげな手つきで竜児はゆっくりと大河の背をさすった。

続く


709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 02:34:48 ID:nrzFf/vB
>>708続き

残すところ本日の授業は後一つ、科目は家庭科、調理実習である。調理テーマは、"自由にお菓子を作ろう"という
なんとも投げやりな感があるものだが、内容は各個人のテーマを教師が把握して、作業のプロセス、結果、後片付けまで
チェックするという意外にしっかりとしたものである。
竜児は題材として、下準備を早くして焼く時間を取れれば時間内にでも余裕で作れる、マフィンを選択した。
一方の大河は、懲りずに再びクッキーを作る様子だ。始めの合図とともに調理が始まって、実習室はざわざわとにぎやかになる。
「逢坂は手際がいいな、料理の似合う女の子って良いなぁ」
「やめろよ気持ちわりぃな」
不意に北村から声をかけられ、つい地が出た。料理に夢中になりすぎていた。
「す、すまん、逢坂…」
明らかに凹む北村の様子を見て、大河にも北村にも申し訳なくなり、必死のフォローを入れる。
「ち、違うの!今のは最近流行のノリツッコミで…。わ、私も、料理の似合う男の子は好きよ!」
「そうなのか…?うん、そうだな、よしがんばろう!」
北村がこんなところだけ無駄にポジティブなやつでよかった、そう思いつつ卵をかき混ぜる作業に戻るが、
実際傍から見ると、普段のドジタイガーからは考えられないほどに、それは素晴らしい手つきだった。
てきぱきと手を動かしながら、完成したマフィンを食べて笑顔になる大河の顔を思い浮かべる。
にやけながらもあっという間に下地が出来上がり、オーブンへと入れて、後は待つだけ。
一息ついて、大河のヤツはドジをしてないかと心配になり、竜児はきょろきょろと大河を探す。
少し離れた窓際の位置に大河を見つけた。
同じミスを繰り返さないようにじっくりと、砂糖、塩などの文字を何度も確かめている。
水道の水が出しっぱなしになっていることには気付いていない…あ、気付いた。竜児はひやひやしながらずっと大河を見つめ続ける。
今度は水を止めたのはいいものの、それで先の確認など忘れたのだろう、大河は塩を手に取った。
「あんのドジ…」
竜児は駆け出してすぐに大河の横に立ち、塩を持った右手を掴む。
「お前な、よく見ろ」
「竜児…あ」
大河は恥ずかしそうにそっぽを向いて、
「だ、大丈夫だからあっち行っててよ」
不器用に誤魔化した。
「わーったよ、今度は気をつけろよ」
竜児は苦笑しつつ、マフィンの焼け具合を確かめに自分の定位置へと戻っていく。
いつもの大きな背とは違う、そんな竜児の薄い背中を見て、大河は両手で両頬を叩き気合いを入れ直した。



「起立、礼」
独身のさよーならーという言葉とともに本日の全課程が終了し、放課後。
「大河よ、ジュースでも飲んで疲れを癒そうじゃないか」
「うん」
今日一日を通して、竜児は憧れの人である実乃梨への対応も、ある程度スムーズに行えるようになっていた。
自販機に小銭を入れ、いつもの癖でコーヒーを選ぶ。
「あれ、大河ってコーヒー飲むっけ?」
しまった、と思いつつ、竜児は、
「たまにはこういうのもいいかも、なんてね」
十分に誤魔化しの効く程度には、自然に対応できている。慣れって怖いなと思いつつ、大河の小さな手でフタを開けようとして、
「あれ?」
いつもの感覚で力を込めたが、フタは開かなかった。さらに力を込めて、ようやくフタが開く。
缶一つ開けるのにも一苦労で、竜児は今まで知らなかった大河の苦労を知る。
他にもこんなことがあるんだろうか、とぼんやり思慮に耽っていると、実乃梨が口を開いた。
「今日の体育の時間、高須君凄かったねー」
「え…?」
「そっか、大河は覚えてないかもね」
ふっと不思議な表情で笑って、続ける。
「大河が倒れた時ね、あたしが運ぼうと思ったのに、高須君血相変えて飛んできてさ、前にいた北村君を押しのけてまで、ね」
「…」
黙って話を聞く竜児の心が、じんわりと熱を帯びだした。

続く

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 02:44:56 ID:iAgt1L9o
C?

711 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 02:48:15 ID:TeFsYVHO
>>704-709
乙!
あまりにもGJすぐる!

続きにwktk

712 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 02:50:10 ID:nrzFf/vB
>>709続き

「自分の荷物全部放り出して、お姫様抱っこで大河連れてっちゃって」
大河、お前は…。
「いやぁ、よっぽど大事に想われてるんだろうなって感じたよ〜、この幸せモンがぁ!」
幸せ者、か。竜児は目の前にいる想い人ではなく、あのちっこくて凶暴な虎のことばかり考えている自分に気付く。
「みのりん、そろそろ戻ろっか」
「ん、そだね」
ぐいっとコーヒーを飲み干して、竜児は缶をゴミ箱に投げ込んだ。



一方大河は、教室で帰り支度をしつつ、隣の席の北村と話をしていた。
「最近調子はどうだ?」
「と、特に何もないわ…ないぜ」
まったく意味の無い会話ではあるが、北村を前にした大河に意味のある会話など、求めること自体無意味である。
こちらでも先に切り出したのは北村だった。
「しっかし、逢坂は本当に高須のこと見てるよな」
「ぇ…それってどういう…」
「いやな、家庭科の時間なんだが、逢坂は手つきが凄くよくてな」
大河は身体が変わっても変わらない竜児の凄さに押されつつ、北村の話を聞き続ける。
不思議なことだが、想い人からこのような話をされているというのに、さして苦ではなかった。むしろ、続きを聞きたいと思う自分がいた。
「早い段階で焼く工程に入ったんだ。そしたら、その待ち時間ずっと高須の方見ててな」
はっと大河は思い出す。普通、塩と砂糖を間違えたことに、しかも離れた位置から都合よく気付けるだろうか。
北村の言うとおり、竜児はずっと自分を見守っていたのだ。自然と頬が緩んでやばい顔になる。
「どうした、高須。顔が緩んでるぞ?…お、逢坂たちが帰ってきたな」
大河も北村につられて廊下の方を見る。ちょうど教室に入ってきた竜児と目が合った。
お互い少し気恥ずかしくて、すぐに目を逸らす。が、もう一度向き直った竜児が大河を手招きで呼び寄せた。
鞄を持ったまま、二人は廊下に出て小声で話す。
「なによ」
「ほらこれ。さっきの時間で俺はマフィンを作ったんだ。俺ならドジしないし、俺から北村に渡してやろうか?」
言いながら、ちくりと竜児の胸が痛む。だが、大河が自分のために色々してくれたことはとても嬉しいのだ。
ならば、自分も大河のために動くべきではないか。
たとえ出所不明の痛みが邪魔をしても、そうするのが大河のため、ではないか。
しかし、
「いい」
即刻拒否される。
「な、なんでだよ。上手く焼けてるし、せっかくのチャンスじゃねぇか!」
「いいって言ってるの!それより…」
大河は目を右に左に動かして、手を鞄に突っ込んでもぞもぞと動かしたあと、
「これ」
小さな包みの入った袋を竜児に差し出した。
「おま、これって…」
それは家庭科の時間に、大河が気合いを入れて作り上げたクッキーだった。
「これこそ北村にあげるべきじゃ…」
「くどい!私がいいって言ってるんだから、素直に受け取りなさい!」
大河からクッキーを押し付けられて、思わず精緻に整った顔がふにゃりと破顔する。大きな瞳がいっぱいに細められる。
それを見て、自分の顔ながらも大河の心臓がドキッと跳ねた。いや、これは竜児だからこそ成せる表情なのかもしれない。
「そんでもって、あんたのマフィンは…その…」
再びもじもじしつつ少し上ずった声で、しかし言い淀んでしまう。そんな大河を見て、竜児は迷い無く大河の前にマフィンを差し出した。
「これ……お前が、食べる姿を想像しなが…ら…作…った…」
後の方は殆ど聞き取れない声で、今にも沸騰しそうなほど顔を朱に染めて俯いた竜児と、
言われてこちらも赤くなり、恥ずかしさに顔を逸らしてしまう大河。
周囲の"またこいつらか"という視線になど気付く筈もなく、二人はそのまま数分間固まっていた。

続く

713 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 03:07:44 ID:nrzFf/vB
>>712続き

二人だけの世界からようやく現実に返ってきた竜虎は、県立図書館に来ていた。理由はもちろん、二人に起きた現象を解決するために。
といってもただの公共施設たる図書館に、そんな嘘みたいなことの解決法が運良く転がっているわけがない。
わかってはいるのだが、もしかしたらという薄い望みに期待して、学校から直接来たのだった。
手分けして本を探し始めて、1時間が経ち、2時間が経ち、それでも一向にそのようなものは見当たらない。もう日も暮れようかという頃だった。
竜児は一番奥の本棚の最上段に、"超常現象の全て"という如何にも胡散臭い本を見つけた。
そのような本であっても、今となっては藁にも縋りたい気持ちで手に取ろうとする。
しかしながら、大河ボディの低い身長では一番上の段など遠すぎて届かない。何度も必死に手を伸ばし、飛び跳ねていると、
後ろから腰を抱き締める形で、ぐい、と持ち上げられた。
「ほら、これで届くでしょ」
「あ、ありがとう」
大河に抱えられてようやく手にする事ができた、真っ黒な分厚い本。小さな手で竜児はページをめくる。
目次はありとあらゆる、超常現象と呼ばれる類の項目がページを埋め尽くしていた。
注意深く項目を見ていくと、"入れ替わり"という文字を発見、直感的にこれかも、とそのページを開く。
…あった。普段ならよくあるSFだと一蹴するところだが、今回ばかりは事情が違う。
"入れ替わりとは:人と人との二者間で人格が入れ替わる現象のこと。原因は様々であるが、解決方法は至って簡単。接吻すること。"
…それだけだった。それだけで、この項目は終わっていた。しかし、最後の二文字。接吻。
本を開いたまま動かなくなった竜児を不思議に思いつつ、どれどれ、と大河もページを覗き込んだ。
10秒後。
「ああぁアホかぁぁぁあああ!!!」
「お、落ち着け大河!」
「こんなベッタベタな話があってたまるかぁああ!!そそれにキキキスって…!!」
竜児の体で暴れ出した大河は最早手に負える相手ではなく、何とか迷惑にならないよう図書館の外へ押し出すので精一杯だった。
竜児が自販機で買ってきたジュースを飲ませて、大河が落ち着くまで10分。更に会話ができるようになるまで5分。
ようやくいつもの大河に戻ったのを見て、竜児が話しかける。
「結局得られた情報は、あの本のことだけか」
「そうね…でもキ、キス…」
「まあな…」
それは物理的には至極簡単なことなのだが、精神的に非常に大きな壁が立ちはだかる手段であった。
「と、とりあえず家に帰ろうか」
そろそろお腹も空いて、まともな思考をするためのエネルギーが不足し始める頃だ。
二人はつかず離れずの微妙な距離感で高須家へと向かった。



大河はぼんやりとテレビを見ていた。
夕方のニュース番組は、不況がどうこう、献金がどうこうと気分が重くなる話題ばかりだ。
つまらなくなって台所に立つ竜児に目をやる。小柄な体でてくてくと歩き回り、夕食の支度をしている。
改めてこの状況を考えてみると、本当に不思議な心地がする。結局中身が変わろうが、やっていることはいつもと同じなのだ。
竜児を見ていると、今の自分が"才色兼備な妻を持った男"のように感じられて、しかしすぐに竜児は男だということを思い出し、少し笑う。
「どうした、大河?楽しそうだな」
「まあね」
大河はすっと立ち上がって、味噌汁の味見をしながら、うん美味しいと目を細める竜児の隣に立つ。
「あんたって小っちゃいわねぇ」
「お前の身体だよ」
冗談を交わしつつ、今度は包丁を持ってキュウリをトントンと切っていく竜児の横顔を、大河はじっと見つめる。
いつも見上げる立場から、今は見下ろす立場に変わって、今なら普段できないこともできるような気になってしまう。
大河はそっと竜児の後ろに立つと、竜児の肩からお腹にかけて両手を交差させ、後ろから抱き締めた。
「な、危ねぇよ、今包丁持ってんだから」
竜児が真上に首を上げ、上目遣いで大河を見る。
「私の体だから、私がどうしようが勝手でしょ」
大河もそんな都合の良い言い訳をして、真下から見上げる竜児をにやりと眺める。
そっと竜児は包丁を置き、背中に感じる心地良い温もりに"相手は自分の体だし"と大河と同じ言い訳をしつつ、回された腕に頬を寄せて目を閉じた。
蛍光灯に照らされた狭い台所に、二つの影が重なって、穏やかな空気が流れる。

続く


714 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 03:20:19 ID:nrzFf/vB
>>713続き

「さ、そろそろラストスパートだぜ。お前は居間に戻ってろ」
大河の腕をゆっくりとどかして、再び包丁を手に取る。大河は少し残念そうな顔をして、
「ここで見てる」
そう言って、料理を進める竜児を見続けた。



「ごちそうさま!」
「ふぁー食った食った!」
「竜児、食べてすぐ横になるんじゃない。女の子が行儀悪い」
「女の子じゃねーよ…」
夕食を終えてすぐのこと。大河は徐に立ち上がると、食器を抱えて台所へと運び出した。
「お、おい、どうした大河?」
「これぐらい私だってするわよ」
珍しく殊勝な大河の様子を見て、竜児は何かよくないことでも起きるんじゃないかと身を震わせつつ、体を起こした。
竜児の横をおぼつかない足取りで大河が歩いていく。ふと大河の腕に目をやると、実にアンバランスな形で食器が積まれていた。
「おま、危ねー!一度に乗せすぎだ!」
「なんのこれしき!」
ドジ神の化身にとって、これほどまでドジをやらかすのに絶好の機会はそう多くはないだろう。
立ち上がって、大河の両腕から皿を取ろうとしたそのとき―――案の定、というか予想を超えた動きを大河は見せてくれた。
皿を落とすなどというレベルではなく、皿を持つ本人自身が転びかけるという大胆かつ危険極まりない自体が起きた。
「大河!」
竜児はいつもの癖で大河を支えようとするが、二人の体格差や感覚の違いで上手く支えられない。
後ろから支えるのは無理だと判断した竜児は、背の低さを利用して大河の前方に回りこみ、全身で大河を支えようとする。
大河は大河でまさかこんなところで転ぶとは思っておらず、しかしあるのは前に回りこんできた竜児を怪我させまいとの一心のみ。
持ち前の運動センスを生かして左手で皿のバランスを取り、右手を竜児の後頭部に回して、竜児を潰さない様体を捻りつつ
さらに自分が竜児のクッションとなるように床へと倒れこんだ。
「いつつ…大丈夫か、大河!?」
大河を支えようとして結果的に自分が守られる形となった竜児は、自分の下で倒れる大河に逼迫した声を投げかける。
「…あいたた…あんたこそ怪我はない?」
そう返してきた大河の額に、一筋の赤い線ができていた。
「お前、血出てんじゃねぇか!」



「痛っ!」
救急箱からガーゼとオキシドールを取り出して、竜児は己の身であった額にちょんちょんと塗りつける。
「もうちょっと優しくしなさいよ」
「こういうのは痛いほうが効くらしいぞ」
竜児はどこで仕入れたか根拠のない情報を流しつつ、丁寧に傷口を処理していく。
一時の沈黙の後、大河が口を開いた。
「なんかね、こんなことになって」
優しい目をして、一つ一つ確かめるように言葉を紡いでいく。
「私、全然知らなかったんだなって思って」
「…何を?」
「あんたの手がこんなに大きいこと。あんたの足が意外と長いこと。あんたの見ていた景色がこういうものだったってこと」
クスッと笑いながら、大河は目を閉じて竜児の治療を受け続ける。
「…俺だって」
竜児も今日一日を通して気付いたこと、その多さに少し驚きつつ、大河に言う。
「お前が俺の知らないところでこんなにも苦労してたんだなって、こうなって初めて気付いたよ」
今まで気付けなくて…その先を続けようとして、ふっと視界が遮られる。
「ねぇ、竜児。どうせキスしたってさ、今なら自分とするようなもんでしょ?」
大河が悪戯っぽい目つきで竜児の目を見つめてくる。いまや二人の距離は10数センチというところまで近づいていた。

続く

715 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 03:27:53 ID:iAgt1L9o
C!!

716 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 03:51:53 ID:nrzFf/vB
「ぅ…それも、そうか」
大河は未だ戸惑う竜児に、さらにぐいっと顔を近づけて、
「じゃあ…するね…」
そう呟いたところで、
「…!」
ふっと小さな顔が動いて、竜児に唇を奪われた。大河の目が大きく開かれる。
瞬間、二人の心はあるべきところへと還った。



「…戻った、な…」
「そうね…じゃなくて!」
大河は大河の身体で、竜児をキッと睨みつける。
「私がするんだったの!何であんたがしてんのよ!」
「先に元に戻れたことを喜べよ…」
目の前で騒ぐ大河を見つつ、竜児は無事元に戻れたことにほっとため息をついた。
細くなった視線を落として両手を見つめる。閉じたり開いたりして、大河の身体とはやはり感覚が違うことに妙に納得する。
そうして、ったくもう、と悪態をつく大河の頭にぽんと手を置いた。
「おお、今なら余裕だな」
届かなかった昼間を思い出して、つい大河の柔らかな髪をぐしゃぐしゃと撫で回してしまう。
大河も先程までの怒りはどこへやら、猫のように目を細めて今にもごろごろと鳴き出しそうである。
そのままどれだけの時間が経っただろうか。
「お、もうこんな…」
気付けばもう、いつもなら大河が帰宅している時間となっていた。
「とりあえず、戻れてよかったわね」
そう言って大河が立ち上がる。
玄関で靴を履く大河を見ながら、竜児は思う。
こうやってコイツの知らない部分を知る事ができるのなら、たまにはこういうのも悪くないかな、と。
靴を履き終えて振り返った大河が、不意に俯いたまま動きを止めた。
どうした、と竜児が顔を近づけたその時、
「!」
さっと顔を上げて、大河は竜児の唇を奪い返した。続けて真っ赤に顔を染めたまま、
「これは仕返しなんだから!そういうんじゃないんだからね!!」
そう言って、ドアを蹴飛ばして階段を駆け下りていった。
「あいつ…」
竜児は、一人苦笑する。
その声は次第に笑い声へと変わって、今はもう大河のいないアパートの二階に響き続けた。


おわり

717 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 03:52:55 ID:nrzFf/vB
ここまで読んで下さってどうもありがとう!
そして>>711レスthx。このスレに幸あれ!


718 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 03:56:25 ID:ilDB9JJ2
夜中に起きてPCつけちまったぜwww
このニヤニヤどうしてくれるwwww

719 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 04:14:22 ID:iAgt1L9o
>>717
kita━━━━━━C━━━━━━ !!

720 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 04:18:09 ID:Ci1OHkF7
しかし男言葉でぶっきらぼうな大河は想像しても可愛いけど、女言葉な竜児を想像すると気持ち悪くて仕方ない

721 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 04:42:34 ID:YMX02l3o
>>717
楽しませてもらった。ありがとう。

722 :692:2009/04/04(土) 04:51:00 ID:MB7sRja0
>>702さん、オサーンの拙い設定で一本書いてくれてありがとう。
設定フェチなので、ついこんなことを考えてしまうのれす。

後はどうなっても、漏れの考えてる方向と違う!とかヤボな事を言う気は
これっぽっちも考えてないので、好きなだけどんどん膨らませちゃってくだされ。

あ、いっこ書かなかった点としては、ケーニヒスティーガーの由来は、
野球やってた時の活躍を見た訳知り父兄が「虎の子は虎」と言った事と
長距離打者=大砲=長砲身88mm砲からの連想。(最後はこじつけwww)
今でも学校の球技大会で空気読まずにソフト部のエースからホームランかっとばすところは
母親に似たということにしといて下さい(笑)

723 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 05:26:25 ID:qhT7NzIy
俺は
長男:容姿端麗で顔は母親似。気配り上手で料理上手。掃除大好き。家では妹に尻に敷かれている。

長女:妹。容姿は泰子似。ぶりっ娘でどじっ娘。男の落とし方は亜美おばさんに教わった。
というのを想像した。
妹の性格が最悪。

724 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 07:45:37 ID:kICUy/fR
だがそれがいい

725 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 07:57:52 ID:b9PM2jCM
最近は絵師こないね…
良作SSがたくさんあるし、何か書いてもらいたいものだ

726 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 07:58:48 ID:oFvNsbCF
今年度最優秀スレ候補ノミネート


727 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 08:25:22 ID:AitTJz+F
>>725
最新で>>643にいるし、30日の380付近にもいるし
SSへの反応との差に天地ほどの違いがあるから
萎えちゃったんじゃないの?

728 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 09:14:38 ID:ObsClfWZ
同じ入れ替わりネタで良作が投下されているとは・・・。しかもオチが駄々被りっていう・・・。すごく気まずいんですけど、折角書いたので投下させていただきます。

>>653 つづき

スーパーに入り、竜児はいつものように買い物カゴを取ろうとするが、それよりも先に大河が、
「私が持つ。この体だったらいつもより力が出るし。アンタは何買うか言いなさいよ。」
と、いつもならば決してそんなことはしないのに、今日は率先して手伝おうとしてくれる。
「そうか。ちょうどこの体だと持ちにくいかと思ってたんだ。ありがとな。」
言いながらにっこり笑ってみる。すると大河は、
「・・・なんか悔しいわね。」
とつぶやく。首を傾げながら、
「え?なんでだ?」
と聞くと、
「なんでもない!」
と言ってそっぽを向いてしまう。
「まあいいか。とにかく晩飯だ。豚のしょうが焼きと付け合せにポテトサラダでも作ろうか。」
「分かった。じゃあじゃがいもと・・・あと何がいる?」
「ポテトサラダと聞いてじゃがいもしか思いつかないのかよ・・・。
じゃがいもときゅうりにニンジン、卵はあるから他にはレタスとトマト。マカロニも入れよう。」
そう言いながら、二人で店内を回る。回っているうちにふと、
「なんかこれこそ在るべき姿って感じじゃねえ?」
とつぶやく。そう、男が買い物カゴを持ち、女が作るものを考え、買うものを指示する。
客観的に見れば今の光景こそ本来あるべき姿ではないかと思ったのだ。
「・・・だから悔しいっていったのよ。今のアンタ、口調以外は完璧じゃない。」
どうやら大河も同じように思っていたようだ。
一通り買い物を終え、レジを通る時、いつものようにレジ袋はいらないと伝え、店員さんを顔を見ると、にっこり微笑んでくれる。
いつもならば悲鳴をあげられるというのに。これが大河マジックか。またしても自己嫌悪に陥る。
買ったものを持参のエコバッグにつめ、二人並んでスーパーを出る。そこで、
「あ、ばかちー。」
川嶋亜美とばったり出会ってしまった。これは幸か不幸か判断がつかない。一人で混乱している間に、
「何?高須君。何で高須君があたしのことタイガーみたいな呼び方するの?」
ちょっと引き気味に半眼で二人をじろじろと見られる。
「もしかしてぇ、いつも二人でべったらべったらしてるからタイガーがうつっちゃった、とか?いやだぁ〜きもちわるぅい。」
いつもってどういうことだよ、と思いながらもとりあえずは状況を説明しなければどうにもなるまい。
いつもべたべたしてると言われたのは想定外だが、この程度の言われよう、すなわち不幸は想定していた。ならば幸もあるはずだと思いつつ、
「か、川嶋。実はかくかくしかじかで・・・。」

つづく

729 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 09:16:05 ID:ObsClfWZ
>>728 つづき

「へぇ。不思議なことが起こるものねぇ。」
とても信じられないような現象だが、存外あっさりと受け入れられてしまった。
「そうなのよばかちー。折角だから元に戻るための方法を考えてちょうだい。」
なんとなくなのだが、あの川嶋亜美なら天啓を授けてくれるような気がするのだ。今はそれに期待する。
「ベタだけど同じように衝撃を受けてみたらどう?」
「お断りよ。そんな賭けしたくないわ。それは最終手段ね。」
当然竜児も、大河も考えたであろう方法を告げてくる。
「・・・その口調どうにかならない?ものすごく気持ち悪いんだけど。」
いきなり口調を変えてくれと言われても難しい。いつもの面子の前ならなおさらだ。
「これはどうにもならねえな。悪いけど我慢してくれ。」
すると亜美は何を思ったか、
「ならあたしは買い物してくる。」
と言い出した。
「な、何でだよ。一緒に考えてくれたっていいじゃねえか。」
そんなに、受け付けないほど今の状況が気持ち悪いのだろうか?確かに違和感はあるがそこまでとはどうも思えない。
「実はあたし結構混乱してるの。それに早く買い物も済ませないといけない用事もあるし。大丈夫、あたしもちゃんと解決策を考えるから。
そうだ、実乃梨ちゃんと祐作には連絡した?力になってくれるんじゃない?」
そう言われて、気付く。そうだ、こんな時でも、こんな時こそあの大切な友人たちは力になってくれる。
すぐに思い至らなかったのは自分が思っていた以上にこの状況に混乱していたからであろう。
このことを気付かせてくれただけでも幸だろう。
「あたしも何か思いついたらすぐ連絡する。時間とってあげられなくて本当にごめん。」
どうやら本当に急いでいるようだ。
そんな時に時間をとらせてしまったことを申し訳なく思いながら、しかしちゃんと話を聞いて信じてくれたことに感謝する。
「川嶋。ありがとな。」
「ちゃんと考えなさいよね。ばかちー。」
「分かってるっつーの!じゃあね。」
そうして竜児と大河はスーパーの外、高須家へ向かって。亜美はスーパーの中へ。反対方向へ歩き出していく。

つづく

730 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 09:18:56 ID:ObsClfWZ
>>729 つづき

帰り道、大河は片方の手にエコバッグを持ち、もう片方の手を竜児と繋いで並んで歩く。
もちろん体は入れ替わったままだ。行きの道では必死だった竜児も既に相当慣れたようでいつものように自然な感じで手を繋いでいる。
先ほど亜美に言われたように北村と実乃梨に連絡を取ろうと思うが、
「この時間だと北村はまだ生徒会だろうな・・・。櫛枝も部活だろうし・・・。」
「みのりんはさらにそのあとバイトだと思うよ。メールしておけばいいんじゃない?
電話してさっきのばかちーみたいに気持ち悪がられても困るし。」
確かにそうかもしれない。とりあえずはこの状況を伝えておいて二人からの連絡を待ってみてもいいだろう。
「ならそうしとくか。・・・っと、これでよし。」
現状をできるだけ分かりやすく伝えられるような文面を考え、二人に送信する。
突拍子もない話だがさっきの亜美のようにきっと二人は信じてくれる。そして、助けになってくれるだろう。
とりあえず打つべき手は打った、ということにしておく。
解決策を考えるのは当然なのだが、そのうち直面する問題がある。
そう、トイレとお風呂である。お風呂はともかく、可能ならばトイレという問題に直面する前に解決したいものだ。
そう竜児が考えていると、
「ねえ竜児・・・。私が今見てるこの景色っていつもアンタが見てるものなのよね・・・?アンタってこんな世界を見てるんだ・・・。」
不意にそんなことを言ってくる。
「そうだな・・・。大河もいつもこの景色を見てるんだな・・・。」
この不思議な現象を通じて二人の世界が一つになるようもっと近づいたのならば、たまにはこんな事があってもいいかもしれない。
大河はちょっぴりセンチメンタルになった空気を吹き飛ばすみたいに冗談めかして、
「それにアンタって意外と力もあるみたいだし。やっぱり男の子なんだね。」
と微笑みながら言う。それに対して竜児も、
「お前はよくこんな体でいっつもあんな力を出せるよな。」
と笑いながら返す。

つづく

731 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 09:20:17 ID:ObsClfWZ
>>730 つづき

家に戻るとすぐに竜児は夕食の支度を始めることにする。
しょうが焼きはすぐにできるからいいとして、まずはポテトサラダにとりかかる。
買ってきたじゃがいもの表面をきれいに洗い、ニンジンの皮を剥き端を落とした後、
鍋に水を張ってお湯を沸かし、じゃがいもとニンジンを放り込み茹でる。
それらを茹でている間にレタスとトマトを冷水にさらす。
さらにはきゅうりを洗いスライスしていく。体が入れ替わっても料理の手順は変わらない。
大河は、いつもとは若干違う手つきで料理をする竜児の様子をじっと見ている。その視線に気付いた竜児は、
「どうした?大河。テレビでも見てろよ。」
と言うが、大河は、
「竜児。その体じゃちょっと不便じゃない?私も何か手伝うわ。」
などと言い出した。竜児は少し慌てて、
「え?いいよ。お前はそこに座ってろよ。」
となだめようとする。普段から料理をやり慣れている自分でも今日は少しぎこちない手つきだというのに、
大河のドジも合わせるとどんな惨事が起こるか予想もつかないと思ったからだ。しかしながら、
「いいの!こんなときじゃないと私は助けになれないんだもん!さあ、何をすればいい!?」
真剣な表情で迫られるとどうしても竜児が折れるしかない。
「・・・分かったよ。じゃあきゅうりを塩もみしてくれ。その後それを冷水充分にさらすんだ。そしてよく水気を切る。
その間に俺は他のことをするから、それらが終わったら最後にへらで混ぜ合わせてくれ。」
と指示を出す。それを聞いた大河は、いつになく張り切った様子で竜児の隣に立って手伝いを始める。
竜児が料理の合間に大河の手元をちらっと見ると、
大河も自分のドジさと今の体が入れ替わっているという状況の相乗効果が分かっているのか、慎重な手つきで料理をしていた。
竜児はそれを見て少し安心し、それから二人は料理に没頭した。

つづく

732 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 09:23:12 ID:ObsClfWZ
>>731 つづき

出来上がった料理を二人で食べ終える。
「ごちそうさま!!」
「ごちそうさま。」
普段なら「お粗末様。」と言うのだが今日は大河が手伝ってくれたのだ。だから、そのことに感謝しながら竜児もそう言う。
料理が出来上がった頃、実乃梨と北村から返信があった。
それらによると北村はネットで、実乃梨はバイトの同僚にでも解決策を聞いてみるとのことだった。
三人を当てにする、というのはなんだかおかしいし、二人で本腰をいれて解決策をひねりださなければならない。
というのも、そろそろいつトイレに行きたくなってもおかしくはない。
お風呂は我慢すれば入らなくても済むのだが、きれい好きな竜児としてはそれは避けたい。
「なあ、大河。その・・・ト、トイレは大丈夫か?」
「実は・・・結構我慢してる。」
まずい、と竜児は思う。
あの後すぐにもう一度同じように衝撃を受けてみるべきだったのか・・・?とも考えるが時既に遅しというものだ。
なにせ危険が伴う。もう少し安全な解決策はないものか?と考えたそのとき、竜児の携帯が鳴った。
誰からだろうと思ってディスプレイの表示を見ると、亜美からだった。

つづく

733 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 09:24:29 ID:ObsClfWZ
>>732 つづき

「もしもし。高須君?」
「おう。川嶋。もしかして何か思いついたか?」
少し期待して亜美からの着信をとる。その返事は少々言いにくそうだった、
「・・・うん。あたし、さっきいつもべたべたしてるからうつったって言ったよね?
それで思ったんだけど、もしかしてキスでもすれば元に戻るんじゃないかなーって。」
「・・・は?」
「竜児。ばかちー、なんて?」
呆けた声を出した竜児に、大河が尋ねる。
「別にそんなに呆けなくてもいいんじゃない?だってどうせいつもべたべたしてるんだし、キスの一つや二つ今更なんでしょ?
・・・なんだか亜美ちゃんむかついてきた。とりあえず試してみてダメだったならまた連絡よこしなさいよ!」
何故か突然怒り出した亜美は、その勢いのまま突然電話を切ってしまった。首をかしげながら竜児は大河に今聞いたことを伝える。
「その・・・キ、キスすればいいんじゃないか、って・・・。」
「はぁ!?キキキ、キス!?何でキ、キスしたら元に戻るってのよ!?」
「わかんねぇよ!川嶋が一方的にそう言って切っちまったんだから!」
二人とも、真夜中に好きな人をお互い言い合ったいつぞやのときのように顔を真っ赤にしながら叫ぶ。
確かに二人はこれまで何度もキスをした。だが第三者から改めてキスをしてみろ、と言われるとなんだかすごく恥ずかしい。
しかし亜美のことだ。何か根拠があってそんな解決策を提示してきたのかもしれない。
それに別に危険でもないし・・・いや、この雰囲気だと別の方向に危険かもしれない。
「た、大河。どうする?やってみる価値は・・・・あるかもしれない。」
「ふ、ふん!とんだエロ犬だこと!で、でもアンタがそう言うなら、や、やぶ、やぶさかではないわ!」
二人とも顔を真っ赤にして、目を閉じて顔を近づけていく。
いつもとは違う方向に顔を向け、いつもとは違う雰囲気にとまどいつつ、いつもとは違う不思議な高揚感に支配される。
そして二人の唇が合わさり、ほんの数秒分、時間が止まる。
唇を離し、ゆっくりと目を開けた先には・・・愛しい人の顔があった。
「・・・よかった。元に戻れたな。」
「・・・うん。」
目の前に愛しい人の顔があるいつもの景色に、二人はにっこりと微笑みあう。
そして顔を離し、元に戻った自分の体の心地を確かめる。
その後大河の方を見て、不思議な現象のおかげで体験できた大河の世界のことを思い出し、少しだけ寂しい気分になる。
大河も同じような気持ちなのだろうか?少し眉をハの字気味にして、微妙な表情をしている。
もしかして、料理の時に零したみたいに、自分はあんな非日常でないと竜児の助けになれないとでも思っているのだろうか。
そんなわけねえ、そんなことねえよ、と思いつつも、だとするならば・・・
「なあ、大河。これからは少しずつでいいから家事を手伝ってくれねえか?」
と言うと、大河はハッとした表情になって、
「な、何で・・・?何で分かったの?」
と聞き返してくる。
「何でだろうな・・・。何だかそんな気がしたんだ。もしかしたらさっきまで体が入れ替わってたせいで、お前の気持ちが分かったのかもしれねえな。」
「だったら・・・。もしそうなら、たまにはあんな体験もいいかもしれないね。」
そう言って大河は微笑みながら竜児の胸の中に飛び込んでくる。竜児も大河を受け止め、抱きしめる。
いつもの体、いつもの空気、いつもの景色。
しかし、少し変わった二人の世界。いつか、二人の世界は一つになるのかもしれない。


おわり


734 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 09:38:21 ID:TIOsbmY4
いいぞいいぞ
長編は描き溜めたのを一気に描いてくれると読みやすくて非常に助かる
入れ替わりネタ2本どっちも好きだぜ

735 :718:2009/04/04(土) 09:40:49 ID:ilDB9JJ2
起きるやいなやPCつけたらこれだwww
朝から幸せになれたよ!

736 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 09:49:13 ID:eS/pSldu
俺は世界で三番目に幸せものだ!!!

737 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 10:19:52 ID:3YQmxD33
なんか最近、飽和ってる気がするの俺だけか?もう少し目新しいの欲しいなって実際思う

738 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 10:37:46 ID:b9PM2jCM
いろいろ考えてるがなかなか思いつかない
そもそも文才がないorz

739 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 11:32:30 ID:Ci1OHkF7
ギシアンネタ並に殺伐としたやつがふいに読みたくなる

740 :711:2009/04/04(土) 11:40:36 ID:TeFsYVHO
>>717
nynyを有難うw

741 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 11:53:08 ID:o0CCaxGD
入れ替わってしまった大河と竜児。

「あ、あれ?わ、わたしが、ふたり??」
「お、おぅうう?」

「どうやら中身が入れ替わってしまったようね」
「…んな馬鹿な!」
「ど、どうしよう」
「どうしようったってなぁ」
「だ、だって…こ、困るよ。例えばおトイレの時とかお風呂入るときとか…え、ええええっちのとき、とか…」
「まぁそうだな……。あ、そういえば、エッチの時の女の気持ちよさは男には耐えられないくらいの快感だって聞いたことがあるが、本当なのか?」
「知らないわよ、そんなの!」
「…試してみないか?」
「え、ちょ…あ、あれ。なにこれアソコが…!や、やだぁなにこれぇええええーー」


ギシギシアンアン

742 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 11:56:28 ID:ilDB9JJ2
期待を裏切らない男キターwww

743 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 11:58:25 ID:ByMu323A
ギシアンはいいものだ

744 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 12:03:29 ID:3YQmxD33
アンアン言ってるのが竜児かと思うと・・・股間ギンギンになったおwww


745 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 12:19:29 ID:YMX02l3o
付き合う前の設定で、逆に竜児が酔っぱらったら、どうなんだろ。酔って何かとベタベタとくっついてくる竜児(酔っぱらって超過保護)は、酔拳的な感じで大河の打撃をことごとくかわし、大河は為す術なし。大河目線で。そんなスピンオフ。
あと、竜児と自転車練習とかね。

746 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 12:29:49 ID:o0CCaxGD
>>741のつづき

「はぁはぁ……。す、すげぇなこれ…ってあれ?」
「はぁはぁ。あら?」
「元に戻ってるー!」
「ほんとだ!よかったー!」

「…エッチは確かに気持ちよかったが、俺はやっぱり男の体の方がいいな」
「なんでよ」
「いや、だからそのー、あぁもう!こうやってお前を抱きしめたいからに決まってるだろ!」
「竜児…」
「大河…」
「私、女で良かった……」
「あぁ」
「竜児にね、抱かれている時、すっごくすっごおーく幸せなの。あぁ、女に生まれてきて良かったなぁって、思うの…。だから、ね?」
「大河?」
「元に戻ったから…、しよ?」


ギシギシアンアン

747 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 13:33:10 ID:OAssb0YN
いいぞもっとやれw

748 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 13:53:43 ID:TeFsYVHO
>>746
GJwwwwwww

749 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 14:18:02 ID:WJ3Lxm1y
>>746
お前という奴はwww

750 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 14:20:00 ID:Ci1OHkF7
>>745
竜児「ヒック……あれ?な、なんかちょっとクラクラ……」
大河「あ!アンタそれジュースじゃなくてチューハイよ!」
竜児「お、おうっ……ハッ!ちょっと大河!お前口の周りが牛乳で白くなってるじゃねぇか!」
大河「……酔っても細かいのねアンタ……って、何すんのよ!」
竜児「コラッ!暴れるんじゃない!拭いてやろうとしてるだけだ!」
大河「自分で拭けるわ!このセクハラ野郎!」
竜児「ああっ!今度はワンピースの裾がしわくちゃにいいいいい!!??」
大河「ひぃっ!ど、どこ触ってんだこのエロ犬ー!」

あれ?俺の力量不足のせいかあんま普段と変わらない……?

751 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 14:28:06 ID:cjaM1Py4
>>745>>750に触発されて、がんばってみました

竜児「な〜あ、た〜いがっ!ヒック!」
大河「どうしたのよ?気色悪い!」
竜児「気色悪い?俺、そんなに気色悪いか?」
大河「あんた、酔ってんの?うわ、最悪。」
竜児「…グスッ、グスッ…たいが、俺のこと嫌いになったのか…ヒック、グスッ!」
大河「な、なに泣いてるのよ!?あんたちょっとおかしいわよ?」
竜児「おかしいのか?…グスッ…」
大河「おかしいわよ、とりあえず寝たら?(竜児の後頭部にチョップを当てる)」
ヒラリ
大河「なっ!(再チャレンジ)」
ヒラリ、ヒラリ
竜児「あにすんだよ!たいが!」
ぎゅっ(背後から大河を抱く)
大河「きゃああああ!なにすんのよ!この酔っ払い!(顔面を殴ろうとする)」
ヒラリ
大河「りゅ、りゅうじ?」
竜児「ん?たいがぁ、なんで逃げるんだ?それに、女の子が暴力振るっちゃダメじゃないか?」
大河「た、たすけ…」

ギシギシアンアン

ちょっと死んできますね^^

752 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 14:38:08 ID:OAssb0YN









753 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 15:45:13 ID:qhT7NzIy
ギシアンなんてただの飾りです!

と言った弟を殴ってやった

754 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 16:39:03 ID:fEu2hCGG
「竜児!」
言われんでも意図する所は解っていた
大河の呼びかけより一瞬早く竜児が投擲した『ソレ』が炸裂、あたり一面純白の闇が包む
『ぴぎゃあぁぁぁぁ』
絞め殺される豚のごとき悲鳴を上げたのは今まさに飛び立たんとしていた飛竜の王
空中で視界を奪われ重力の鎖に囚われるまま大地に叩きつけられる
「いよっしゃあぁぁ、死ねぇぇ!!」
大河の振るう太刀が一切の逡巡も、情けも、容赦もなく飛龍の王を切り刻む
「殺すなよ…捕獲が目的なんだろうが」
竜児の言葉は果たして大河の耳に届いただろうか?
哀れな飛竜の王は半ばから断ち切られた尻尾を苦し紛れに振り回す
が、大河の前には無意味にして無駄かつ無謀な抵抗
逆に尻尾を掻い潜った大河に真っ向から唐竹割られ、よろめく始末
真に哀れな飛龍の王、視界を取り戻すなり足を引きずりつつ逃げ惑い始めた
「逃っげるなあぁぁ!」
大河はなおも追いすがり、尻尾の切断面をえぐりまわす
真に真に哀れな飛龍のおうの、その姿に何故か竜児はちょっぴり同情、あれ、何で同情してんだ俺は?と思わなくも無い
「そろそろ楽にしてやるか…」
ひとりごちると、捕獲用のアイテム(予備を含めて3セット)を確認しつつ飛竜の休眠地へと先回りをはじめる
と、そこで気付いた
そうかかつての俺を見た、様な気がしたのか…
ハァ、ため息をつきつつトラップを仕掛け始めた竜児の耳に
「ゴメン、殺り過ぎた、遺憾だわ〜」
の声が聞こえてきたのはその直後だった
やっぱり届いてなかったのか…

755 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 16:43:14 ID:fEu2hCGG
小さな画面の中、頭を砕かれ、尻尾を切られ、翼もボロボロ
まさに完全破壊で倒れ臥す飛竜の王に竜児は思う
竜になるとは言ったけど、飛竜にはなりたく無い、と

756 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 16:50:45 ID:fEu2hCGG
PSPだがゲームが違う!
イチャイチャも無い!
ごめんなさい、モンハンしてたら書きたくなったんだ
ホント色々ごめんなさい

757 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 17:03:02 ID:eS/pSldu
いや新鮮でいいぞ

758 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 17:03:34 ID:qhT7NzIy
>>756
IDが2ndGっぽい

759 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 17:23:21 ID:gYdMA3tO
モンハンをやる竜虎も新鮮でいいと思うよ

760 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 17:38:46 ID:qhT7NzIy
イアンクック討伐
「死ねぇぇぇぇブサ鳥!!!」
「それはインコちゃんじゃないぞ大河!」

討伐完了

761 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 18:24:08 ID:b9PM2jCM
多分体育祭はいいネタになるんだよな〜…

ただ登場人物が多くなるだろうし、工業高校出身の俺には女子がいた場合の盛り上がりがわからなくて書けないorz

二人三脚とか楽しそうなのにな…

762 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 18:24:36 ID:lYXSieoR
後でインコちゃんに土下座する竜児と大河が浮かんだw

763 :名無さん@お腹いっぱい!!:2009/04/04(土) 18:35:18 ID:QeCiZ6nc
大河大河大河大河大河

764 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 18:38:21 ID:eS/pSldu
後でインコちゃんにつつかれる竜児と大河が浮かんだw

765 :名無さん@お腹いっぱい!!:2009/04/04(土) 18:39:18 ID:QeCiZ6nc
竜児竜児竜児竜児

766 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 23:13:22 ID:MB7sRja0
哀れ乳とはいえ、軟乳体質の大河をGetした竜児は羨ましいな。
柔らか乳は触ってて気持ちいいからなぁ…

さわさわさわさわさわさわさわさわさわ…
大河「ふはは、おっと、さきっちょにはさわらないでくださいよ。気分出ちゃうから(はぁと)」
竜児「お、おう。すまん、つい気持ちよくてな」
さわさわさわさわさわさわさわさわさわ…

なんて風呂上りにTV見ながらいちゃついてるんだろな。
いえ〜い☆もみもみにしなかったのは流石に無理があるだろうかとw

767 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 23:37:35 ID:qNI3XXj7
>>766の勝手に続き。

「あぁん、もうやめてぇっ!」
「よいではないかー。よいではないかー」
「あ〜れぇ〜ってこら!なにやらせんのよ!えいっ」
「ぐああううあっぶああぁ!……はぁはぁお前!なんてことを!お、女の子がそんなことしちゃいけませんっ!」
「なによぅ!竜児だってさっきから私の胸触ってるじゃない!」
「確かに触っているのは認めるが、だからって仕返しに握ることはないだっぐあぁっ」
「うるさいうるさいうるさいー!」
「た、たいがっやめ…も、もうやめてくださいおねがいしますおねがいしますいっしょうのおねがいでございますどうかこれだけは!!」
「ふぅ。仕方ないわね」
「はぁ…。ったく!おい大河、今のはちょっとというかかなりやり過ぎだ。使い物にならなくなったらどうしてくれるんだ!」
「え、私そんなつもりじゃ……」
「……」
「……ねぇ、ちゃんと大丈夫か確認していい?」


ギシギシアンアン

768 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 23:43:38 ID:jH0ZXDNo
>>699氏は職場から投稿されてた方かしら!?
とらドラ!11キボンの声が多い様ですが
せっかくなので合間々に時節ネタも読みたいですね

欲張りかしらw


今夜は連載の人来ないのかな
このところA,Bパートの2本定期投下でしたからねぇ

769 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 23:45:46 ID:ByMu323A
ギ シ ア ン は い い も の だ

770 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/04(土) 23:51:01 ID:c4I09HYm
みんな書くの早いなー。俺夜の空いた時間で書いてるせいもあるけど、一遍になんてそうそうできないや。出来ても2話くらいかな。>>690が言ってくれたし俺は自分のペースでやらせてもらうね>>687続き

「おっはよー高っちゃん」「おっす高須」「高須君おはよう」
入院費を懸念した竜児は、それほど酷くない怪我を理由にそうそうに退院し、学費がMOTTAINAIとの観点から、次の日からは登校を再開していた。その竜児に、次々と朝の挨拶が降りかかる。
「お、おぅ……」
自慢の三白眼が、豆鉄砲でもくらったかのように丸くなる。
「お、俺のイメージは払拭されているのか……?」
ここ数ヶ月の記憶が無い竜児は、この以外な、予想だに出来ない事態についていけない。まさか自分の顔が受け入れられる日が来るなんて誰が予想しえただろうか。いや、自分でくらい予想したかったよ、そりゃ。
「ホントに、俺は記憶がなくなってんのか……」
改めて実感する。あの日、病室に来た三人から、自分はどうやら数ヶ月分の記憶が無いらしいことを聞いたが、実際半身半疑だった。
でも、自分の記憶と違う暦、違う季節、そしてクラスメイトの反応を見れば、それが真実なのは火を見るよりも明らかだ。
「おはよう高須!!」
またも、元気良く挨拶する者が現れる。ここに来て、ようやく『今』の自分が面識ある相手からの挨拶だ。
「おぅ北村。遅かったな、どっか寄って来たのか?」
「ああ、今日も生徒会室にな。いやー生徒会長たるものやることが多くてな!!」
「生徒会長……おまえ副会長じゃなかったっけ?」
竜児の疑問は当然。しかし、時は確実に流れている。
「いや、俺はもう選挙を経て会長になったんだ。いろいろあって、な」
「いろいろ?」
「恥ずかしながら、俺は前の会長に惚れていたんだ。それでまぁ、その会長の事でいろいろあって会長なんかやらないって言ってたんだけど……お前と逢坂のおかげで俺は今会長をやらせてもらってる」
「俺と逢坂?」
「ああ、実は俺、お前と会長と話して、会長になることを決めたんだ。それでこれで最後とばかりに当選演説で会長に告白したんだ。好きだー!!ってな。もちろん全校生徒の前で」
「はぁ!?」
驚きながらも竜児は大河に視線を向ける。視線に気付いた大河は、ぷい、と視線を逸らした。北村は続ける。
「まぁその時は流されてしまったんだが、逢坂が会長に……いやこれ以上は言わない方がいいな。とにかく、そんな事があって俺は今、昼休みに番組を持つ失恋大明神兼生徒会長をやっている」
「何かよくわかんねぇけど、大変だったんだな」
心の底からそう思いながらも、何か釈然としない。そんな思いを抱きながらも、お昼休みがやってくる。
「ほら逢坂、弁当」
大河は黙って弁当を受け取り、包みを開封する。竜児は大河の正面に座り、小声で尋ねた。
「おい、今朝聞いた北村の話は本当か?お前大丈夫なのか?」
大河はびくっと震え、
「アンタね、今は人の心配よりも自分の心配しなさいよ」
怒ったようにそう言い出した。
「アンタね、今自分が『モグッ』どういう状況『モグッ』だかわかって『モグッ』……」
「いや、食ってから話せ。ほら、こぼしてるぞ」
竜児は、机の中を探り常備してある布巾を取り出し……手が止まる。
「……竜児?どうかした」
「あ、ああ。いや、なんでもねぇ」
止まっていた手を動かし、机を綺麗にする。ついでにポケットからウェットティシュを取り出し……再び手が止まった。
「竜児?」
「あ、いや……ほら逢坂、これで口周りふけ。汚れてるぞ」
「……うん」
やや消沈したように大河は頷き……両者とも沈黙。いつの間にか今朝北村が言っていた相談が放送されている。
「……俺、ちょっと飲み物買ってくるな」
「あ……」
その沈黙に耐え切れなくなったかのように竜児は腰を上げ、教室を後にする。大河はその背中をただ見つめていた。

***

自販機に硬貨を入れてプッシュ。がちゃんという音とともにコーヒーが出てくる。その場で竜児はプルタブを開けると、二つある自販機の中心の隙間にどかっと腰を下ろした。
「さっきは俺……なんで……」
頭に先程の手の動きが思い浮かぶ。手馴れたように机から布巾を取り出した。でも『布巾など入れておいた記憶』が無い。無いのにそれを知っていた。
ウェットティッシュもそうだ。あんなの、普段は持ち歩かない。知らない筈なのに体が勝手に動く。妙な気分だ。妙な気分なのに……。
「なんで……こんなに……当たり前みたいに感じるんだろう……?」
竜児はくぃっとコーヒーを飲み込む。久しぶりに飲んだコーヒーは、若干ほろ苦かった。

今夜中に何とかもう一話は……。

771 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 00:03:38 ID:kli2T24B
まってるよ!超まってるよ!

772 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 00:11:08 ID:xroD/n3y
神ktkr!
あなたのペースについてくぜ!


773 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 00:11:23 ID:NGdBQrg4
長文投下に割り込んでたらごめんね
もみもみ別バージョン

大河「竜児、ほら!…えっと、その…い、『いえ〜い☆もみもみ』ってしていいわよ。
ほら!例のやっちゃんの写真みたいなやつ!」
竜児「揉めねえよ」
大河「うわぁぁん!なによ!そこをどうにか揉むのがあんたの役目でしょ!!バカバカ!!」
竜児「ああもう暴れるなって!はいはいわかったわかった、恥ずかしいけどやってやるよ!」

もみ… つるっ
も…  つるっ

竜児「(掴めねえ――!!指が滑る――!!揉むっていうより摘まむだよな…これ…)」
大河「なんか言った?」
竜児「(危ねえ!)いやいや何でもないぞ!」
大河「えへへ…ほらね、ちゃんと揉めてるでしょ。竜児なら絶対絶対できると思ってたの」
竜児「大河……」


アンアンちゅっちゅっ

774 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 00:45:37 ID:mQCnKZk/
>>768出来るだけ毎日続けるつもりだよ。良かったら見てね>>770続き

「あっれー高須君じゃん」
綺麗な声と綺麗な顔。気付けば目の前にはモデルかと思うほどの美女がいた。いや、実際モデルらしいんだが。
「うぉう!?たしか、川島……だったよな?」
先日病院で受けた自己紹介を思い出す。
「や〜ん♪亜・美って呼んで♪」
「俺はお前をそう呼んでいたのか?」
「いいえ。でもこの機会にそう呼んでみない?」
急な表情と態度の変化。女ってのは恐ろしい。
「え、遠慮しとく。女子を名前で呼ぶのは得意じゃないから……」
おどおどしたように竜児は立ち上がる。
「……タイガーは呼んでたクセに」
「ん?何か言ったか?」
「べっつにぃ〜?そこ亜美ちゃんの指定席だから空けて〜って言っただけ〜♪」
「そうか、悪いな」
竜児はすぐに場所を譲る。空になった缶を正面のゴミ箱に捨てて教室へと歩き出す。
「ほーんと、私ってば損な役回り〜……フェアじゃない、か……」
亜美は、いつも通りの体制で隙間に座って、そう呟いた。

***

竜児退院後一日目の学校は、特に波乱も無く終わった。竜児が鞄に教科書を詰めて立ち上がると、入り口では大河が待っていた。
「おぅ、逢坂。良かったら一緒に帰るか?」
「……買い物、行くんでしょ?今日は野菜の特売、だったかしら」
「おぅ?良く知ってるな。そーなんだよ、あれ人がいればいるほどゲットできる確立高くてな。お前どうせ飯食いに来るんだろ?」
何か、複雑な表情をして、大河は背を向ける。
「……うっさい。さっさと行くわよ」

***

「いや、逢坂のおかげで今日は上手い事キャベツをゲットできたぜ。サンキュな」
竜児はその三白眼をギラギラさせてキャベツを睨みつける。こんなもの食えるか、と思っているわけではない。今日のキャベツゲットに満足しているのだ。
「……何度付き合ったと思ってるのよ」
ぼそりと大河が呟く。
「ん?何か言ったか?」
「別に……そんなにたくさんのキャベツ、どうするのよ?」
「知らないのか逢坂。人はキャベツさえあれば生きていけるぞ」
「……アンタねぇ」
はぁ、と大河は溜息を吐く。その大河と竜児の間には、微妙な隙間がある。友達が一緒に歩くには妥当な距離だが……。
気にならないと言えば嘘になる。何か、心の奥でひっかかっている。何かが違うと、訴えて止まない。
「………………」
竜児は無言で数歩歩くと同時に、その二人の距離を埋めた。まるで、自分の右手首と大河の左手首がぶつかる位にまで。
はっとしたように大河が竜児を見上げる。その瞳は、何かに期待し、哀願し、求めている。
「逢坂、あのさ」
しかし、それも一瞬。竜児が口を開いたと同時、みるみる元気が失われていく。自分の知る逢坂大河はもっと元気が良かったはずなのに。
その、あまりの変わりぶりに言葉が続かない。気付けば、もう家の前まで来ていた。大河は、着替えてくる、とマンションに向かい、竜児は慣れ親しんだ2DKへの扉を開く。
「ただいま」
返事は無い。泰子は今日は早出しなければならないと言っていた。ちゃんとご飯を食べてるか気になるところではある。マザコン?だからなんだ。
「インコちゃんただいま〜」
返事が無いので、寂しさを紛らわすのも兼ねて、家族の一人(一羽?)のインコちゃんに話しかける。そう言えば退院してから構ってあげてない気がした。
「おっ!?エサ箱のエサが半分くらい減って……何だこりゃ?」
「サ、サイショ、カラ!!サイショカラ!!」
インコちゃんがよくわからない鳴き声をあげる。インコちゃんのエサ箱は半分くらい残っているエサに混じって、鈍く銀色に輝く金属が刺さっている。
「これは……鍵、か?」
手にとって見ると、それは小さな鍵だった。何か、見たことのある鍵。見つかって良かったと思うのと同時に、残念でもある。
「残念?何で?」
また、自分でよくわからない思いが駆け巡る。最近こんなのばっかりだ。そう思いながら、竜児は物欲しそうにしているインコちゃんにその鍵を返した。

775 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 01:04:05 ID:XzEigi63
気づけば、もう少しで460KBという不思議ww

誰も待ってないと思いますが、ここまで書いたんで>>695の続きを


「あれ〜?テレビつかないや〜、どうしちゃったんだろう〜」
同時刻、泰子は外の状況を確かめるべくニュースを見ていた。が、突然画面は思考停止し、色を失った。
外に出るのは危険と判断してのことだが、テレビもつかないとなると、どうしようもない。

「外に出るのは危険だから、ここにとどまっていよう〜。やっちゃん賢い!」
そういうと、再びテレビのチャンネルを変え始めた。

********************************************************

「いったい、どうなってるの?」
そこには、変身が解けた大河と竜児がいた。

大河は早足で、先ほどのカードを見ていた。
それらのカードはなぜか色を失っており。
異形のものの姿が忽然と消えていた。

「それは、あなたがすべてを失ったからです。」
その声は聞いたことがある。大河は天を仰いだ。そこには、先ほどバックルとカードは?という質問をした男だった。
「なにか、思い出せましたか?」男は続ける

「なんのことよ?」
わけの分からないまま質問に答える。返答も不明瞭だったが…

その時
きゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!

親子連れの声が近くで聞こえた。
その背後、炎の龍が雄たけびを上げ親子を飲み込もうとしていた。正確には龍などではなく、炎の塊だったが
「危ない!」
竜児は叫ぶが、叫んだところでどうにもならない。
今はただ、その惨劇から目をそらそうと目を閉じた。

パチン

指をはじく音が聞こえ。時間は静止する。
「な、なんだよ…」
竜児は腰を抜かした。どうやら、空にいる男が時間を止めたようだ。
そして、大河を一瞥し
「今は、私と私の仲間たちが、食い止めてます。」言葉を続け
「逢坂大河、あなたにはこれから9つの世界を巡ってもらいます。」そう告げた。

要するに
今までは9つの世界、9つの異形のもの=ライダーがいたのだが、ここへきて、世界のバランスが取れなくなってしまい。
ぶつかり合い、消滅している。ということだった。
対策として、9つの世界にいき、その世界のライダーを倒すこと。
それ以外はない。ということだった。

「時間がありません。急いでください」
男は大河たちを急がすと。自らもライダーに変身し。炎の中に飛び込んだ


776 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 01:09:28 ID:XzEigi63
>>775続き

「泰子!」
竜児は写真館=自宅に着くや否や、そこの主人の名前を叫ぶように呼び、部屋に入る。

そこには
「あ、竜ちゃ〜ん!大丈夫だった?」

ガクッ
竜児は脱力した。
最悪の状況にはなってなかったが、それにしても、わが親ながらこの気楽さはなんだ…
「やっちゃん、無事でよかった…」
大河なんかは半ベソをかいている。
とても、先ほどまでディケイドに変身して、モンスターを倒していた人物とは思えない。
「でもぉ、竜ちゃんもぉ、大河ちゃんもぉ、無事でよかったよぉ」
泰子はニコニコと笑いながら、二人の無事を喜んだ。

「竜児…」大河は竜児の袖を引く
「なんだ?」竜児は振り返る。
「これから、どうすればいいの?」
「おまっ!話聞いてなかったのかよ?」
意外な発言に竜児は狼狽した。と、同時に怒りがこみ上げてきた。

「だって!」大河は、そんな様子を悟り弁解をしようと言葉をつむぐが
「あのなぁ…9つの世界を旅する。ってさっき言ったぞ?」
と、先ほど説明された内容を分かりやすくまとめる。
「それは、わかるわよ!どうやって行けばいいの?って聞いてるの!?」
大河は焦れていた。

「人間はねぇ、みんなぁ、旅人なんだよぉ〜、やっちゃんいいこと言った!」
泰子は話を完全に勘違いしているようだった。その時

ガタン!

勢い良く音がなり、写真用の背景がおろされた。
暗幕みたいな背景はあるが、こんな背景見たことないぞ。
竜児はひとりごちる。

それは、町の風景だったが、なにかおかしかった。
道の先には山があり。その頂には、噴煙が立ち込めていた。

大河は何かを感じ取ったのか、外に出て行った。

外に出てまず異変を感じたのが「え?この服って…」
言うが早いか、大河はすべてを理解した。もう旅は始まってるのだと。

「ここは、クウガの世界…」
婦警姿の大河はひとりつぶやく。この格好が意味するところが分からないが、とにかく
私は、私のするべきことがきっとあるはずだ…そう考えていた。

眼前には、あの背景と同じ光景が広がっていた。

導入部がやっとこさ終わりました。
いちゃいちゃしてなくてごめんなさい。

それでは、また明日。

777 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 02:04:48 ID:mQCnKZk/
待ってると言ってくれた君、私のペースて良いと言ってくれた君、その思いに応じて>>774続き

これは、私への罰。そう思う。
普段なら、竜児は帰るときに一緒に帰るか?なんて聞かない。当然のように一緒になって、買い物して、帰る。それはもう決定事項の筈だった。
でも、竜児はかつて私にしていたように尋ねた。何も知らないような顔で『逢坂』って声をかけて。
シュルシュルと制服のリボンを解く。赤い制服をその場に投げ捨てて、スカートも無理矢理下ろしてその辺に蹴り飛ばす。ほとんど下着姿のまま、姿見の前に立つ。
「……これが今の私」
その姿は頼りなく、なにやってんの?と自分に喝を入れたくなる。でも出来ない。
買い物だってもう幾度となく付き合ってきた。そのせいか、今日は何処の特売だから何処にいく、なんてのもわかるようになってきていた、のに。
『良く知ってるな』
まるで、私が知らないとばかりに。そんな言葉が私を抉る。何度付き合ったかわからない二人の時間が失われていく。
だから、手首が近づいてきた時、少し、ほんの少し期待した。たまたまかもしれないし、そんな意図は無かったかもしれない。
それでも、せめてあの言葉を言ってくれることを期待した。でも、かけられた言葉は優しく私の心を抉る。
さて、そろそろ服を着ないと竜児に怒られる。遅いぞって、風邪引くぞって、何やってんだよ、って。
「……う、……うぅ、……竜児」
だから、泣いてる暇なんて、無いのに。

***

「よし」
竜児は制服姿にエプロンで料理支度を終える。今日はさつま揚げとキャベツの炒め物にキャベツの味噌汁。キャベツの味噌和えとキャベツの千切りまで用意した。まさにキャベツ祭り。
ちなみに、千切りは多めに切っておいた。明日はとんかつにしようと思うし。それにあいつが好きだからな。と考えて違和感。
「何で俺は……あいつの好みを知ってるんだ?」
首をかしげていると、高須家のドアが開いた。
「おぅ、ってどうかしたのか?目、赤いぞ?」
「……何でもない、ちょっとゴミが入っただけ。それよりお腹すいた」
「そうか?ちゃんと洗っておけよ。こするんじゃないぞ?お前は……」
そこまで言って、おかしいことに気付く。何で、自分はこんなにこいつの事に詳しいんだ?
「……?どうしたのよ、急に黙って」
「あ、いや。何でもない。飯なら丁度出来たトコだ。俺は着替えてくるから先に食ってていいぞ」
そういい残し、エプロンを片付けて竜児は部屋に行く。そして、部屋に行ってから気付いた。
「何で俺、先に制服から着替えなかったんだ?」
おかしい。いつもなら先に着替えを済ませていたじゃないか。わからない。とりあえず制服をハンガーにかけようとして、ポケットから生徒手帳が落ちる。
やれやれ、とばかりに手帳を拾い、しまおうとして、何かが挟まっている事に気付く。
「これ、何……!!???」
それは写真。見たことが無いが、写っている奴は知っている。少し気落ちしてるような顔。でも、すごく綺麗な衣装を着ていて……これは何の時の写真なんだろう。
「何で、俺がこんなものを……」
手が震える。何か、何かが自分の中で蠢く。、でも知らない。いや、知らないのではなく思い出せない。
ただ、時折何かが見えそうになる。それが何かはわからない。
今、頭に浮かぶのは、青い空に、二本の飛行機雲が並んでいる景色だけ。
それが何を意味するのかもわからない。
竜児は、頭を振って、着替えを終わらせる。生徒手帳は写真を挟んだまま、制服のポケットへと戻した。

実は俺携帯なんだよね。残り容量気にしてなかったんだけどヤバいなら次スレ立つまで自重したほうがいいかな。
それともいい加減打ち切った方がいいかな。

778 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 02:08:46 ID:yQN6/Gjp
しかし、不安定だった精神状態が改善し、ラブラブ彼氏が出来た最終回(最終巻)以降を
考えてみると、ホルモンバランスが改善して、哀れ乳も改善する可能性はあるな。
まぁ、それでもAカップの域は出ないような気がするけどw

後は「ヤッた」後どうなるかだな。
ほんと女によっては「別人ですか?」ってぐらい変わるからなぁ。主に綺麗になる方向で。

779 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 02:09:11 ID:NPr6G04m
>>777
現状で439 KB。
まだ大丈夫じゃない? 無論GJ

780 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 02:10:54 ID:yQN6/Gjp
あ、折角、名作キターのところに割り込んですまんすm(__)m

781 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 02:14:53 ID:XzEigi63
>>777
割り込んで駄作をはめ込んだみたいだよ。
申し訳ない!

とりま、お詫びにスレ立てるよ

782 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 02:19:55 ID:XzEigi63
【とらドラ!】大河×竜児【ベタベタ妄想】Vol5

http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1238865504/

これでいけるかな?ヒネリないタイトルでごめんな>arl

783 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 02:34:06 ID:azDEAlli
立てるの早くね?

784 :名無しさん@お腹いっぱい:2009/04/05(日) 02:43:20 ID:Awl4vSYR
>>770
GJ!
つか長編書く人って、多分少しずつ書き溜めて一気に投下するから早いように見えるだけじゃ?
連載かそうでないかの違いだけかと。

785 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 02:46:51 ID:rJWVxI5i
スレチすまないが他に声が釘宮でこういうアニメ無いかな?

786 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 02:51:49 ID:/nxfkFFx
>>785
ツンデレでよければ、ゼロ魔とかシャナとか

デレなら、りぜるまいんしか思いつかんよ。

参考になるといいけどね

787 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 02:54:12 ID:rJWVxI5i
>>786
そう!ツンデレが良いんだよ!
でもシャナはもうみた(・ω・)
ゼロの使い魔って、ルイズだっけ?

788 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 02:56:29 ID:Qki10CPb
>>777
頼むから打ち切ったりしないでくれ!
マジで楽しみにしてるんだわ。

789 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 02:57:15 ID:/nxfkFFx
>>787
了解したwwwww

ただ、ここでいたずらに容量食うのもあれなんで、mixiとかがあれば声優のコミュにいけば、あなたの探してるものがきっと見つかる
いいものに巡り合えますように

790 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 02:58:43 ID:rJWVxI5i
>>789
ありがとうございました(´;ω;`)

791 :名無しさん@お腹いっぱい:2009/04/05(日) 03:19:27 ID:Awl4vSYR
ってもう次スレ建ってんのね。
まだ480k行ってないし、もう少し持ちそうじゃね?
まー建ったもんはしゃーないが。

792 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 04:08:01 ID:tO0QpklI
誰も起きていないであろう時間帯にあえて更新>>672続き

昼食後、しばらく時間の空いた一行は温泉街周辺を一通り見て回ることにした。
しかし、見て回るといってもこの周辺にはおみやげ屋がほとんどで、たまに大きな料亭と古い工房が並んでいるだけである。
仕方がないので手近なおみやげ屋に入ることにした。
「あっ!竜児、見て!あれ何かブサ鳥に似てる!」
「あんなのとうちのインコちゃんを一緒にするな!」
どうやら木製の工芸品を中心に置いているようだ。
旅行にしては物足りない感があったが、皆それぞれに楽しんでいるようだった。
大河も様々な動物をかたどった木の置物へ好奇の目を向けている。
と、急に顔つきを変え、竜児へと向き直った。
「……」
上目づかいで竜児の目を見つめる。
対する竜児は大河を睨みつけた。
大河は何の思惑も無くこんな風に見つめてくるような女じゃないし、なにより、そうしなければ胸の高鳴りを抑える自信がなかった。
「……ねぇ竜児、」
「あんまり高いのは駄目だぞ」
大河の顔がぱあっと明るくなる。どうやら欲しがっているものはあまり高い品ではないようだ。
「これ買って!」
大河が持ってきたのは1本の木刀。値札には¥3500と、また高いのか安いのかわからない微妙な値段が書かれている。
「え……」
「この前、今使ってるやつにカレーこぼしちゃって臭くなっちゃったか新しいのが欲しいと常々思ってたの!まさかこんなとこにあるなんて!」
「ち……ちょっと待てよ!匂いはちゃんと洗えば落ちるし、何もこんなところで買う
必要はないだろ!しかも『洞爺湖』とか別の地名が書いてあるし」
「お・ね・が・い?」
なっ……
そんな言い方で言われれば、竜児は買ってやるしかない。
秘かに思う。
誰だ!大河にこんな……こんな甘え上手にした奴は!

犯人は亜美



おみやげ屋の帰り、実乃梨が突然料亭の前に立ち止まる。
「見て見て大河!あそこでお見合いやってる!」
他の面々もどれどれと覗いてみると、実乃梨が言うように、中では1組のカップルがお見合いをしているようだった。
男性の方は袴をはいた好青年で、生き遅れた感は微塵も見せていない。
一方の女性は、赤い着物を見事に着こなしている少し厚めの化粧をした
「うそ……」
独身(31)だった。
全員で一斉に垣根の陰に隠れた。


793 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 04:17:09 ID:eIxDqQzh
俺は起きてるよ
そしてGJ!

794 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 04:23:27 ID:/nxfkFFx
>>792 

超・展・開wwwww

GJすぎるwwwww

795 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 04:24:35 ID:/nxfkFFx
すまん、sage忘れた

796 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 04:33:32 ID:+bAI04dn
>>777
あのー…もはやファンなんです。毎日楽しみにしてるんです。

797 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 07:27:33 ID:CbSe50UO
>>777氏、ケータイ…だと
あれだけの文章を親指打ちですか…
確かにpcで閲覧すると改行がねぇ
まさかとは思いましたが

読み返し大変でしょう
自分も専らケータイです
自分はべっかんこ使ってます
スレのバイト数表示されてますよ
投稿の参考になるかしら!?

先エピとリンクして何ともいえないもどかいし空気がいいですね
あれだけひっつき、内面的にも近付いたのに、今は…

さすがですGJ
インコちゃんも無事な様でw


798 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 08:38:36 ID:mQCnKZk/
>>781
気を使わせてスマナイ。次スレ乙。ありがたく今スレが一杯になり次第そっちに投下しようと思う。
>>797
実は恥ずかしながらインターネットに繋いでないけどノーパソは持ってるんだ。ネットは高くて(笑)
だから実はノーパソのメモ帳で書いた文章を携帯とノーパソをUSBで繋いで携帯のSDのメールに上書き保存してから携帯のフルブラウザ、という流れでやってる。
だからそれ程大変でもないよ。
改行はほんとは『。』ごとにしたいんだけど改行が多すぎるというエラーがでるからやむなく地の文をある程度固めてる。
それでも台詞と地の文ごとには必ず改行してるから改行が無い筈は無いんだが……。
前に会社のPCで見たらちゃんと改行されてたし。
唯一あるとすれば携帯でまとめサイトの人のとこのSSを見たら改行がなかったことくらいかな。
でもあれは俺のだけじゃないし携帯から見たときの仕様だと思った。
それに纏めて貰ってるだけで有り難いしね。
まぁもし何かで見づらくなってたらスマソ。
文は頑張って書くんでそれで勘弁して頂きたい。

さて、楽しみにしてくれてる人、ファンとまで言ってくれた人、ありがとう。
そして>>797氏良いところに気付いてくれた。そこがミソだと自分も自負してるのだよ。これから実は……(自主規制)
続きの投下はまた夜になると思う。前に言った通り今スレでは終わらないのでこれからもヨロシク!

799 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 08:59:13 ID:mQCnKZk/
連投スマナイ>>797
べっかんこすげー参考になりました。ありがとう!!!!

800 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 09:15:27 ID:R1tRFaDM
銀魂乙w


801 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 09:46:35 ID:CbSe50UO
>>799連載作家さん
オイラの某国首相バリの言葉足らずで
いらない気を使わせてしまいまして…

スマソデス

ROM専のオイラには知らない規制がいろいろあるんですね
オイラなんかが思いもよらない大変さがあるんでしょうケド
楽しみに待ってる人いますから此れからも創作くださいね

802 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 11:42:35 ID:R1tRFaDM
竜児「将軍様がミサイル発射したらしいな」
大河「あの国の考えていることはホントわかんないわね。遺憾だわ」
竜児「さあどうする?」
大河「……どうする、って何が?」
竜児「この昼飯が最後の晩餐みたいになるかもしんねえぞ?食いたいもん作ったやるよ」
大河「まさか。ありえないわよ…でも…だったら…あの日のチャーハンがいいな」
竜児「…おう、まかせとけ!」

803 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 12:33:13 ID:gAe3IQR6
>>792
続き楽しみにしてます。GJ!!

804 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 13:26:23 ID:XzEigi63
>>776ですよ。
スレ立て早すぎたみたい。申し訳ない!

あと、ディケイドネタは今日で最終回にします。
楽しみにしてくれてた方もいるかもしれませんが(図々しいですね)
自分よりも優れた神々がどんどん良作を出していってるなかで
自分が邪魔をするのも無粋だと思ったので、今日で終了させてもらいます。
もっと叩かれるかなとか思ったんですが、意外と見てくれてる方もいたのですごいうれしかったです。

ありがとうございました。

805 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 13:46:09 ID:bH37nLkZ
>>792
キタ━━━(゚∀゚)━━━ !!!

独神ワロタwwwww

806 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 13:50:32 ID:XzEigi63
それでは、最終回
>>776の続き

「大河!」
背後から、竜児の声が聞こえ
「大河、お前その格好…」
困惑を隠せないでいた。顔を見なくても声で分かるほどに。
「竜児…しょ、しょうがないでしょ!?なんだかわかんないけど、こうなっちゃったんだもん!」
大河は、あきらかに照れていた。
それは、ただ婦警の格好を見られたからというものでもなさそうだった。
「この世界は?」
竜児は世界の変貌に違和感を口にする。一方の大河は
「よくわかんないけど、あの背景に似てると思わない?」
指をさし、注目を促す。
「確かにな、でも、あの山はなにを意味してるんだろうな」
竜児はその鋭い目つきをさらに細め訝しげな表情をする。
その時

ピピッ

−−−警視庁より各入電!大橋2丁目廃工場にて未確認生命体4号発見、直ちに援護に向かってください!−−−

大河の胸元にある、無線機より声が響く
「じゃ、そーゆーことだから!」
大河はそういうと、自転車を操縦し現場といわれる場所へ向かった。と同時に
「ねぇ〜、竜ちゃ〜ん!テレビ、テレビぃ!」
泰子の声が家の奥から聞こえてきた。

『今月に入って、未確認生命体による被害が4件連続でおきてます。
被害者は女性警官が狙われており、警視庁では、対策をすすめています。』
テレビからは、アナウンサーが事件の様子を伝えていた。
「こわいねぇ、竜ちゃん。女性が狙われてるんだよぉ?やっちゃん狙われちゃったらどうしよぉ〜。」
泰子は、話半分でニュースを見てるみたいだった。

そんな泰子の問いには答えず竜児はひとりごちる
「未確認生命体?」
ふと、竜児はテーブルの上にある新聞紙に目をやった。こんな新聞あったけな。という思いも含め、新聞記事を見やる
紙面には

【未確認生命体9号、人間に協力か?】
との見出しがあり、未確認生命体9号と呼ばれる異形のものが、戦ってる写真が載っていた。

「未確認生命体…もしや、こいつがこの世界のライダーなのか?」

807 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 13:53:23 ID:XzEigi63
「到着!」
大河は少し心が浮き足立っていた。
自分でも、この感情を説明することはできなかったが

動くな!!

けたたましい声が聞こえ、大河は少し身を縮ませたが、
それが自分に向けて放たれたものではないことにたいした時間はかからなかった。
大河の目の前にはパトカーとモンスターとそれを取り囲む同じ制服を着た警官がいた。
動くなという声は、そのモンスターに放たれたものだった。

「通じるわけないのに…」
大河はつぶやいた。
その時、ほかの警官とは姿が異なる女性が、パトカーからほかの警官に聞こえないほどの声で
「祐作、未確認生命体4号確認した。頼む!」
そう伝えると、自ら前線に立ち、銃を向ける。
「グググ」
モンスター=未確認生命体4号はその女性向かって殴りかかる。
「狩野警部、危険です!」
誰かが、これ以上の前進をいさめるが
「分かってる!」
狩野と呼ばれた女性は返答を返すも、まったくひるむことなく銃を構え前進する。

「フン!!」
未確認生命体4号は、狩野に向けて殴りかかり、まもなくヒットした。
「ぐうっ!」
狩野は少しよろめき、その瞬間手から銃を落とした。

それを遠くから見つめる青年がいた
狩野が手から銃を落としたその瞬間
「会長!」
そう叫ぶと、未確認生命体の方向に走り出し
手と手で包み込むように腹部前面に手をあてると、バックルが現れ。

−−−変身!−−−
その声とともに、その青年は赤い異形の者に姿を変えた

「あれが、クウガ…ね」
大河は一部始終を目に焼き付けると、首にかけてあったトイカメラを手に取り、クウガの後をつけた。


********
各、この後の結末はご想像にお任せします。
>>807氏の次回作にご期待ください

808 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 14:54:25 ID:tpcFrZ+a
最終回以降の話しを書いてくれる神はいないかね。
エロい二人を妄想するしかない自分…

809 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 15:21:46 ID:yQN6/Gjp
クリスマスの大河疾走ん時、竜児に追いついちゃったifとかも読んでみたい。
ぶっちゃけ、クマのきぐるみとか短足なんで、
階段転げ落ちてエントランスでずっこけてたとかありそうwww

810 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 16:45:33 ID:YkDnIozn
「りゅーじー!!」のあたりでばったり追いついたりしてれば原作ももっと短くなったんだろうかw

811 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 17:40:27 ID:/9h6wmF1
もしみのりんがあの場にいなかったら?というのも面白いと思う

812 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 17:43:48 ID:xroD/n3y
>>777
頼むから打ち切りとかやめて!
続きが気になってしょうがないんだ
おもしろいから

813 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 18:05:19 ID:WaavJZ5w
>>810
「なんで・・・なんでここにいるの・・・・・?」
「お前が呼んでいる気がして・・・」がイイ!

814 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 18:42:44 ID:EJBOpKAX
>>808
それはアニメ?小説?
そしてエロいのがいいのか?

815 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 18:55:02 ID:R1tRFaDM
今日ディケイド見忘れたorz

816 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 20:24:47 ID:/nxfkFFx
>>810

大河「りゅーじぃ…」
竜児「なんだ?」
大河「…え?」
竜児「なんだ?って聞いたんだが」
大河「そうじゃない。なんで、ここにいるの?」
竜児「考えたんだよ。お前に背中押されたときに」
大河「どういうことよ?」
竜児「考えたんだよ。考えたら、ここにいたんだよ」
大河「?」

ギュッ!

大河「え?…竜…児?」
竜児「好きだ!大河!櫛枝じゃなく、お前が」
大河「…」
竜児「お前を一人にしたくない、泣かせたくない、俺は、お前のそばにいたいんだ!」
大河「…りゅーじぃ…グスッ…グスッ…私、私も…竜児が…」

こうですか?わかりません><

817 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 20:33:19 ID:Kx6dL82v
串刺してると書き込めんのか…

818 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 20:59:31 ID:1gbBADDK
もしあそこで大河が竜児に追いついて、そこで結ばれるっつーストーリーだったら
とらドラの魅力は激減していたのでは?
そう思うのは俺だけだろうか。

819 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 21:46:06 ID:R1tRFaDM
ここや本スレにもオススメ作品としてシャナが上がっていたが…
漫画3巻目を読もうとしているところでどっぷりはまっている自分がいました
ありがとうございましたw

820 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 22:05:05 ID:UmyREatR
シャナってそんないいのか・・
いっちょ読んでみっか


821 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 22:09:43 ID:mQCnKZk/
>>777続き(おおスリーセブン)

俺は、逢坂の写真を持っていた。
「……うじ」
しかも生徒手帳に挟めとくなんてベタな仕舞い方で。
「……ゅうじ」
それは、何を意味するのだろうか。ここに来て、自分の数ヶ月無い記憶が無性に気になるようになって「ぐほぉっ!?」殴られた。
「聞いてんの?」
目の前には、空の茶碗と怒った虎。どうやら、茶碗で頬を叩かれたらしい。
「おまっ!?割れたらどうすんだ!?」
「うっさいわね、そうそう割れやしないわよ。だいたい、アンタがさっきからぼーっとしてるからじゃないの。おかわり」
「……おぅ」
竜児は茶碗を受け取り、炊飯器のスイッチを押す。パンッと蓋が開き湯気、次いで米の香りが立ち込めつつ白米がまだこれでもかと言わんばかりに炊飯器の中でひしめきあっている。
「……炊きすぎた」
つい、漏らす。MOTTAINAIをモットーにする自分にしては随分と余しそうなほどご飯を炊いたものだ。どうしちゃったのだ自分?と密かに思い、
「何よ?いつも通りじゃない」
大河のその台詞にヘラを落としそうになる。いつも通り?馬鹿な、俺がこんなにいつも炊くわけがない。竜児は茶碗目一杯にご飯をよそい、大河に渡しながら思ったことを告げる。
「馬鹿言え、こんなにあるんだぞ?どうみても炊きすぎじゃねぇか」
「炊きすぎてないわよ。アンタ記憶が無くても飯の準備は出来るみたいね。感心感心」
大河はそう言いながら頷き、受け取ったご飯を掻き込みだす。
「あーあーあー!!ほら、お前そんな食い方じゃせっかくのヒラヒラな服が汚れちまうじゃ……」
途端に何かがフラッシュバック。スープがテーブルに零れてる。その零れたスープが逢坂大河の服にまでかかり、何度も布巾でポンポンと拙い染み抜きを……ああ、そんなんじゃダメだ。俺がやってやるから……。
「竜児、おかわり」
「……へ?」
急に現実に引き戻される。目の前には空の茶碗、ってか早!?すぐに茶碗が一杯になるまで盛り、渡してやるとまたがつがつと食べだす。結果、本当にご飯の量は丁度良くなってしまった。
「ふぅ」
「こら、食べてすぐ横になると牛になるぞ」
食事を終え、竜児は洗い物を片付けるためにキッチンに立っていた。振り返ると、横になりながらテレビにゲームのコードを刺していく食いしん坊万歳の姿。
「アンタ、それ何回目だと思ってんの?ボキャブラリーが少ないにも程があるわよ」
そんな後姿を見て、またフラッシュバック。夜中、ゲームをやり続けてる逢坂。俺は隣でソーイングセットで……『悪かったわ、竜児』……。
「っ!?」
頭を振る。何だ今のは。俺の数ヶ月分の記憶の一コマだろうか。でも、妙に潮らしいあいつの姿は、何ていうか、こう……。
「だぁあぁぁぁあ!!!」
手を激しく動かす。高須流四十八の家事術の内の一つ、高速皿洗いで今思ったことを打ち消す。
その姿を、ゲームをしながら大河はちらちらと見ていた。
「ふぅ」
いつもよりかなりスピードを上げたせいか、皿洗いはすぐに終わった。一息つくためにお茶を入れてテーブルにつく。大河は横になって足をパタパタ上下させながらゲームをしていた。
その大河の足が、竜児の背中に当たる。
「こら、足当たって……」
今日は、一体なんだというのか。知らないはずのことがよぎりすぎる。一瞬よぎったのは広い何処かの部屋。
自分は床に大河を背にして座り、大河はソファーに座って足を背中に乗せてきて、『ねぇ、竜児。あの夢、意外と……』
「……くそっ!!」
首をぶんぶんと振る。妙な気分だ。わからないことが多すぎる。こんな時は……風呂だ。
竜児はさっさと風呂に入ってしまうことにした。
「〜〜♪」
体を綺麗に洗い流し、鼻歌を歌う。やはり風呂はいい。命の洗濯とはよく言ったものだ。こう背中が……。
「………………」
何かが物足りない。背中に当たるいつものスポンジの心地が、何か違う。
またか、と思いつつシャンプー。次いでコンディショナー。
「……あれ?」
おかしい。いつもの銘柄なのに、何か臭いが違う気がする。何度も何度も洗っても、自分の知る臭いじゃない気がする。
「……今日は何だってんだ」
竜児は、それ自体が違和感を感じる右手で、自分の頭をくしゃくしゃとかき混ぜた。

822 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 22:21:38 ID:mQCnKZk/
何か今日は思いの外書き込み少ない気がするなぁ。
>>818氏の言う話を考えてちょっとプロット起こしたら良さそうなの思いついた。
そこで聞きたい。今書いてる話を終わり次第(まだ結構あるけど)書くか今の話を終わらせずに続き物として書くか。
どちらも可能だとは思うがもし見るとしたらどちらがいいだろう?
ちなみに終わらせずに書くとヘタしたら次スレですら終わらないかも、というくらいに長くなりそうな気がする。
悪魔でまだどうするか、って段階だけど答えてくれると嬉しい。
まぁプロット起こした方は書かないという選択肢もあるけど。

>>821の続きはスマナイがまたで。

823 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 22:26:30 ID:poGS/Sji
821
待ってた。
竜児が逢坂から大河って言ってるが記憶が戻りかけてるからかな?


824 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 22:32:17 ID:pxrWFkAp
>>822
んーなんつーか、他人の作品て褌借りて書いてる身だからな、所詮。
あまり気負わずに、タラタラ好きなもん書いてりゃインじゃないかと思うよ?
あまり他人なんか気にしないで、あくまで落書きなんだしさ。

825 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 22:32:29 ID:4RyA/slA
>>819
いや、そりゃ皆そう考えてると思うよ。

ただ、ゆゆぽがゲームシナリオ出身だからか、
フラグとか分岐がついつい見えちゃって、
ifはどうなんだろ?って
妄想したくなるんじゃないかなー

826 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/05(日) 22:49:28 ID:Kx6dL82v
「竜児っ……!りゅう――ッ」


「うおっ!」


エントランスから外に駆け出たところで、何やらずんぐりむっくりしたモノにぶつかった。

脅威の脚力を持つ手乗りタイガーが全速で突っ込んで来たのだから、言うまでもなく両者はもんどり打って倒れ――――



「――ってて……何してんだよ、大河」



一足早く起き上がった人面熊……もとい、着ぐるみ姿の高須竜児は、歩道でしたたかに打ちつけた後頭部を抑えながら恨めしそうに声を上げた。



「りゅう……じ……?」


きょとんとして顔を上げる大河、その体たらくに竜児はぎょっとする。


「……なんだ……その、格好は」


十二月の寒い夜に、薄着、それも腕も脚をもほとんど露出している服装。
これに関しては先程まで着ていた服なのだから、「緊急の要件で急いで出てきた」と言うのなら納得出来ないことも無い。

しかし傷だらけの裸足、加えて酷い泣きっ面。


いつものドジと泣き虫で済ますには無理がある。



「……」


竜児の問いも耳に届いていないのか、大河は呆けた表情で見上げるだけ。



黙ったまま数秒が過ぎる。



「……ったく」

居た堪れなくなって、竜児は一度大きく息を吐くと立ち上がってクマの右手を差し出した。


【続きます】
+++++++++
>>818に感化されて書いてみました。1レスで終わらせるつもりだったけど4,5かかりそうかな…
兎に角文章レベル低くてスミマセンよ;

827 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 00:08:04 ID:7vIm/g4/
>>822
今の話を一旦終わらせてもらって、また書いてほしいかな。
設定同じでもいいんで。
というのも続きが気になりすぎてしまうから、今の話の一応の完結をみたいというか。

手錠の話で終わらないのか〜とか思ってたら、記憶喪失のとこにいい感じに手錠の時のが
絡んできてもうね・・・ってそう考えると続きもののがいいのかとか・・・ああああああああ

毎日書いてくれてありがとう。ほんとに楽しみにしてる。

828 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 00:26:23 ID:LhYXtJeP
>>777
俺も楽しみにしてます。

829 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 00:48:19 ID:dHWltwOW
>>822
いつも乙です 毎日楽しみにしちょりますw
私も>>827と同意見です
一巻が終わり二巻に続くようなかんじだと綺麗な気がする
あなたの文章は好きだ
ぜひ自由に書いてもらいたい

830 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 01:07:47 ID:TPmEDiiZ
「一日一とらドラ」という謎ワードのもと、即興で一発投下。
なんか短編が少ないんで、ありきたりなネタで書いちゃった。
数秒でも皆さんの暇が潰せれば、これ幸い。

「桜の季節だなあ」
スーパー主婦、竜児がいきなりオッサンくさいことを言い出したので、傍らで複雑そうな表情をする大河。
「いきなり何言ってんの、このバカ犬。ついに壊れたか」
「バカじゃねえし、犬でもねえ。……ったく。この季節だよなあって思ってさ。俺とお前が出会ったの」
「ああ…そう言われれば、そう……ね…」
あの日を回想する。
出会い際に入ったパンチ。間違えたラブレター。そして、チャーハンとかも。
「いろんなことがあったよね…」
障子の桜の花びらを見た。今では、もう4枚に増えている。
ひらひらと桜の花びらがまた一枚。大河はそれをそうっと手のひらで受け止めた。
桜の色と薄紅色の大河の指先が、巧妙にその美しさを引き出しあっていた。
「ああ、夏には川嶋の別荘とか行ったりしてな」
「秋には、ほら、文化祭。それと北村くんの会長選挙とかも」
「んで、冬には修学旅行か。大河が遭難してさ。大変だったな……」
大河をふと見る。
優しい目をしていた。
「そんで……そんでバレンタインが来て……」
「…おう、バイトが見つかってな。それで……」
2人は、顔をかすかに赤らめた。
手を繋ぐ。
世界は思ったよりも優しかった。それで、甘かった。

「大河、好きだ」
「うん。私も」

竜児は大河の唇を見つめながら、顔を近づけざるを得ない、と思った。

……また季節は巡る。
優しくて甘い、桜の季節が。


831 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 01:07:57 ID:ObFOcaSp
職人さんたちいつも乙です!
俺からささやかなお礼だよ。
http://imepita.jp/20090406/038880


832 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 01:19:03 ID:mA5mlP/1
>>830
なんてこと無い二人の日常ってのもいいもんだ(=w=

833 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 01:31:22 ID:wvsqLH/X
>>822
皆さんと同意見です。
続きにwktk

>>830
GJ
マターリ日常物もいいね

834 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 02:59:23 ID:9uZtFPTB
なによりこのスレのマターリした感じが好きだ。

835 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 04:24:10 ID:OQqrl0UC
>>792続き

きたきたきたーっ!
ついに……私にも……春が来ましたーっ!
恋ヶ窪ゆり(31)は今、絶頂のさなかにいた。
駄目もとで登録したお見合いサイトに「ぜひ会ってください!」とラブコールが送られてきたのが3日前、ちょうど卒業式の後始末もひと段落し、暇を持て余していた時だった。
しかも引っかかったのが思わぬ上玉。20代にして一流企業の課長を務めている陰陽師、じゃなかった御曹司だった。
前回の失敗を生かし、探偵に身元を調べてもらったがこれもクリア。
容姿端麗で人当たりも良く、実際に会ってみても非の打ちどころは全く無かった。
無かったのだが……
探偵による調査で、彼がモテない理由とされる最大の汚点が浮き彫りになった。
「いやー、まさか貴女みたいに綺麗な方とお会いできるとは正直思ってもみませんでした。このご時世、出会い系サイトを使った犯罪とかもざらでしょう?」
「ええ、でもこんな素敵な出会いがあるなら、インターネットも決して捨てたものじゃないと思いますわ」
「ゆりさんもそう思いますか!」
見合いは一貫して和やかムード。このまま押せば百戦錬磨の恋ヶ窪ゆり(31)の勝利は確実である。
「いやー、どう思う?ニョロちゃん?」
急に彼の着物が動き出す。そして袖口から1匹のヘビが顔を出した。

そう、彼の唯一の弱点は「爬虫類好き」。特にヘビの「ニョロちゃん」は仕事場にも持ち歩く程の溺愛ぶりだという。
他にも彼の家にはイグアナの「パッくん」、カメの「かめ太郎」がいる。
この無類の爬虫類好きが女性を近づけさせない秘訣(?らしかった。
しかし、この汚点は恋ヶ窪ゆり(31)には逆に追い風となった。
田舎生まれのゆりちゃんは小さい頃から野生のヘビを見て育った。シティー育ちのギャルとは違い、ヘビを見て「キャ〜こわ〜い」などとは言ったりしない。この雄々しさが男を寄せ付けない一因にもなったのだが、そんなことはもう過ぎ去った過去になりつつあった。

見える……私にも勝利(勝利と書いて「けっこん」と読ませます)が見えるわ!
ヘビが出てきたときのリアクションは決して悪くなかったし、「わ、わぁ〜可愛いですね〜」なんてお世辞も言ってやった!これで玉の輿ゲットだぜ!
それにこのヘビ、よく見ると結構ほんとにかわいいかも。瞳もつぶらだし、色もうちの裏山にいたマムシなんかよりずっと良い……

うぎゃあ

うぎゃあって何よ。私の一世一代の戦いを邪魔しないでくんない!
ったく、一体どこの誰が……

「なに声上げてんのよ!ばかのう!」
「こわいこわいこわいこわい怖いよぉ……」
すみれは柄にも無く顔を北村の背中に押し付け、驚くことに、怯えている。
「しまった、会長はヘビが苦手だった」
「てかお見合いにヘビ持ち歩くとかどんだけ……」
「あっ!ゆりちゃんに気付かれた!」
「あっ……あんたたち何でここにぃ!」
ゆりちゃんが今だかつて見せたことのない鬼の形相で迫ってくる。
「独身(31)が怒った!逃げろーっ!」
大河の一声で蜘蛛の子を散らすように逃げた。

一方、独身(31)は……
「(31)!?だってプロフィールには27歳って……!」
「えっと……それは……あの……」
最後の弾を
「……すいません」
打ち損じた。


兄貴の出番が多いのは仕様です。

836 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 06:37:08 ID:Lq24iNoO
きたきたきたー!w

>>830
まったりはいいよな
最近まったりもの少なくなってきてる気がするが…

837 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 09:59:19 ID:mA5mlP/1
>>831
久々に絵師さんキター!
GJですd(´д`)

838 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 10:29:50 ID:I1Cgytyd
買い物帰り
大河「竜児・・・」
竜児「ん?なんだ?」
大河「・・・好き」
竜児「俺も好き」
大河「今夜楽しい事しようか?」
竜児「おっおう!」

ギシギシアンアン

839 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 10:47:26 ID:6TiiaCIC
>>838
うぉい!宮田のジョルト並にストレート過ぎだろ!w
つか、買い物帰りの括りいらない件ワロタwww

840 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 11:00:10 ID:BQA3Cu2h
>>835
待ってました!!独身w兄貴かわいいよ兄貴。
旅館でのやり取りが楽しみで仕方ないです。

841 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 11:24:29 ID:wvsqLH/X
>>835
乙!

年齢詐称イクナイwwwww

842 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 11:25:14 ID:BQA3Cu2h
>>826に萌えたので図々しくも描かせていただきましたた。
もんどりうって倒れた辺りですが描写と少し違ってしまった…。
http://imepita.jp/20090406/407130


843 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 11:30:22 ID:BQA3Cu2h
>>842
ぎゃああ間違って削除しました…
http://imepita.jp/20090406/412760


844 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 16:27:20 ID:lAHmPI68
竜虎がチュっチュしてる所萌え〜自分欲求なのかな…

845 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 19:30:16 ID:Jos7BSEi
>>843イイヨイイヨー


846 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 19:41:47 ID:Lq24iNoO
絵師GJ!

847 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 20:45:56 ID:Lq24iNoO
【普通の日常】


互いに用事があった為、別々に帰ったとある日

大河「……」
竜児「…あれ大河か?あいつももう用はすんだみたいだな。お〜い…」
大河「……プク〜」
竜児(…風船ガムか?)
大河「♪」
竜児「…」
大河「(パン)!!…アタフタアタフタ;」
竜児「予想通りだな。はは、慌ててる慌ててる…お〜い大河〜、なにやってんだよ〜」


とある日のおやつ

大河「竜児〜、何作ってるの?」
竜児「ん?ポップコーン。スーパーで見つけてよ…懐かしいな〜と思ってさ」
大河「ふ〜ん…」

パン

大河「!」

パンパンパンパンパンパパパパン

大河「ひゃー!(ギュッ」
竜児(こんなので驚くのかよ………かわいいな…)


848 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 21:48:43 ID:0LoSICio
>>823単なる地の文か竜児の頭の中の言葉かの違いだ。わかりにくくてスマナイ。>>824そうなんだけどね。見てくれる人がいるとその人たちの期待にも応えたいとか思うわけよ。
>>827ありがとう。一応どっちにしても、一旦ケリはつけるつもりだから安心してくれ。その上で続かせるかってとこだから。さて、>>821続き

昨日は、いつも通りの自分でいられただろうか。泣いちゃったから少し不安だったけど多分大丈夫、と大河は自分に言い聞かせる。
竜児に負担をかけないために、記憶が戻るまではいつも通りでいるとあの日病院で決めたのだから。気合を入れて高須家の扉を開き、驚く。
「おはよ、ってどうしたのよ、その目?」
「……おぅ、ちょっと寝不足でな」
竜児は目の下に隈を作っていた。
竜児はあれから何度頭を洗っても納得のいく臭いにならず、諦めて風呂から上がり、寝ようとしても胸に違和感を覚えて眠れなかった。
頭を駆け巡るのは、時折フラッシュバックする映像。そのほとんどが目の前にいる逢坂大河関係。
「アンタ、ただでさえ目つき悪いんだから気をつけなさいよ?」
「……おぅ」
竜児は返事をしながらキッチンへ。大河はテレビのスイッチをつける。
『エウレーカー!!』
映ったのは子供向けのアニメ。裸の男が「エウレーカー!!」と叫びながら走っている。
「ぷっ、何コレ?アルキメデスの話?随分コミカルねぇ」
大河は一笑して、ふと思い出す。
「ねぇ、竜児」
「……ん?」
背中を向けたままの竜児が首だけ振り向く。手はずっと包丁を動かしたまま。今朝はサンドイッチだ。
「アンタが言ってたアルキメデスが発見しちゃった事って何?丁度テレビでやってるコレのこと?」
大河がテレビを指差す。テレビでは、裸のアルキメデスが金の冠をかかげながら走っている。竜児は首だけを向けたまま、
「アルキメデスって言えば確か「エウレーカー!!」とか言って地動説で宗教裁判になった奴だっけ?」
「は?」
大河は首を傾げる。
「あれ、まてよ?いやそうだよな?いやいや違う気がしてきた。ああ、もう俺時々昔の学者の名前がごっちゃになるんだよな」
「あのねぇ、地動説で宗教裁判になったのはガリレオよ。ガリレオ・ガリレイ。普通間違えないわよ。アンタ春田よりアホなんじゃないの?」
「春田って……クラスメイトの?」
竜児が素で尋ねる。大河はしまった、という顔をした。今の竜児は能登はともかく、まだ春田とはそれほど親しくなかったはずだ。急いで誤魔化す。
「そうよ。しっかし、なんだってアルキメデス?いやガリレオか。何でガリレオが地動説を見つけちゃまずかったのよ?」
「俺そんなこと言ってたのか?だとしたら、やっぱ夢が見たいからじゃないか?」
「夢?」
大河はもうほとんど話を聞いていない。手でリモコンをいじくりまわし、話半分といった感じだ。
「ああ。『地球』が『世界の中心』なんて憧れるじゃないか。なんか、宇宙全てから見守られて愛されてる気がしないか?」
「はぁ?……なん、だって!?」
ボトリ、とリモコンを落とす。今、竜児は何と言ったのだ?
『お前は……地球だよ』
かつての竜児の言葉がリフレインする。あの時、竜児が言いたかったのは……。
「だから地球だよ。地球。自分で自分を見ることの出来ない地球が全ての中心、とかちょっとカッコイイじゃねぇか」
竜児は既に首も元に戻し料理に集中している。
「……りゅう、じ。アンタ……そんな……でも……」
大河は、何か信じられないものを見たような顔で竜児を見つめていた。まるで、『誰かの幽霊』でも見たみたいに。
「ん?どうした、逢坂?」
が、何も知らない顔の竜児は、大河の心を深く抉っていく。
テーブルには、たくさんのサンドイッチ。でも今朝の大河は、それらに一つも手をつけなかった。

849 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 21:51:59 ID:Uiv4XVzg
じゃ俺も飯食わないで頑張るw

850 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 21:55:55 ID:0LoSICio
>>848続き

「さぁ、今日も一日元気にがんば……な、何?逢坂さん?」
2年C組担任、恋ヶ窪ゆり(30)は朝からガンを飛ばしてくる問題児、逢坂大河の視線に恐れおののいた。
「別に」
大河は短くそう答え、再び睨みつけるような視線を向ける。正確には、ゆりを見ているわけではない。ただ真っ直ぐ、虚空を睨んでいるだけだ。
「そ、そう?じゃあ、みんな今日も一日ブイっといこうね〜」
「「「………………」」」
しーん。誰も反応しない。歳を感じさせる寒いギャグに、ついてきてくれる生徒は残念ながらこの場にはいなかった。
「……うう、北村君」
「はい。というわけで、1時限目が始まる前には各自席に着くように。HRを終わります」
がやがやと小さい喧騒が起きながらも、HRが終了したことが告げられる。ゆりは、「……私ってもうオバサンなのかも」などと呟きダークオーラを撒き散らしながら教室を出て行く。
「………………」
大河は今だに虚空を睨んでいた。じっと考え込んでいる。手が、段々と胸ポケットへと伸びていく。
そこには自分の生徒手帳。中には写真が……二枚入っている。一枚は文化祭で北村祐作とダンスを踊った時のもの。もう一枚は……。
その手帳の存在を手のひらで感じながら、目を閉じる。
「何やってんだい大河?」
大河、そう呼ばれたが特段揺さぶられることは無い。今、そう呼ぶのは一人だけだから。
「ん……何でもないよ、みのりん」
「そう?」
顔を覗き込むようにして大河を見つめた実乃梨は、笑顔から一瞬表情を変え、
「……あんまり、思いつめんなよ、大河」
耳元でそう囁く。それが何を意味しているか、わからない大河ではない。
「大丈夫だよみのりん。そんなんじゃ、ないから」
そう笑って誤魔化し、実乃梨との会話を打ち切る。
久しぶりに呼ばれた自分の名前は、何処か他人のもののような気さえした。毎日、あのやや低い声でかけられていた名前を、もう随分と聞いてないせいだろうか。

***

昼休み。またも北村の恋愛相談が流れている。
『ほぅほぅ。それはそれは』
とん、と大河の前に包みが置かれる。
「ほら、今朝食わなかったサンドイッチ。体調が悪いなら無理せず早退したほうがいいぞ逢坂」
目の前には三白眼をぎらつかせた竜児。わかってる。わざとやてるわけでも怒ってるわけでもない。ただ覚えていないだけ。心配してくれてるだけ。わかってる、のに……。
「……うっさい。今は一人にして」
そう呼ばれることに耐え切れなくて、拒絶してしまう。
「お前な……」
竜児は呆れたように席を離れた。
「………………」
声をかけることすら出来ない。だって、朝にあんな事を聞いたら、しょうがないじゃない。
『地球が世界の中心』
アンタは覚えてないだろうけど、アンタは私を地球だって言ったのよ。どうしてくれんのよ。頭の中が、アンタで一杯になっちゃうじゃない。今は私の事をほとんど知らないってのに……。
嫌でも、アンタが轢かれた時のことを、考えちゃうじゃない。
「………………」
結局、大河は昼休みにもご飯に手をつけなかった。
竜児の席にも、包みを解かれていない弁当が乗ったままだった。
『ではお昼休みが終わりますので。明日は突然お悩み相談。飛びいり参加のアナタをお待ちしています』
北村の放送が昼休みの終わりを告げる。

851 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 22:24:24 ID:I1Cgytyd
もうそろそろ終わりそうだから誘導しとくね
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/anichara2/1238865504/l50

>>849飯は食えよ

852 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 23:27:29 ID:B6/l6kEC
>>850氏乙
今夜はまだC,D,E…とパートは続くのかな!?

今夜はかなり引き込まれました

大河が竜児の何気ない言葉をどう取ったのか
なぜいつも以上に竜児で頭一杯なのか
竜児お手製のお弁当に手が付けられないほど気にやんでる理由が何なのか
オッサンまで気になります
すんごく!!

今夜の投下はまだありますか!?

853 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 23:44:04 ID:0LoSICio
>>850続き
「………………」
「………………」
無言。二人の男女は無言で家路を歩く。一方は機嫌悪そうにその鋭いナイフのような目つきを左右に揺らしている。実際は機嫌が悪いのではなく戸惑っているだけだが。
もう一方は高校の制服を着てはいるものの、小学生もしくは中学生と名乗っても違和感を感じられぬほど小さい美少女。フワフワとした長い髪が腰まで伸び、そのスラリとした足はたとえ背が小さくともどこか色香を感じさせる。
そんな彼女、逢坂大河の腕には買い物袋。珍しく買い物の荷物を竜児ではなく大河が持ち、さらに、
「……なぁ、ホントにお前が飯作るのか?大丈夫か?」
竜児が不安そうに尋ねる。そう、大河は今日、自分が夕飯を作ると言い出したのだ。
「うっさいわね。アタシに付き合って飯を食わずに頑張ってるバカがいるからよ」
少し上を見上げながら大河は袋をかかげる。竜児は大河の視線を追って首を傾げる。上を見上げて見たが特に何も無い。まさかこの上に別世界の住人が飯も食わずに待っているわけじゃあるまい。と、いうことは……。
「……気付いてたのか」
「ふん」
大河は鼻を鳴らすとそれきり黙る。竜児の鞄には開けられた形跡の無い包みが二つ。何となく一人だけ食べるのも気がひけて、結局今日は食べなかったのだ。
「「ただいま」」
二人そろってただいまを言って、大河は真っ直ぐキッチンへ。
「なぁ、何を作るんだ?お前、料理なんかしたこと無いだろ?」
「……あるわよ、チャーハンくらい」
「チャーハン?」
「うっさいわね!!あっち行っててよ!!」
大河は追い出すように竜児をキッチンから蹴り飛ばす。いつかの踏み台を用意して、早速準備に取り掛かった。
その後姿をぼーっと竜児は眺めている。どこかで見たような景色。この顔を自分は知ってる気がする。ふと、気付いた。
「アイツ、手に絆創膏してるじゃねぇか」
竜児の無駄に細かい知識が、あれはもう、数日はつけっぱなしだという事がわかる。最低一日で付け替えろよ、と内心毒づく。

***

大河はドジだ。だが、決して頭が悪いワケでは無い。ちょっと不器用なのと要領が悪いだけだ。だから、要領さえわかっていれば……。
「ま、こんなもんよ」
目の前にはチャーハン。湯気が立ち込めているが奇跡的に焦げは見られない。若干米が潰れてはいるが許容範囲内だろう。
「何だ逢坂、やれば出来るじゃないか」
「………………」
「……逢坂?」
「……いいから食べなさいよ」
竜児は首を傾げながらもチャーハンを口に運び始める。初めて大河が一人で作ったチャーハンは、ちょっとしょっぱかった。
「さて、片付けは俺がやるよ……ってうお!?」
「……何よ?」
「いや、今確かにそこにカビが!!こうしちゃおれんこの黒い悪魔め!!って……おい逢坂?」
竜児が気付いたカビに、大河はいつの間に手にしたのか、高須棒を持って近づく。ゴシゴシ。みるみると竜児の悩みのタネが殲滅されていく。
「……へぇ、逢坂それの使い方も上手いな」
「……アンタがおし「でも逢坂、そこまで出来るんなら」…………」
「逢坂?どうし……『バァン!!』」
高須棒が地面に叩きつけられる。柄は折れ、無残な姿になって飛び散る。
「……あいさか、あいさかあいさかって……私には、……私は……!!」
そう怒ったように言い捨てて、驚く竜児を尻目に大河は高須家を飛び出した。

***

やっちゃった。とうとう我慢できなかった。
大河は自分のマンションの部屋にある椅子に座って天井を眺める。腕をぷらんと垂らし『ガチャ』何か金属質な物に触れる。
それは、銀色に輝く手錠。数日間、お互いをずっと近づけてくれた魔法の手枷。何気なく、それに手を伸ばし、濡れる。
「え……?」
涙が止まらない。どうしてだろう。ああ……そうか。
私は……竜児に縋っていたんだ。いつも隣にいてくれる竜児に。でももう竜児はいない。私を『大河』って呼んでくれる竜児がいない。……それが……イヤ、なんだ……。
「……りゅうじ……」
名前を呼ぶ。
「りゅうじぃーーーっ!!!!!」
今はまだ、届く事ないその名前を。

>>852続きはまた明日で♪

854 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 23:55:04 ID:B6/l6kEC
まぁこれで今夜は寝ますか…
>>853氏今夜も乙

855 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/06(月) 23:57:52 ID:Jos7BSEi
>>853明日に期待

最後の大河が涙を流しながら絶叫するシーンはLost My Piecesを脳内再生させながら読んだw

856 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/07(火) 00:04:37 ID:/qrW/eGS
ですょねぇ
たぶんそんな人多そう♪

857 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/07(火) 00:31:39 ID:VlKDyJZD
>>853
いつもありがとう。
アニメ続編として映像化されても絶賛される脚本だと思うよ。

858 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/07(火) 00:51:13 ID:pkrFmb1x
>>853
あなた最高の作家です。いまの俺の楽しみはこれしかない!続き楽しみにしてます!

859 :有明月詠歌:2009/04/07(火) 00:56:40 ID:orL6K1Qh
http://www.nicovideo.jp/watch/sm6663948
ニコ動にここのssを元にした妄想短編漫画を載せました!
ここの職人に敬意を表して・・
【もしも】if とらドラ!テスト【妄想漫画】


860 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/07(火) 01:03:42 ID:uIwEeTG5
>>826

「…………や……て、よ」

「え?」


「――――やめてよッ!!」


叫びながら、大河は差し伸べられた手を乱暴に払う。

そして一瞬萎縮した竜児に向けて、更に声を荒げた。



「なんで戻って来てるのよ!早く行ってよ!!」


「は……?!そんなナリでわざわざ追いかけて来やがって、よくそんなことが言えるな!!」


「決め付けないで!私はただ、」



「俺の名前、呼んでただろ!!」



「――っ空耳でしょ……!勝手に決め付けないでって、今言った所!」



――……こんなことを、言いたいんじゃない


たった今気付いたのに、自分の望むように彼はここに居るのに……結局彼を拒絶することしか出来ない。

拒むことで受け入れるしかないのだ。彼の想いが、自分には向いていないと。


……差し伸べられた手は、自分が求めているものとは異質なのだから。



「……もう構わないでよ」


あなたの足枷になんて、なりたくない。



++++++++++++
うー神作の後はきがひけるのよ…んにしても改行多い(汗

>>843
てめーらは大人しく俺の画像フォルダに入ってやがれグッジョーーッブ!

いや、ほんとに素敵絵で、ほんとにほんとにありがとうゴザイマシタ(平伏

861 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/07(火) 01:19:25 ID:8dPboU6Z
>>860
拒絶するところが大河らしくてもどかしくて良いなぁ。GJ!!

862 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/07(火) 03:59:35 ID:ifKN/Wcj
>>835続き

「はぁ〜、まさかあんなところに先生がいるとはな〜」
「相当必死こいてたよね〜」
「俺、もうゆりちゃん結婚諦めた思ってた〜」
「あ〜俺も〜」
竜児、能登、春田は湯船に浸かりながらゆったりと会話する。
そこは男女別に分かれた露天風呂で、2部屋しか備えていない旅館のそれにしてはいささか広過ぎた。
3人は悠々とスペースをとりながら湯を満喫する。
ガラガラガラッ
「よぉ3人とも!楽しんでるか!」
「北村……」
「前くらい隠そうよKITAMURA……」
「うおっ!でかっ!」
「ワハハハハ!とうっ!」
バシャッ!
北村はそこから美しいモーションでダイビングを決める。
「っぷ、どうだ高須!俺の芸術的な飛び込みは!」
「入る前に体洗え!せめてマナーは守れ!……ったく、最近おまえ春田より馬鹿に見える時があるぞ」
「ひどいよ高っちゃん!それじゃまるで俺が大先生より馬鹿みたいじゃん!」
「しっ……」
急に北村が真剣な顔つきになり、口に人差し指を当てて静かにするよう促す。
竜児たちは言われるがままに口をつぐむ。

一瞬の沈黙。

そして……

863 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/07(火) 07:01:30 ID:m5gE5ZLT
>>853
つべにあったとらドラOP時を刻む唄verを思い出した
ぴったり乙

864 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/07(火) 07:41:38 ID:2JxDC2M6
竜児「お前逢坂の姓はそのままなんだな。」
大河「どうせまたすぐ変わるんだから面倒でしょ。」
竜児「だな。」

こんな会話があったのだろうか

865 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/07(火) 17:25:21 ID:yqp38Zeg
通販でとらドラPほぼ全滅してんですけどw
通常版しか残ってねぇ

866 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/07(火) 17:26:39 ID:m5gE5ZLT
普通に店で予約汁

867 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/07(火) 18:57:07 ID:6ISZf6je
>>853
あれなんか目から汗が…


868 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/07(火) 21:49:08 ID:9vFmmxbX
皆さん楽しんで頂きありがとう。さあ今晩もやってきましたこの時間。
>>853続き

俺が一体何をした。思い浮かぶのはそんな言葉。でも、
「………………」
言いようの無い罪悪感が身を蝕む。あいつのあの顔、本気だった。本気で怒って、悲しそうだった。
散りばめられた無残な高須棒の残骸を一つ、また一つ拾う。
「………………」
声は出ない。まるで声を出すという事を忘れてしまったかのように。また、残りの残骸を拾い、
「っ!?」
既視感。この棒をあいつが、大河が壁にこすり付けて……????
「……た……いが……?」
今、自分は頭の中で逢坂を何て呼んだ?いや、なんて口にした?
「くっ!!」
頭が痛い。割れるように痛い。汗が吹き出る。熱い、体が火照って熱い、熱い熱い熱い熱い!!!!
「くそっ!!」
竜児は、この寒空の中、上着も着ずに外へと飛び出した。

***

「〜寒っ!!」
家を出てからわずか1分。すぐさま後悔。寒すぎる。このままでは凍死してしまうかもしれない。
しかし足は止まるという事を知らない。痛かった頭病みが外に出て去ったと思うのと同時、我知らず足が動く。
「俺は一体何処にいこうってんだ」
自分で自分がわからない。自分が何処に向かっているかなんてわからないのに、足は淀みなく歩き続ける。
それでもやがて、足は止まる。
「ここは……」
そこは、近所の公園。たいした設備も揃っていないただの散歩に使われそうな。
「ふぅ」
目の前にあるのはベンチ。二人座ると丁度よさそうな大きさのソレに一人で座る。
サァァァ――。
風が吹く。頬を、風が、冷気が、枝が撫でる。
「痛っ……ってなんだ枝か。この間大河がいじってた奴だな………………」
何だって?今、自分は何て言った?
「……大河……」
いや、そうだけどそうじゃない。よく考えろ自分。俺は、あいつとここに来たことが、
「……あるのか?」
口に出す。ベンチの背もたれに両手を乗せ背中一杯に体重を預け、夜空を見上げる。
そこには、光輝くオリオン座。
『空に小さく並ぶオリオン座だって、近く見えても実際には凄く遠い。私と竜児はきっとそんな関係なんだよね』
蘇る誰かの、あいつの台詞。
『お前は地球だよ』
蘇る自分の台詞。そう、それは俺が言ったんだ。あいつに。
「あいつ……?……違うだろ」
思い出せ。違うだろ。俺はそうじゃねぇだろ。見えてるんだろ。わかってるんだろ。
そう、違う。違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う違う!!!!
「あいつ、じゃない。逢坂、でもない。大河″だ……そう大河だ!!」
立ち上がる。見るのは、オリオン座ではなく、自由になった右の手首。それは、自由になったことで絆を失ったかのように冷たい。寒いんじゃない。冷たい。
目を閉じる。あの日のことを思い出す。まだ耳に残ってる暖かな吐息。その向こうで聞こえてきたのは、
『……もうちょっとだけ、私だけの竜児で、いてくれるかな……』
そんな甘い言葉。竜児は、常ならば恐がられるその目を、限界まで吊り上げ上空を睨み空を見据える。
「……ちょっとだけ?よくばり大河が何言ってんだ」
やがて、空から視線を落とす。
視線を空から外した竜児の瞳は、これ以上無いほどに透明だった。

あと少しで一応一旦終了予定。その後は反響見てからかな。
流石に容量危うくなってきたし次話からは次スレに投稿するね。

869 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/07(火) 22:20:27 ID:m5gE5ZLT
ホントきれいだな、あんたのとらドラ!は…


870 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/07(火) 22:34:42 ID:FWiomNnH
>>868頼む!!完結させてくれ!


871 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/07(火) 23:10:04 ID:ufXNEMBa
なにはともあれ
おかえり竜児

872 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/07(火) 23:14:09 ID:8dPboU6Z
>>868
良かった…

873 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/08(水) 00:15:05 ID:k1q9dQMd
>>868
待ってました
最後まで応援するぜ!


874 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/08(水) 01:29:57 ID:MDt4ml0E
>>868
毎日楽しみにしてるぜ
竜児来たな
相変わらず続き気になる!

875 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/08(水) 01:48:34 ID:CA/dC2Zw
>>860


「……」

竜児は黙ったまま、地面にへたり込んでいる大河に一歩、近づき、


「ちょ……、ちょっと!何してんのよ!!」


その華奢な体を抱え上げた。

怒りに加えて羞恥で真っ赤になった大河は、言わずもがなその四肢を振り回し、暴れる。

引っかいた爪痕が腕に何本も走り、一瞬竜児はその体を取り落としそうになる。

だが彼は彼女を抱く腕の力を緩めず、寧ろ更に力を入れて抱きしめてやった。

抱きしめた上で、彼女の動きをぴたりと封じ込めた。


「傍にいる」


――彼女が一番望んでいたはずの、その一言で。



+++++++

うー、駄目だ、眠い……
他の師達は次スレに移動?何か恥ずかしくなってきたから自分はこちらでコソコソやっときます…

876 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/08(水) 02:22:08 ID:rjwWznWt
>>868
乙!

877 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/08(水) 02:22:23 ID:PyMGfkWO
>>862続き

ガラガラガラッ
「わぁ〜広〜い!これ全部私たちで貸し切り!?」
「夜風が気持ちいいね〜」
「取材で結構いろんな温泉宿見て回ったけどぉ〜、これはこれでいいかも?」
「広い!広いよ大河!ここで釣りができるよ!」
「煮魚になっちゃうよ、みのりん……」
「泳ぎの練習ができるよ大河!この機会を逃す手はないよ!」
「風呂で汗かいてどーすんのよ」
亜美の大きな溜息が竜児たちにも聞こえてくる。
そう、男風呂と女風呂の区切っているのはたったの仕切り1枚。女性陣の会話は丸聞こえであった。
「亜美ちゃんやっぱりスタイルいいね〜」
「仕事よ仕事。これでも維持するの結構大変なんだから」
「あれぇ?去年は『太らない体質なんだ〜』とか言ってなかった?」
「うっさいわねバカトラ!そういうあんたは貧にゅ……あれ?前より少し大きくなってる?」
「え……そう?」
「ねーねー実乃梨ちゃん、どう思う?これ」
「うーん、言われてみれば若干……目測だけどギリでAくらい?」
「そういえば異性に揉んでもらうとおっきくなるって昔からいうよね〜」
竜児は周囲の視線が一斉に自分に向いたのを感じた。
「おいホクロ、何言って……」
「あれぇ〜?もしかして高須君に毎晩……」
「ちょっ……話飛躍しすぎ……」
ちっ、違っ!違うんだ!
ジェエスチャーで周りに伝えようとするが、壊れてしまった友情は簡単には戻らない。
「へぇ〜、否定しないんだぁ〜。もしかして図星?」
おい大河!そこは否定しないと俺の立場が……!

「そういえばマルオたち遅いね〜」
木原が急に話題を変える。
「もういたりして……」

香椎の一言に、気まずい静寂が訪れる。

ハクシュン!

春田……

「サイテー」

木原の声が男性陣(特に能登)の胸に突き刺さる。

ガラガラガラッ
「なに定番のイベントでうろたえてんだお前ら!」
「うわっ!狩野先輩!?」
「てかタオル巻けよ……」
「何を恥ずかしがることがある!女同士だろうが!」
「あんたの存在が一番恥ずかしいよ……わっ!ちょっ!どこ触って……!」
「よいではないかよいではないか〜」
「ちょっ……やめっ……あん?」
亜美の喘ぎ声に顔を赤くし、罪悪感を覚えた竜児たちは即行で退散。
己の素行を深く恥じ入ることになった。

「……よし、もう演技はいいぞ川嶋」
「はぁ〜、どうして亜美ちゃんがこんなこと……」
「これでガールズトークが再開できるんだからいいじゃないか!」
「へー、あんたガールだったんだー」
「……なんだその目は」

878 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/08(水) 02:23:21 ID:PyMGfkWO
このスレ中に終わらなかったぁぁぁぁ

次回は(たぶん)次スレで

879 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/08(水) 02:24:38 ID:rjwWznWt
>>875
(´;ω;`)

880 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/08(水) 02:26:58 ID:rjwWznWt
>>877
兄貴www

881 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/08(水) 02:29:24 ID:fNFL9YgN
うちの専ブラじゃ490KB超えてるんだが、そろそろ次スレ行った方が良くないか>arl

882 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/08(水) 04:13:38 ID:WfDbPzyi
埋めネタ投下

「ねぇ竜児、寒いんだけど」
「俺だって寒いよ」
今朝のニュースでは今日が今年一番の冷え込みと言っていたが、どうやら本当のようだ。
時折吹き付ける木枯らしが、家路を辿る二人から体温を奪っていく。
「こうも寒いと家から外に出たくなくなるわね」
「そうだな、早く帰ってコタツに入らねば」
いかにも”冬”の会話をしつつ歩く二人の前で信号が赤になった。
歩みを止めてひたすら寒さに耐えていると、竜児は、一組のカップルが向かいで同じように信号を待っているのに気付いた。
向かいの二人は、女が男のポケットに手を入れ、その中で手をつないでいる。
信号が青になって、すれ違う。
無言で信号を渡る二人。そうして数分歩いたところで、
「竜児」
「なんだよ」
大河が低い調子で竜児に声をかけた。
「手」
「は?」
大河の言葉の意味がわからない竜児は、いつもの鈍犬具合を遺憾なく発揮。
「そのポケットから手ぇ出せっつってんのよ!」
ああ、そういうことか、と竜児はポケットから手を出して、大河の手を取った。
「ひゃ」
そういうことではあるのだが、急に手を取られて大河は驚きの声を漏らす。
続けて、竜児は先程の二人を思い出し、大河の手を制服のズボンのポケットに押し込む。
意外とこの手のズボンのポケットは中が広いのだ。
「あ、あんた、そこまでしろって…」
朱色に染まった顔を俯けて、大河は声を絞る。
「ん、いやか?」
竜児は竜児で、素直に聞き返す。
「いや…じゃ、ない」
「じゃあこのまま」

竜児は右手に、大河は左手に互いのぬくもりを感じながら、ようやく帰宅。
「ただいま」
扉をあけて、大河と共に中に入る。
「…」
「どうした大河」
手をつないでから帰宅途中ずっと俯いたままで、一言も話さなかった大河が、ここでも無言である。
「扉、早くしめてよ」
「ん、ああ」
ようやく口を開いたかと思えば、そんなに寒いのか、と考えつつも竜児は扉を閉めた。
鍵をかけて大河へ振り返ると、
「ん」
大河が竜児に向けて、両手を広げていた。
鈍犬の竜児でも、この仕草が何を意味するかぐらいはわかる。扉を閉めさせたのは、そういうことか。
「寒いんだから早くしなさいよ」
へいへい、と零しつつ竜児も両手を広げて、その腕でぎゅっと大河を包み込んだ。
「わがままなお嬢さんだ」
「ぇへへ、あったかい」
背に手をまわし、緩んだ頬を胸に押し付けてくる大河をみて、破顔一笑。

竜児は腕の中に大河のぬくもりを感じつつ、これなら今年一番の冷え込みも何とか乗り切れそうだな、と思うのだった。

883 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/08(水) 06:26:10 ID:Srpome1/
>>875ちゃん
このスレもう500KBぢゃん♪

884 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/08(水) 09:21:16 ID:GOXnisb1
>>882
短編なのにほっこり温まった。GJ!!!!

885 :名無しさん@お腹いっぱい。:2009/04/08(水) 18:43:54 ID:HSim0LCp
    / _         ヽ、
   /二 - ニ=-     ヽ`
  ′           、   ',
  ',     /`l  / , \_/ |
  ∧    〈 ∨ ∨ ヽ冫l∨
    ',   /`|  u     ヽ
    ', /          /
    /  ̄\   、 -= /                   __
  / ̄\  `ヽ、≧ー                    _  /. : : .`ヽ、
 /__ `ヽ、_  /  、〈 、           /.:冫 ̄`'⌒ヽ `ヽ、 / 〉ヘ
/ ==',∧     ̄ ∧ 、\〉∨|         /.: : :′. : : : : : : : . 「∨ / / ヘ
     ',∧       | >  /│        /: :∧! : : : :∧ : : : : | ヽ ' ∠ 
      ',∧      |、 \   〉 、_       (: :/ ,ニ、: : :ィ ,ニ=、 : : 〉  ,.イ´
      ',∧      |′   ∨ ///> 、  Y: '仆〉\| '仆リヽ:|\_|: :|
      / /     |     └<//////> 、 八!`´、'_,、 `´イ. :|////7: !
    /_/       |、       ` </////>、\ ヽ丿  /. : :|//// : .丶
    ,'          |′         ` <//∧ : > </.: : :////〉: : : . ヽ
    ,'          |            / 个:<〉. :〉》《/.: ://///: : : : : : . \
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  ,'            |′           \:ノ. : |: :/W/.:〈//////: : : : : : : : : :ノ
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>>852続きはまた明日で♪ うに机から布巾を取り出した。でも『布巾など入れておいた記憶』が無い。無いのにそれを知っていた。
ウェットティッシュもそうだ。あんなの、普段は持ち歩かない。知らない筈なのに体が勝手に動く。妙な気分だ。妙な気分なのに……。
「なんで……こんなに……当たり前みたいに感じるんだろう……?」
竜児はくぃっとコーヒーを飲み込む。久しぶりに飲んだコーヒーは、若干ほろ苦かった。

今夜中に何とかもう一話は……。 ォの悪いクラスメイトは動かない。

―――大河の、時間が止まった――― rget="_blank">>>618,>>641,>>642,>>671,>>678,★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

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